好評があれば書きますが今のところ書く予定はありません。
とりあえず3話の1話目。
ドウゾ、よろしくお願い致します。
俺の目の前には金髪の少年が立っていた。
いつものように玄関を開けて外に出たらこれだ。
まったく面倒くさそうだ。
それにしても育ちの良さそうな身なりをしている。
顔も将来好青年になりそうな顔だ。
「お前が俺様のパートナーか。なかなか強そうじゃないか。俺様はエリートだから当然か」
訂正、くそ生意気なガキだ。
「さあ、本を持て。中に書いてある呪文を叫べ。それがお前の力になる。そして俺を王へとするんだ」
とりあえず俺は縄を取りに倉庫に向かった。
「早くこの縄をほどけ!俺様はエリートなんだぞ!!」
縄で簀巻き状態にした子どもを俺は自分の部屋に連れてきた。
この子どもは自分を《エシュロス》と名乗った。
そして自分を千年に一度行われる魔界の王を決める戦いに選ばれた100人の魔物の子の1人だと言った。
普通ならこんな話信じないだろう。
しかし、俺はすんなり信じた。
更にいうならやっと来たかとも思った。
それを説明するには俺の生まれる前にまで遡らないといけない。
〜回想〜
「転生・・・ですか?」
俺はいつの間にか白い・・・・・・いや、少し茶色い部屋に寝ていて目の前にはこれまた少し茶色い服を着た人にこれから自分が転生するという事を聞かされた。
「そのとおり!転生だよ。よくあるでしょ」
よくあるかは知らんが、フィクションとしては知っている。
「ちなみに1番最初の転生の話は1度転生した人が戻ってきてから書いた自伝だからね。他にも本当だったりパクリだったりするけど、君は本当に当たった訳だね」
へー
「興味無さそうだね」
「今の俺には関係ないからな。これからどうなるかも分からないしな」
「うんまあ、そうだね。君にはランダムにチートをさずけてランダムに世界に飛んでもらうよ」
「全部ランダムか・・・・・・」
「大丈夫、アニメ化もされてるから」
「何が大丈夫なのか分からん」
「一応真面目に説明させてもらうけど、とりあえず君には僕の加護を上げる。なんとなく気づいたかもしれないけど僕はただの暇を潰してる神じゃない」
暇つぶしかい
「僕は大地を司る神の1人だ。他にも神がいるとかそういう説明は省くよ。君のいう関係ない話だからね」
「だから、部屋の中とか服とかちょっと茶色いってか土色をしてたのか」
「そういうこと。で、君には僕の加護を上げる。まあ、加護っていっても土に縁ができたり、土に詳しくなったりかな?」
大雑把っ!
土に縁ってなんだ?
土に詳しいってガーデニング位にしか使えないじゃないか
疑問形もやめろ!
「それとは別にチートを二つ。ひとつは転生後に使えるチートを一つ。もう一つは関係ないチートを一つ。それじゃあバイバイ」
「え?それで終わり?チートの説明は?ランダムってそういう意味?」
「そういう意味がどれを指してるか分からないけど君にはチートを教えないって意味なら正解だよ。大丈夫!なんとなく人より凄いことが出来るなーって思ったらそれがチートだから。じゃ、がんばって」
その言葉を最後に俺の意識は闇へと溶けていった。
〜回想終了〜
あれからもう既に18年もたってると考えると感慨深いものだな。
因みにチートだが一つ判明した。
すっごい頭いい。
この語彙力では凄く頭悪そうだが、別にテスト全教科満点とかそんな話ではない。
医学薬学チートだ。
俺は高校を卒業して製薬会社を起業した。
色々と反対はあったが今では一大企業だ。
秋山製薬といえば超一流企業だ。
どっかの少佐風にいうなら
「秋山製薬の技術は世界一ィィィィィィ!!!」
そんな訳でこの年で社長の椅子に座っている。
このチートのお陰で母の病気を直すことにも成功している。
お金もある。
これで終わるなら転生サイコーという話なのだが、俺はアニメ化されている世界に転生したということだ。
一度医者が主人公のアニメかな?とか考えたが違うと思う。
土に縁のある医者アニメって俺知らないし。
そんな感じで普通に過ごしてたら、こういう訳だ。
やっとなんのアニメか分かってほっとしたよ。
身の危険があることも分かってしまったが。
少年の持っている見たこともない言語で書かれた黄土色の本。
100人の魔物の子。
千年に一度の戦いで魔物の王を決める。
この言葉が該当するのは一つの漫画しかない。
俺が今世生きている世界は《金色のガッシュ》だ。