西暦2013年3月。
信長
「ん?珍しいな。幼子一人水練とは。」
吹雪
「溺れてるんです!!」
信長と吹雪の物語はこの頃から始まっていた。
信長
「ここでは見ない顔だな。何処の町の娘だ?」
吹雪
「私一般人じゃありません。『艦娘』です。』
信長
「艦娘?艦娘とは珍しいな。」
吹雪
「よく『田舎のイモ娘』って間違われるんです。」
信長
「いや、艦娘の癖に溺れてる艦娘。」
吹雪
「わかってるなら言わないで下さい!!」
当時の彼女はまだ初期艦見習いの訓練兵だった。
信長
「なるほど。貴様は鎮守府立ち上げで最初に着任する艦娘なのだな?」
吹雪
「はい!初期艦として立派な艦娘になるために頑張っているんですよ!」
信長
「ほう感心だな。」
吹雪
「今年の3月いっぱいまでに・・・・。」
信長
「卒業間近でまだ溺れてるの!?」
吹雪
「もう留年決定です。」
落ちこぼれだったらしい。
吹雪
「あの。信長さんもいつかは何処かの鎮守府に配属になるんですよね。」
信長
「そうだ。運営側が手をこまねいているから、いつまで経っても戦乱の世が終らぬのだ。ワシの夢はただ一つ。この戦争を終わらせる事だ。」
『信長の野望』はここから始まった。
信長
「これ『艦隊これくしょん』だぞ!」
失礼しました。
吹雪
「あっ!そろそろ集合時間だ。行かなくちゃ!」
信長
「待て。濡れた髪がうっとうしかろう。」
この髪留めは信長と吹雪の絆の物となった。
信長
「ではさらばだ。」
あれから月日は流れ。西暦2015年4月。
吹雪
「初めまして司令官!吹雪です!よろしくお願いします!」
信長
「うむ。此度この鎮守府に着任することになった織田信長だ。よろしく頼むぞ。」
吹雪
「ところで司令官。一つお聞きしてもいいでしょうか?」
信長
「ん?なんだ?」
吹雪
「ここ
信長
「いや名字と名前が一緒だからって信長キャラで押し通るつもりは無いぞ。」
ちなみに彼の配属先は『佐世保』である。
信長
「ところで吹雪。ここは司令室で間違い無いんだな?」
吹雪
「そうですよ!それがどうかしましたか?」
信長
「いや。ダンボールしか置かれていないんだが?」
吹雪
「上層部の話ですと家具は現地調達とのことです。」
信長
「現地調達!?」
吹雪
「なんでも鎮守府を立ち上げた提督は形から入るのが運営側の習わしだそうです。最初から。」
信長
「いやだからってダンボールは手抜き過ぎだろ!!」
艦隊これくしょんを初めてプレイされる提督さんは皆共通である。
信長
「まあいい。吹雪よお前がワシの下に着いたからには覚悟するがいい。お前はワシの為に働き、ワシの為に死ね。」
吹雪
「あっ!それは無理です。」
信長
「ワシすごいこと言ってるのに良くあっさり断れるな。」
吹雪
「私達艦娘は、司令官と絆を結ぶ事で強くなれます。もし私達が轟沈すればそれは司令官の信頼と期待を裏切るのと同じ行為なんです。無事に司令官の元に帰投する。それが私達艦娘の誇りなんです。」
信長
「そうか。ならば改めて先発言を訂正する。特型駆逐艦『吹雪』、ワシの為に生きろ!」
吹雪
「はい!司令官!」
信長
「しかし、二年ぶりか。まだワシがやった髪留めをしているとはな。」
吹雪
「お・・・・覚えててくれたんですか。」
信長
「なんだ?泣き虫な所は相変わらずだな。」
吹雪
「はい!あとギリギリの成績で今年卒業出来ました!」
信長
「アニメ版の吹雪より酷いぞお前。」
さらに月日は流れ。2017年現在。
大淀
「提督!『第五遊撃部隊』只今帰投しました!」
吹雪
「司令官!大井さん、北上さん、瑞鶴さんが途中で大破して帰投しました!」
信長
「わかったからその格好で報告しに来るなぁぁぁ!!」
つづく。
蒼き鋼の航海記が途中で行き詰まってるのでプレイ日記を書いて気分転換しようと考えました。そっちがまだ三分の一しか進んでいないので投稿は三月ぐらいになると思います。