三月。上層部からの呼び出しで、信長は秘書艦の吹雪を連れて海軍防衛省に来ていた。彼等を含め、本土の各鎮守府の提督と秘書艦の艦娘達が招集されていた。
キョウヤ
「やれやれ、これはどういうことかな織田中将。今回の
海軍運営上層部元帥『臥煙キョウヤ』。齢14で元帥の座に登り着き、今や日本本土の海軍基地を束ねる人物だ。信長のことは良く思っておらず、毎回彼を呼び出しては仕事の鬱憤を晴らすため八つ当たりをしている。
信長
「この度は・・・・。」
アルベド
「口を慎みなさい!織田中将!キョウヤ様の前で謝罪など許しませんよ!」
そしてキョウヤの秘書官を務めるアルベド(本名、
ちなみにこの二人、フューチャーカードバディファイトの『臥煙キョウヤ』でも無ければ、オーバーロードの『アルベド』でも無いぞ。
信長
「やれやれやっと終わったか。」
吹雪
「いいんですか司令官!」
信長
「構わん。言わせておけ。」
信長が席に着くと、彼の隣にいた将校が話し掛けてきた。
辰馬
「おまんも毎回元帥殿の小言聞かされて大変やな!のう陸奥、わしには耐えられんぜよ。」
陸奥
「そりゃ提督が根性無しなだけじゃ。」
舞鶴鎮守府司令官『坂本辰馬』中将とその秘書艦の艦娘『陸奥』である。信長とは同期の仲で、良き相談相手でもある。
オルガ
「やめてくださいよ坂本さん。そもそも兄貴に喧嘩ふっかけて来る臥煙のクソガキが悪いんすよ。そうだろ?ミカ。」
三日月
「提督。そのノリで私に振るのやめて貰えませんか?」
呉鎮守府司令官『オルガ・イツカ』大佐とその秘書艦の艦娘『三日月』。信長の後輩であるオルガは彼のことを慕っている。
伊吹
「まあ、今回はその件ではないだろう。航空巡洋艦の改二と再来月に行われる
神通
「では早速、鈴谷さんのレベル上げと、資源、資材の調達の為の遠征艦隊を編成しますね。」
大湊鎮守府司令官『伊吹コウジ』大佐とその秘書艦の艦娘『神通』。オルガとは同期なのだが信長達とは接点がない為、本人は交友を深めようと努力している。
岬
「どうしよう!!また
浜風
「大丈夫です!!今度こそ成功させましょう!!」
明乃
「無理だよ!!
横須賀鎮守府司令官『岬明乃』とその秘書艦の艦娘『浜風』である。指揮官としては頼りないが、その戦略と戦術はどの鎮守府の提督よりも優れており、重要拠点である横須賀鎮守府を任されたのだ。
信長
「通常海域は制圧してるのに何故
辰馬
「それが不思議ぜよ。」
ちなみに彼女の階級は元帥である。さらにこの提督達、『銀魂』の『坂本辰馬』でも『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の『オルガ・イツカ』でも『カードファイトヴァンガードNEXT』の『伊吹コウジ』でも『ハイスクールフリート』の『岬明乃』でもないぞ。
辰馬、オルガ、伊吹
「やめろ!!パクりだと誤解されるだろ!!」
明乃
「そうだよ!本人と間違われたら大変だよ!著作権違法だと思われちゃうから!!」
浜風
「司令官!!余計な事言わないで下さい!!」
時既に遅し。
キョウヤ
「では今月の予定を発表させて貰う。来月辺りにある最上型航空巡洋艦一隻の第二改造が可能になる。誰とは言わないが、各鎮守府の提督は準備をするように。」
全員が睨んだ通り、やはり最上型航空巡洋艦鈴谷の改二についての連絡だった。
明乃
「あっ、
浜風
「直ぐに鈴谷さんを演習に出すよう連絡します!!」
一人を除いては。
キョウヤ
「さて。それでは本題に入らせて貰うよ。」
この時、信長達は不審感を抱いていた。既に本題の話は終わった筈なのだが、彼からまだ重大な発表があるようだ。
キョウヤ
「各鎮守府から『艦娘に対するセクハラ』の苦情が来ているんだが、君達全員、この場で取調べを受けてもらうよ?」
信長
「そっちが本題かぁ!?」
何故か鎮守府でのセクハラ事情についてだった。
アルベド
「織田中将。あなた阿賀野型軽巡洋艦『矢矧』の着任時、胸を鷲掴みにしたとか?」
辰馬
「なんじゃノブ!おま艦娘に痴漢なんかしたんかぁ!?」
信長
「死にかけたがな。だが後悔はしていない!!」
辰馬
「この帝国海軍の恥さらしがぁ!!」
アルベド
「ちなみに坂本中将は『痴漢』『盗撮』『覗き』などの報告が上がって来てます。」
辰馬
「あのすいません。なんで家の秘密情報をお宅らが知ってるんですか?」
信長
「貴様が恥さらしだこの犯罪者!!」
辰馬
「何を言うかノブ!『そこに女の胸とケツがある限り、男はそれに向かって真っ直ぐ進む』だけじゃ!」
陸奥
「姉貴と一緒にしばくぞ。アホ。」
信長だけで無く各鎮守府でもセクハラをした提督達がいた。
アルベド
「次にイツカ大佐は、艦娘の入渠中に堂々と裸で入り、混浴気分を味わおうとしていたとか?」
オルガ
「俺達『鉄華団』は居場所を求めて進み続けて来た。だが辿り着いた場所で突如『ギャラルホルン』に待ち伏せされ、俺達は滅びを受け容れるしかなかった。」
三日月
「今のを翻訳しますと、
アルベド
「なに下らない出来事壮大に語ってるのよ!!」
まさにガンダムである。
アルベド
「次に伊吹大佐は、航空母艦『翔鶴』に用があると行って彼女の着替え中に部屋に入ったとか?」
伊吹
「イメージしろ。紐パン一枚となった翔鶴の姿を。」
アルベド
「最低だなお前。」
神通
「すいません提督。鼻血が止まりません。」
アルベド
「秘書艦もか!?」
その時だった。
明乃
「いい加減にして下さい!!」
横須賀鎮守府の岬明乃元帥が怒り始めたのだ。
信長
「どうした?岬元帥。」
明乃
「皆さん艦娘をなんだと思ってるんですか!!みんな命懸けで深海凄艦と闘ってるんですよ!!あなた方の欲情発散の道具じゃないんです!!」
浜風
「司令官!!」
明乃
「何!浜ちゃん!!」
浜風
「
明乃
「それ今言うの!?」
信長、辰馬、オルガ、伊吹
「作戦失敗してるのそれが原因かぁ!?」
本末転倒である。
アルベド
「横須賀鎮守府秘書艦『浜風』。詳しい内容を説明して下さい。」
浜風
「はい!提督は艦娘の出撃前に「根性注入!!」と言いながらお尻を触るのを横須賀鎮守府伝統にしようと、出撃の度にお尻を触るのが日課に!」
信長
「毎日か?」
明乃
「だって!横須賀鎮守府に何か思い出残しかったもん!」
辰馬
「いけませんな岬元帥。艦娘は貴方の
明乃
「そんなことないよ!『海の仲間は家族だから』。」
信長
「ハイスクールフリートの感動的な決め台詞を汚すなぁ!!」
横須賀鎮守府も十分酷かった。
信長
「ところで臥煙元帥。貴殿はその情報を何処で入手した?何処の鎮守府も内密にしていたはずだが?」
信長は情報源が何処か気になっていた。だが臥煙元帥から衝撃の答えが返って来た。
キョウヤ
「は?何言ってるの?君の所の大淀さんが、他の鎮守府の大淀さんから情報を集めてまとめてレポートにして提出してくれたんだよ?」
信長
「あいつ本気でチクリやがったな!!」
前回の話しの後、大淀は海軍防衛省に報告していた。
信長
「全く!ろくな情報しか得られなかったわ!」
吹雪
「これに懲りたら、もうセクハラなんてやめて下さいね!」
信長
「肝に命じておく。早速帰って、鈴谷の改造準備に入るぞ。」
吹雪
「了解です!」
こうして佐世保鎮守府に戻った信長達だった。そして四月に入り、鈴谷の改二が実装された。
鈴谷
「嬉しいけどさ・・・・Level85で改装設計図有りってどうするのよ!!鈴谷まだLevel67だよ!?」
信長
「すまん二ヶ月くらい先になる。」
佐世保の鈴谷の改造はまだ先になりそうだ。
辰馬
「家は無事に改造出来ました!」
伊吹
「抜かりはない。」
明乃
「ギリギリ改造出来ました!」
オルガ
「おいミカ。なんで家は改造出来ないんだ?」
三日月
「だって鈴谷さんまだLevel16じゃないですか?それ以前に家の艦隊の平均Level30未満じゃないですか!私ですらLevel27ですよ!!」
信長
「よくそれで
続く
次回、比叡とウォースバイトが決闘!?