第4話 激戦吸血鬼の帝国
一誠side
やっほー、兵藤一誠 10歳だよ
「僕は今、何処に居るでしょうか?」
それはね
吸血鬼の帝国にいまーす♪何せ昔馴染みとの約束を果たさなきゃいけないからね、知り合いの吸血鬼(真祖)がね
『私は人間に殺されなくてはならない、私は化け物だ故に化け物は人に殺されなくてはいけない、シャルもしも君が純粋な人に転生したとしたら私を殺してはくれまいか?いや、止めておこう君は何処までも優しく、何処までも人を私たち化け物を愛せる人である君には・・・』
ってね、僕はあいつを殺したくは無いが、もしまだ彼女が人間に殺される事を望んでいるのならば・・・僕が
彼女を殺す‼︎
って言っても今吸血鬼に囲まれてるんだけどね、不法入国で
「下等なる人間の子供が何故ここに?まあいい、我々の餌となって貰おう」
「はっ!
真祖にすら剣だけで届いた
「なっ⁉︎こ、こんのクソガキがぁぁ⁉︎」
吸血鬼は俺に向かって魔力弾を放ってくるが僕はすぐさまとある剣を出現させて斬り裂いた
「馬鹿な⁉︎斬られた、だと⁉︎それにその剣は、まさか貴様は⁉︎」
「死ね吸血鬼
二ノ型
僕が放った剣技は寸分狂わず吸血鬼の心臓を斜めの十字に斬り裂いた
「がふっ⁉︎・・・(ドサッ)」
「死んだか、まあいくら吸血鬼と言えど頭と心臓を斬り裂かれて無事なのは真祖だけだ」
僕はすぐさま街の中心部にあるデモンズタワーこと魔王の城と呼ばれる高さ100メートルに達する城と塔を掛け合わせた外見の建物へと向かった
一誠sideend
⁇⁇side
ふむ、12時間32分19秒ぶりに起きてみたら外が騒がしい、執事に聞くか
「ウォルター外の騒ぎは何かしら?」
「はっ姫様、外から人間が攻め込んできた模様にございます、なんでも中央市街に一直線に吸血鬼を斬り殺しながら走って来ているとか」
へぇ、中央市街かとなると後5分もすればここの周辺に着くわね、もし着いたとしたら奴が来た時以来よ、シャルルめ勝手に死んで、言いたい事が山ほどあったのに、シャルのバーカ!
「でも、此処まで来る実力があるなら、私を殺す事が出来るかも・・・ウォルター、私は外に出るわその人間が気になるの」
「わかりました姫様、すぐさま準備致します」
そうして、家から出た私が見たのは圧倒的な強さで吸血鬼たちを斬り裂き、殺し続ける美しくも禍々しい獣の様な少年だった
「死に去らせ‼︎
三ノ型
並びに
四ノ型
少年の放ったクロスの斬撃が吸血鬼たちを消しとばし、近づいてきた他の吸血鬼を連続した剣技がまるで罪人を入れる檻の如く不可避に放たれ斬り刻む
「まさか、あの少年が?しかし小学校中学年に入るかどうか位なのに素晴らしい動きです」
「ああ、でもあの剣技を何処かで・・・」
私たちが見ていると周りの吸血鬼たちが騒ぎ出した
「おい⁉︎彼処にいるのは
誰かがそう叫んだのを聴いて周りの吸血鬼はすぐさま逃げ出した、そして残ったのは私と執事のウォルター・C・ドルネーズだけだった
「少年、君が襲撃者か?」
「ああ、僕が襲撃者だ!」
かつて彼と初めて会った時と同じシチュエーション、そしてあの剣技、さらには少年の握る黄金に輝く剣と紅と金に彩られた剣、まさか⁉︎
「シャル?シャルなのか?」
「ああ、約束を果たしに来た、君がもしまだ人間に殺される事を望んでいるのならば僕が・・・いや私が君を殺そうアーカード」
彼は約束を果たしに完全なる人間になって蘇った
アーカードsideend
一誠side
ヒト科・バケモノ亜種・キュウケツキ・チートに属す魔族、342万4868の命を持つ正真正銘の不死チート
武器は真祖の莫大な魔力とその魔力をアマダンチウム弾として発射する銃、13mmの銃弾として発射する銀色の銃454カスール改造弾、13mmのアマダンチウム(オリハルコンより硬く色々な性質を取り込む神の金属)弾を発射する黒金の拳銃ことジャッカル、さらに言えば魔力と周囲の金属をアマダンチウムとして放つため弾数無限
そして数多のバケモノの血を啜った魔剣の中の禁忌とも呼べる魔剣、ブラッドイーター
彼女の最大の武器は数千年を生きてきた知恵と直感である
対して僕は
右手に持つ
「だが、たった万に一つだろうが、君を数千年の孤独から救えるならばこの命は安いもんだ‼︎」
「ッ!シャル⁉︎私は貴方に死んで欲しくは無い‼︎」
なるほどね
「私が君に負けるとでも?あーちゃん幾ら何でも私を子供だからって舐めすぎじゃ無いか?」
「だが、私はあの時より強くなっている‼︎対して君は子供になり昔より身体能力が落ちている‼︎」
そうだね、昔より身体能力が落ちているのは確かだ、だけどね
「足りないのならば補えばいい‼︎
『まかせろ、相棒‼︎』
「なっ⁉︎ぶ、
そこは私も通った道だ!
「あはは、前白龍皇が今代の赤龍帝だなんて私も驚いたよ」
「でも、本当に私と
ハリー‼︎ハリー‼︎‼︎ハリー‼︎‼︎‼︎」
あらら、スイッチ入っちゃったよ
「じゃあ、始めるか‼︎行くぞ‼︎」
今ここに今代の赤龍帝と最狂の吸血鬼の吸血鬼の歴史に刻まれる激戦が始まった
アーカードはすぐさま二丁の銃を構えて連射してきた
その数・・・
300発
「・・・!見えた‼︎
五ノ型
渦巻く螺旋の華が銃弾全てを斬り落とし、私は反撃に入った
「逝け‼︎
六ノ型
私の放った乱れ斬りの32発の斬撃はアーカードを24回殺した、残り342万4844回
「パーフェクトよシャルル‼︎私をこんなに殺せるなんて‼︎」
攻撃を終え少し距離を取るが魔力弾がすぐそこに迫っていた、アーカードは私が攻撃している間にそこらじゅうに魔力弾を飛ばしていたのだ、だが甘い‼︎
『explosion』
私の身体能力が4倍に高まる、そして
「
七ノ型
八ノ型
九ノ型
普段の8倍の速さで放たれた斬撃波は順に縦、横、斜めと不可避を作りアーカードを幾度も打ち砕き、3万4222もの魂を削った、よって残り339万0622回
「あは、あはハハハ、たノしイ、モットアイシアオウ、シャルルゥ‼︎」
まともに話せなくなりながら銃を撃つアーカード
「くっ‼︎
十ノ型
私の攻撃は時間が停止したかの如く感じる光速の100倍の速さでアーカードの銃弾全てを消滅させアーカードの魂を820殺した、残り338万9802回
「アァ、シャルル、ダァァアイスキィ‼︎モットワタシヲアイシテ‼︎サァ、ハリー‼︎ハリー‼︎‼︎ハリー‼︎‼︎‼︎」
・・・むかしより酷くなってないかい⁉︎
「愛し合うってこれは殺し合いだろ⁉︎それと愛し合うは恋した
十一ノ型
十二ノ型
十三ノ型
十四ノ型
无浄は圧倒的な加速を生む多方向攻撃、夜半之月は風による次元切断(いわゆる小規模なエヌマ・エリシュ)、華風は縮地法を扱った超連撃、真宵河はこの世とあの世の狭間に擬似的に亀裂を生み空間の軋みで数千個生まれる僅かな亀裂に攻撃する事で直接攻撃が出来る。
私の放つ総数1万を超える斬撃の嵐はアーカードを飲み込んだ・・・しかし
吸血鬼の女王 健在 残り304万3926回
「あハは、アはハははハハ‼︎イッきに削られちゃった、なら来てブラッドイーター‼︎」
「来たか‼︎究極の魔剣‼︎」
アレは厄介だぞ、何せ・・・
「ハァァァア‼︎」
アーカードは剣を横に振り、その刀身が伸びた
「あっぶねぇ⁉︎やっぱりそれは反則だろ⁉︎如意棒かよ⁉︎しかも生物しか傷つけないとかマジチートやん⁉︎」
「「シャルル(シャルル様)に言われたく無い(と思いますよ)!」
アーカードとウォルターから総ツッコミを受けた・・・
「なんで数百万の命を持つあーちゃんに言われなきゃならんねん!
十五ノ型
日本の大妖怪である獅子の身体に蛇の尻尾を持つ鵺の名を持つ剣技、卍に斬り裂く無尽の連撃それはアーカードの魂を8000以上削った、残り303万5692回
「イタイなぁ、私、怒っちゃったァ!新たな血を啜りなさい、異形殺しの魔剣、
「束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流、受けるがいい・・・
「
「
光と闇、黄金と黒銀、聖剣と魔剣、2つの相反する力が激突した
「くっ⁉︎どうなった?」
爆風が止むとそこには闇の塊がいた
「第一封印解放、おいで
「むっ⁉︎ヤベッ!焼き尽くせレーヴァテイン‼︎」
アーカードの呼び出した地獄の剛犬は神殺しの劫火に包まれて焼き尽くされた・・・⁉︎アーカードが居ない⁉︎ゲッ⁉︎
「させないっ!この剣は太陽の移し身、あらゆる不浄を清める焔の陽炎‼︎
この世界に第二の太陽が昇った、よほど太陽に耐性のある吸血鬼でなければ見るだけで灰になる、しかしアーカードは太陽ではダメージすら入らない、だがこの真名解放は太陽を作り出すだけの真名解放ではないエクスカリバーの第二の真名解放、それは強力な太陽属性の極高温による斬撃それがこの真名解放の正体だ第二の太陽を作り出すのは余波に過ぎない
「きゃぁぁ⁉︎」
私の後ろに回ったアーカードは極高温の斬撃に飲み込まれた
「あっぶねぇ⁉︎真後ろって酷くね⁉︎」
「吸血鬼に太陽を放つシャルルに言われたくないわ」
失敬な、私よりひどい輩なんぞ山ほどいるわ‼︎ってかなり削れたな約125万2105回分ってことは178万3587回だ
「あらら?私の魂をもう半分近く削ったのね、仕方ないわね第零封印解放
永遠に狂え破滅の凶星、私は化け物だ人に殺されたがり、故に試練となろう我が身を人に捧げる試練の唄に」
な、何だ⁉︎何なんだこれは⁉︎
何が起きている⁉︎
「ああ、そうか、これは死だ、死が起きている‼︎」
「あらら?分かったの、そうよこれは私が今まで喰らってきた魂たち、今残っている「178万3587の魂」よって何で分かったの⁉︎」
えっ⁉︎
「逆に何でわからないと思った?私が君の事を知らないはずがないだろう」
「ふぇ⁉︎し、シャルルにゃ、にゃにを⁉︎わ、私をど、動揺させてもむ、無駄よ!」
「流石シャルル様ですな、見事な垂らしぶりで」
アーカードが動揺してる、可愛いな」
「みゃみゃあ⁉︎か、かわっ⁉︎ひ、ひいかへんにひにゃさい‼︎行きにゃさい
「げっ⁉︎声に出てた⁉︎ってヤバい⁉︎卑王鉄槌。旭光は反転する。光を飲み干せ‼︎
喰種たちが50メートル以内に迫り来る中、私は奴らが5メートル以内に入るのを待っていた・・・そして、奴ららは5メートル以内に入った
「・・・
「っ⁉︎別れなさい‼︎」
グールたちがアーカードの声に反応して二手に分かれようとするが大半が闇の閃光に飲み込まれた
「チッ⁉︎大半が逃れたか、ならドライグ‼︎」
『ああ‼︎』
『transfer』
レーヴァテインに力を譲渡、そして
「真名解放‼︎紅蓮に咲き誇れ‼︎煉獄の華、舞う如く輝け煌星‼︎
赤く朱く何より緋く誰よりも紅く‼︎それは華、全てを焼き尽くす煉獄に咲く華は今、現世に舞い煌めく星となって喰種を1匹残らず焼き尽くした
「・・・君の負けだ、これで君の魂にストックは無い、ここで死ねば君は本当に死んでしまう・・・だからこの剣を私の剣を君に降り下ろさせないでくれ」
「はぁ、本当にストックを殺しきっちゃうなんて、予想外ねでも降参したりはしないわよ、さあ私を殺してみなさい」
・・・
「ふっ!
十六ノ型
光速を超える16発の斬撃波はアーカードを木っ端微塵に消し飛ばした
・・・アーカード、ん?っ⁉︎
「ガッ⁉︎なん、だと⁉︎何故だ、何故生きている
アーカード‼︎」
私は横腹を消し飛ばされながら彼女に聞いた
「うふふ、シャルルは知らなかったわね、私には新しい能力である
え〜酷え、元から不死チートなのにさらに酷くなった
「仕方ない、ホイミ‼︎」
「え?回復魔法使えたの⁉︎」
当たり前だ
「まだ戦えるしなそれに手が無いわけじゃ無い、君の魂を意識ごと消しとばせばいい」
「シャルル⁉︎今凄まじいことさらっと言わなかった⁉︎」
何のことやら
「さてと、レーヴァテインとエクスカリバーをしまって・・・来いアルカディア‼︎」
理想郷の名を持つ神剣を呼び出し構える
「アーカード、君は私の事を良く知っている、ただそれでも全てを知っているわけじゃ無いんだよ」
「そ、それはまさか」
ああ、君を・・・
「君を殺すことが出来る剣だ、わかっただろう、私には君を殺せるだけの力があるだから私にこの力を使わせないでくれ、私は君を・・・失いたくは無い‼︎‼︎」
「シャルル、それでも私は人に負けなくてはいけないの」
・・・そうか、そうだったのか、ならば躊躇う必要は無い‼︎
「真名・・・解放‼︎‼︎理想の果てに駆け抜けろ‼︎幻想と夢の狭間にいざ理想郷を見よ‼︎
その剣が振り抜かれた瞬間、世界は光に包まれた
アーカードside
あれ?ここは何処かしら?確か私はシャルルと・・・
「ここは君の心の世界さ、私と言えど簡単には入る事は出来ないから
シャルル⁉︎
「それにしても、何故私の写真やら絵やらでこの部屋は埋め尽くされているんだ?」
ひゃい⁉︎そ、それは
「それはともかく、出てきたらどうだ?アーカード」
え?私?
「アレれ、ヤっパリばれテたんダァ、サスがシャルルだネぇ」
⁉︎私⁉︎何で⁉︎何で私が2人・・・
「その質問には・・・」
「ワタシがこたエるワ、ワタシはあナたノキョウキ、ワタシたちガススったたまシイのシュウごうタい、ワタシはあなタのなか二つねニいたノ、でもソレはキョうでオワり、あなタはジブんらしクいきナさい」
っ⁉︎ワタシ・・・
「それト、シャルル
アイしてイるワ、イマまでモこれカらも」
⁉︎⁉︎‼︎⁉︎やっぱり貴女は敵よぉ⁉︎
ワタシはそれだけ言うと消滅した
「・・・何故、最近こうも告白されるのだか、はぁ女心ってもんはよく分からんな」
シャルル、私も言いたいことがあるの
「ん?何だ?」
私も貴方が好きよ
私はシャルルにキスをした、軽くだけどそれ以上は私の方が壊れちゃうわ
「あ、アー、カード?な、な、何を⁉︎・・・私は君の事を女性として見たこともあったが、今すぐに決める事はできない、私いや僕には新しい人生の両親がいるし、ね」
そんなに早く決めなくてもいいわ、そうね大学生になる前には答えを出してねシャルル
「分かったよ、それより外に行こう、君は人に倒された、そしてこれからは自由だ」
わかってくれたんだ、私の心の声を・・・聞いていい?
「ん?何だい?」
どうすれば出られるの?
聞いた瞬間、シャルルが転けた可愛い!
「仕方ない、来いよギャラクシア‼︎」
えっ⁉︎な、何を⁉︎
「真名解放‼︎宵闇に星の光を灯せ‼︎
私たちの視界は光に包まれた
アーカードsideend
一誠side
僕はギャラクシアを振り抜いた状態で外にいた、ん?あれはウォルターか
「ウォルター、どうした?」
「アーカード様を何処にやっていた⁉︎かくなる上は私が貴様を・・・」
ウォルターが相手か、流石に
「ウォルター、辞めなさい私は負けたの」
「⁉︎姫様!一体何処に⁉︎」
「僕たちはあーちゃんの心の中に居たのさ、あーちゃん自身は人間に敗北したからもう大丈夫、呪いは解けたよ」
僕は割と疲れた顔でそう言った
「アーカード、またね僕の名前は兵藤 一誠、シャルルの生まれ変わりだよ(にこっ)」
僕はそれだけ言って帝国を去った・・・
ひと月後
「
ロリカード(小さくなったアーカード)が僕の通う小学校に入ってきました
「燈ちゃん可愛い!何処から来たの!」
イリナ⁉︎君のお父さんの敵の吸血鬼だよ⁉︎
「んっとね、わらきあこうこくってトコがあったところ、私もよく知らないんだ」
「そうなんだ、よろしくね燈ちゃん」
嘘をつくなよ、ヴラウディア・ツペシュ其れは君が人の頃だろう、しかもわざわざ小さくなってきたのか
「えぇっとよろしくねイリナちゃん、一誠くん」
これからも波乱万丈な生活になりそうだ
一誠sideend
第4話 激戦吸血鬼の帝国 終