IS 織斑一夏は変態   作:ふくちか

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何だこの最低なタイトル……


3話「戦いの合間に揺れるおっぱいも乙な物」

 

 

クラス代表決定戦当日。

 

 

 

 

「あら、逃げずに来ましたのね」

「あぁ」

 

俺とセシリアはアリーナの上空で睨み合っていた。

因みにこの日までは全て特訓に費やした。

 

特別コーチとして山田先生が手取り足取り教えてくれた(勿論他意はない。ないったらない!!)

戦いの合間に揺れるおっぱいは非常に眼福でした!

 

今度の自家発電に使おうかと決心していた矢先、俺は何と…………(事故で)山田先生のおっぱいを揉みしだいてしまった!!

 

もうその柔らかさったら…………危うく色々と暴発するとこだったぜ。

歴戦の戦士(童貞)たるこの俺がまさか触れられてもないのに爆発するなど、弾や数馬に合わせる顔が無くなる。

 

だけど……セシリアの体つきも良いなぁ!

 

 

箒程じゃないけど充分実ったそのおっぱい!

 

スレンダーな腰つき!

 

柔らかそうなお尻!

 

 

余すことなく視姦出来るこのISスーツを開発した奴には、個人的にノーベル賞を贈ってやりたい。

 

今思えば現役時代に姉貴はこんなエロい格好だったのか…………………………。

 

 

 

 

…………………………ふぅ。

 

 

いや、これは勘違いしないでくれよ?

今のは断じて賢者タイムを味わった訳ではない。

 

 

断じて!!ない!!!

 

 

でもこの格好で束さんとかに迫られたらーーーーうん、ヤバイな。

 

ってかあの人やりそうで怖いよ。

けど、それはそれでアリか…………

 

 

 

「ーーーーあの、大丈夫ですの?」

「うぇへへっ…………はっ!?」

 

…………し、しまった。

 

 

また煩悩の世界にトリップしていたぜ……。

気持ちを切り替えなきゃな。

 

「大丈夫だ、問題ない」

「そうですか…………ではっ」

 

 

 

 

ーーーーお別れですわねっ!!

 

 

ブザーが響くと同時に、セシリアの手に持つライフルからビームが放出される。

ロックされていた事を察知していた俺はアームドアーマーを腕に装備し、被弾を防ぐ。

 

「あら、初弾を防ぐとは……中々出来るようですわねっ!」

 

セシリアは連続でライフルを撃つがーーーーぶっちゃけ視線の先から何処を狙ってるか丸分かりだ。

ひょいひょいかわしていく俺に対し、セシリアは何だか焦っている様だ。

 

「くっーーーー何故当たりませんの?!」

「っ!」

 

空かさず俺はガトリングガンをコールし、セシリアに向けて撃つ!

セシリアは寸前で気付いた為に何発か被弾してしまった。

 

が、やはり決定打にはほど遠いか…………けど、それも折り込み済だっ!

 

「きゃ!?よ、よくも……男の分際でっ」

「はっ!」

「ああっ!?」

 

仰け反ったセシリアにスラスターを吹かして急接近すると、左足で蹴りあげ、

 

「せいっ!」

「がっ!?」

 

更に右足っ!!

 

そしてーーーー

 

 

「ラストぉ!!」

「ーーーーっ!?」

 

 

回転を加えての踵落としィィィィ!!!

 

これらをマトモに受けたセシリアはアリーナの地面へと落下!

だ、大丈夫だよな?生きてるよな?

 

「ゲホッ、ゲホッ…………も、もう手加減いたしませんわっ!!」

「ん?」

 

ハイパーセンサーで確認すると、何やらセシリアの腰部分のパーツが外れて、独立で浮遊し始めた。

 

何だあれ?ビットか?

 

「さぁ踊りなさい!このセシリア・オルコットとブルー・ティアーズが奏でるワルツで!」

「生憎だが、リンボーダンスとかコサックダンスしか踊ったことはないっ!!」

「それでも充分ではありませんか!?」

 

浮遊するパーツは個々に分かれてビームを放ってくるーーーーって、やっぱりビットかよ!

 

俺はガトリングガンで牽制しつつビットの攻撃方法を伺い続ける。

 

これも師匠からの教えだからな。

でなきゃ今頃パニクってたかもしれないぜ!

 

 

いやー、しかしアレだね。

戦いの合間に揺れるおっぱいってのも、中々乙な物ですなぁ!

 

ぷるぷる揺れてるよ!眼福眼福!!

これが箒とか山田先生とか姉貴だったらばるんばるんだぜ!

 

 

だが!俺は例えどんなおっぱいだろうと愛してみせる!!

でなければ、変態紳士は務まらないぜっ!!

 

「な、何だか貴方の視線がイヤらしく感じますわっ!」

「そ、そんな事はないぜ?」

 

おっと、凝視しすぎた。

これ以上不快にさせても不味いな。

 

 

そろそろ仕掛けますか。

なに、攻撃パターンならーーーー全て読み取った!!

 

先ず一方のビットが接近してきた俺に反応してビームを撃ってくる。

俺は雪片で防ごうとコールした合間にもう三方のビットが俺の死角を付いて攻撃してくるがーーーー甘いぜ。

 

「おおおっ!」

「っ!?」

 

今、セシリアの目の前では信じられない事が起きてるだろう。

 

 

そりゃそうだ。何故ならーーーー前方のビットの攻撃が拡散(・・)して、三つのビットが一気に落ちたのだから。

 

 

 

これは俺が考えた戦闘方法だ。

ビーム兵器を無効化するのなら、無効化せずに拡散させる事も可能なんじゃ?

そう思って日夜試行錯誤した結果ーーーー俺の目論見は見事ハマった。

 

とは言え、今回のはビットの稼働パターンを計算してその何万分の一という今回の配置が来るのを根気よく待たなければ行けなかった。

 

そしてこの拡散技は雪片の出力を、ビーム兵器を無効化しない最大限ギリギリにまで抑えて、尚且つ弾ける出力を保たなきゃいけない、はっきり言って滅茶苦茶しんどい。

 

多すぎたらただ単に消し去っちゃうし、少なすぎても拡散させるどころか打ち消す事すら不可能な為、下手すれば俺はビットの集中放火を浴びていた。

 

 

いやー、危ない賭けだったぜ。

 

「名付けるなら、"ビーム・コンフューズ"だな」

「な、な、な…………!?」

 

セシリアが茫然としている隙に、俺はビット一基を残さず撃破!

ブン、と空気を振動させる雪片の刃先をセシリアに向ける。

 

「……っ!ここまでとは!ですが、私も負けられない理由があるのですっ!!」

 

セシリアはそう力強く言うと、腰のミサイルビットとライフルを使い抵抗する。

 

 

 

負けられない理由、か。

 

 

 

だけど、俺にだってある。

 

 

 

「俺は、俺にだけ与えられたこの力で守る。仲間を、友達をーーーーそして、姉貴をっ!!!」

 

腰深く雪片を構えると、俺は全身から力が涌き出てくるのを感じた。

 

 

 

そうかーーーーお前も力を貸してくれるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行くぞ………………白式!!」

 

 

 

 

ーーーー《単一能力(ワンオフ・アビリティー)・零 光 神 羅》

 

 

 

そのモニターが消えるのと同時に、白式の各部装甲ーーーー腕部アーム、アームドアーマー、サブスラスター、脚部アーム、胸部装甲がスライドし、内部の装甲が露になる。

 

そしてそこから漏れだすのはーーーー美しい青色の燐光。

 

 

 

不思議な安心感と共に、俺はセシリアへと駆け出す。

 

 

 

呆気に取られていたセシリアは攻撃しようとするがーーーー気づけば俺の視界からセシリアが消え失せた。

 

 

 

いやーーーー俺の背後にいた。

 

 

一瞬の世界の中で、俺はセシリアに一太刀浴びせたのだ。

 

 

 

確かな手応えと共に、俺は勝利を確信する。

 

 

 

 

がーーーー

 

 

 

 

『織斑ッ!!!』

 

姉貴の声で現実に引き戻される。

振り返ると、セシリアはISが解除され、そのまま落下を始めていた。

 

 

 

ーーーー不味いっ!!

 

 

 

考えを後回しにして、俺はセシリアを助けるためにスラスターを吹かす!

だが、先の戦いの影響か、スピードがかなり落ちていた。

 

 

「頼むっ!間に合ってくれ!!ーーーー間に合えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

 

 

 

 

俺が叫んだその時。

 

 

 

 

 

再び白式が輝いたかと思うと、先程の様に装甲が展開された。

何が起こったかは分からないけど、俺は一目散に駆け出す!!

 

そして、何とかーーーー間に合った。

 

 

「ん、んんぅ…………」

 

抱き止めたセシリアは僅かに意識を取り戻した様だった。

薄く開いた瞳で俺を捉えると、安心したかの様に、

 

 

「織、斑…………一夏…………」

 

 

俺の名を呼ぶと、そのまま気を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




単一能力・零光神羅

機体のリミッターを全開放することで、数値以上のスペックを叩き出す事が出来る。
ただし、機体及びパイロットへと肉体的・精神的共に負担が大きく、最大5分程度の運用が限界(内部エネルギーが開放される為、機体はそのエネルギー量に、パイロットはスーツ自体が抑える事が出来ない為)。

この為、普通は連続では使用できない筈だが……?
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