ゼロとレベル0(無能能力者) 作:ゼロからの帰路
ゼロの召喚
ここはハルケギニア大陸のトリステインという小国。この国では魔法が発達しており魔法が使えるものが貴族。それ以外を平民といった風に差別意識があった。だがここトリステイン魔法学院では、魔法が録に使うことが出来ない貴族の少女がおり“ゼロのルイズ”と呼ばれていた。
そして今日、この学院では進級テストの為、使い魔召喚の儀式が行われていた。
「ねえ?ルイズあなた本当にサモンサーバントに自信があるの?」
今私に聞いてきているのはキュルケという貴族だ。ここトリステインの隣国ゲルマニアからの留学生で私ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール、ヴァリエール家とは昔に色々あったみたいで御互い目の敵にしており何かあるとすぐに馬鹿にしてくる。私個人の意見としてはそんな昔のことなんてどうでもいいけど、キュルケのある一部分を見て自分のと比べてしまうとどうしても我慢できず私も強気に言い返してしまう。
「あ、あるに決まってるでしょ!見てなさいよ!誰にも負けない最強の使い魔を召喚して見せるんだから!!」
「ふーん。なら楽しみにさせてもらうわね」
ルイズには、昔から魔法の才能がなかった。何人もの優秀な魔法使いを排出してきた、トリステイン屈指の名門貴族のヴァリエール公爵家の三女なのに魔法が録に使えないせいで欠陥品とも呼ばれている。
勿論ルイズにはサモンサーバントに自信がある訳がなかった。だけど強気な性格もあって見栄を張ってしまった。そんなルイズに残された方法はサモンサーバントで優秀な使い魔を召喚出来るように祈るしかなかった。
「それではこれより召喚の儀式を始めます」
今話しているのはトリステイン魔法学院の教師のコルベール先生だ。真面目でとても優しいから生徒には人気がある。
サモンサーバントの儀式は順調に進んでいき勿論失敗する人なんてのもいなかった。私より酷い人がいれば目立たなくていいのになんて思ってしまう私自身に嫌悪感を抱きながら杖を胸に寄せて覚悟を決める。
「おお!サラマンダーですか最後に来て大物が出ましたね」
「私の二つ名。微熱のキュルケに相応しいですわ」
キュルケがサラマンダーを召喚したことを聞いて私の心臓は先程よりも高鳴っていく。覚悟を決めたはずなのに不安がどうしても拭えなかった。また失敗してそれこそ私がサモンサーバントを成功させること事態が怪しいのだ。皆が注目しているなかで使い魔を召喚することが出来なければきっとまた“ゼロのルイズ”と呼ばれてしまうかもしれない。それが怖くて堪らなく嫌だった。
「さあ、今ので最後ですかな?」
「いえ。まだルイズが残っていますわ」
私の番。その声と共に自然と杖を握る力が強くなっていく。
「大見得を切っていたんだからこの子よりもっと凄い使い魔を召喚出来るのよね?」
私がキュルケの隣を通ってコルベール先生の近くに移動しようとしたら言われてしまった。怖い。その一言が言いたくてでも貴族としてヴァリエール家として言うことも出来なくて涙が出そうになるのも我慢して杖を天に向けながら叫んだ。
「宇宙の果ての何処かにいる私の使い魔(しもべ)よ!!神聖で美しくそして強力な使い魔よ!私は心より求め訴えるわ!我が導きに答えなさい!」
サモンサーバントを発動すると何時ものように爆発が起きてしまった。
「(また、爆発?....やっぱり駄目なの?ゼロだから?......っ!あれは.....使い魔?)」
爆煙が晴れていくと確かに爆煙の中心には人影があった。そう人影が。サモンサーバントとは基本的にモンスターが召喚され主の使い魔として一生を共にするのだが爆煙が晴れていくにつれて私が召喚したのはモンスターでは無く人だと分かっていく。
「こ、これが....私の使い魔?」
「あはははは!ルイズ、まさか平民を召喚するなんて!」
「やっぱりゼロのルイズだな」
“ゼロのルイズ“その言葉は私に重くのし掛かってくる。失敗はしなかった。召喚は出来た。でもモンスターではなく人。それも平民だなんて。私は何も言い返すことが出来ない悔しさと自分への情けなさからコルベール先生にサモンサーバントのやり直しをお願いした。
「それは出来ない。この儀式はメイジとして一生を決める神聖な物。やり直すだなど儀式そのものによる冒涜ですぞ。君が好むと好まざるとに関わらず彼は君の使い魔に決まったのです」
「でも平民を使い魔にするなんて聞いたことありません!」
私の悲痛の叫びは周りにいるクラスメートに笑われてしまう。それに召喚した平民はなんかボーッと周りを見渡してよく分からない言語で話しているし。
「平民であろうと何であろうと例外は認められません。儀式を続けなさい」
「えー....これと、ですか?」
「早くしたまえ!でないと君は本当に退学になってしまいますぞ」
コントラクトサーバント。召喚した使い魔に主であることの証明としてルーンが刻まれるのだがその方法は使い魔との口付けでする。
「・・・分かりました」
コルベール先生に促され渋々ではあるが儀式を続けることに。先程から慌てて何かを叫んでいるやけに頭がツンツンしている平民に少しずつ近付きそして唇を合わせた。
「ん。コントラクトサーバントは無事終了しましたな」
左手にルーンが浮かび上がり平民はそのまま倒れてしまいそこで授業は終了となった。
中々平民が起きずギーシュにお願いをしてレビテーションを使ってもらい部屋まで浮かせて運んでもらった。ギーシュはトリステイン王国で父が元帥を務める、軍人家系の四男坊だが女たらしなのでお願いすれば基本的に何でもしてくれる。あまり好きなタイプではないけど魔法の腕は良いし私が頼んでも嫌な顔をしないから困った時は頼っている。
サモンサーバントという悪夢から3時間ほど経過して平民が目を覚まして左手に浮かび上がったルーンを見ながら叫んでくる。でも何を喋っているのか分からなくて今日の事もありイライラしていた私は去年教えてもらった口封じの魔法を思い出して唱えてみることにした。
「えーと確か....アンスールー・レル・アン。直ちに沈黙をもちて我が要求に答えよ」
どおぉぉぉん。という爆発音と共に脳裏にはまた失敗したと思ったけど爆発でも口封じになるし良いかなと杖を降ろす。
「な、何しやがるんですか!?いきなり爆発とか死んでもおかしくな「分かるわ」分かるわ?」
「あなたの言葉よ。ようやく分かったわ。でもどうして.....口封じの魔法だったはずなのに...また失敗....」
「な、なあ?それよりもここは何処なのでしょうか?」
「ここはトリステイン魔法学校よ」
「トリステイン魔法学校?魔術師の学校か何かですか?ローマ清教じゃなさそうだし....」
「魔術?」
「今使ってたの魔術じゃないのか?」
「私が使ってたの魔法よ。魔術ではないわ」
「・・・ははん。分かりました、もう分かりましたよ!ステイルか?神崎か?それともインデックスか?どいつの仕業だ!!」
「な、何をいきなり言ってるのよ....それよりも着替えるんだから手伝いなさい」
「着替えって.....うおっ!?な、なななな何をしてらっしゃるのでせうか?」
「着替えてるのよ。当たり前でしょ?」
「な、何も上条さんの前で着替えなくても...というか何故こっちに着替えを投げられてあなたの着替えを私上条当麻が持っているのでしょうか!?」
「平民の分際で貴族にあなた呼ばわりは許さないわよ。私はルイズ。ルイズ・ドラ・ヴァリエールよ」
「あ、それは悪かったな....て貴族?」
「そうよ」
「あはは」
「何がおかしいの?」
「いや悪い。でも魔法や貴族ってそんなのまるで異世界物の定番って言うか流石の上条さんもそこまで騙されないですのことよ」
「はぁ?あんた一体何を」
「おーいインデックスー。いるんだろー?早く出てこないと今晩の晩飯無しにするぞー?」
平民は訳の分からない事を言いながら私の部屋中を探し始めた。流石にキレた私はタンスの中に閉まっておいた調教用のムチを取り出した。
「晩ご飯が無くなるのは........」
「ん?あれ?ルイズさん?どうしてそんな危なそうな物を持ってプルプル肩を震えているのでしょうか?.....」
「今すぐ分かるわ」
「え、えーと。い、いい笑顔ですね」
「ふんっ!!」
「痛っ!て、何すん.....て。な、何で、月が2つーー!?」
「ふんっ!!」
「痛っ!ああもう!!色々と不幸だぁあああああ!!!」
当麻side。
翌日。上条さんは何故か朝早くからルイズさんの衣服(下着も)を洗っている。それは何故かハッキリ言ってしまえば分からない。だが月が2つ。それも赤い月と青い月があったことを考えればここは異世界なのだろう。そして俺はどうやら使い魔として召喚されてしまったようだ。ん?何故衣服を洗っているのかって?それは使い魔として働かなかったらご飯抜きと言われたからである。
「はぁ....不幸だ」
「あら?そこにいるのは」
「ん?」
「急に失礼しました。私の名前はシエスタって言います。貴方はミス・ヴァリエールの使い魔になったっていう」
「ああ。そうみたいですね。上条当麻って言います」
「上条さん...ですね。珍しいお名前ですね」
「ん?そうなのか?」
「はい。ところで洗い物ですか?」
「そうなんですよ。この朝早くから冷たい水で洗濯をしてこいとかマジでうちのご主人様は何を考えているんでしょうねー」
「あはは....貴族の方の考えは私達平民には理解出来ませんからね」
「はぁ....不幸だ。それよりシエスタさんは何をしに?」
「ああ、私も洗濯物をしに来たんです」
「そうだったんですか。あ、それなら俺はもう終わったんでここ使ってください」
「良いんですか?ありがとうございます」
「いえいえ。よいしょ....うおっ!」
洗った衣服を畳まずに持って立ち上がったのが不味かったのだろうか何故か1枚布を落としてしまいその布に足を取られシエスタに向かって転んでしまった。ビリッという音を立てながら。
「キャッ!」
「わ、わわわ悪い....ふにゅん?」
「(こ、この柔らかく手の中に丁度収まる感じは....)」
「う、ううう.....上条さん....」
「ま、待ってくれ!シエスタ!今のはわざとじゃ!」
「知りません!!」
パシンという音と共にシエスタは何処かに言ってしまった。倒れている俺のすぐ隣ではピンク色の布切れが破けており。
「くそぉう!!不幸だぁあああああ!!!」
ルイズside。
今私の目の前では昨日契約した使い魔である平民が頭を地につけながら私の破れたパンツを両手で包み込むようにして私の方に差し出していた。
「はぁ....ようやく言葉が分かるようになったっていうのに洗濯も満足に出来ないの?」
「し、仕方ないだろ?慣れてないんだから....」
「はぁ....まぁいいわ。許してあげる」
「ほんとに!?」
「でも朝御飯と昼ご飯は抜き」
「悪魔だ....」
「何か言ったかしら?」
「い、いえ何も言ってないのでございますのことよ?....」
「そう。ならいいわ。私は朝御飯に行ってくるからあなたは庭で他の使い魔とコミュニケーションでも取ってなさい」
「他の使い魔って俺以外の使い魔って皆どんなのなんだ?」
「・・・直接見ればわかるでしょ。自分の目で見てきなさい」
「はいはい。んじゃそうしますかね」
食堂に移動した私は皆に笑われながら食事を取っている。あっという間に昨日のサモンサーバントの件が学校中に拡がっておりその話で私をからかってくる者ばかりだった。
「(はぁ....憂鬱。これなら明日からは部屋に食事をもってきさせた方が良いかしら...いいえ。それでは駄目ね。ヴァリエール家の者として貴族として逃げるわけにはいかないわ.....)」
「あら?ルイズじゃない」
「モンモランシーじゃない、それにタバサ。おまけにキュルケも」
「ちょっと!どうして私がおまけなのよ」
「別にいいでしょ?それで何の用?」
「貴女の使い魔を見に来たのよ。どうしてるのかと思ってね」
「私はギーシュとの約束の時間まで暇潰しってとこかしら」
「私は着いてきてって言われたから」
成る程。どうやら現況は全てキュルケのようだ。まぁ何時ものことだけど。モンモランシーは、私の級友でお嬢様。私に対してちょっかいを出しては来るけど相談にも乗ってくれるこの魔法学院で一番仲が良い。タバサも級友だが隣国ガリア王国からの留学生で殆ど無口で普段本ばかり読んでおり何を考えているのか分からないけど唯一私を馬鹿にしたことがないのもタバサである。ただ単に興味がないだけかも知れないけど。
「私の使い魔ならここにはいないわよ」
「そうみたいね。貴女の事だからここに連れてくると思っていたのだけど宛が外れたみたいね」
私も連れてくるつもりだった。そうすれば私に周りの目が行かずに平民に目がいくと思ったから。でも今朝のことがあって連れてくることが出来なかった。
「いないのなら私はもう行くわ。少し早いけどギーシュなら先に来てるはずだし」
当麻side。
「何なんですかね....この世界は。いや確かにおかしいと思ったよ?でもでもね?モンスターがいるなんて聞いてねえよ!!」
「(モンスターだらけで言葉が通じないのにどうやってコミュニケーションを取れと?アイツ馬鹿なんじゃないですかね....)」
庭を歩いていると貴族達だろうか椅子に座り紅茶や美味しそうなケーキ等を食べながら話をしていた。
匂いに少しずつ吊られていると誰かとぶつかってしまった。
「キャッ!あ、あなたは....」
「げっ!シエスタさん!何故ここに!?」
「そ、それは私はここで働いていますから....。そ、その今朝は「ごめんなさい!」すいませんでした!」
「あれ?怒ってらっしゃらないのですか?」
「クス。ふふふ、今朝のあれがわざとではないと分かってはいたのですが....恥ずかしくて、その私つい」
「い、いやあれは俺が悪かったよ。それよりケーキが」
「ああ。これならまた作り直して持ってきますので」
「それ捨てちゃうのですか?」
「え?ええ。勿論地面に落ちてしまいましたから」
ギュルルル。と俺自身の空腹の限界を知らせる音を立ててシエスタを見据える。
「これ俺食べても良いでしょうか?」
その発言から5分後俺は今厨房で温かいご飯を頂いている。というかマジで旨いのなんのって料理長は残り物とか言ってたけどほんとにヤバイくらい美味しい。
「おうおう。良い食いっぷりだねぇ」
「ガツガツ、いやもう、ガツガツ、ほんとにガツガツ、ありがとうございます!めっちゃ旨いっす!」
「ハハハ!そうだろ!俺は料理に関してはこの国一番だと思ってるからな!それにしても俺の作ったもんを地面に落ちても食いてぇだなんて泣かせてくれるぜ!」
「いやいや絶対食べれますよ!あんなに美味しそうで思い出したら食べたくなってきたぁ」
「ありゃ捨てちまったからなぁ。代わりにこいつを食ってみてくれ」
「うぉっ!?これは!み、ミルフィーユ!?」
「おお!兄ちゃん知ってたのか!そうだ俺の得意料理でもあってな。食べてみてくれ!」
「おお!頂きます!んん!うまーい!!」
俺がミルフィーユに感動しているとシエスタが「うちの料理長気に入った人にしかミルフィーユ出さないんですよ」と笑顔で教えてくれた。この世界に来て初めて人の優しさに触れた俺は何かお礼をしようと考えてシエスタの仕事を手伝うことにした。
「シエスタ」
「はい。上条さんなんですか?」
「こんなに美味しい食べ物をサンキューな!それと俺にも何か手伝わせてくれないか?」
「この料理は料理長が作った物ですから気にしないでください。それに殆どが貴族の人の残り物ばかりですし」
「それでも!空腹だった俺を助けてくれた礼くらいはさせてくれよ。給仕の仕事っていうのは俺にも出来るのか?」
「え、いやでも悪いですよ....そこまでしてもらっては」
「良いじゃねーか。やりたいって言ってるんだやらせてやりな」
「りょ、料理長が言うなら....ではお願いしますね」
「ああ。任せてくれ!それで給仕ってのはどんなことをすればいいんだ?」
「そうですね....試しに私と一緒に料理を運んで見ましょうか」
「おう!」
何回かシエスタと料理を運んで給仕の仕事の大変さを理解した俺はシエスタと共に厨房に向かいながら話していた。
「給仕って大変な仕事なんだな...」
「い、いえ....その上条さんの場合はたまたま石が転がってきてそれに躓いたり貴族の方の魔法で飛んできた破片等にぶつかる等運が悪いと言いますか....」
「はぁ....こっちに来ても俺は不幸なんだな」
「あはは....元気出してください。失敗は誰にもキャッ!」
「痛っ!ちょっとメイド風情がどこ見て歩いてるのよ!?」
「まぁまぁモンモランシーその美しき顔をこんな事で乱れさせないでおくれ。そこの給仕君、早くそこをどきたまえ」
「す、すいません、すいません。本当に申し訳ありません!」
「ふん!今回は見逃してあげるわ。次からは気を付けることね」
「おい、ちょっと待てよ」
「か、上条さん!?」
「何か言ったかな?給仕君」
「ああ。お前達だって前見て歩いてなかっただろうがこっちはこんだけ謝ったんだそっちも少しくらい謝罪したって良いんじゃないのか?」
「貴方貴族に対して何様のつもりかしら?」
「上条さん!やめてください!貴族様に対してそんな態度を取ってしまっては!」
「やめねえよ....間違ってると思うことに間違ってるって言って何がいけないって言うんだよ」
「ふん。いきがるなよ....ん?君は確か....そうかルイズの所の使い魔か」
「だからどうしたって言うんだよ」
「ふん面白い。教育がなっていないようだね。ルイズの代わりに僕が君を教育してあげよう。モンモランシー君の為にもね」
「ギーシュ...」
「さて、使い魔君」
「上条当麻だ」
「ふん。上条とやらベストリア広場まで来たまえ。僕が分をわきまえるというのを教えてやろう」
「逃げるんじゃないわよ」
「逃げねえよ」
「ど、どうしてですか....」
「何がだ?」
「今日会ったばかりの私の為にどうして....」
「どうしてか....か。そんなの決まってるだろ」
「え?」
「俺達はもう友達じゃねーか。友達が困っていたら助けてやる。それは当たり前だろ?」
「で、でも平民では貴族には絶対に勝てないんです....」
「魔法を使うからか?」
「はい....」
「誰もが、この世界の誰もがお前と同じように思っているんだろうな。見てろよ、シエスタ。そんなふざけた幻想は俺がこの手でぶち壊してやるからよ!」
「上条さん....あなたは」
「(見せてやるよ。平民でも貴族に勝てるってとこをよ!!)」
「そ、そのシエスタ」
「はい?」
「ベストリア広場ってどこにあるんだ?」