PROBLEM CHILD DEVIL WHO COME FROM ANOTHER WORLD ~創造する者達の原典と運命を導かれる交響曲と箱庭の神魔大戦   作:タケノコ屋

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問題児たちが異世界から来るそうですよ?をベースに書いた新作小説「PROBLEM CHILD DEVIL WHO COME FROM ANOTHER WORLD(プロブレム・チャイルド・デヴィル・フー・カム・フロム・アナザーワールド)(異世界から問題児の魔王達が来るそうですよ!) ~創造する者達の原典(クリエーター・オリジン)と運命を導かれる交響曲(パラドックス・ディスティニー・シンフォニア)と箱庭の神魔大戦(ラグナロク)~」は問題児たちが異世界から来るそうですよ?のあらすじと同じですが、主人公達のギアスルールを無効化、破壊する能力を持ち、あらゆるギフトゲームを破壊、ルール無用のバトルアクションが展開、度肝を抜くアクションと熱血バトルが特徴です。

また、原作の他に様々なオリジナルストーリーに、問題児たちが異世界から来るそうですよ?10巻以降の物語に銀太達の世界や様々な世界が繰り広げるオリジナルストーリーが加わり、さらに原作である問題児たちが異世界から来るそうですよ?の続編である「ラストエンブリオ」の登場人物達との夢のコラボが実現します。

彼らはストーリーに大きく関わる存在として描かれますが、どのような役割を持つのかは不明である。

今回は白ウサギの力に巻き込まれる前の良介達のお話で、不良でありながら人助けをするお節介な良介の活躍を描かれ、どのように箱庭の世界へ行く事になるのかが必見です。

では、第一話をご覧ください。


第一章 箱庭狂想曲の章
第一話「箱庭に突然史上最強の問題児の魔王達が降臨して来たそうですよ。」


PROBLEM(プロブレム) CHILD(チャイルド) DEVIL(デヴィル) WHO(フー) COME(カム) FROM(フロム) ANOTHER(アナザー) WORLD(ワールド)(異世界から問題児の魔王達が来るそうですよ!) ~創造する者達(クリエーター・)の原典(オリジン)運命を導かれる(パラドックス・ディスティニー)交響曲(・シンフォニア)と箱庭の神魔大戦(ラグナロク)

 

第一話「箱庭に突然史上最強の問題児の魔王達が降臨して来たそうですよ。」

 

 

とある世界の川である人物が昼寝していた。

彼の名は壱松銀太(いちまつ ぎんた)。高校では有名な札付きの不良である。

彼はケンカで不良相手を必要以上にブチのめして、病院送りしたり、威張るだけの能無し教師を気合を入れて退学に追い込んだり、不味いファミレスの代金は踏み倒すなどの筋金入りの不良だが、その反面、仲間や家族を思いやる心優しさを持っており、女性や子供を利用する卑劣な相手に怒りを感じたり、多数の相手に対しても恐れず立ち向かうなど、正義感が強い男でもある。

 

初夏の暑さと川辺での黄昏を感じながら、気持ちよく寝ていたが・・・・・。

 

壱松銀太「・・・・・・・・・う、うううん・・・・・・うるせ~な・・・・・」

 

どうやら彼の昼寝を邪魔されて怒ったようです。

原因は不良の集団が少年を暴行を加えていたいうです。

 

不良1「へへへ・・・・おいおい、コイツマジ泣きしているぜ。」

不良2「どうせなら全裸で飛び込ませようぜ。両手足縛ってよ。」

少年「ひっ・・・・!。」」

不良3「オラ、さっさと脱いで飛び込めよ。」

不良4「さっさとしねえと両手足縛るぞ。」

不良達「ひゃははははははは・・・・。」

少年「う、うう・・・助けて・・・・助けて・・・・。」

壱松銀太「・・・・・・・・・・。」

 

不良集団に暴行を受ける少年の姿を見て、心に静かに怒りを秘め、銀太が静かに立ち上がり、不良達の方へ歩いた。

そして・・・・・

 

壱松銀太「おい・・・。」

不良1「あん?。何だてめーは?。」

壱松銀太「選びな・・・・川のど真ん中か、それとも向こう側か・・・・。」

 

銀太の意味のわからない質問に首をかしげる不良達。

 

不良1「ああ!?・・・何を訳のわからないことを言ってやがる!!?。まさかてめーがこいつの代わりに向こう側まで泳ぐのか?。」

壱松銀太「違うな・・・・向こう側へ行くのは・・・・・お前だけだ。」

不良1「は?。て、てめー・・・俺をおちょくってるのか。だいだいてめーのような奴に指図を受ける気は・・・・」

 

ドゴオオオオオオオオオン・・・・・・バシャアアッ・・バシャ・・・バシャ・・・・ズザザザザザザザザザン。

 

不良1「ぶげぇぇぇぇぇぇぇっぇ・・・・・・ばぼおっ・・・・ぶびっ・・・・ぺぼっ・・・・ぼぴいっ・・・・・・ガクッ。」

 

銀太に顔面をぶん殴られ、水切りの要領で川の向こう側へ行ってしまった・・・・・。

 

不良達・少年「・・・・・あ、あああ・・・・・・・。」

壱松銀太「おお、すげーな。向こうへ行っちまったぞ。これは新記録だな。」

不良2「や、野郎~~~~!」

不良3「ふざけやがって!!。」

 

怒りに燃えて襲い掛かる不良二人に慌てず冷静に見つめる銀太。

 

ブンッ、ブンッ。

 

不良達の攻撃をかわす銀太。そして・・・・。

 

不良2「野郎~~~~!!。」

壱松銀太「フンっ。」

 

グシャアアアン。

 

不良2「プゲェェェッ!!?。」

不良3「クソ~~~~~!!。」

 

ブンッ、ガシッ。

 

不良のパンチをかわしてカウンターパンチを食らわせ、さらにもう一人の不良のパンチをかわし、その腕を持って・・・・。

 

ベキッ!。

 

不良3「ギニィヤアアア~~~~!、お、俺の腕が・・・腕が折れた~~~~!!。」

不良4「くたばりやがれ~~~~~!!。」

不良5「おらああああああああ!。」

不良6「この野郎!!。」

不良7「脳天つぶしたるわ!!。」

壱松銀太「・・・・・やれやれ・・・・。」

 

残りの不良達はバットや木刀を持って襲い掛かるが、銀太は慌てず向きを振り返り、拳を握る。

 

壱松銀太「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ・・・・・・・・・・!!。」

不良達「ダブブベボボボボボボボボボボ・・・・・・ビバアアアアアアアアアアア・・・・・」

 

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ・・・・・・バシャアアアアン・・・・。

 

不良達「ひ~~~~・・・・た、助けてくれ~~~~・・・・お、俺は泳げないよ~~~~~~・・・・・。」

 

無数の連打を食らってボコボコにされ、川へ叩き落される不良達。銀太は先ほど右腕を折れた不良に近づき、胸元を掴んでこう言った。

 

不良3「ひっ!!?。」

壱松銀太「おい、二度とこんなくだらねえ事やるんじゃね。もし今度やったら、右腕程度じゃ済まねえぞ。わかったな。」

不良3「う、うう・・・・わ、わかった・・・・・。」

壱松銀太「なら、とっとそいつを連れて失せろ。」

不良3「ひ、ひ~~~~~~~・・・・・・・た、助けてくれ~~~~~!!。」

 

不良達が退散して散り、銀太は先ほど襲われた少年に近づく・・・・。

 

壱松銀太「おい。」

少年「ひっ!?。」

 

また襲われると怯える少年だったが、銀太はさっき拾った学校のカバンを少年に差し向けて・・・・・。

 

 

壱松銀太「忘れ物だ。受け取れ。」

少年「え・・・・あ、ありがとう・・・・。」

 

カバンを受け取った少年は礼を言うとそそくさ逃げるが、銀太から声をかけた。

 

壱松銀太「おい、坊主。」

少年「え!?。」

 

少年は恐れながら恐る恐る振り向いた。

 

壱松銀太「お前は偶然、喧嘩を遭遇していた。だが、お前はまだ見てねーし、関わってねえ、だから俺と出会ってねえ。いいな?。」

少年「・・・・・は、はい・・・・わかりました・・・・・あ、ありがとうございまいした・・・・・。」

 

銀太の言葉の意味がわかり、感謝して帰っていった。帰っていく彼の後姿を見て微笑む銀太であった。

そこへ、先ほど手を折られた不良が屈強な仲間を連れて来ました。

 

不良3「おい、てめー・・・・・今度は強い奴を連れてきたぜ。今度はそうはいかねーぜ。」

壱松銀太「へっ、今度は団体さんかよ。まあ、俺の敵じゃないながな・・・・。」

不良3「や、野郎・・・・・・おい、あいつをぶちのめしてやれ!!。」

屈強な不良達「おりゃああああああああああああああああ!!?・・・・・。」

壱松銀太「へっ、しゃらくせーーー!!。」

 

襲い掛かる屈強な不良達の前に不敵に笑い、立ち向かう銀太。その様子を見守る二人の少女と一匹の黒猫がいた。

 

少女1「あらあら・・・・やっぱり始りましたね・・・・銀太さんは。」

少女2「そうだね・・・・でも、それが彼は良い所なんだけどね・・・・・。」

黒猫「にゃ~~~・・・・・。」

 

彼女達が楽しく観戦している間、屈強な不良達はあっという間に倒されれていた・・・・・。

 

屈強な不良1「ぐはっ!!?。」

 

ドサッ。

 

屈強な不良1「・・・・ぐ、ぐはっ・・・・て、てめーはい、一体・・・・・な、何者なんだ?・・・・・。」

壱松銀太「俺か?。名乗るのが忘れて悪いな。俺の名は壱松銀太だ。覚えておきな!。」

屈強な不良1「なっ!!?・・・・い、壱松・・・・ぎ、銀太・・・・・ガクッ。」

屈強な不良2「い、壱松銀太だと!!?。」

屈強な不良3「あの狂犬沢村や切り裂きナイフのジャック・ナイト、暴走族のOZをを打ち倒したという・・・・あ、あの・・・金狼の壱松!!?。」

壱松銀太「喧嘩する前に相手を見てからやるんだな。」

屈強の不良達「・・・・・・う、ううう・・・・・・・。」

 

彼らが相手をしていたのが不良達が恐れられていた壱松銀太である事を知った屈強の不良達は戦意を失い、たじろいだ。

 

屈強な不良2「じょ、冗談じゅねえ!!?。こいつがわかっていれば、ここまで来なかったぞ!。おいっ!!?。」

屈強な不良3「お、俺は降りるぞ!こいつだけはやりたくねーぞ!!?。」

屈強な不良4「お、俺もだ!、俺達は関係ない!!?。こ、こいつに誘われただけで・・・・・。」

壱松銀太「関わりねえ奴は失せろ!。さもなきゃ、お前ら全員、皆殺しだ!!?。」

屈強な不良達「う、うわぁぁぁぁぁ・・・・・・。」

屈強な不良4「に、逃げろ~~~~~~~~~~~!!?。」

屈強の不良達「うわああああああああああああああ・・・・・・・・・・・・」

屈強の不良5「や、やつは容赦しないぞ。や、奴の通った後は屍の山だ。逃げろ~~~~~!!?。」

 

屈強の不良達は一目散で逃げ出してしまった。

 

不良3「お、おい、ま、まてよ、おい!!?。か、金を払っているだから逃げるんじゃ・・・・。」

 

ガシッ。

 

不良3「ひっ!!?。」

 

不良の頭に掴んだ銀太。年貢の納めの時が来た・・・・・・。

 

壱松銀太「次はてめーの番だ。覚悟は出来てるだろうな?。」

不良3「ひ、ひ~~~~~~~~~!!?。あ、あはははは・・・・・・じょ、冗談だよ・・・・ぎ、銀太さん・・・・・ちょ、ちょっとしたチャメッ気だよ・・・・た、他愛無いイタズラだよ・・・・ま、まさか・・・・も、もうこれ以上・・・・殴ったりしないんじゃよなあ・・・・・・重症患者だよ、俺・・・・・右腕を折れてて・・・・・け、怪我人に甚振るような真似は・・・・・し、しないよね・・・・・・あ、あはははは・・はははは・・・・・・。」

壱松銀太「・・・・・・てめーに何も言う事はねえな・・・・・・とても哀れすぎて何も言えねえな・・・・・・。」

不良3「ひ、ひ~~~~~~~~~!!?。」

壱松銀太「前に言ったはずだぜ。今度やったら、右腕程度じゃ済まねえってな。」

不良3「ま、ま、ま、ま、まっ、まってって・・・・・俺が悪かった、ゆ、許してくれ~~~・・・・あ、あはははははは・・・・・・・・。」

壱松銀太「そうかい、なら許してやるよ。」

不良3「ま、本当(マジ)すか!?。」

壱松銀太「あはははははははは・・・・・・許してやるとも・・・・その薄汚ねえ心を清めてからな・・・・・・あばよ!!?。」

不良3「へっ、ひゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?。」

 

ヒュンッ、ドボオオオオオオオオオオオオン・・・・・・バシャバシャバシャバシャバシャバシャ・・・・・・・・・・。

 

銀太は不良を川へ放り投げ、盛大な水柱を立てながら打ち込んだ。

 

不良3「ゴボボボッ・・・・・た、助けて~~~~、お、泳げね~~~~~よ・・・・・・ガボボボボボッ・・・・・。」

壱松銀太「そこで身体と心を清めながら自分の行いを反省しな。」

 

川に流されていく不良を尻目にさっさと立ち去る銀太。そこへ川岸へ上がる彼に駆け寄る二人の少女が現れた。

 

少女1「銀太さん。」

少女2「銀太君。」

壱松銀太「ん?、何だ、お前らも来ていたのか。」

 

銀太は駆け寄ってきた二人の事を知っていた。

 

彼女達は銀太の幼馴染で、兄弟のように仲がいい関係である。

 

陶器のような真っ白な肌、宝石みたいに青い目、キラキラと光る金髪が特徴のお嬢様風の少女の名は秋月(あきづき)あさぎ。

 

彼女は日本で有名な財閥「秋月財閥」の御令嬢にして、イギリス王家の血を引く王女でもある。

 

もう一人の車椅子の少女は野崎 優(のざき ゆう)で、生まれつき病弱の上、重い呼吸疾患を抱え、気管支拡張剤を常に携行しなければならないほどの身体は弱いが、そんな境遇にめげず、明るく心優しい性格の少女である。

 

秋月あさぎ「まあ、銀太さんったら、あの屈強な不良達を圧倒するなんて、すごいですね。」

野崎優「相変わらずだね。銀太君。人助けもほどほどにね。クイントさんに知られるとヤバイよ。」

壱松銀太「へ、へっ・・・・ク、クイントが怖くて・・・・怯えるかよ・・・・・。」

野崎優「・・・・・銀太君。すっかり怯えてるのを丸見えだよ。」

秋月あさぎ「あらあら、さすがの銀太さんもクイントさんには頭が上がらないようですね。」

壱松銀太「う、うるせいな!。」

秋月あさぎ「あらあら。」

野崎優「ふふふふ・・・・。」

黒猫「にゃ~~~・・・・・。」

 

彼らは夏休みを満悦しており、平穏な日常で彼らは笑い合っていた。そんな三人にこの後、運命的出会いととんでもない事が起きようとは三人と一匹は知らずにいた・・・・・。

 

野崎優「ねえねえ、もうすぐ新学期になるけど、銀太君は何になりたい?。」

壱松銀太「何だよ。優。いきなり何だよ?。」

秋月あさぎ「もしかして、進路のことですか?。」

壱松銀太「おいおい、進路って、一体何になりたいんだ?。」

野崎優「僕は宇宙飛行士になる為に大学へ行こうと思うの。お父さんやお母さんのような天文学者になって、いつかまだ見ぬ宇宙へ行きたいと思うの。」

秋月あさぎ「それは素晴らしい夢ですね。いつかきっと夢は叶えると思いますよ。」

野崎優「ありがとう。あさぎさん。あさぎさんの夢は確か・・・・。」

秋月あさぎ「ええ、パテシェです。いつか世界中の方々に(わたくし)が作ったケーキで幸せになって笑顔を見せるのが、夢ですのよ。」

壱松銀太「へ~・・・・世界中に笑顔ね・・・・たいした夢だな。あさぎは。」

野崎優「そういう銀太君はどうなの?。どんな事になりたいの?。」

秋月あさぎ「そうですね。クイントさんのように警察官になるのですか?。」

壱松銀太「え、ええと・・・・・ん?。」

野崎優「どうしたの?。銀太君。」

壱松銀太「いや・・・・上に何か落ちて来た気がしてな・・・・・。」

秋月あさぎ「もしかして、空からお星様が落ちてくるのですかね?。」

二人「いやいや、それはない。」

 

あさぎのボケを突込み銀太と優であったが、その頃、銀太達の上空4000mでは時空の穴が開き、その中から血塗れの浴衣を着た白い髪にウサ耳の少女が出現、落ちて来た。

 

ボァァァァァァァァァ・・・・・・ヒュ~~~~~~~~・・・・・・・・。

 

一直線に銀太達がいる地上へ落ちて行く白ウサ少女。そんな事にはまだ知らない銀太達。

 

壱松銀太「お星様なら今頃地球は滅亡しているはずだぞ。」

野崎優「そうだよ。地球へ堕ちる隕石は大抵は大気園で空気摩擦で燃え尽きて消えてしまうんだよ。」

秋月あさぎ「そうですか?。ではやはり、宇宙人が落ちてくるのでしょうか?。」

壱松銀太「おいおい、いくら何でも宇宙人はないと思うぜ。だいだい地球に落ちてくる宇宙人なんて・・・・ん?。」

野崎優「どうしたの?。銀太君?。」

壱松銀太「おいおい、あれは何だ?。本当に本物の宇宙人か?。」

 

銀太は上空に何かが落ちて来る事に気づいた。

 

秋月あさぎ「え!!?、宇宙人ですか?。もしかして、(わたくし)達が宇宙人とのファーストコンタクトでしょうか?。」

野崎優「お、落ち着いて、あさぎさん。」

 

宇宙人に興奮するあさぎ、そんな彼女を諌める優。そして、白ウサ少女は銀太達のそばにある川へ向かって落ちて行き、そして・・・・・・・・。

 

ヒュウウウウウウ・・・・・ドボオオオオオオオン・・・・バシャシャシャ・・・・・・。

 

川が何かに落ちて行き、豪快な音を立てながら巨大な水柱を起こした。

 

銀太、優、あさぎ「・・・・・・・・・・・」

 

呆然に立ちすくむ銀太達。あまりの光景の言葉を失ってしまった・・・・・・・。

 

壱松銀太「・・・・・・・・・・・お、おいおい、嘘だろ・・・・・隕石か何か落ちて来たのか?。」

野崎優「・・・・・で、でも・・・・それなら、NASA(ナサ)が気づいて、警報を発するはずだよ?。だれも気づかずに落下するなんて変だよ。」

秋月あさぎ「も、もしかして、宇宙から来た宇宙人でしょうか?。」

壱松銀太「おいおい、まだそんな事を考えているのかよ。宇宙人なんて・・・・あ、あれは?。」

 

銀太は川に流れているものを発見した。それは先ほど空から落ちて来た白ウサ少女であった。

 

壱松銀太「・・・・・なあ・・・・・白い兎の耳をした女の子っているか?。」

野崎優「?・・・・・白い兎の耳の女の子?。」

秋月あさぎ「それって・・・・あれですか?。」

 

二人は川に流れている白いウサ耳少女を見つけ、びっくりしている。

 

ザバアアア・・・ザバアアア・・・・ドサッ。

 

何とか白ウサ少女を川から救い上げた銀太。

 

壱松銀太「おいおい・・・・ウサ耳少女を見るなんて生まれて初めてだぜ。」

野崎優「・・・・・大丈夫。脈はしている。息があるよ。」

秋月あさぎ「はあああ・・・・・・可愛いですわ。(わたくし)、生まれて初めて見ました。感激ですわ。」

 

秋月あさぎはウサ耳少女を見て、感激しており、優は応急処置をして、人命救助を行った。

 

壱松銀太「どうだった。優。」

野崎優「ふー・・・・うん、応急処理したけど、しばらくすれば大丈夫だよ。」

壱松銀太「さすがだな。優。お前が人命救助するのは始めてみたぞ。」

野崎優「うん、病院でパンフレットや看護師さんから習ったから、これくらいしかできないけどね・・・・・・。」

秋月あさぎ「銀太さん、優さん。気が付いたようです。」

銀太、優「え!?。」

 

あさぎから白ウサ少女が目が覚まそうとしている事を知り、白ウサ少女を見守る二人。

 

白ウサ少女「・・・う、うう・・・・・・ん?。」

壱松銀太「・・・・・気が付いたようだな。大丈夫か?。おい。」

野崎優「気が付いた?。大丈夫?。」

秋月あさぎ「お怪我はありませんか?。」

白ウサ少女「・・・・・・・・・・・・・。」

 

白ウサ少女は状況を理解するまで時間がかかり、しばらくの静寂を続いたが・・・・。

 

白ウサ少女「・・・・う、うう・・・・・・ううう・・・・・。」

壱松銀太「お、おい、どうした!?、なぜ泣く!!?。」

 

なぜか泣きそうな顔になる白ウサ少女。訳もわからず慌てる銀太。

 

白ウサ少女「う、ううう・・・・ふえええええええええんっ!!?。」

 

カアアアアア・・・・・・。

 

白ウサ少女の身体が光り出し、周囲に光が包まれていく。

 

壱松銀太「な、何だ!?。これは!!?。」

野崎優「こ、これって・・・・・い、一体?・・・・・・。」

秋月あさぎ「綺麗ですわ。」

 

慌てる銀太と優、このような状況でも慌てず、光景に感激するあさぎ。

それを他所に白ウサ少女は宙を浮いていく。

 

壱松銀太「お、おい!、まてよ!!?。」

 

ガシッ。

 

壱松銀太「よし、捕まえ・・・って、のわあああああああ~~~~~~~~~!!?。」

野崎優「ぎ、銀太君!、きゃあああああああああ~~~~~~~~!?。」

秋月あさぎ「ゆ、優さん!!?。き、きゃあああああああああああああああ・・・・・!?。

黒猫「にゃ~~~~~!!。」

 

白ウサ少女を捕まえた銀太だったが、逆に空中に浮かばれてしまい、優達も巻き込まれてしまい、空中へと浮かび続け、そして・・・・・・・。

 

カアアアアアアアアアア・・・・・・・・。

 

壱松銀太「うわあああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~・・・・・・・。」

優、あさぎ「きゃあああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・。」

黒猫「にゃあああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・。」

 

ヒュウウウウウウウウウウウウウン・・・・・・・・・・・。

 

光に包まれる銀太達。そして、銀太達の姿はなく、後に残るのは静寂した川辺だけであった。

謎の光に包まれた銀太達の行方は・・・・・?。

 

その頃、とある異世界・・・・・。

 

箱庭の世界 箱庭2105380外門居住区画、第360工房

 

ここは修羅神仏が集う異世界「箱庭」。そこには二人の少年と少女がいた。

一人はダボダボのコートを着た幼い少年、ジン・ラッセル、もう一人はガーターソックスとミニスカートを着たウサ耳の少女、黒ウサギ。

彼らはある理由から異世界から召還を行っていた。

 

ジン・ラッセル「うまく呼び寄せた?、黒ウサギ。」

黒ウサギ「みたいですね。ジン坊ちゃん。まあ、後は運任せノリ任せってございますね。初対面の時に『実は私達のコミニティは全壊末期の崖っぷちです』と言ったら、警戒されてしまうので、表面上は素敵な場所だと取り繕わないといけないと。」

ジン・ラッセル「・・・・・あ、ああ・・・・そうだね・・・・僕はコミニティのリーダーだから、しっかりしなきゃね。」

黒ウサギ「YES、その意気ですよ。ジン坊ちゃん。」

 

どうやら自身のコミニティが危機的状況に陥ていた模様。その打開をするために異世界から召還する者達を迎えようとしていた。

 

ジン・ラッセル「黒ウサギ、何から何まで任せて悪いけど、彼らの迎えをお願いできる?。」

黒ウサギ「YES、お任せください。」

ジン・ラッセル「・・・・・黒ウサギ。」

黒ウサギ「はい?。」

 

彼らの迎えを向かう黒ウサギにジンは不安そうに尋ねた。

 

ジン・ラッセル「・・・・・彼らの来訪は・・・・僕らのコミニティを救ってくれるだろうか?。」

黒ウサギ「・・・・・さあ?・・・・けど、主催者(ホスト)曰く、これだけ保障してくれました。」

ジン・ラッセル「・・・・・」

黒ウサギ「彼ら三人は・・・・人類最高クラスのギフト保持者だと。」

ジン・ラッセル「・・・・・人類最高クラスのギフト保持者・・・・・。」

 

彼らが召還するのは後に箱庭にその名を轟かす人類最高の問題児3人で、後に銀太達と出会う事になるが、それはしばらく先である・・・・・。

 

黒ウサギが問題児達を召還する一時間前。

 

一方、白ウサギの力に巻き込まれた銀太達と言うと・・・・・。

 

壱松銀太「う、うう・・・・・・・ん・・・・・こ、ここは・・・・?。」

野崎優「ぼ、僕達・・・・・・確か・・・白い兎耳の子が落ちて来て・・・・・」

秋月あさぎ「・・・・・まるで・・・・空の上にいるみたい・・・・・・。」

壱松銀太「それより、あのウサ公は?。」

野崎優「銀太君が持っているよ。それ。」

壱松銀太「あ、ああ・・・・そうか・・・・・・・ぐっする眠りやがって・・・・・・・・。」

 

銀太が捕まえた白ウサ少女は眠っているようで、胸を撫で下ろす銀太だったが、この後、あさぎから衝撃の展開が待っていた・・・・・・・・・・・。

 

秋月あさぎ「・・・・・・あ、あのう・・・・忙しいと思い申し訳ないですが・・・・・・・(わたくし)達・・・・・・空の上にいるみたいですよ・・・・・・・。」

壱松銀太「あ?、おいおい・・・・・そんあ馬鹿げた事を言ってるだよ。あさぎ。俺達が空の上にいるわけ・・・・・・・。」

野崎優「・・・・・・・銀太君・・・・・・・本当みたいだよ・・・・・・・・。」

壱松銀太「あ?、おいおい・・・・・優も何言って・・・・・・・へっ!?。」

 

銀太達が見た光景は・・・・・・・・・・標高4000mの上空であった・・・・・・・・・・・・・・・。

 

壱松銀太「・・・・・・・・あ、あはははは・・・・・う、嘘だろ・・・・・おい・・・・・・・。」

野崎優「・・・・・・・・ほ、本当に・・・・・・空の上にいるみたいだね・・・・・・・・あはははは・・・・・・・・・・。」

秋月あさぎ「・・・・・・え、ええと・・・・・この状況だと・・・・・(わたくし)達・・・・・・落ちますね・・・・・。」

黒猫「にゃ、にゃあはははは・・・・・・。」

壱松銀太「お、おいおい・・・・・・・それを言ったら、落ちるわああああああああああああああああ~~~~~~。」

野崎優「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~。」

秋月あさぎ「やはり落ちますねえええええええええええええええええ~~~~~~~~~~~~~~~~~~。」

黒猫「にゃああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~。」

 

 

上空4000mから落ちていく三人と猫一匹。

 

ここは箱庭(はこにわ)世界(せかい)。様々な修羅神仏(しゅらしんぼつ)悪魔(あくま)達が多く存在しており、様々な天動説が生きる世界である。神魔の遊戯『ギフトゲーム』で修羅神仏や悪魔、英雄たちを相手に才能や恩恵を賭けて戦っていた。

 

しかし、後に魔王と呼ばれる銀太達の登場で、箱庭の世界に大きく変わる事になるとは誰一人知られていない・・・・・・。

 

しかし、そんな三人を知る者が存在していた・・・・・・・・・・。

 

箱庭の世界・時の流れから外れた古城

 

ここはあらゆる時から外れた次元の狭間、そこに浮かぶ古城に一人の吸血鬼がいた。

 

金髪のゴスロリ少女「ふ~~・・・・・・ついにこの日がきたようね・・・・・・・・。」

 

金髪のゴスロリ少女は紅茶を好んで飲んでいた。

彼女の名はレイチェル・アルカード。ヴァンパイアの血を引くアルカード家当主である。

何故か銀太達の事を知っており、彼らが箱庭の世界に来たことに察知した。

 

デブ黒猫「お嬢様。誰か来たのですかよん?。」

蝙蝠「おネェ、誰か来たのか知っているのっスか?。」

 

黒いデブ猫と赤い蝙蝠が誰か来たのかと言うと彼女はこう言った。

 

レイチェル・アルカード「ええ、そうよ、ナゴ、ギィ。この箱庭の世界に魔王が現れたのよ。」

ナゴ「え、ま、魔王!!?。」

ギィ「ま、魔王って・・・・箱庭の天災じゃないスか?。」

レイチェル・アルカード「違うわ。別の意味で魔王でもあるけど・・・・・・この箱庭の世界に変革をもたらす存在よ。」

ナゴ、ギィ「へ、変革?。」

レイチェル・アルカード「それより・・・・・・・早く紅茶や茶菓子を持ってきなさい!!?。」

 

ドゴ~~~~~~~~~ン。

 

ナゴ「アハ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン♥」

ギィ「痛~~~~~~~~~いっス~~~~~~~~~~!!」

 

蹴り飛ばされ行ったナゴとギィ。そこへ彼女に近づく謎の人物が現れた。

背筋がピンと伸びた燕尾服を着こなす老紳士で、名はヴァルケンハイン・R・ヘルシング。

アルカード家に仕える執事である

 

ヴァルケンハイン・R・ヘルシング「レイチェル様、この箱庭世界に魔王が現れたのですか?。」

レイチェル・アルカード「ええ、そうよ。ついにこの日が来たわ。この箱庭の世界に大いなる災厄を食い止める唯一の希望が。」

ヴァルケンハイン・R・ヘルシング「しかし、彼らはまだ自分達の力を知らないでいるのです。彼らの身体に宿る存在を知れば、心が壊れる危険性が・・・・・・・・・・・・・。」

レイチェル・アルカード「・・・・・・・・・・それは彼ら次第よ。彼らの運命は自らの手で切り開くしか道はないわ・・・・・・・・・。」

ヴァルケンハイン・R・ヘルシング「・・・・・・・・・・・・・・そうですか。」

 

シリアスな雰囲気になる二人。そこへ、ナゴ、ギィがやって来た。

 

ナゴ「お嬢様。紅茶を持って来ましたよん。」

ギィ「最高級のお茶菓子も持って来たっス。」

 

レイチェル・アルカード「・・・・・遅い・・・・・・。」

 

ドスッ、ガスッ、ボゴッ。

 

ギィ「な、何で~~~~!!。」

ナゴ「ア、アハ~~~~~~~~ン♥。」

 

レイチェルの理不尽な扱いを受けるギィやナゴ。レイチェルはギィやナゴに制裁をかけた後、ある事を決意する。

 

レイチェル・アルカード「ナゴ、ギィ、今から出かけるから準備しなさい。」

ナゴ「あ、わかりましたよん。」

ギィ「わかったっス。今行きますっス。」

 

大忙しに準備するナゴとギィ。ヴァルケンハインは彼女に問いかけた。

 

ヴァルケンハイン・R・ヘルシング「レイチェル様、今からどこへ?。」

レイチェル・アルカード「箱庭世界よ。今から彼らを会いにね。」

ヴァルケンハイン・R・ヘルシング「そ、それは駄目です。レイチェル様。貴方はアルカード家の制約はお忘れですか。アルカード家はいかなる事が起きても箱庭世界に干渉は許されない。それは貴方様もわかっているはず。」

レイチェル・アルカード「・・・・・・それはわっかているわ・・・・・・。」

ヴァルケンハイン・R・ヘルシング「では、何故!?。」

レイチェル・アルカード「いずれ、奴らの手に箱庭・・・・いえ、すべての世界が滅ぼされるのを黙って見ているつもりも、このまま傍観者になるつもりもないわ。彼らは奴らと戦うには力不足、来るべき戦いのために力を蓄えなければならない・・・・・・・。だから、私は行く・・・・・・・・・・・。」

ヴァルケンハイン・R・ヘルシング「・・・・・・・・・・・レイチェル様・・・・・・・・。」

レイチェル・アルカード「・・・・ごめんなさいね。ヴァルケン。私の我侭に許してくれる?。」

ヴァルケンハイン・R・ヘルシング「いいえ、私はレイチェル様の執事です。レイチェル様の決意に口出しは無用です。レイチェル様はレイチェル様のやれることをやってください。」

レイチェル・アルカード「ヴァルケン」

ヴァルケンハイン・R・ヘルシング「レイチェル様。留守はお任せください。」

レイチェル・アルカード「ええ、ありがとう。行くわよ。ナゴ、ギィ。」

ナゴ「お、お嬢様。お、お待ちよん。」

ギィ「ま、待ってくださいっス。」

 

傘に化けたナゴを持って、箱庭世界へ旅立つレイチェル。

 

レイチェル・アルカード「この世界の救世主か世界を滅ぼす魔王になるか、見届けるわ。」

 

こうして、魔王として箱庭に君臨する三人の問題児の活躍が今、始まるのであった・・・・・・・・・。

 

 

 

第一話 終                                第二話に続く。




如何ですか?。銀太達が箱庭へ飛ばされる前のお話ですが、ラストでは銀太達が上空から落ちて行く展開にびっくりする方がいるでしょうか。
この話の中でジン・ラッセルや黒ウサギ、そして、ラストに出たレイチェル・アルカードが登場しますが、特にレイチェル・アルカードは原作「BLAZBLUE」に登場するキャラクターで、性格はそのままですが、物語の重要な鍵を握る人物として描かれており、銀太達の手助けや助言を行い、箱庭の世界や他の世界の崩壊を阻止する為に密かに活躍します。

他にも様々なキャラが登場しますのでお楽しみしてください。

次回は二作続けて投稿しますのでお楽しみにしてください。
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