インストール@プリキュア!   作:稚拙

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 キュアコスモ!
 グランドジオウ!!
 リュウソウゴールド!!!

 次回のニチアサは新ヒーロー&最強フォーム降臨祭だぁぁぁ!!!!

 ……と思ったら……

 おのれゴルフゥゥゥゥ!!貴様によって(ry

 おそらく"はるカナショック"以来焦らされているであろう全国のニチアサファンの皆様へ贈る『こんしゅうのニチアサはおやすみです。』の時間がやってまいりました!!

 今回はなんと……『プリキュアがゴルフと和解する』お話です。
 首をかしげているディスプレイの前の貴方、そのリアクションが正解です、ハイ。

 プリキュアがゴルフを解説する、おそらく前代未聞の『ゴルフ回』をここに送信いたします……!!


プリキュアといっしょにゴルフをみよう!

 コレは……恐ろしいまでの『焦らし』だ。

 次回予告で期待させといて、その画面の下に無情に表示される―――――

 

 ら い し ゅ う は お や す み 。

 

 「生殺しだぁぁ~~~~!!!」

 

 全世界30億人のプリキュアファンの皆さん、おはようございます……!!

 日曜の朝から怒れる主人公、東堂りんくです……!!

 

 「マオちゃんが……怪盗ブルーキャットがキュアコスモになろうって時に……!!」

 

 今日……令和元年6月16日、日曜日……

 朝8時30分、5chで放送している番組ときたら…………

 

 「パパやイケメン選手目当てのママならいざしらず……小さな女の子がゴルフなんてわかるワケないじゃない……!!」

 《そ~だそ~だ~!》

 

 そう、全米オープンゴルフの中継でプリキュアは放送休止(おやすみ)、キュアコスモは一週間おあずけなんですよ……

 ある意味……"はるカナショック"以来のゴーモン……!!

 

 《あ、そーいえば、データからこんなメッセが届いてたよ?》

 

 メモリアがコミューンのメッセージソフトを開くと、目をツリ上げたデータが出てくるや、こうまくし立てた。

 

 《グランドジオウとリュウソウゴールド初登場って時にゴルフだぁ!?特ヲタナメてんじゃねーぞテ〇朝ァッ!!うぎいぃぃぃぃぃーーーーー!!!!》(血涙)

 《デ、データ、落ち着いてって……ほら、ピースも何か言ってあげてよ……》

 《…………ほくとくん……"ペブルビーチ"ってアメリカのドコでゲソ……??カミナリ落としてどっか~んとやるでゲソ……そうすればジオウもリュウソウジャーも見られるでゲソ……♪ゲ~ソゲソゲソゲソ……♪♪》(光の無い瞳……)

 《ピースがイカデビルに!?いやいやいや!?ダメだよ!?第一現実の世界に来れないのにどーやって(ぷつん!)》

 

 …………やよいちゃんがキャラ崩壊してるのはツッコまないであげてください……

 

 「データ……いつの間に特ヲタになっちゃったんだろー……」

 《??"とくをた"ってなーに?》

 「それはあとでマーメイドかビューティにきいてねー。……さて」

 

 今日はプリキュアの放送が無い…………そんな『キュアロス』をどーやってまぎらわそーか、悩んでるディスプレイの前のみんな!

 私、東堂りんくは考えてみました…………

 いくらプリキュアの放送が中止になっちゃったからといって、ゴルフに怒ったり恨んだりすることって―――――

 それ、なんか違くない?

 

 "好き"が、人によって違うことは当然―――――でもね、"人に迷惑をかける"『好き』だけは、"素敵"だって思えない!

 

 前にこんなこと言いました、私。

 プリキュアが好きな人がいるように、世の中にはゴルフが好きな人もいる。

 年に1度のゴルフ中継を心待ちにしていた人だっているんだよね。

 プリキュアたるもの、憎しみで戦うべからず!わかりあおうとすることこそ、プリキュアの本分!

 

 私は、プリキュア史上初(かもしれない)ことを―――――

 

 『ゴルフとの和解』を、今、成し遂げて見せます!!

 

 ……というわけで、今日は特別企画!題して―――――!

 

 

プリキュアといっしょにゴルフをみよう!

 

 

 1.ゴルフってどんなスポーツ?

 

 

 りんく「はいみんな拍手~!」

 

 みんな「「「わ~~~~♪」」」

 

 りんく「つまりは思い切って、『ゴルフをプリキュアのみんなと解説しちゃおう』っていうコペルニクス的発想よ!」

 

 メモリア「ま……まぢで"ゴルフ回"をするなんて……」

 

 りんく「さて、そもそもみんな、ゴルフがどんなスポーツか知ってる?知ってる人、はーい」

 

 ロゼッタ「少しだけですが、セバスチャンに教わったことがありますわ♪ボールをクラブで打って、ホールのカップに入れる……それまでの回数の少なさを競うスポーツですわね」

 

 りんく「そのとーり!……他のみんな、わかった?」

 

 マーチ「えぇと……専門用語が多くてさっぱり……」

 

 ビート「ボールだけなら……」

 

 りんく「専門用語をできるだけ省いて説明するとね……つまり、決められたコースのスタート地点から、コースの奥にある穴にボールを入れるまでにかかった回数が少ない人の勝ち、ってルールなの」

 

 マリン「最初からそう言ってよ~!ありすのいぢわる!」

 

 ロゼッタ「あら、ごめんなさい♪」

 

 りんく「実際に中継の映像を見てもらった方がわかりやすいかもね。メモリア、例の映像出して~♪」

 

 メモリア「は~い!」

 

 

 2.ゴルフ中継で出てくる数字って?

 

 

 メモリア「……画面の右上に数字が並んでるね」

 

 ハッピー「14H……451Y、PAR4……え、え~っと……ナニコレ?」

 

 りんく「これはそれぞれ、14番ホール、451ヤード、パー(フォー)を意味してるの。それぞれ、14番目のコースで、そのコースが451ヤードの長さで、コース内で4打以内でゴールすればOKってコト。……厳密にはちょっと違うけどね。ゴルフコースは普通1つのゴルフ場に18コースあって、それを1日で回るの。地上波のゴルフ中継は大抵、最後の方の3~4コースしか中継しないのよね」

 

 マリン「ってかなんで長さがヤードなワケ?メートルのほうがわかりやすいじゃん」

 

 りんく「最近の中継だとメートルを併記してるテレビ局もあるけどね。ちなみに1ヤードは0.9144メートルね」

 

 レモネード「……頭が痛くなってきました……」

 

 りんく「で、PAR(パー)4だからこのホールは『ミドルホール』。中くらいの長さね」

 

 ミラクル「っていうことは、それよりも長かったり、短かったりするホールもあるの?」

 

 りんく「PAR3の『ショートホール』、PAR5の『ロングホール』、それから『ミドルホール』の3種類があるの。ほとんどのゴルフ場が、18ホールの合計がPAR『72』になるように設定されてるの」

 

 エース「……ということは、18ホールを72打で回ればよい……ということですね」

 

 りんく「その通り……と言いたいところなんだけど、ゴルフはあくまでもスポーツ!72打よりもいかに少ない打数で回れるかを競うんだから!……メモリア、次の画面を出して」

 

 メモリア「あらほらさっさー!」

 

 

 3.◎〇△…………これってなに?

 

 

 りんく「次に出てきたのは個人成績ね。『-1』かぁ、ふむふむ」

 

 トゥインクル「マイナスってコトは負けてるの?」

 

 りんく「お、いいトコに目を付けましたねきららちゃん!これは『マイナスいち』じゃなくって、『ワンアンダー』って読むの。それまでのPARよりも、1打『少なく』打ててるってコトを表してるの」

 

 リズム「つまり、『-』の数字が多いほどいい成績ってことなのね……」

 

 りんく「ちなみに逆に『+』になると『オーバー』って読むの。『アンダー』とは反対に、余計に打数を使っちゃってることね。あと、それまでのPARと同じなら『イーブンパー』っていって、『E』で表示されるの。つまりプラマイゼロ」

 

 マリン「『マイナス』が多いほど良くって『プラス』が多いほどダメって……他のスポーツと正反対ぢゃん」

 

 レモネード「紛らわしいですね……」

 

 ハッピー「ねぇねぇ、選手の人の名前の下にある〇とか△とかって……なに?」

 

 りんく「個人の成績表ね。それまでのコース結果をわかりやすく表示してるの。『(横線)』は『パー』で、ポイントの増減は無し。『〇』はバーディーで、『△』はボギー……―――――」

 

 メモリア「ま、またゴルフ用語がぁ~……」

 

 りんく「あ、ごめんごめん……コースの打数……PARよりも1打『少なく』カップイン……ゴールできたことを『バーディー』って呼んで、得点が『-1』されるの。表で言うと『〇』ね。このバーディーをいかに多く稼ぐかが、ゴルフの勝負ってワケ」

 

 マーチ「それで、『△』は?」

 

 りんく「『ボギー』のことね。PARよりも1打『多く』余計に打ってカップインしちゃったことね。得点が『+1』されるの。ちなみに2打で『ダブルボギー』、3打で『トリプルボギー』……で、得点もどんどん『+』に……まぁ、プロでここまでやっちゃうヒトはほとんどいないんだけどね……」

 

 マーメイド「あら?……ということは、2打以上『少ない』打数でカップインすることもあるんじゃないかしら?その場合はどうなるの?」

 

 りんく「それこそがゴルフのロマン!PARよりも『2打少なく』カップインできたら『イーグル』って呼んで得点が『-2』されるの。一発逆転の大チャンス!……なんだけど、プロの人でも難しいのよね……」

 

 ロゼッタ「ちなみに『3打少なく』カップインできれば、『アルバトロス』と呼ぶのですわ。得点が『-3』されるのですが、プロでも滅多に出ることはなく、ましてやテレビ中継ではまずお目にかかれないかと……」

 

 ビート「なるほどね。時々、画面の下に『FOR BIRDIE』って出るけど……それは『この一打で入ればバーディー』ってことだったのね。緊張するのもわかるわ……」

 

 りんく「そしてさらに!……最初に打ったボールがホールに直接ナイスオン!……これはみんなもよく知ってると思うけど……??」

 

 マリン「あ、それ知ってる!『ホールインワン』ね!」

 

 りんく「そのとーり!プロでも『3756分の1(某ゴルフ雑誌の統計によるため多少の誤差あり)』の確率でしか出ない奇跡の一打!」

 

 メモリア「それって宝くじに当たるよりむずかしいんじゃ……」

 

 りんく「……でも実は『アルバトロス』の方が確率が少ないんだよね。男子プロではその確率……なんと15万分の1!」

 

 ビューティ「まぁ……!」

 

 りんく「女子プロだとさらに下がって100万分の1……アマチュアだと200万~300万分の1……宝くじを当てるよりも、アルバトロスを出すのは難しいのよ……」

 

 ハッピー「はっぷっぷ~……」

 

 ロゼッタ「でも、その一打のロマンに魅せられたゴルファーは数多く、今日も数多のゴルファー達はゴルフ場に集うのですわ。……さて、ここからはそんなゴルファーたちが使う『クラブ』を、ワタシがご紹介いたしましょう♪」

 

 

 4.ゴルフクラブはカードデッキ?

 

 

 ロゼッタ「クラブの語源はワタシ、キュアロゼッタのシンボルの『♣』と同じで、『棍棒』なのですわ♪……というワケで、クラブについてはワタシがご説明致しましょう♪」

 

 マーチ「中継を見てる限り……全部鉄なの?」

 

 ロゼッタ「クラブはヘッド……ボールを打つ場所の素材によって大まかに、『ウッド』と『アイアン』の2種類に分けられていて、その中でも柄の長さによって番号が振られているのですわ。『1番ウッド』『3番アイアン』などと呼びますね。番号が大きくなるほど、概ねボールを打った時の飛距離が短くなり、弾道が高くなりますわ」

 

 トゥインクル「『ウッド』って……まさかアレって木で出来てるの!?……それにしては打った時にスゴい音がしてるけど……」

 

 ロゼッタ「実際、昔のウッドのヘッドは柿の木で作られていたそうですが、今はステンレスやチタン合金といった金属製や、それに炭素繊維(カーボンファイバー)を組み込んだ複合製が主流ですわね。でも、『ウッド』の呼び名は今でも名残として使われているのですわ」

 

 メモリア「な、なんかスゴそう……」

 

 ロゼッタ「ティーショット……第1打目で使われる『1番ウッド』は『ドライバー』と呼ばれていて、すべてのクラブの中で最も飛距離が出るクラブ……でも、柄が最も長く、ヘッドも重く作られているので、扱いも難しいのです。プロでも、最もこだわって選ぶクラブだといわれていますわね」

 

 マリン「じゃぁそれで飛ばしまくればいーじゃん」

 

 ロゼッタ「ゴルフはそんな単純なスポーツではありませんよ?……そんな時のために、位置を微調整する『アイアン』を使うのです。更に最近は、ウッドとアイアンの中間の性質を持つ『ユーティリティ』というクラブも出てきましたわね。そして短い距離を飛ばすための『ピッチングウェッジ』や、バンカー……砂場からの脱出を目的とした『サンドウェッジ』……その中間の『アプローチウェッジ』、そしてグリーン上で使用する『パター』……クラブは種類が多く、そして奥深いのですわ」

 

 りんく「そーいえば一時期、石川遼選手が『0番アイアン』ってのを使ってたよね」

 

 ロゼッタ「それは例外中の例外で、YONEX社が販売していたユーティリティの一種、"ゼロアイアン"のコトですわ。『0番アイアン』は実際には存在しないのです」

 

 ミラクル「け、結局……クラブって全部で何種類あるの……??」

 

 ロゼッタ「わかりません♪」(即答!)

 

 ハッピー「ゑ」

 

 ロゼッタ「今現在、何種類出てるのかはわからないのです。ウッドでも少なくとも11番、メーカーによっては70番なんていう数字までありますし……実は同じ番号でも、メーカーによって微妙に性質が違ったりしますので、まさしく星の数ほど、クラブは存在すると言っても過言ではないでしょう」

 

 マーチ「……………………………………( ゚Д゚)」

 

 マリン「あー……気が遠くなってきたぁ……」

 

 ロゼッタ「でも、そんな星の数だけあるクラブの中から、1人のプレイヤーが1試合に持ち込めるのは―――――たった『14本』だけなのです」

 

 エース「14本……だけなのですか?!」

 

 ロゼッタ「そうですわ♪自分に合ったクラブを見つけて、選んで……選りすぐった14本のクラブだけが、試合中に使える『武器』となるのです。……さながら、カードゲームのデッキと同じですわね♪」

 

 ハッピー「あ、それならわかりやすいかも!」

 

 ロゼッタ「データ放送で、有力選手が使っているクラブセッティングを見ることのできる中継もありますわ。プロゴルファーたちが選んだ『デッキ』を見比べてみるのも、一つの楽しみ方……新たな発見があるかも知れませんわね♪」

 

 りんく「日本のプロゴルファーたちのセッティングが細かく見られるサイトもあるから、参考にしてみてね~♪」

 

 

 5.コースはまるでアクションゲーム!

 

 

 りんく「さて、ここからは実際に、プロゴルファーのプレーを見ながら、ゴルフのコースを説明するね!」

 

 ビューティ「最初に打ち始める場所……ここが『ティーインググラウンド』ですね」

 

 りんく「ここから、ゴールのグリーンの中央までの距離が、『コースの長さ』になるの。ここにティーを刺して、その上にボールを置いて……ナイスショット!」

 

 リズム「さっきから実況のアナウンサーさんと解説の人以外、ほとんどしゃべってないわね……すごく静かだわ」

 

 ロゼッタ「ゴルフは集中力が何よりも求められるスポーツ……一打ごとに全神経を研ぎ澄ませるため、気を散らせる騒音は厳禁ですわ」

 

 メモリア「アナウンサーさんはしゃべってるけど?」

 

 りんく「あ、アナウンサーさんと解説の人は実際そこにいるわけじゃなくって、映像を見ながら別の場所で話してるからね。……さて、ボールがうまくフェアウェイに乗ったね」

 

 エース「きれいに短く刈り揃えられた芝生ですね」

 

 りんく「『フェアウェイ』はボールもよく弾んで、よく転がるし、次に打つ時も打ちやすい場所ね。このフェアウェイをキープしながら進むコトはゴルフの基本なの。いわばコースのメインストリートね。でもその周りは……」

 

 マリン「うっわ~……雑草ボサボサ……」

 

 りんく「ここはわざとこうしてあって、『ラフ』って呼ぶの。草のせいでボールも転がらずにすぐ止まっちゃうのよね。次に打つ時もよく飛ばなかったり、草に引っかかってヘンな方向にスライス……曲がって飛んでいっちゃったりするから、出来る限り避けて進むのが定石よ」

 

 マーメイド「最終的にグリーン……カップの周りの芝地に乗せればいいのね」

 

 ビート「そこまではパワー任せでガンガン進んでもOKね!」

 

 りんく「いやいや~……そこはいぢわるに作ってあるんですよヘレンさん」

 

 ビート「ヘレン(ちゃ)うわッ。……グリーンを取り囲むように砂場が作ってあるわね」

 

 りんく「『バンカー』ね。大抵、グリーンの周りに最低1つは掘ってある『コースの落とし穴』ね。……フェアフェイのド真ん中に掘ってあることもあるけど……」

 

 ミラクル「『落とし穴』っていっても『見えてる』よね?そう簡単に打ち込んじゃうワケ……―――――」

 

 レモネード「あ、打ち込んじゃいましたね」

 

 ミラクル「ゑ」

 

 ロゼッタ「コースを深読みするあまり、『見えてる落とし穴』にハマってしまうことも多々ある事なのですわ……」

 

 マーチ「あちゃ~……」

 

 りんく「脱出するには『サンドウェッジ』のクラブを使うんだけど……飛距離も出ないから思わぬ足止めになっちゃうのよね」

 

 メモリア「あ!今度は池にボールが~!」

 

 エース「俗に言う『池ポチャ』ですね♪」

 

 マーメイド「よく知ってるわね……」

 

 りんく「正式には『ウォーターハザード』って言って、池や川から取り出すために1打分のペナルティが科せられちゃうの。もっとも、『ボールが打てれば問題ない』から、池に入ってでもボールを打ちに行くタフな人もいるのよね」

 

 ハッピー「そ、それって危ないんじゃ……」

 

 りんく「実際、落ちちゃったら絶対取れない『池ポチャ』もあるのよね。今回中継される全米オープンが開かれる"ペブルビーチ"の名物・7番ホールなんて、ほら…………」

 

 ロゼッタ「まぁ❤なんという絶景でしょう!」

 

 トゥインクル「え゛……い、いやいやいや、周りガケじゃん!断崖絶壁じゃん!!??」

 

 マーチ「ピースが喜びそうな『東映ロゴ』が出てきそうな荒波……」

 

 りんく「ペブル"ビーチ"の名前通り、このコースは海沿いに作られてて、その浜風もゴルファーたちを苦しめる、なんか間違っちゃったよーな難コース……!」

 

 ロゼッタ「まさに天然自然の要塞……降りかかる艱難辛苦を乗り越えた先に、栄光のグリーンが待っているのですわ」

 

 りんく「でも、ゴルファー最後の強敵がこの『グリーン』!ここではパター以外使っちゃいけません!」

 

 ミラクル「ボールを浮かせちゃいけないってこと……?」

 

 りんく「そのとーり!……ここからはボールからカップまでの距離の計算や、正確な力加減が求められる重要ポイント……もう力任せは通用しないわよ……?」

 

 ハッピー「はっぷっぷ~……わたしこういうのニガテ~…………」

 

 メモリア「ねぇ、どーしてしゃがんでカップを見てるの?」

 

 ロゼッタ「中継では若干上からカメラが映していますから、一見グリーンは真っ平に見えますが、実は微妙な傾斜や、芝の質が違う箇所があるのです。ですから、あのように平面的な目線で見ることで、グリーンの傾斜を意識してパッティングできるようになるのですわ」

 

 レモネード「…………バーディーパット、外してしまいましたね……ちょっと力が弱かったみたい……」

 

 ビューティ「しかもボールがどんどん下に……つまり……」

 

 マーメイド「このグリーン、画面の上から下への坂になっていたのね」

 

 りんく「中継ではグリーンが坂になってるかどうか、アナウンサーさんや解説さんが説明してくれることもあるから、要チェックよ!」

 

 マーチ「ようやくカップイン……パーだね」

 

 リズム「何とか持ち直せたみたいね……」

 

 りんく「仕掛けられたワナを乗り越えて、最後は知力でボールをカップに沈める……アクションゲームみたいなものだと思って見れば、ゴルフもとっても楽しく見られるよ!」

 

 メモリア「(σ・∀・)σさっすがぁ~♪」

 

 

 ・さいごに!

 

 

 りんく「……というわけで、ざっくりゴルフを解説してみたけど、どーだった?」

 

 マリン「ど・こ・がざっくりよ~!?ワリとマジでガッツリ*1だったぢゃん!!」

 

 エース「しかし、きちんとルールを理解できれば、少なくともつまらなくはなくなる……そうではなくって?」

 

 レモネード「確かにそうですね♪」

 

 トゥインクル「ゴルフが好きなパパさんやおじいちゃんとも、ゴルフ中継を見ながら会話が弾むかも!」

 

 ロゼッタ「そんなワケで、プリキュアが無い日曜8時半、プリキュアファンの皆様も、特撮ファンの皆様も、これを参考にゴルフ中継をご覧になって見てはいかがでしょうか?」

 

 ミラクル「長い距離のバーディーパットは、見てるこっちもワクワクもんだぁ!」

 

 ハッピー「ホールインワンが出れば、とってもウルトラハッピー!」

 

 マーチ「世界屈指の難コースに直球勝負で挑むプロゴルファーたちの真剣な表情も見どころね!」

 

 りんく「『スター☆トゥインクルプリキュア』はおやすみだけど、パパやおじいちゃんといっしょに、家族みんなでゴルフを見て過ごすのもアリかもね!」

 

 メモリア「6月23日、ついにキュアコスモが出てくるんだね……あたし、もう待ちきれないよ~!」

 

 リズム「あら?……でもお部屋の棚にブルーレイディスクがあったような……」

 

 りんく「それは言わないお約束。今日は令和元年6月16日なの。……それじゃ、ディスプレイの前のみんな!」

 

 

 みんな「「「よい休日を~~~!」」」

 

 

 

 ――――――――――

 

 

 

 《ぐをををををををを!!何年か前までは9時でゴルフ終わってたぢゃねーか!!!なんで今年に限って11時までやりやがるんだぁぁぁ~~!!!》

 《イイコト思いついたでゲソ。テ〇朝の中継機器をネットからショートさせればいいんじゃなイカ?ゴルフを中継できなければジオウとリュウソウジャーを放送するしかないじゃなイカ!完璧な計画じゃなイカ!》

 《おお!ソイツはイ~カんがえ(いい考え)だ!!テ〇朝をハッキングか……アプリアンのアタシなら不可能じゃないな……フッフッフ……》

 《侵略……侵略でゲソ……!!ゲ~ソゲソゲソゲソ!!》

 

 え~っと……八手ほくとです……

 なんというか……朝からごめんなさい……

 ジオウとリュウソウジャーの放送が中止になって、データもピースもちょっとおかしなことになってて……

 確かに……ジオウの最強フォーム『グランドジオウ』と、リュウソウジャーの新戦士『リュウソウゴールド』登場を前にしてもうあと1週間待たなきゃいけないのは僕も残念だけど……

 テレビ局にはテレビ局の都合があるんだし、ゴルフ中継が好きな人だっているんだし……わがままは……良くないよね?

 あ、データとピースはああ言ってるけど、実際にはしないと思うから……安心してください♪

 ……となると、これからのんがプリキュアごっこを挑んでくる頃か……そう思って、ふと窓の外を見た―――――

 

 

 ―――――カッ!!

 

 

 突然、窓の縁側に鋭い音とともに何かが突き刺さった。見ると、長方形の薄い板―――――カードだった。

 

 《ぉわッ!?》

 《ひぇっ!?》

 

 一発で正気に戻るデータとピース。ただならぬ気配に、僕は思わず窓から身を乗り出した。

 そこで―――――僕は見た。

 少し離れた家の屋根の上に、3人の人影を。

 雨が降っていて薄暗かったから、よく見えなかったけど、僕の視線を感じ取ったのか、すぐにどこかへと消え去ってしまった。

 遠ざかる気配に不審を感じながらも、僕は突き刺さったカードを手に取ってみた。

 そのカードには―――――こう記されていた。

 

 

予 告 状

 

この夏、『聖地』をいただきに参上致します

 

蒼の怪盗団

 

 

 「これは……!?」

 

 否応なしに、僕の胸が早鐘を打つ―――――

 

 それはまさに、僕に思わぬ出会いを『予告』するモノ―――――

 

 僕にとって忘れられない、一番熱い『令和元年』の夏が、もうすぐそばまで近づいていた―――――

 

 

 ―――――To Be Next "Today's NICHIASA is Stop broadcasting!"……

*1
実は本当に『ざっくり』である。基本中の基本を紹介しただけでもこれだけの文量になってしまうほど奥が深いのがゴルフなのである。『もっとゴルフのことが知りたい!』という方は、読者様方各自でお調べください。これ以上書くと本格的ゴルフ小説になってしまいかねませんので……(汗)




 いかがでしたでしょーか……?

 ゴルフ知識ですが、ゴルフ好きな稚拙の父に付き合ってゴルフ中継を見たり、ゴルフゲームをやったりして得た知識を総動員しました。実際ゴルフをやったことも無い人間が書いたものですので、間違ってたらゴメンナサイ。あくまでも『ゴルフが知らないヒトでもこれを読んでおけばなんとな〜くゴルフ中継がわかるように』書いた『副読本』のよーな雑文ですので……(汗

 さて、『こんニチ』初の『つづく』展開となりました……!!
 次にニチアサが休止となる日、それは……―――――
 そして、『蒼の怪盗団』とは……!?

 謎を残しつつも今回はここまでです!
 また次に……今度はエグゼイド編の最新話で!
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