幼馴染の夢   作:ターメリック

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オリジナル作品書いてみました
恋愛ものなんで結構面白く書きたいかも、もちろんおぉ!と思うような感じにもしたいと思いますが
とりあえずどうぞ!


一話

快晴が広がる春の訪れたとある町のとある高等学校。ここでは今日入学式が行われようとしていた。

 

そしてこのお話は今日この入学式に参加する1人の平凡な少年の何気ない高校生活を記したものである。

 

 

 

※※※

 

制服の袖に手を通した俺はボタンを止めて鏡の前に立つ。手で軽く制服のシワを伸ばし気になった髪の毛の寝癖を整えようとしたら‥‥

 

 

「直してあげるよ」

 

「あ、ありがとう‥‥‥‥ってふぁっ!?」

 

 

いきなり女の子の声がしたと思ったがよく聞きなれた女の子の声‥‥

後ろにいるその声の子は俺の前にくる。

 

 

「何変な声出してるの?折角直してあげるって言ってるのに」

 

「いや、別にじ、自分で出来るから」

 

「とか言って私がいないと何も出来ないじゃん」

 

「うっ‥‥でも料理は出来るっての!」

 

 

そう俺は頭は平凡だが料理は案外出来る!つもりだが‥‥この目の前の少女には適わない‥‥

なぜなら、成績優秀、スポーツ万能、家事全般をやらせても何一つ後続を許さないほどの才能を持っているからだ。挙げ句の果てには見たものを魅了させるほどの美しさを持っている。彼女は才色兼備、文武両道、様々な四字熟語が当てはまるもはや完璧な子である。で、なぜそんな女の子がここに居るかってのが気になるんだろ?教えてやろう!それは‥‥

 

彼女は俺の幼馴染であり、隣に住んでいるからだ!しかも俺の部屋と彼女の部屋は向い合せでしかも普通に行き来出来るような距離にあるのだ。故に彼女は俺の部屋に易々と入れるのだ。無論隣が彼女の家なのはずっと小さい頃から分かっていたので戸締りは敢えてしていない。

俺は小さい頃両親が仕事の関係で海外へと移り住んでしまったのだ。そのために今は一人暮らしで他に誰もいないため彼女が家に来て料理を作ってくれたり朝起こしてくれたりとしてくれるのだ。頼んだ訳では無いが彼女がしたいと言ってきたので頼んでいる。

 

 

「あ、ほら、早く寝癖なおしてご飯食べないと入学式の時間になっちゃうよ!」

 

「おっと!これはまずい!よし!寝癖は後で直すことにしよう。ご飯食べよう」

 

 

今日のご飯は珍しく俺が作っておいた。入学式ってこともあって早く目が覚めたからだ。俺と彼女は2人でご飯を咀嚼して一緒に家を出た。

家から学校まではそう遠くないので少しゆっくりでも充分間に合う。ただ、今日は少し慌ただしくしてたので少しだけ早足で学校へ向かう。その途中には桜並木があり俺たちを祝福するように花吹雪が舞っていた。

 

 

※※※

学校に到着して寝癖を直してもらった俺は入学式へと臨む。

そして何事もなく入学式は終わった。

俺と彼女は一緒に帰り道を歩いていた。

おっと、自己紹介がまだだったな。俺は鳴瀬海星(なるせかいせい)、どこにでもいそうなモブの様な男。顔はいいとは思わんし勉強も普通くらい、スポーツは出来ないが武道は全般出来る。剣道、柔道、空手、弓道、合気道この手のものは小さい頃から祖父母に仕込まれてきたので出来る。一応家の家系は江戸時代から続く由緒ある血族のようだ。そのために武道は基本全てをマスターしなくてはならないようだ。因みに親父もお袋も出来るみたいだし親父は武道の大会で様々な功績を残してきてる。お袋は武道も出来るが元々はバスケの選手だったらしい、オリンピックにも出たことあるんだって、無論祖父母もそれぞれ有名人らしい。祖父は武道の達人として日本中にその名が知れ渡っている。祖母は空手の達人だったらしく道場を開いていたみたい。その家系から俺もこうして武道を極めるべく日々鍛錬をしている。でも小さい頃から鍛錬をしていたのに大会には出たことないという不甲斐なさも持っている。なので俺は出来るが知っているのは極わずかの人しか知らない。

モブの様な癖に何故かできるって言うのは不思議な事だが気にはしていないというのが俺の深い自己紹介だな。

 

一方隣を一緒に歩いているのは俺の幼馴染であり俺の初恋の女の子。名前は薬袋雪乃(みないゆきの)。物心ついた頃から一緒に遊んでいて家の隣に住んでいる。しかも部屋も隣り合わせというなんとも奇跡のような関係なのだが彼女はとにかく綺麗で常に人を釘付けにする程だ。頭もキレッキレで何でもできる。因みにこんなに仲いいのは両親の関係も同じで今は海外行った俺の親と雪乃の親は昔からの付き合いだったらしい。なんというか凄い関係だと思う。

俺と雪乃は保育園から今までずっと一緒でクラスも1度も別になったことがない。もうお互いのことはよく分かってるつもりだ。

 

だがこの思いに関しては雪乃も知らない。告白はしたいが俺と雪乃では釣り合わないと思いどうしても気持ちを打ち明けられずにいた。

それはこの帰り道でも同じことで結局普通の会話をして家に着く。

雪乃は家でご飯を作ってくれるがそれも食べたら帰ってしまうため家ではあまり会話はない。

今日もそのような感じだったため、雪乃が帰ってから風呂に入り、着替えて明日のために寝ることにした。




新年早々新しい作品書きましたがほかの作品もあるので良かったらそっちも見てもらえると嬉しいです!
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