幼馴染の夢   作:ターメリック

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とりあえず更新できる時に更新という感じで行きますのでよろしくです


二話

なんだかんだ特に何もなく朝になる。

だが俺は時間を確認してサッと起きる。そしてスグに着替えを始める。

 

 

※※※

 

 

俺が着替えて向かったのは地下、ここには親父が家を建てる時に作った稽古場がある。武道をするには充分なくらいのスペースがある。因みに俺の生活を纏めるとまずここで武道の鍛錬を朝こなして朝食、登校から学校生活、そして下校から鍛錬して寝るという感じだ。

ということで時間もあまりないので朝は基本的なことをする。剣道の素振り、空手の正拳突きが主にやる事だ。それぞれ五百回。するとちょうど良い時間になる。

スグに上に上がり、シャワーで汗を流し清潔にし着替えてから雪乃の作る朝食を食べていつも通り出ていく。

 

 

 

「ふぁ〜あ‥‥」

 

「ねぇ、朝からあんな事してるから昼間眠たいんじゃないの?」

 

俺のあくびをみた雪乃はそう言った。でも鍛錬は一日欠かすだけでもダメなのは昔から厳しく言われてきた、しかももう習慣になってるから辞めるとかえっておかしくなる。

 

 

「ダメだよ、鍛錬は一日にしてならず!一日サボると3日分も努力しないと行けないんだから!」

 

「余計な所で生真面目出てるよ?」

 

「それこそ余計なお世話」

 

「あっそ、じゃあもう心配なんかしてあげないんだからね!」

 

 

そう言って俺を置いていくように走っていった。それを見た俺は急いで追いかける。

 

 

「お、おい!急に走んなって!」

 

 

学校の校門前でようやく追いついた俺は息切れはしてないが疲れた。

全く、世話の焼けるやつだ。でも小さい頃から一緒にいるから許せるのだろうか。自然と許してしまうのだ。

 

 

「さぁ、教室行こうよ」

 

「そうだな」

 

 

 

お互い教室へ向かう。結局高校もクラスは同じなので一緒に教室まで歩いていく。席は名簿順になっていたがここで奇跡が起きていた。

まさかの席が隣合わせだった。この時俺は少し嬉しかった。それもそうだ好きな人の隣に居れるんだから。でも、雪乃はそんな事思ってるわけないよな。俺達は幼馴染、その先のことは考えてないだろうしこのクラスにはなにやらイケメンがいるみたいだし、俺なんかが一緒にいたら宝の持ち腐れだ。

という訳でやっぱり一方通行のままなんだろうな。

 

そうこう言ってると先生が入ってきた。

 

 

「みんな席に付いてくれー」

 

 

その後出席を取って今日はオリエンテーションをやるらしい。という訳で早速校舎を見て回ると言い始めた。

 

 

先輩の教室をみて、芸術棟の方を見て回る。職員室と体育館を見て終わった。

教室に戻ってきたら少し休憩と言われたので休もうと思ったら早速雪乃の所には人集りが出来ていた。そりゃそうか、あれだけの見た目をしてるのに気にならないわけがない、そう思って俺は携帯を構っていた。

そんな俺のところにも1人やって来た。

 

 

「よう、俺は山野竜也(やまのたつや)ってもんだ宜しくな」

 

「俺は鳴瀬海星だ、よろしく」

 

「お前、朝あの薬袋さんと一緒に教室入ってきてたよな、どういう関係なんだ?」

 

「と言ったってただの幼馴染ってだけだぞ?」

 

 

そう言った瞬間に周りの男子から痛い視線を感じた。

まぁ、そうなっても仕方ねぇわな。なにせこのクラスで最も綺麗な女の子と毎日一緒に登校したりしてんだからな。とは言えあまりこの視線も良くはないよな。クラスを敵に回すことになるからな。

 

そう思ってると先生が戻ってきた。

次はどうやら教科書に名前を書くらしい。てことで俺は筆箱から黒のペンを出して名前を書き始めると、雪乃があっと声を漏らす。

横をチラッと見るとどうやら黒ペンを忘れたらしい、幸い俺の筆箱には2本入ってたので1本あげた。

するとありがとうと笑顔で返ってきたので自然と顔が緩んだ。

 

 

その後は注意事項などを聞いた後4限の終わりのチャイムがなったので飯にすることにした。この学校は屋上が解放されているのでとりあえず屋上でも行こうかと思い弁当を持って行こうとすると雪乃も付いてきた。

 

 

「海星、一緒に食べよ♪」

 

「お、おう」

 

 

7くそ、周りの視線がとにかく痛い、急いで俺は雪乃を連れて屋上まで向かった。そして屋上にあるベンチに座り雪乃の作ってくれたお弁当を開ける。中身は俺の好きなものがたくさん入っているが栄養バランスもしっかり取れている完璧な内容だった。正直嬉しい。

いただきますと合掌して、1口運ぶ。もちろん美味い。当たり前か、この雪乃が作ってくれたんだからな。雪乃も俺の顔をみて笑顔になっていた。

 

 

※※※

 

 

午後の授業も終わり帰路につく。何気ない会話をしながら帰る。夕日に染まった桜並木を歩いている雪乃を見ていると凄く見とれてしまう。それほど夕日の桜並木と雪乃は絵になっていた。そして家に着くと俺は着替えて地下へ向かう。やるのは弓道、柔道、剣道、空手の四つ。合気道は相手が居ないと出来ないので精神統一しながら技のイメージを固めることをしている。空手は型の稽古を、剣道は打ち込みを、柔道は筋力トレーニングを、弓道は実際に矢を射る事で毎日こなしている。ただ、1人だとどうしても鍛錬が限られてしまうのが欠点だった。

しかし、何もしないよりはマシと思い続けた。結局この日も雪乃の作ってくれた料理を咀嚼し汗を流して就寝をするのだった。




とりあえず更新完了です
新キャラ出てきました
やっぱり入学後というのは友達作るのが大変ですよね
自分も正直苦労しました、まぁこれにはあまり関係は無いですがねw
それではまた次回をお楽しみに!
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