幼馴染の夢   作:ターメリック

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更新はそんなに早くないですがこんな感じで投稿しますので覚えておいてください
それではどうぞ!


三話

今日も俺の朝は早い。

いつものように着替えを済まし鍛錬を始める。

今日はいつもと違うところがひとつある。それは雪乃が見ている事だ。

 

 

「なぁ、わざわざ見にこなくて良くないか?」

 

「なんで?いいじゃん、普段どんなことしてるのか気になるし」

 

「普通に素振りとか正拳突きの鍛錬だけだよ」

 

 

そう言って重さ1キロの素振り刀を手に持ち素振りを始める。軽々と振り続けると自然と風を切る音がビュンビュンなる。

 

 

「ねぇ、海星」

 

「どうしたんだ?」

 

 

雪乃が俺の名前を呼んだので素振りをしながら聞き返す。珍しく驚いたような声を出していた。

 

 

「なんか昔の海星とは別人みたいになったね。だって昔はそんなにがっしりした身体じゃなかったのにね」

 

「いつの頃の話をしてるんだよ雪乃、俺らもう高校生なんだぞ?さすがに昔のままなんて嫌だぜ。顔はどう足掻いてもイケメンには勝てないけどな、あはは」

 

「そうだよね。でも‥‥私は、君の顔す‥‥‥‥」

 

 

ガラガラガシャーン!!!!!

 

突然大きな音があたりに響き渡り、俺は素振りを止める。雪乃はビックリしていた。

 

音のした方を見ると空手用の瓦が雪崩のように崩れていた。

 

 

「あちゃー瓦崩れちゃったよ‥‥はぁ、とりあえずまた並べ直さないと」

 

 

俺は素振り刀をしまい瓦を片付け始める。雪乃は時間を確認していた。

 

 

「海星、私お弁当と朝ごはん作ってくるね」

 

「あぁ、ごめんな、これ片付けたら行くから」

 

「うん、分かったよ」

 

 

そして雪乃は道場を出てキッチンへ向かった。

俺は瓦を片付けてから道場の掃除をして後にする。

 

 

 

※※※

 

 

 

いつものように雪乃の作ってくれた朝食を食べて一緒に家を出る。

そう言えばさっき雪乃がなんか言いかけてたような気がするんだけど聞いておくか。

 

 

「なぁ、雪乃」

 

「どうしたの?」

 

「さっき道場で瓦が崩れる前になんか言ってる途中だったけど最後の方なんて言ってたの?」

 

「い、いや、なななんでもないから!ほら、それよりも早く行こうよ」

 

「お、おう‥‥」

 

 

なんか濁されたけどまぁ、いいか。とりあえず今日から本格的に勉強が始まる。まぁ、それと同時に部活の体験入部もあった気がするんだよな。武道系の部活でも見に行ってみよっと。雪乃は何部に入るんだろう。何でもできるから迷うだろうな。

 

 

 

※※※

 

 

今日から本格的に始まる勉強、とりあえず思うのはここの先生っておもしろい人が多い。

1限の数学は担任の先生なのだがこの先生数学教師なのに何故か白衣着てるんだよね、でも教え方が上手いからなんだかんだ楽しくできる。

 

2限は古典だったけど古典は結構ゆっくり進むみたい。先生がおっとりしたおじいちゃん先生で、話し方もゆっくりでなんか眠くなる先生だった。

 

3限と4限は体育らしい、てかこの学校体育は2限を通してやるらしい。なんか珍しいって思った。

体育は結構厳しそうな男の先生だと思ったらまさかの女性の先生だった。てかナイスバディ!!の金髪なんですけどとりあえず男子からの人気はずば抜けていた。

 

 

そしてお昼はいつものように雪乃と一緒に屋上へ。

ベンチに座って食べようとしていたら、イケメンが現れた。

 

 

「薬袋雪乃さんだよね?」

 

「そうですがどなたですか?」

 

「俺は2年の海堂明(かいどうあきら)ってもんなんだけど、そんな冴えない奴と飯食ってもつまらんでしょ?俺らと一緒に飯食おうぜ?」

 

「ごめんなさい、悪いのですが私は彼と一緒に食べてるのでお断りします」

 

「じゃあその彼と少し話させてもらうわ。ちょっとつら貸してくれよ」

 

「雪乃ちょっと待ってて」

 

「行かなくていいよ!」

 

「話するだけでしょ?問題ないって」

 

 

そう言って俺は海堂という先輩について行った。

同じ屋上の雪乃から見えないところに数人で屯していた様でなんか柄が悪いのが気に入らなかった。

 

 

「で、まず名前を聞かせてもらおうか」

 

「鳴瀬海星です。それで、なにをするんですか?雪乃を落とすのは簡単ではないと思いますけど」

 

「ほう、随分と言ってくれるじゃねぇか、こいつ潰しますか?」

 

「おいやめろ、お前今鳴瀬って言ったか?」

 

「そうですが」

 

「まさか、鳴瀬道之の息子か!?」

 

「えぇ、そうですよ。やっぱり親父は有名人だな」

 

 

それを言った途端屯していた全員が立ち上がる。

喧嘩買っちまったかな?そう思ってると‥‥

 

 

「すいませんでした!まさかあの道之さんの息子だと思わなかったもので」

 

「‥‥え?いや、何やってるんですか先輩、俺何も‥‥」

 

「いや、実は俺鳴瀬道之さんに憧れて武道を始めたんだ、まさか憧れの人の息子に会えると思わなくて、さっきのはなしにしてくれないか」

 

「いや、俺は怒ってないですから、それに俺が年下なのでそんなに畏まらないでくださいよ」

 

「あ、あぁ、とりあえずこれからよろしくな、今日から体験入部始まるけど見るところ悩んでたら空手部見にこないか?歓迎するよ」

 

「じゃあ今日見に行かせてもらいますね!」

 

 

そう言って何事もなく雪乃のところへ戻った。

心配そうな顔してたけどとりあえず大丈夫だったことを伝えるとホッとしていた。時間もそろそろという所で教室へ戻った。

 

午後はLHRで、クラスの役員決めをすることに、みんなそれぞれ好きなものを選んでいた、俺はなんでもいいので最後まで名前を書かなかったが雪乃は名前を書いていた。よく見ればイベント担当と書いてあった。俺はスグにイベントの所に名前を書いたらほかの男子もみんなイベントを選ぶからじゃんけんで決めることになった。

 

 

結果から言えば俺は勝者になった!敗者の悲鳴が聞こえるがそんなものは無視する。ふふふ、雪乃と一緒にイベント決められるのか!正直俺は嬉しいぞ!一緒にいられる時間が増えるからな。

 

という訳で午後の授業が終わり体験入部のためにカバンを担ぐ。雪乃も一緒に来るということで一緒に行こうと思っていたら竜也ともう1人見慣れない女の子が付いてきた。

 

 

「海星!お前も部活見に行くんだろ一緒に行こうぜ!」

 

「おう、それはいいがそっちの子は?」

 

「あ、自己紹介がまだでしたね。齋藤優美(さいとうゆみ)って言います。よろしくお願いします」

 

「俺は鳴瀬海星、こっちは薬袋雪乃だ、よろしくな」

 

 

とまぁ自己紹介も終わったところで行くところの話になった。

 

 

「とりあえず俺は空手部見に行くよ」

 

「お前空手なんか出来んのか?」

 

「まぁ、それはいいじゃねぇか、他に見たいのあるなら敢えて分かれて見るのもいいと思うけどどうする?」

 

「そうするか、じゃあ俺は優美ちゃんと一緒に見て回ることにするよ」

 

「じゃあ俺は1人で‥‥ぐふっ‥‥」

 

その先をいう前に俺の腹に見事に入ったのは雪乃の正拳突きだった。

 

 

「私は海星と行くわ」

 

「分かったよーそれじゃまた後でなー」

 

 

そう言って俺達は分かれて部活見学に行くことにした。




ちょっと中途半端に終わっちゃいましたが続きは次に回します
それではまた次回をお楽しみに
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