アーレスでは現在鉄華団とテイワズ、ギャラルホルンの人々が決戦の為の準備を行っており、ゼムの怒鳴り声などが周囲を満たしており、整備をしている間に三日月はアーレスの窓から革命軍がやってくる方向を眺めていた。すると、クーデリアがそばにやって来た。
「三日月……怖くありませんか?」
クーデリアは心配そうな顔をすると三日月には質問の意図がいまいち伝わらなかったらしく「別に……何で?」と淡白に答えると、クーデリアは三日月の隣に座ると三日月の方に顔を載せる。
「私は怖いのです……帰ってきてくださいね。三日月」
三日月は「うん」と答え一緒に遠くを眺める。
ビスケットはアトラと一緒にアーレスの食堂で簡単な調理をしていると、ふいにアトラは仕事の手を止める。ビスケットは手を止めるアトラが気になり尋ねる。
「どうしたの?アトラ?」
「昔ね……島での脱出戦の時。私……ビスケットが死んじゃうんじゃないかなって思ったんだ。そう思ったらとても怖かった……帰ってきてね?」
涙目でビスケットをジーっと見つめるアトラを、ビスケットは覚悟を決めた顔になると、アトラに唇を重ねる。驚くアトラはそっと目を閉じて沈黙が流れる。唇が離れると二人は笑顔で離れる。
昭弘がイサリビ内で筋トレをしていると、部屋のドアが開きラフタが呆れ顔で立ち尽くしていた。
「昭弘……あと少しで戦闘が始まるって時に……変わんないわね」
「……何の……話……だ?」
筋トレをしながら答える昭弘にラフタが笑顔で近づいている。昭弘は筋トレをやめて立ち上がる。
「もうすぐ戦闘ね……」
「ああ……そうだな。それがどうした?」
「……あのね」
ラフタが言いにくそうにしていると、昭弘がそれを遮る様に声を発する。
「俺の背中はお前に任せる」
ぶっきらぼうな言葉にラフタは笑顔で応える。
サブレはアガレスのコックピットで座り込んでいるとジュリエッタがその場に姿を現した。
「もう少しで革命軍が姿を現すそうです」
「らしいな……」
ジュリエッタはサブレの隣に座るとサブレの肩に顔を載せる。
「どうしたんだ?突然……火星に降りることすらやめたのに……」
「いえ……あなたの妹さんになんて挨拶をしたらいいのか分からなくて……」
ジュリエッタの答えにサブレは少しだけ笑ってしまうが、ジュリエッタはムスっと表情を変える。
「悪い……別に普通に挨拶すればいいんだと思うけどな。なんなら俺から挨拶してやるよ、これの彼女ですって。俺の婚約者ですってな」
「そういうことを言うのなら私が自分であいさつします」
「なら……戦いが終わったらすぐに挨拶に行こう」
「……はい!」
いい返事が返って来た。
アーレスから離れたところで戦火が開かれた。カゲロウはアーレスで待機状態になっていた。アルベルトは部下に戦場の状況を尋ねた。
「戦場の状況と敵の現在位置を」
「敵は採掘衛星を拠点に革命軍はモビルスーツを展開しております。敵は二手に分かれて活動しており、鉄華団とテイワズ混成軍とギャラルホルンの部隊がそれぞれの革命軍を相手に戦っております」
アルベルトは口元に手を置き「ふむ」と考え込む。ひっかかってしまうが、正面の画面にゼムの顔が映る。
「最終検査終了。バルバトス、アガレス出撃態勢が整ったぞ。強化外装『フルアーマー』も使えるようになっている」
「ならすぐにでも出撃させろ」
アルベルトがそう指示を出すと、まずアガレスがカタパルトデッキに移動する。
「ガンダムアガレスフルアーマー、サブレ・グリフォン。ビスケット・グリフォン。出るぞ!」
アガレスが出撃すると、今度はバルバトスがカタパルトデッキに移動する。
「ガンダムバルバトスフルアーマー、三日月・オーガス出るよ」
バルバトスとアガレスが出てくると、カゲロウの外装に拘束アームで捕まえている大きな装備がアルベルトの指示で解除する。
「強化外装『フルアーマー』の拘束解除!」
四つの大きなタンクと四つの大きな剣を持ったアーマーがつけられた強化外装がカゲロウから切り離されていく。二つの強化外装の中心が開くとそこにバルバトスとアガレスが入っていく。ガンダムフレームのエイハブリアクターに強化外装が接続する。強化外装のブースターに火が付き高速で戦場に向かい始める。
グシオンの一撃がモビルスーツタイプのプルーマの頭部をコックピットごと破壊する。しかし、息をつく前にグシオンの後ろからプルーマが剣を振り下ろす。それをラフタが剣でカバーに入る。
「昭弘!昌弘が……」
「チャド!昌弘のサポートに入ってくれ!」
チャドは「分かった」と機体を走らせて三機のプルーマに囲まれた昌弘のピンチにチャドの斧がプルーマの頭部を破壊する。
「昌弘!こっちだ」
「は、はい」
昌弘を連れて離れていくと、今度はハッシュのピンチにアジーの辟邪が入ってくる。予想以上にプルーマの数が多く、苦戦を強いられている鉄華団テイワズ混成軍に比べギャラルホルンの方はまだ戦力上敵と互角の戦いができている。
「ギャラルホルンの方は苦戦していないみたいだけど……でも、ギャラルホルンが全戦力を傾けてくれればな……」
ラフタのそんな愚痴をアジーが否定する。
「仕方ないよ……革命軍が地球に向かう可能性を考えなくちゃいけないだろうからね。それにアリアンロッドとの戦いのあとで地球圏がごたついているわけだし、この戦いだけに戦力をつぎ込むわけにはいかないさ……」
チャドと昌弘のライフルが弾切れを起こしてしまうと昭弘は二人に指示を出す。
「チャド、昌弘は補給に戻れ!アジーさん!ハッシュと一緒に昌弘とチャドの代わりを」
「了解。ハッシュ行くよ」
チャドと昌弘が引き、アジーとハッシュが前に出るが入れ変わりの隙にプルーマがアジーの前に辿り着く、アジーが反応しようとするが間に合わない。
「アジー!」
ラフタが機体を走らせようとするが、それより早くダインスレイヴの一撃がプルーマを吹き飛ばした。その瞬間にアジーやラフタ、昭弘はともかくエンビ達も誰が姿を現したのか分かった。その瞬間にハッシュがさけぶ。
「サブレ隊長!三日月さん!ビスケット団長代行!」
強化外装を付けたバルバトスとアガレスが戦場を突き抜ける。バルバトスとアガレスはタンクから大量の小型ナパーム弾を周囲にまき散らす。
「三日月!ギャラルホルンの方に向かってくれ!」
「了解」
三日月はそのままバルバトスをギャラルホルンのモビルスーツ隊へ向けて走り出す。アガレスは四つの剣を振り回し、ガトリングやナパーム弾を使用してプルーマを次々と破壊する。そして三日月はギャラルホルンのモビルスーツへ援護を開始した。
「こっちは大丈夫?」
三日月はジュリエッタの方に言葉を発すると、ジュリエッタは「大丈夫です」と答えるがジュリエッタは一つ疑問を感じていた。
(どうして敵は持久戦に持ち込もうと?)
その疑問はアルベルト自身も同じだった。
(持久戦をすること自体に敵はメリットがないはず……敵が持久戦を仕掛けてくる理由はなんだ?モビルスーツ隊を二分する意味、そこに答えがあるのか?)
そう考えていると、プルーマ相手に押し続ける中、エンビとエルガーは二人で戦っていると、エンビのコックピットにイラクの乗るゼパルのアサルトナイフが深々と突き刺さる。エルガーは驚きを隠せず咄嗟に叫ぶ。
「エ、エンビィィィ!!よくもエンビを!!」
「どうやって!?固有周波数は観測されてないのに」
「固有周波数を隠すことができるという事か?」
冷静さを失ったエルガーは剣を抜き、ゼパルに切りかかろうとする。しかし、それを止めるためにビスケットが叫び声をあげる。
「ダメだ!エルガー!そいつは!!」
しかし、そんな制止はエルガーには通用せず、エルガーの剣を腕ごと切り落とし、ゼパルは涙を流しているエルガーのコックピットに突き刺す。
「くそ!」
昭弘が悔しそうにしていると、サブレはアガレスの軌道をゼパルに向ける。ゼパルはアジーの乗る辟邪へ攻撃を仕掛けるが、それをタービンズの女性パイロットが盾となってしまう。
「イラク!!」
「ようやくお前を殺せるなぁ!サントノーレェェ!コロンビエェェ!三百年の因縁に決着を付けようじゃないかぁ!!お前を殺したくて仕方がないんだよぉ!」
「イラクゥゥ!」
アガレスはゼパルに切りかかるが、ゼパルは攻撃を回避しそして四つあるタンクの一つを切り刻む。アガレスがバランスを崩れるが瞬間に態勢を整えタンクのレールガンで応戦する。
「無駄ぁ!無駄ぁ!」
「だったら!」
二人がひたすら戦っている間に陣形を大きく崩された混成軍はプルーマの大群に飲み込まれそうになる。その姿を見ていた三日月が応援に行こうとするが、それを石動が妨害に入る。
「行かせない。君はここでおとなしくしていてもらう」
「邪魔だな……あんた!」
石動は三日月の周囲を飛び回りながら時間を稼ごうとすると三日月は大きな声を発する。
「サブレのところの応援に!」
「分かっています!」
ジュリエッタは言う前にそのまま機体を走らせて、サブレの元にまっすぐ走っていく。しかし、その瞬間に三日月は妙なデブリの動きを見た。まるで二つに分けたモビルスーツ隊の間を通り抜けるように動くそのデブリに三日月は反応する。
(さっきのゼパルと言い、この石動とかいう男と言い……)
三日月が一人で悩んでいると脳裏に満月の言葉が聞こえてきた。
「三日月・オーガス!気づけ!明らかにモビルスーツ隊を大きく分断している理由も、明らかな持久戦に持ち込もうとしていることもだ。まるで分断しているモビルスーツ隊の間を大きく開けていくのもだ。あれだけの隙間ならモビルアーマーが通るなら簡単だ」
三日月がデブリに向かって機体を走らせるが、それを石動が妨害するがその行為が三日月の怒りを買った。
「あんた……邪魔だ!!」
剣で石動の機体を切り裂こうとするが、石動はギリギリで回避するが今度はナパーム弾とレールガンが石動を襲い身動きが取れない中大きな剣が石動のコックピットを切り裂いた。そのまま三日月はデブリに向けて機体を走らせた。
デブリに隠れているアグニカはデブリの前を通っているジュリエッタの姿を見付けた。
「……ラファエル。落とせ」
ラファエルが命令通りに攻撃態勢を作ろうとするが、それを三日月のナパーム弾が視界をふさいだ。
「っち!石動を振り切って来たのか?それともやられたか。ラファエル!相手にするな!」
ラファエルはデブリへの擬態を解くと、スピードを上げて火星への降下準備に入る。三日月は降下前に叩こうとするがプルーマが数機三日月の妨害に入る。
ゼパルとアガレスが何度ともなくぶつかる中、ゼパルはフルアーマーの二つ目のタンクを落とす。
「くそ!またやられた」
「ファンネル!昭弘たちの援護を!」
ビスケットはファンネルを射出して、そのまま昭弘達の援護に入る。ファンネルが飛び回り陣形を大きく崩された混成軍は何とか元通りの態勢に戻す。しかし、プルーマの一機がハッシュの獅電の右腕を切り落とす。
「し、しまった」
「ハッシュ!」
再び斧を振り上げるプルーマにハッシュは回避が間に合わず、サブレも隙をつかれて三つ目のタンクが火を噴く。サブレはナパーム弾を射出してゼパルに攻撃を加える。ハッシュは左腕で攻撃をそらすが、コックピット内が軽く火花が散り、ハッシュは気を失ってしまう。プルーマはまた斧を振り上げて、止めを差そうとするがそれをジュリエッタが妨害に入った。ジュリアンソードでプルーマを切り刻む。そして、その隙にハッシュをアジーが回収する。
「ハッシュ!しっかりしな!」
「師匠!俺とチャドさんと昌弘が代わりに入ります!ハッシュを!」
「すまない!」
アジーは傷ついたハッシュを連れて前線から離れていくと、代わりにライド達がプルーマ相手に善戦を始める。少しづつ駆逐を始めていく混成軍。
「昭弘!私達も一旦補給に戻りましょ」
「……サブレ!任せる!」
ラフタと昭弘は前線から姿を消し、アガレスは大気圏に突破しようとするラファエルとラファエルの背中に乗っているバエルを発見した。そして追いかける三日月が強化外装にとりついたプルーマに苦戦しながら降りようとしている姿だった。
「三日月!」
「今は三日月に任せるぞ!」
「他を見ている暇があるのかぁ!?サントノーレェ!コロンビエェ!」
「誰の名前を叫んでいるんだ!」
アガレスは強化外装を脱ぎレンチソードを抜いてゼパルに向けて振り下ろす。ゼパルは大剣で受け止め弾く。ゼパルはアガレスを引きつけながら資源衛星に向けて走っていく。
ラファエルはギャラルホルン火星基地に降り立つと、周囲を破壊していき、プルーマの多くを建造する。
「ラファエル。お前はこのまま鉄華団と戦いながら敵をひきつけてクリュセへ向かえ。俺は鉄華団を回避しながらクリュセに向かう」
ラファエルは大きな声を上げながら少数のプルーマを連れて渓谷へ入っていく。
バエルはそのまま渓谷とは別方向へ向かって移動を始めており、広い荒野を移動しているとバエルの正面にガエリオの乗るキマリスヴィダールが立ちふさがる。
「なるほど……俺がここを通ると理解していたということか?それとも、単純な勘かな?」
「勘……だな」
キマリスはランスを構え、バエルは握り拳を作る。
「友の体を返してもらう!」
「お前が俺に勝てるわけがなないだろう」
二人は攻撃を開始した。
渓谷の奥でオルガは鉄華団のジャケットに着こむとメリビットが宇宙からの報告を聞き、オルガとユージンに伝える。
「団長、副団長。エンビ君とエルガー君が戦死。他の鉄華団メンバーにも犠牲が……」
ユージンは悔しそうな表情になり、オルガは真剣な表情を崩さない。
「あいつらの死を無駄には出来ねぇ。ラファエルの進路は?」
「今のところは予想通りの進路を通っています。ですが……前の時のように予想外の進路を通る可能性があります」
オルガの目の前にはこの辺り一帯の地図が広がっていた。
「今のところ団長の指示通りに、厄祭戦時に使われていた通路に部隊を配置しております」
「敵は前のモビルアーマーと同じ道を通ってんのか?」
「今のところは……」
ユージンの質問にメリビットが答えた。オルガが専用の白い獅電に乗り込もうとするが、それをユージンに止める。
「待てオルガ!団長が戦わせるわけにはいかねぇよ」
代わりにユージンが乗り込んでしまう。オルガは「ユージン」と名を呼び、ユージンは機体を起こす。そしてそのまま前線に向かって移動を始める。
ダンテの部隊がギャラルホルンと同じようにラファエル相手に苦戦を強いられていた。ラファエルは翼の中からテイルブレードが飛び出しモビルスーツ群を一気に薙ぎ払う。
「やばいだろ!前のモビルアーマーとは比較にならないじゃねぇか」
プルーマは流れ込むようにラファエルの修理をおこなっていた。何とかプルーマとラファエルを分断しようと奮闘するが、プルーマとラファエルは常に一緒に行動しており、分断は難しかった。後方にユージンが姿を現す。
「まだかよ!?おやっさん」
シノは鉄華団本部で未だに調整をしているフラウロスのコックピットで待機していた。雪之丞は背中に取り付けた大型ダインスレイヴを抱えていた。
「仕方ねぇだろ!それに外したら作戦は終わりなんだぞ?」
「分かってっけどよぉ……」
隣では通常の獅電が待機状態で待っていた、すると奥からヤマギがいつでも出撃状態になっていた。
「本当にヤマギもでんのか?」
「別に戦うわけじゃないよ……ギャラルホルンが持ってきた大型ダインスレイヴはガンダムフレームでも難しいんだ。ギャラルホルンのモビルスーツたちがシノの代わりの目になる。そして獅電でフラウロスのサポートをするだけ。機体と機体をケーブルでつなげる。ガンダムフレームで直接ラファエルを見るわけにはいかないし……」
「……戦うなよ」
シノのそんな言葉にヤマギはまじめに答えた。
「分かってるよ」
キマリスはランスでバエルの右腕を破壊しようとするが、バエルはランスを上に蹴り飛ばす。蹴り飛ばした隙にキマリスはドリルニーで左足を壊そうとするが、左足で踏んで破壊する。そして、そのままキマリスのドリルニーを手に取り、キマリスのコックピットを突き刺そうとするが、それをキマリスはギリギリで回避し、ドリルニーは右肩をもぎ取る。
「マクギリス!自分を取り戻せ!アルミリアはお前の帰りを待っているんだぞ!」
「無駄だと言っているだろう!お前の言葉は届かないし、弱いお前の実力で、殺す覚悟もないお前の力では俺を倒すことすらできない!」
「黙れ!俺は……それでもあきらめない!」
ランスがキマリスの後方に突き刺さり、キマリスは刀を左腕で取り出し、そのまま切りかかるが、バエルはその攻撃を受け止める。そして、蹴り飛ばしバエルはランスを取り出し突き刺そうとする。しかし、そのランスがキマリスにあたることは無かった。三日月の「邪魔」という声と共にキマリスと蹴り飛ばす。ランスの一撃を受け止める。
「み、三日月・オーガス」
「満月とその子孫か」
「こいつ……もらうよ」
バルバトスとバエルは互いににらみ合う。
資源衛星に辿り着くとゼパルは衛星の表面に辿り着く。イラクはアガレスの方を向くとサブレとビスケットも同じようにゼパルの方をまっすぐに向く。
「イラク・イシュー……あんた、さっき言ったよな。俺たちの事をサントノーレ、コロンビエっと」
「お前たちはサントノーレとコロンビエの生まれ変わりだそうだ。だから俺はお前たちを殺したい」
イラクのまっすぐな殺意を受けビスケットは多少たじろぐ。
「お、俺たちが生まれ変わり?」
「ああ、顔を見せろ」
互いに顔を画面に映すと、イラクは怒りに満ちた表情に変わっていく。
「ああ~!!憎い!お前たちは確かに似ている!似すぎている!お前たちの所為でかつての俺の夢はついえた!」
サブレはそっと目を伏せ考えを巡らせる。
「俺達がその兄弟の生まれ変わりなのかもしれないな。俺はお前と初めて会った時他人の気がしなかった。お前を知っている気がした。お前が何か嘘をついているような気がした。だからこそ……俺たちはお前を止めたいんだ!!」
「俺も同じ思いだよ……イラク!」
「なら……止めてみろ!!」
三人はお互いの名を叫びながらぶつかり合う。
「「イラクゥゥ!!」」
「サントノーレェェ!!コロンビエェェ!!」
今三百年の因縁の決着を付けようとしていた。
どうだったでしょうか?面白いと言っていただけたら幸いです。今回でキャラクターの次回予告は最後です。
サブレ・グリフォン「今思えば……あの時鉄華団と出会わなければここまで来れなかった。辛いこともあったけれど、楽しかった。イラクを止める。その思いに偽りはない。兄さんと俺であいつを絶対に止める!次回機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ『彼らの本当の居場所』」