加賀に電話をかけてきた相手は神津だった
「神津、頼み事ってなんだ?」
「今夜、怪盗帝国がヨコハマ美術館に犯行に現れるのは知っているだろ」
「それは部下の次子から聞いたぞ」
「私は生憎他の仕事でね、そこで警護を手伝って欲しい、詳しくは明智から聞いてくれ」
「なるほど分かった、大井川はどうすれば?」
「ふむ・・・加賀のバディか・・・彼がいいと言えば一緒に警護に当たってもいいぞ」
「分かった、じゃあ切る」
「互いに健闘を祈るぜ」
ツーツーツーツー
そうして電話での会話は終わった
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「え!?加賀(さん)(のダンナ)は警視正と同級生!?」
神津からの頼み事を二人に話し、その上で神津との関係を聞かれた加賀は正直に同級生だと答えたらこのリアクションをした
「ところで神津警視正が言ってたように、自分、喜んで協力するッス」
「それは頼もしい、ところで明智さんは?」
「あー、小衣なら中にいる、案内するよ」
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館内に案内された二人はそこで衝撃の風景を目にした
「次は左手を赤!」
「ぐっ、ぐぅー!」
小衣がカラフルな探偵のコスチュームに身を包んだ四人の少女達に展示品でツイスターゲームのようことをしていた。
「加賀さん、あれってあのミルキィホームズじゃないすか・・・?」大井川が小声で加賀に訊いてきた
「確かにそう・・・しかし何故あんなことを?」すると次子や小衣と同じG4の制服を着ている薄ピンクの髪の女性が、「それは」そして黒髪で少し背の低い女性が「今まで散々コケにされてきた分仕返しをしているんです」と小声で答えた
「あの明智って警視さん小娘のクセに若干生意気ッスね」大井川が聞こえない程度の声で呟いた。すると
「明智さん」加賀が小衣の元へ歩きながら彼女のことを呼んだ
「何よ!いいところなのに!・・・って加賀さん!?すいません!」小衣が急に改まった態度で加賀を見ると
「警視正から事情は聞いてます!これを渡してほしいと警視正が!」
小衣はミルキィホームズの四人を放ったらかしにしたまま加賀に短い棒のような物を手渡した
「これは・・・特殊警棒か、なるほど、神津なりの配慮か」すると大井川も
「何か自分にも武器のような物はないんッスか警視」
しかし
「アンタみたいな万年ヒラにやる武器なんてないわよ」と急に冷たい態度で答えた
「ぐぬぬ、やっぱりこの小娘警視生意気ッス」
「誰が小娘警視よ!この万年ヒラがー!」明智はキレた、そして大井川
「ヒラで悪かったッスね!」と言い返し13歳の警視対32歳の警部の口喧嘩が始まったのをよそに加賀はミルキィホームズ四人の方へ歩み寄ると
「さっきは神津の部下が迷惑を掛けたみたいだね。同じ署の人間としてせめてのも謝罪だ。このとおりだ」と頭を下げた。
すると黄色いコスチュームに小柄の少女が
「ちぇーもう少しでトイズが戻るところだったのに」
「トイズが戻る?もしかして君たちトイズを・・・」
加賀の問いかけに対して今度は緑のコスチュームに黒髪の少女が
「そうなんです・・・」
そして四人の中でもお姉さんという感じの水色のコスチュームの少女が、
「私達、トイズを無くしてしまってそれで・・・」
「なるほど、それで明智さんにこうすればトイズが戻る言われて」
「そうなんです!ココロちゃんがそう言ったから間違いないです!」ピンクのコスチュームにピンクの髪の少女が大きめの声で言う、すると大井川と口喧嘩中であるはずの明智が、「ココロちゃん言うなーっ!」としゃくに触れたように言った
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「君たちがあのミルキィホームズなのか、やっぱり小林の言う通りなかなか優秀そうだ」
「え?今小林の名前を言わなかった?」オレンジ色の髪の黄色いコスチュームの少女改め
「でもどうして教官の事を?」ピンクの髪にピンクのコスチュームの少女改め、
「君たちの教官、小林オペラとは同級生なんだ」
「え!?あの教官と同級生なんですか!?」金髪に水色のコスチュームの少女改め
「そうなんだ、君たちのことも小林から聞いている
「・・・そういえば、教官が前に話してくれた今は刑事をやっている人ってもしかして加賀さんのことじゃないかと・・・・・」黒髪に緑色のコスチュームの少女改め
「本当は美術館に聞きこみに来たのだけど、神津に助っ人を頼まれて明智さんに会うようにって言われて」
「・・・でも・・・なんで助っ人を・・・?」
その3へ続く・・・
とりあえず一章は次で終わらす予定です