ベルが流派東方不敗継承者なのは間違っているだろうか? 作:友(ユウ)
突然現れた東方不敗とシュバルツにオラリオの住民は困惑した。
たった五人でオラリオ連合を全滅させたベル(不敗)達にたった2人で戦いを挑もうとする者達が現れたからだ。
そして誰もが無謀だと思っていた。
あの五人に勝てる者が居るはずないと。
人々は最後の余興だと思いながら『神の鏡』を眺めていた。
すると、『神の鏡』に変化が起こった。
突然映像が黒く塗りつぶされ、真っ黒になる。
人々は騒めいたが、その闇の中に一筋の光が差し、一人の人物を浮かび上がらせた。
髪型をオールバックにし、右目の丸眼帯と口ひげが特徴的な、真っ赤なスーツとピンクのシャツ、青い蝶ネクタイをした男だった。
その男は何もない空間で丸椅子に座り、足を組み、腹の前で腕を組んだ状態で佇んでいた。
「か、『神の鏡』が…………乗っ取られた………?」
神の一人が信じられないと言った声を漏らす。
その時、その画面の男が語り出した。
『さて皆さん。思わぬトラブルから始まった異世界のベルの物語は間もなく幕を下ろそうとしています。しかしオラリオ連合を打ち破ったシャッフル同盟の前にベルの師匠、東方不敗 マスターアジアと彼に匹敵するシュバルツ・ブルーダーが立ちはだかったではありませんか! さあ、異世界の戦士達はこの地にどのようなファイトを見せてくれるのでしょうか!?』
その男の声の調子がどんどんと高まっていき、
『それではっ!!』
その男が上着を脱ぎ棄てると同時に、眼帯が外され左手に掴まれており、左手の人差し指は『
『ダンジョンファイトファイナルラウンド! レディィィィィィィッ………ゴォォゥッ!!!』
「はぁあああああああああっ!!」
「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!」
一瞬にして飛び出したベル(不敗)と東方不敗の拳がぶつかり合う。
衝撃が空気を震わせ、『神の鏡』の前で見ている者達にもその衝撃が伝わる様な錯覚を起こす。
「はっ! せいっ! でやっ!」
ベル(不敗)は続けて拳の連撃を放つ。
「むんっ! そりゃ! なんのっ!」
東方不敗はある物は防ぎ、あるものは躱し、まともな一撃を許さない。
(ッ………流石は師匠。僕も成長したつもりだけど、まだまだ師匠の方が一枚も二枚も上手だ………)
ベル(不敗)は内心そう思っていると、
「ベルッ! 下がって!」
突然声が聞こえ、その声が彼女のモノだとわかると、ベル(不敗)は反射的に飛び退いた。
その瞬間、
「はぁああああああああっ!」
空中からアイズ(不敗)が炎のように真っ赤な闘気の斬撃を放つ。
「むっ!?」
東方不敗は拳を振り被ると、
「はぁっ!!」
拳の一撃でその斬撃を掻き消した。
アイズ(不敗)はベル(不敗)の隣に降り立つ。
「アイズ!?」
「ベル、私も一緒に………!」
アイズ(不敗)はそう言いながら刀を構える。
「ほう、小娘………再びワシの前に立つか…………ベルは武闘家であると同時に冒険者でもある………だったか?」
「…………今は違う」
「ほう?」
「ベルは私の大事な人だから…………愛してる人だから…………一緒に戦う!」
アイズ(不敗)はハッキリとそう言う。
「アイズ…………」
ベル(不敗)は若干頬を染めながら嬉しそうに微笑む。
「分かったよ、アイズ。一緒に戦おう!」
「うん!」
ベル(不敗)の言葉にアイズ(不敗)は頷き、2人は東方不敗に向き直る。
「面白い! ベル! そして小娘………! いや、新しきキング・オブ・ハートとクイーン・ザ・スペードよ! かかってくるが良い!!」
東方不敗がそう叫ぶと、2人は同時に立ち向かっていった。
一方、
「おらぁっ!!」
ベート(不敗)が空中から飛び掛かりながら蹴りを繰り出す。
「甘いぞ!」
シュバルツはあっさりとその蹴りを避けると反撃の手刀を繰り出す。
「チッ!」
ベート(不敗)は舌打ちしながら腕をクロスさせて防御するものの、その威力に吹き飛ばされる。
が、その瞬間、薔薇の形をした複数の魔力スフィアがシュバルツを取り囲んだ。
ヴェルフのローゼスビットだ。
「喰らいやがれ!」
ヴェルフの合図と共に一斉にレーザーが発射される。
四方八方を取り囲まれ、逃げ場は無いと思われていたが、そのレーザーが着弾する寸前、シュバルツの姿が掻き消えた。
「何っ!?」
ヴェルフが声を漏らした瞬間、
「何処を見ている!?」
上空から声が聞こえて見上げれば、シュバルツは一瞬にして空中に跳躍していた。
さらに、
「それそれそれそれぇっ!!」
次々と苦無を投げつけ、その全てがローゼスビットに命中し、破壊する。
「くそっ!」
ヴェルフは悔しそうな声を漏らす。
すると、
「ですが、空中なら回避行動はとり辛い筈です!」
リリ(不敗)はそう言いながらグラビトンハンマーを振り回し、
「これでっ!!」
シュバルツに向かって投げつけた。
一直線に向かって行く鉄球。
今度こそ命中するかに思われた瞬間、
「なんのっ!」
シュバルツが四人に分身し、四方に分かれてグラビトンハンマーを躱した。
シュバルツは再び一人になると、
「狙いは良かったがまだまだだ。その程度ではこの私を倒すことなど無理の一言!!」
シュバルツは腕を組みながらそう言い放つ。
「相変わらず影から現れたり分身したり人間離れした人ですね」
リリ(不敗)は呆れた様にそう零す。
「元々マスターと互角って話なんだ。この程度で倒せるなんて思っちゃいねえさ!」
「それはそうなんですけどね!」
そう言いながらも苦無を投げつけてきたので躱しながらグラビトンハンマーを振り回すリリ(不敗)。
「むんっ!」
その鉄球をシュバルツは腕のブレードで弾いた。
そして、
「はぁああああっ!!」
何処からともなく鉄の網を取り出して投げつける。
それは空中で広がりリリ(不敗)に覆い被さるように落ちてくる。
「まずっ!?」
リリ(不敗)は慌てて逃げようとしたが、リリ(不敗)の俊敏は一般冒険者とあまり変わりないため間に合いそうも無かった。
だが、その鉄の網が横から飛んできた魔力の旗に貫かれてそのまま岩場に縫い付けられた。
それは、
「油断してんじゃねえぞ! チビ!」
「ベート様!」
ベートが放ったフェイロンフラッグだ。
ベートはそのまま複数のフェイロンフラッグをシュバルツを囲う様に放ち、
「宝華教典・十絶陣!!」
その範囲内を炎で包んだ。
その炎が収まった後そこにあったのは、
「チッ!」
黒焦げになった丸太だった。
シュバルツの変わり身だ。
「ふはははははっ! 狼の獣人のくせに猪のような奴だ! だから簡単な変わり身にも騙される!」
その声にベート(不敗)が振り返った瞬間、
「ぐおっ!?」
ベート(不敗)の頬に飛び膝蹴りが入る。
「はっ!」
続けて素早い動きでヴェルフ(不敗)に肉薄し、ブレードによる一閃を加える。
「ぐぅぅっ!?」
ヴェルフ(不敗)は大刀で防ぐものの、その威力で吹き飛ばされた。
「ベート様! ヴェルフ様!」
リリ(不敗)が叫ぶ。
「気を取られ過ぎだ!」
シュバルツにそう言われた瞬間、リリ(不敗)は気付いた。
いつの間にか周りに複数の苦無が刺さっていたことに。
「これはっ………!?」
嫌な予感に声を漏らした瞬間、苦無が爆発を起こした。
「くぅぅぅぅぅぅっ!?」
リリ(不敗)は身を固めて爆風に耐えていた。
その光景を『神の鏡』で見ていたオラリオの人々は声を失っていた。
オラリオ連合を僅かな時間で全滅させたシャッフル同盟。
そのシャッフル同盟を多対一という不利な状況で互角以上に戦う2人。
それは【へファイトス・ファミリア】で同じように観戦していたこの者達も同じだった。
「なっ…………あの五人を相手にあそこまで優勢に戦うなんて…………」
こちらの世界のスィークが驚愕でそう零すと、
「どーだ! キョウジはすっげえだろ!?」
誇らしげにそう言うスィーク(不敗)。
「流石のヴェルフも彼にはまだ敵わないかしらね………」
ヘファイストス(不敗)は『神の鏡』でヴェルフ(不敗)を眺めながらそう零す。
一方バベルでは、
「な、何やあの爺さんと覆面は…………!? そっちのベル達を簡単にあしらっとる………!?」
ロキがそう零すと、
「彼らはベル君の師匠と兄弟子の兄だよ。どっちもベル君以上の非常識な存在だね」
ヘスティア(不敗)は諦めた様にそう零す。
「そっちのドチビたちの世界は一体どうなっとんのや?」
「それはボクも知りたい…………」
ヘスティア(不敗)は哀愁を漂わせながらそう呟いた。
戦場では戦いが続いていた。
「秘技! 十二王方牌! 大・車・併!!」
東方不敗が己の分身を六体生み出し、それを放つ。
「それならこっちも………十二王方牌………大車併!!」
ベル(不敗)も同じ技で対抗する。
同じ技が互いの中央で衝突する。
しかし、技は東方不敗が上回っているようで、ベル(不敗)は押されていく。
しかし、今のベル(不敗)は一人ではない。
「豪熱………! マシンガン…………スラッシュ!!」
アイズ(不敗)から一瞬にして無数の斬撃が放たれ、ベル(不敗)に加勢したためにベル(不敗)は持ち直し、相殺に成功する。
「ほほう、やるでは無いか。ベルもそうだが、そちらのクイーン・ザ・スペードの継承者も技のキレが増しておる」
東方不敗は不敵な笑みを浮かべながらも嬉しそうに二人をそう評する。
「今の僕には護るべき人がいます。だから、僕はもっと強くなります!」
ベル(不敗)がそう言うと、
「私も………ベルに護られるだけは嫌だから…………私は、ちゃんとベルの隣に立ちたい………!」
アイズ(不敗)は真剣な表情でそう口にする。
「フフフ…………互いに己が戦う理由を見つけたか……………面白い! ベルよ! 次で決着といこうではないか! お前達の渾身の力をぶつけて来ると良い!」
東方不敗は明鏡止水を発動。
金色の闘気に包まれ高まる闘気が周囲の地面を捲り上げる。
「……………アイズ!」
「うん……………!」
ベル(不敗)の言葉にアイズ(不敗)は迷いなく頷き、互いに手を繋ぐ。
すると、二人も金色の闘気を身に纏い、互いの闘気が混ざり合ってその輝きは更に高まった。
その様子をシュバルツは眺めていると、
「どうやら向こうは決着を付ける様だ。こちらも全身全霊をぶつけ合おうではないか!」
シュバルツがそう提案すると、
「上等だ!」
ベート(不敗)が真っ先に答え、
「まあ、このまま続けてもジリ貧でしょうから…………少しでも勝率が高い方に賭けましょう」
リリ(不敗)はそう言い、
「やってやらぁっ!」
ヴェルフ(不敗)も負けじとそう言う。
それを聞くと、シュバルツは両腕のブレードを前方に展開。
更に胸の前で腕を組む様な形を取り、ブレードが真横に一直線になる。
「ゆくぞ!!」
するとシュバルツはその場で高速回転を始める。
最初は独楽かと思われたが、その回転数はどんどんと上がっていき、周りの空気を巻き込んで黒い、小さな竜巻を思わせる状態となる。
「こっちも行くぜ!」
ベート(不敗)の言葉を合図に三人は闘気を高める。
三人は
その力が最高に高まった瞬間、
「うぉおおおおおおおっ!!」
シュバルツは回転したまま突撃した。
「シュトゥルムッ! ウントゥッ! ドランクゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!」
黒い竜巻と化したシュバルツが三人に向かって来る。
「はぁああああああっ!! 炸裂! ガイアクラッシャー!!」
リリ(不敗)が拳を地面に叩きつけ、その威力によって地面が割れ砕けて隆起する。
針山のように鋭利な岩盤がまるで意思を持つかのようにシュバルツに襲い掛かる。
「この程度ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
しかし、シュバルツを貫こうとした岩は、黒い竜巻に触れると同時に細切れにされていく。
そのまま突き出た岩々を細切れにしながらシュバルツは三人に迫る。
すると、
「【このエネルギーの渦から逃れることは不可能】」
ヴェルフ(不敗)が詠唱を開始する。
「ローゼスハリケーン!!」
ローゼスビットが渦を巻き、赤い竜巻となってシュバルツに襲い掛かる。
だが、
「まだまだぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
シュバルツはその竜巻をも切り裂きながら突き進む。
岩と赤い竜巻を突破したシュバルツが“二人”に迫る。
(二人っ!?)
いつの間にかベート(不敗)の姿が消えていることにシュバルツは気付いた。
その瞬間、
「真! 流星胡蝶けぇぇぇぇぇぇぇぇんっ!!!」
真上から気を蝶の羽のように纏ったベート(不敗)がシュバルツに向かって一直線に降下してきた。
ベートの狙いはシュバルツの脳天。
回転の一番遅い中心部。
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
回転の中心部を狙うベートに対し、シュバルツは回転を最大限に上げる。
「ぬぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
それらが激突した瞬間、爆発に似た衝撃が辺りを襲った。
彼らと同時に、東方不敗とベル(不敗)、アイズ(不敗)も激突しようとしていた。
「流派! 東方不敗が最終奥義…………………!」
東方不敗が右手を前に翳し、そこに大自然の力を結集させる。
それに対し、
「「二人のこの手に闘気が宿る!」」
手を繋いだベル(不敗)とアイズ(不敗)は言霊を紡ぎ出す。
「幸せ掴めと!」
「轟き叫ぶ!」
「「ひぃぃぃぃぃぃぃっさつ! アルゴノゥトフィンガァァァァァァァァァァァッ!!」」
ベルがアイズを後ろから抱きしめるように包み込み、二人は揃って気を集中させる。
二人の想いが、愛が、その気の力を極限まで増大させた。
二人の力が最大限に高まった時、東方不敗もまた力を最大限に高めていた。
「ゆくぞぉ! ベルゥゥゥゥゥッ!!」
「しぃしょぉおおおおおおおおっ!!」
東方不敗の声にベル(不敗)も応える。
「石破ッ! 天驚けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんっ!!!」
東方不敗の繰り出された拳から、極大の気弾が放たれる。
それは中に驚の文字を輝かせ、全てを破壊せんと突き進む。
それに対し、
「石ッ!」
「破ッ!」
「「ラァァァァァブラブッ!!」」
ベルの右手とアイズの左手が重ねられ、二人の愛の結晶とも言うべき技が繰り出された。
「「天驚けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんっ!!!!!!」」
二人の手から放たれた気弾はハートの形をしており、更にキング・オブ・ハートの紋章を輝かせ、突き進む。
それらが中央で激突する。
「ベルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!」
「しぃしょぉおおおおおおおおおおおおっ!!!」
互いの魂の叫びと共に、『神の鏡』の映像が真っ白に染め上げられた。
その輝きにそれぞれが目を庇う中、
「あれ?」
ヘスティア(不敗)は自分の身体の変化に気付いた。
自分の身体が透けて言っているのだ。
「これは……………」
ヘスティア(不敗)が呟くと、
「あれ? もうタイムリミットなのかい? おかしいなぁ、アスフィの話じゃ最低でもあと一日は余裕があったはずだけど…………」
ヘルメスがそう呟く。
すると、
「あ~これはね、どうやらボク達はこの世界そのものから拒否された様だ」
「世界から拒否されたやと…………?」
ロキが信じられないと言った表情で呟く。
「多分ベル君達が暴れた所為だろうね。皆の力がこの世界の許容範囲を超えちゃったんだよ、きっと。だから世界の安定の為に異物であるボク達を排除することにしたんだ」
「世界の安定すら崩すってなんやねん…………」
ロキは呆れた言葉しか出てこない。
その間にもヘスティア(不敗)の身体はどんどん透けて行っている。
それは他の場所のスィークやヘファイストス、シル、リュー、【ヘスティア・ファミリア(不敗)】の面々も同じだった。
「まぁ、短い間だったけど貴重な体験が出来たよ。それからこっちの世界のボク!」
「な、何だい?」
ヘスティア(不敗)が真剣な表情でヘスティアに呼びかけた。
「こっちのボクはぜーーーーーーーーーっ対にベル君をゲットするんだぞ!! 特にヴァレン某には絶対に負けるんじゃないぞ!!!」
「ええっ!?」
その言葉を最後にヘスティア(不敗)は完全にこの世界から消え去った。
戦いの場では先程までの激突の轟音が嘘のように静まり返っていた。
風によって巻き起こっていた爆煙も吹き飛ばされても、勝者も敗者もその場には居なかった。
ただ、激突の爪痕である巨大なクレーターだけが彼らが先程まで存在していたことを示していた。
そんな場所に、この世界のベルが駆けてくる。
「はぁ、はぁ…………」
息を切らせながらベルは周りを見渡す。
ベル(不敗)達の姿が無い事を知ると、
「そっか…………帰ったんだね…………」
半分は嬉しそうに。
残り半分はどこか寂しそうにそう呟く。
ベルはその場所で天を仰ぐ。
「今は届かない………でも、いつか辿り着いて見せる…………!」
ベルは知った。
遥かな高みを。
そして、自分もその高みに辿り着ける可能性がある事を。
ベルは天に手を伸ばす。
「君達の居る場所に……………!」
誓いの言葉と共に、ベルはその手を強く握りしめた。
尚、その後に更新した【ステイタス】を見てヘスティアが引っ繰り返ったのは余談である。
シャッフル同盟最終【ステイタス】
リリルカ・アーデ
Lv.宇宙海賊
力 : 来な鳥野郎! フライドチキンにしてやるぜ!!
耐久 : 俺は負けるわけには、ゆかんのだぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
器用 : 俺の闘いの邪魔はさせない!!
俊敏 :例え一つの敗北も、二人のものではなかったのか………
魔力 :仲間と俺と、アンタの運命の為に!
ヴェルフ・クロッゾ
Lv.貴族騎士
力 :マリアルイゼ様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
耐久 :私は負けない!!
器用 :出陣いたします!
俊敏 :騎士は敵に背を向けない!
魔力 :戦いはまだ、終わっていないぞ!!
鍛冶 :討つべきは、自分の心
ベート・ローガ
Lv. 少林寺
力 :父さん………父さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
耐久 :負けない………! 負けるわけには……死んでも負けるわけには!
器用 :少林寺再興は、オイラがやり遂げる!
俊敏 :オイラの姿が見えるかな?
魔力 :同じ時を分け合ったアニキとならば!
アイズ・ヴァレンシュタイン
Lv.アメリカンドリーマー
力 :お前たちに坊や扱いされてたまるかぁぁぁぁぁっ!!
耐久 : I`ll never give up!!
器用 : I will be back!
俊敏 : どうした? もう一度笑ってみなよ?
魔力 : 例えこの身が砕けようとも!
剣士 :俺が夢だ! 俺が希望だ! 俺は今こそ最高に燃えてやる!! 俺は夢を掴むんだぁぁぁぁぁぁっ!!
ベル・クラネル
Lv.東方不敗
血 看 石 全 王 東 新
染 招 破 新 者 方 一
東 ! 天 招 之 不 派
方 驚 式 風 敗
一
片
紅
完
はい、ファイナルラウンド完結しました。
決着は読者様方のお好きに想像してください。
終わりがあっさりし過ぎていたので最後にステイタス乗っけときました。
以前、感想であったネタを使わせていただき、”完”なんて付けてしまいました。
スキル等には変化は無いって事で。
ベル君のLv.が揺れている意味は分かりますかね?
さて、外伝も完結しました。
自分はこれで終わらそうと思っていたのですが、感想の中に劇場版もやって欲しいというリクエストがあったのですがどうしましょうか?
自分劇場版見てないんで何とも言えないのですがもしやって欲しいという声が多ければ挑戦してみます。
とりあえずアンケートを取りますんでお願いします。
では、一旦ここで完結します。
長い間お世話になりました。
もう一個の小説はまだ続いてますので、興味のある方はお付き合いください。
ありがとうございました。
劇場版もやるべきか?
-
やって欲しい
-
やって欲しくない
-
どっちでもいい