ソードアート・オンライン【白の剣士と弓使い(仮)】 作:Leaf【リーフ】
周一位のペースで投稿出来ればいいと思っています。
良ければコメントをしていただけるとやる気になります。
第0話 【プロローグ】
学校が終わった帰り道 (主人公視点)
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「はぁ~今日も疲れたなぁー」
と溜め息混じりで愚痴っていると
「 毎日同じ事言ってるわよ、あなた。 」
右隣からツッコミが入る
こいつは朝田詩乃、最近知り合って今はこうして登下校を一緒にするまでの仲になった
「そういえば、あなたが言ってたゲームって明日発売じゃなかったっけ?」
「そうそう、よく覚えてるじゃん。」
詩乃が言っているゲームは
《ソードアート・オンライン》通称《SAO》
ナーヴギアという機種でプレイできる最新ゲーム。
既存のゲームとは全く違う、
〈自分の体で遊べるRPG〉
という今までになかったゲームシステムが
話題となり人気爆発中のゲームである。
しかし、初回生産が10000本しかなく、
そのうちの1000本がβテスターに優先販売されるので一般販売は実質9000本ということになる。
なので入手は難しいのだが…
「それにしてもあなたって本当に運がいいのね。
βテスターなんか倍率凄かったと思うけど。」
「そうだよなー。一生分の運使い切っちゃったかもな。」
運のいいことに俺はβテスターに選ばれ優先販売権を得ているので安心だ。
「そういえば、あの件はどう?」
「あなたが一緒なら大丈夫だろうって許してもらえたわ。良かったわね。」
「それは良かったよ。ありがとう。」
あの件というのは実はβテスターの抽選結果の前にネット通販での約100本の争奪戦があり、その時にナーヴギアとセットで購入したのだ。
が、その後βテスターの当選通知が来て、
二本もソフトがあってもどうしようもないので転売しようかとも考えたが、折角手に入れたソフトを手放すのはもったいなく、
それなら詩乃にプレゼントして二人でプレイしようかなと思いついたので詩乃に相談をしていたのだ。
(別に一人でするのが寂しかったわけではない。)
実際にナーヴギア本体の値段もたかが中学生が持つには高額でSAOの価値も凄いので、
詩乃は遠慮していたのだが俺が何度もお願いしたら折れてくれて両親にも相談してくれて
受け取ってくれることになったのだ。
「じゃあ、一度家に寄ってから詩乃の家に持って行くよ。」
「分かったわ。家で待ってるわ。」
そこまで会話を交わし、お互いに交差点で別れた。
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数時間後 (詩乃視点)
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『ピンポーン』
突然インターホンが鳴った。
相手と用件は知っているがそれでも少しドキドキしてしまう。
『ガチャ』
玄関を開けると先程、一緒に下校してきた
広美が大きなダンボールを持って私の家にやってきたのだ。
「はい。これがナーヴギア、こっちがSAOのソフトね。」
彼は中身を私に少し早口で説明すると帰ろうとする。
が、折角きてくれたのだから少しくらいは家にあがってゆっくりしていけばいいのに…
などと考えながら
「どうしたの?そんなにあわてて何か用事でもあるの?」
と少し早口で質問する。
彼から返ってきた答えは
「いや、今日の晩御飯の用意なにもしてなくてさ、どこかに買いに行こうかなって」
彼は中学生にして一人暮らしという常識的にに考えればおかしい生活を送っている。
が、その理由は両親が交通事故で亡くなっているという悲しい過去からきているのだ。
自分が彼と同じような生活を送るとしてもきっと無理だろう。
学校では友達がいたとしても
家に帰っても誰もいない、一人だけでの生活なんて考えただけでも恐ろしい。
そこまで考えた時にリビングの方からお母さんが歩いてきた。
「あ、広くんこんばんは。今日はどうしたの?」
お母さんは広美のことを広くんと呼んでいて少しだけそれが羨ましいと思ったり…
「こんばんは。今日はこれを持ってきたんです。」
と彼は詩乃の持っているダンボールを指差す。
「これが、詩乃が言ってたナーヴギアってゲーム機なのね。いいの?こんなに高いもの貰っちゃって?」
「いいですよ。詩乃にはいつもお世話になってますし、そのお礼です。」
さり気なく彼が発した言葉に少し反応してしまいお母さんからチラリと視線を送られる。
…実際のところ詩乃は広美のことが好きだ。 それはここ数ヶ月仲良くしてて思ったことだ。
そのことは誰にも話さずに隠していたのだが
女の勘なのかなぜかお母さんにはバレてしまった。
「広くん、良ければうちで晩御飯食べていかない?折角来てもらったんだし。」
「いいんですか?是非お願いします。」
いつの間にか会話が進み晩御飯を一緒に食べることになった。
最近はこんな風に三人で晩御飯を食べることは特別少ない訳ではなくなった。
うちはお父さんが仕事から帰ってくるのが遅く、日が変わるくらいに帰ってくるのでいつも二人での食卓になってしまう。
なのでこういう風に何か用事で彼が来たときには晩御飯を食べることがお決まりになりつつあった。
「今日はシチューにしてみたのよ♪」
「うわぁ~シチュー好きなんですよ!
ありがとうございます。」
うちではあまり食卓に並ばないシチューが
食卓に並ぶのはなぜかと思ったら、少し前にに彼がシチューが好きらしいという話をお母さんにしたせいかもしれない。
でも、今日彼が来るなんて話はしてなかったのに…
とか色々考えながらもお腹は減ってくるので
「「「いただきまーす」」」
食事を取り始めた。
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食後 (詩乃視点)
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「ご馳走様でした。ありがとうございました。」
「いや、良いのよ。美味しいって喜んでもらえるのが嬉しいから。」
「ありがとうございました。お邪魔しました。」
彼が玄関に向かうのもを見て
「見送ってくるね。」
「いってらっしゃい」
自分も玄関に向かった。
「今日は色々ありがとうね。」
「いや、こっちこそご飯ありがとうね。
明日はサービス開始日だから朝にまた連絡するよ。」
「分かったわ。じゃあまた明日。」
「うん。じゃあまた明日。」
そこまで会話してから家に戻った。
こんな作品を読んでいただきありがとうございます。
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