コロプラのアプリゲーム『バトルガールハイスクール』と『sound horizon』の『魔法使いサラバント』を混ぜてみました!
よろしければ、是非読んでください♪
『昔あるところに友達を亡くした一人の少女がいた。彼女が求めたのは死者を蘇らせる禁断の秘宝。何故人は求めるのか、人知を超えた魔神の力を…』
~吹き荒ぶ風は砂を巻き上げる、若い少女の行く手を阻む。旅の道連れは一頭のラクダ、丘を乗り越えて町へと向かう~
【砂漠の町 イシス】
⁇「うわ~ん!砂嵐ひどすぎ日差しきつすぎ~!!やっと町に着いたよぉ…」
胡散臭い髭の男「もし、そこのお嬢さん」
⁇「んん~?ひなたのこと?」
髭の男「ふぉっふぉっ、ひなたちゃんと言うのかい。見たところ旅のお方とお見受けするが、こんな辺境の町まで何用かな?」
ひなた「えっとね、ひなたはこの町に古くから伝わる『願いを叶えるモノ』を探しに来たんだよ~!おじさん何か知ってる?」
髭の男「ほっほっ!そりゃ『魔法のランプ』のことじゃな!」
ひなた「『魔法のランプ』?」
髭の男「左様、ここから南にある洞窟にあると言われてる伝説のランプじゃ。」
~ランプを擦ると魔神が現れ、3つの願いを叶えてくれると言う。片足が悪いその老人に変わって、少女は洞窟の中へと降りた~
【ランプの洞窟】
ひなた「うぅ…暗いし狭いし、埃っぽいし…ホントにここにあるのかなぁ…あれ、奥から光が…」
~洞窟の奥には古びた祭壇、ボロの絨毯、黄金のランプ~
ひなた「あ!あったあった~♪これを擦って魔神を呼べばいいんだよね!」
~ランプを手に取ると、洞窟が崩れ始めた~
ひなた「わっせ!わっせ!はぁはぁ…なんでいきなり崩れてきちゃうの!!」
ひなた「で、出口…あ、やっと見えてきた…!!」
髭の男「おい、ランプをこっちへ寄越せ!!!」
~男が叫んだ瞬間、洞窟は完全に崩れた。少女とランプはそのまま瓦礫の下敷きに…~
【???】
『忘レ物ハ在リマセンカ…?』
⁇『……た………ひなた……いつまで寝ておるつもりじゃ?』
ひなた「ん、んん…そ、その声は……」
⁇『そう、わしじゃよ』
ひなた「さくら…ちゃん?で、でも桜ちゃんは……」
桜?『ひなたよ、お主はまだこちらに来てはならぬ。やり残したことがまだあるはずじゃ。』
ひなた「でもでも!ひなたは桜ちゃんと一緒にいれればそれで!!」
桜?『まぁ、よく聞くのじゃひなた。世の中には失ったら二度と戻らないものもある。そのものの事を忘れないのも大事な事じゃが、一番大切なのは『今目の前にあるものの事を考えてやる事』じゃ。』
ひなた「!!そ、それなら、ひなたは桜ちゃんの事をっ!!!」
【砂漠】
~目覚めれば砂の捲き上る丘の上で抱かれていた~
ひなた「う、うぅ…桜…ちゃん……」
⁇「…ス…ター……マスター」
ひなた「う…ん?あなたは……?」
⁇「おはよう、マスター。サドネだよ。出してくれてありがとぉ」
ひなた「ここは…砂漠?あなたはいったい…」
~古の罪と罰の輪舞曲~ロンド~ランプに閉じ込められていた~
サドネ「さぁ、お願い事を言って、何でも3つ…洞窟から助け出すのに1つ使っちゃったから、2つまで叶えてあげる!」
ひなた「そ、それじゃあ…帰る為にラクダをお願い!」
サドネ『えいや~ほいさ~♪』
~ラクダが2頭と砂漠用の服が2着現れた~
ひなた「すごいすごーい!じゃあじゃあ!次は桜ちゃんを…」
~桜?『一番大切なのは『今目の前にあるものの事を考えてやる事』じゃ。』~
ひなた「……………………」
サドネ「…?マスターどうしたの?」
ひなた「あ、うぅん…なんでもないよ!さぁ、最後の願いを…あれ、サドネちゃん…泣いてるの?」
サドネ「ぐすん…サドネね、願いを叶え終わったらまたランプに戻らなくちゃいけないの…」
ひなた「え…」
サドネ「『魔神のルール』なんだって…願いを叶えた人の記憶も消さなくちゃいけないの…」
ひなた「そ、そんなぁ…」
サドネ「サドネとっても悲しいけど、ひなたに会えてよかった!さぁ、最後の願いを言って!」
ひなた「ひなたは…ひなたは…!ひなたは桜ちゃんのことを…!!」
『そして、少女は願った。』
~吹き荒ぶ風は砂を巻き上げる、若い少女の行く手を阻む。旅の道連れは二頭のラクダ、緑の髪の少女が一人~
おしまい
あとがき
『魔法少女サラバント』読んでいただきありがとうございます!
この作品は僕の好きな『sound horizon』というグループが歌っている『魔法使いサラバント』を元にバトガ風に仕上げてみたものデス ✨
原曲ではラストが曖昧で、恋人(今回は友達)を生き返らせたかランプの少女と旅に出たか分からなくなっております。
ひなた・桜・サドネはゲーム中であまり触れたことのないキャラだったので、バトガを起動しつつ文章を考えてました(笑)
また何かの機会があれば、この3人には登場させたい限りデス♪
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次の作品でお会いしましょう!!
By イオリ・マエステラ