二人のSSS   作:絶無

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前回は不良3人に絡まれてた男女に首を突っ込んだ以上




今回は長いです。

読みずらい所もあるかもしれません。

そう言った指摘もあればよろしくお願いします。


導力測定とクラス分け

数分後俺達3人は樫ノ森学園に到着した。

あの後急いで学園に向かい何とか式には間に合った。

 

 

数分前

俺が不良の1人を吹っ飛ばした後四条君が

「今回はこれで失礼させて頂きます。我々も式があるので、このお礼はいずれ」

 

っと言い残し聖デビットに向かったので俺達も学園に向かう事にした。

学園に向かいながら女子生徒と男子生徒が俺にお礼を言って来た。

 

女子生徒「さっきはどうもありがとう。おかげで助かった。」

男子生徒「俺からも礼を言うよ。助けてくれてありがとう」

影胤「なに。気にすることではないよ。偶々通りかかっただけだったからね。」

女子生徒「そうだとしても助けてもらったのだ。お礼を言うのは当然だ。」

 

(律儀と言うか頑固と言うか・・・何とも真っ直ぐな女子だな)

 

俺はこの赤い髪をした根が真っ直ぐな女子生徒を見てそんな風に見た。

 

女子生徒「そう言えばまだ自己紹介していなかったな私の名は安国 茜(やすくにあかね)。」

男子生徒「俺は、大場誠一(おおばせいいち)よろしく」

影胤「私は蛭子影胤こう見えて君達と同い年だ。」

安国「そうなのか!ではもしかしたら同じクラスになるかもな!」

大場「(蛭子って名前どっかで聞いたような・・・・・)」

影胤「ん?どうしたのだね?大場君」

大場「いや、何でもない。それと俺の事は誠一でいいよ。」

影胤「そうかい。ならそう呼ぶとしよう"誠一"」

安国「なぁ、私も誠一っと呼んでいいか?」

大場「ああ、別にいいぞ安国」

安国「そうか!ありがとう誠一!」

 

 

テテッテテーー大場は誠一っと呼ばれる事になった

 

その後3人で学園に入り式典が終わって待機教室で待機していた

そこで運良く3人とも同じで教室だった。

 

誠一「そう言えばお前は何て呼べばいい?」

安国「私そう思っていたのだ。誠一に先を越されたな・・・」

影胤・誠一「(何故そこで競う?)」

 

影胤「好きに呼んでくれて構わんよ"安国君"」

安国「なら誠一と同じで名前の影胤っと呼ぼう。

それと私はあまり苗字で呼ばれたくないので出来れば茜と呼んでほしい。」

 

まぁ最後のコトナを倒した一族だから仕方ないか

影胤「そうか・・・わかったではこれからは"茜君"と呼ぼう。」

誠一「俺は普通に茜って呼ぶよ。」

そう言うと安国・・・もとい茜は嬉しそうに喜んだ。

茜「ああ!これから宜しく頼む。誠一。影胤。早速友達が出来て私は嬉しいぞ」

 

すると教室のドアが開いて上級生らしい女の人が来た

 

上級生「準備ができましたので新入生の皆さんは講堂に集まってください。」

 

影胤「呼ばれたようだ。では行くとしようか」

茜「そうだな」

誠一「ああ行こうか」

 

〜移動中〜

 

入学式にも使っていた講堂はすっかり片付いて広いスペースが確保されている空間になっていた。

 

???「新入生のみなさん、初めまして。これから導力測定を行います〜」

 

居並ぶ俺達新入生に壇上から白衣を来た可愛らしい女性が呼びかける

 

茜「誠一・・・・彼女は上級生なのだろうか?」

誠一「さぁ、どうだろう?教師に見えなくもないが・・・どう思う?影胤」

影胤「そこで私にフルか?大場君」

誠一「誠一でいいと言ったろ?」

影胤「すまない。今はこの方が呼びやすい」

 

美佐「私は測定担当教師の石橋美佐(いしばしみさ)です〜」

 

誠一「・・・・・・・先生だってさ」

茜「随分と可愛らしい先生だな」

誠一「上級生って言っても通じそうだな」

茜「うん、そんな感じだ」

影胤「確かに。」

 

エリート学園の先生ってイメージと違っていたって顔する大場君と茜君

 

美佐「導力測定の結果で、クラス分けします」

 

なるほど、学級分けか

 

美佐「導力の潜在力である導力値を機械で測定し、そこに導力の種別による補正を加えて

クラスは特別組のS、進学組のA、就職組のB、研究組のCの4クラスに分けられますが

Sクラスは更にそこからSS、SA、SB、SCの4フェーズに細分化されます。」

 

 

フェーズSだけそこまで分けるのか・・・・。

面倒そうだな、色々と。

 

美佐「Sクラス内でのフェーズは、今後の試験などによっては変動しますが上のクラスへの移動は難しいと言うのか・・・・原則として無いものと考えて下さい〜。

ただし、成績次第では下のクラスに移籍することがありますので気をつけて下さい〜。

ですから、測定とは言っても手を抜かないで下さいね〜。」

 

そう言えば似たような事を茜君が言っていたな。

エリート学園ならではだな。

 

美佐「もう一つ。高い導力を磨き、更に高めていくことは、この学園の目的であり国民の義務でもあります〜。と言うわけで、導力研究志望の学生でも、高い導力値の場合はーーそうですね、Sクラスに該当する能力を持っている人はぁ〜導力者クラスへの振り分けになりますから注意して下さいね〜。」

 

先生のふわふわした物腰の話で説明するが、一瞬で俺達の間に緊張が走った

 

茜「クラスが決まれば、進路が決まるのも同然だな・・・・」

誠一「ああ」

影胤「そのようだな。流石はエリートっと言った所か」

 

美佐「皆さん、入学案内書を右手に持って、一例で並んで下さいね〜」

 

どうやらあの先生の容姿で舞い上がった男子生徒がちらほらといるな

 

茜「優しそうな先生ではあるが、緊張感に欠けるな

影胤「同感だ。」

誠一「あはは、まったくだ」

茜「もっとも、無駄な緊張は導力の発動の邪魔になりかねない。

穏やかな雰囲気は、そうした配慮だろう」

誠一「そうか?そこまでは考えにくいがなぁ〜」

茜「ふふ。誠一は呑気だな」

誠一「茜が真面目すぎるだけだろう」

誠一(茜は本当に真面目と言うか、一本気な性格をしている)

 

そんな事を話ていると

 

美佐「そこの3人さん〜。」

誠一「は、はいっ、何でしょう⁉︎」

美佐「一例でってお願いしたんですけど〜貴方達だけが三列に並んでいるので列が乱れているんです〜。」

 

ニコニコしながら注意された

 

誠一「うおっ、す、すいませんでした!茜、また後でな」

影胤「では、茜君また。」

 

俺達は列を離れて最後尾に並んだ。

 

茜「あ、誠一!」

美佐「お話の続きは、測定の後でね〜。はい、そちらの彼女。貴女の番ですよ〜」

茜「は、はいっ」

 

まわりの新入生に笑われて恥ずかしいのか?

大場君と茜君は顔が真っ赤のままだ

茜君はそのまま導力を測定する機械に向かい俺達は最後尾で様子を見ていた。

 

茜「よ、よろしくお願いします」

美佐「はい、気持ちを楽にして、ここへ両手をおいて下さいね」

 

言われたままに手を乗せる

 

茜「こ、これでよろしゅうございますか、石橋先生っ」

美佐「そんなに緊張しなくていいですよ、安国さん」

影胤「フフフ」

 

思わず笑ってしまった。

 

誠一「笑ってやるな影胤」

影胤「すまない大場君。つい堪えられなかった」

 

しかもまだガチガチになっている。

美佐先生も苦笑いしている。

 

美佐「では、導力を発動して見て下さい〜」

茜「は、はい!」

 

茜の肩に力が籠る

 

誠一「おっ・・・・・・」

影胤「ほう・・・・」

 

茜は自身の周囲に小さな火の玉が浮かんだ。

それはとても淡い色の炎だった。

 

影胤「火焔系の導力か・・・・・・」

 

美佐「安国さんは火焔系導力ですね、数値は・・・・・」

 

壁に設置してある電光掲示板に茜の数値が表示された

 

美佐「はい、安国さんの導力値は、フェーズSCですね〜」

茜「それは、高い方ですか?」

美佐「そうですね〜。Sクラスに分類されるので、全体的には低い訳ではないですけど〜

Sクラスとしては威力が乏しいので、ギリギリ合格ラインのフェーズSCですね〜」

茜「もう一度、もう一度機会を!」

美佐「ごめんね〜安国さん。テストは一度っきりだし後ろが詰まっているの〜」

 

茜君が肩を落としてやって来た。

 

茜「誠一、私はSクラスの最低フェーズだそうだ」

誠一「でも学園トップのクラスだろ?一応エリート中のエリートって事だろ」

影胤「大場君の言う通りだ。それにこれからの訓練で導力値を上げればいいだけだろう?」

茜「そうだか・・・しかし・・・・。」

誠一「例えば茜は、一流のビリと三流のトップどっちがいい?」

影胤「(何だその例えは)」

茜「そ、それは三流よりは一流の方が・・・いや!」

 

言いかけて、激しく首を振る

 

茜「私は、トップの中のトップになりたい!いや、トップにならねばなやないんだ!」

影胤「何やら訳ありのようだな」

誠一「ああ(俺がこの学園に来た理由があるように)」

影胤「(誠一・・・・すまない。)」

俺には誠一が考えてる事が何となくだが分かる。大方自分自身の事だろう。

本来ならすぐにでも誠一に俺の正体を教えて導力の事も教えてやりたい所だが、

爺さんの遺言でもあるし、すまない誠一・・・いや、我が弟よ。




今回はここまで、
次回はこの続きから。次回で導力器を渡すところまで行きたいです。
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