二人のSSS   作:絶無

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仮面の下

講堂での導力値の検査も終わって、それぞれのクラスに移動し寮の部屋割りをした。

男子が二人部屋で女子が一人部屋という事だった。

 

 

そう言えば、講堂で誠一の知り合いだって女の子に会ったな。

 

染谷柚(そめや ゆず)

金髪でまだ幼さが残るほんわかとした女の子だった。

見た限り完全に誠一に惚れているが誠一が気づいていないなアレ。

3年振りの再開も虚しく、誠一が導力を使えないと分かって、

SSSと驚いていた奴らが誠一に、冷たい視線を送った。

あいつら全員、ソドミーとゴスペルの餌食にしてやろうかと思った。

ちなみに、柚は俺だと気付いていない。

小さい頃だし覚えてる訳ないし。

 

そのあと、中庭で誠一と柚の3人で昼食を食べていると茜君に神代君が来て、

更に教室で自己紹介した双子の兄妹

兄の市倉仁(いちくら じん)に妹の市倉千春(いちくら ちはる)

に、寮で誠一と同じ部屋の藤崎薫(ふじさき かおる)

の3人が合流して一気に大所帯となった。

兄の市倉仁は俺と同じ部屋になっていた。

 

因みに昼食の弁当を食べる時は顔に包帯を巻いて素顔を見せないようにして食べている。

すると案の定・・・・

 

茜「な、なぁ影胤」

影胤「なんだい?茜君」

茜「どうして素顔を見せてくれないのだ?」

仁「あーそれは俺も思った。クラスの中でもずっと仮面着けたままだしな」

薫「そうだよね。凄く・・・気になるよ」

千春「何々、実は凄い有名人だったりするの?それとも顔に傷でもあるのかなぁ〜」

 

千春がニヤニヤしながら聞いて来た。

 

影胤「ほう・・・そんな人の顔が気になるのか?」

茜、薫、仁、千春、誠一、透子、柚

『気になる』

 

満場一致である。

どうして気になるのか、コレガワカラナイ。(嘘)

 

レジャーシートの上に置いてある仮面を指で叩きながら

影胤「この仮面のしたにあるのは・・・・」

誠一「あるのは?」

 

誠一を指差して

 

影胤「君の顔だよ大場誠一君」

 

茜、透子、仁、千春、柚、薫、誠一

『・・・・・・は?』

 

千春「えっ?何どういう事?」

薫「僕にもさっぱりだよ」

仁「なんかの謎かけか?」

茜「ぐぬぬ・・・さっぱり解らん!」

透子「安国はオムツが足りないだけ」

茜「オムツが足りない・・・?どう言う意味だ?」

柚「あはは・・・・」

影胤「まあ、それはともかく見てみたいかい?大場君素顔を」

誠一「いや、辞めておくよ。」

影胤「賢明な判断だ」

 

 

-Just as I awake for another singht The world is standing,Feeding thirist from their tears-

 

影胤「もしもし、どうしたこんな時間に?」

 

「「「「・・・・・・」」」」

 

何とも言えない感覚に支配されフリーズしている皆を余所に会話している影胤。

 

影胤「ああ、そう言えばそうだったね。すっかり忘れていたよ・・・。

・・・・・ん?届けたいと言ったか今?一体どうやって・・・ああ、そうか、そうだったね。"あの人"がいるから大丈夫だとは思うが無理はするなよ。」

「それとアレを持ってきた前、そうだよ。私があげたアレさ・・・・・」

「いや、何万が一に備えてな。ああ分かった。じゃあ、よろしく。」

 

携帯を閉じるとさっそく

 

仁「誰と電話してたんだ?影胤」

影胤「なんだい?気になるのか」

千春「私の感だと絶対女の子だね!」

 

こいつの感には驚かされるな・・・て言うかさっき

 

千春「美少女限定だよ!グフフフ」

 

とか言ってたな・・・・・。

アイツに近づけてはいけないな、二重の意味で。

 

 

その後、太田寛雄(おおた ひろお)と言うフェーズSAの男子に誠一諸共

ライバルにされてしまった。

 

 




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