FGO 宮本武蔵と二天一流inカルデア   作:詩七喜

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16話 邪竜と聖女と二天一流13

「タツキさっきは助かったわ」

 

さっきとはジルドレェの触手に身動きを封じられていた時のことだろう

 

「気にするな、そういう作戦だろ?えーとまさか。相手が術師なのにも関わらず罠の類が無いなんて考えて突っ込んだんじゃないよな?」

 

タツキは笑顔で武蔵を煽ってみた

 

「と、当然よ!囮作戦に決まってるじゃない?」

 

「だよなー!」

 

「「ハハハハハ」」

 

心からの笑いではない笑いが生まれた。

 

「武蔵!あの奥の部屋みたいだな。一気に突っ込む......って出来そうにないな」

 

「みたいね」

 

廊下を進むと一人の人間が廊下の真ん中に立っていた。

 

カルデアの制服?

 

カルデアの制服を着て、髪は後ろで束ねられている。顔つきからすると20代前後。目は少しツリ目気味の女だった。そして腰には日本刀が2本あった。

 

「仲間?じゃないよな?」

 

「あの殺気で仲間だったら文句言ってるわよ」

 

「久しぶりね。立樹君、あの時は男装してたし気づかないのかな?私よ?近藤春馬」

 

「は?」

 

タツキの思考が停止した。

 

近藤春馬といえば高校1年の時に唯一タツキに黒星をつけた男だ。

 

「え?静?あなた、静なの!?」

 

「私の知り合いかしら?私は貴方とは初対面よ?」

 

「武蔵よ。宮本武蔵」

 

「あぁ。そういうことね。貴方が私の中にいたあの五月蝿い女。。。これは運命さえ感じるわね!フヒッ」

 

奇妙な笑みを漏らした近藤春馬こと名城 静は

 

「私は二天一流・門下 名城静 宮本正嗣......始めましょう?立樹君。リベンジがしたかったのでしょう?」

 

名乗りを上げられたら応えるしかないのだが、タツキは現象を把握できていなかった。

名城静がここにいる?何故?二天一流門下?

 

何がどうなって......ってそれよりも

 

「そんなことしてる場合じゃないんだ、手合わせしたいのは山々なんだが、今は別にやることが」

名城の抜刀と突進が同時だった。

 

《 一刀−流星群 》

 

突進、連続の突きが合わさった技、中間距離の間合いでの突進技の一つ

 

《 二天一流−卯月其の三 八重桜 》

 

全ての突きをタツキは切り返した

 

この時両者共に相手の技量を計り損ねていた。

 

名城は八連撃の突きを繰り出せばそのうちの何回かは直撃させられると思っていた。

 

タツキは突きを払いのけ続く連撃で名城を斬り落とそうとした。

 

しかしお互いが設定して繰り出した連続技は互いが相殺して終わった。

 

「流石ね〜タツキ君」

 

名城はフフッと笑みを漏らした

 

「八連撃の突きとかマジかよ」

と、驚いたように見せながら、タツキは足を気付かれないように踏み込み

 

《 二刀–流星群 》

 

突進と連続の突き。先ほど名城が見せた技をタツキは二刀流で打ち込んだ。

 

「フッ。タツキ君、貴方の間合いに私がいるように、私の間合いにも貴方がいるのよ?」

 

《 虚空 》

タツキの見たことのない技だった

一刀

ただそれだけで全てを終わらせる技を彼女は見せてきた。

それだけはわかった。

しかしタツキは突進を始めている。

名城は勝利を確信した。

 

スパッと名城の一刀はタツキの首を落とすことは無く、空を切った。

 

「え?」

 

《 二天一流−師走其の一 初白雪 》

 

「偽物!?」

 

名城の表情が一瞬にして歪み、タツキの場所を探そうとしたが、それよりも早くタツキは名城の横腹を回し蹴りで蹴り飛ばした。

 

「アガッ」

名城は腹を抑えながら立ち上がると刀を拾い上げ再びタツキのいる方向へ歩き出した。

「オリジナルの技……貴方も使うのね」

 

「静!あんた何して!」

 

「武蔵。これは私とタツキ君の決闘よ。邪魔しないで、あの時のように邪魔したら許さないから」

 

「静!」

 

「五月蝿い!」

 

名城は武蔵へ斬りかかった。

名城の表情は壊れていた。

 

武蔵は直ぐに反応し、一刀で止めると鍔迫り合いに持ち込んだ。

 

「意味わからない!武蔵なんで邪魔するの!」

 

「静が間違っているからよ、なんでそんなことしてるの」

 

「私を助けてくれた人がそれを望んでいるからよ!悪い?武蔵だって私から離れて行ったじゃない!」

 

「タツキ!行きなさい!ここは私に任せて!早く行きなさい!」

 

タツキは直ぐに承諾を示し走った。

 

「ロマン!今の聞いてたか?藤丸達の方しか把握してないのなら後で説明するが、聞いてたなら答えてくれ、何故あいつがカルデアの制服着てるんだ?」

 

『 彼女はマスター適正者として選ばれていた一人だ 』

 

そういうことか。彼女もやはりあの場にいたのか。

俺が選ばれて、俺を負かしたあの女が選ばれない訳は無いよな。

 

「なるほどな。わかった。とりあえず考えても意味なさそうだから藤丸達のサポートに向かう!」

 

『 気をつけてくれ 』

 

タツキは通話を切ると、走るスピードを上げた。

 

「楽しかった」

 

タツキは不意に笑みがこぼれていた。

 

ーーー

 

「えぇええ!タツキ君行かせちゃったの!?詰まらないよ!詰まらない!詰まらない!詰まらない!」

 

「私じゃ力不足ってこと?」

武蔵は気合を入れて推し飛ばした。

 

「違うわ。私はタツキ君にしか興味無いだけ。それにタツキ君の実力もある程度把握できたし、今武蔵と戦うのは面白味に欠けるわね」

 

「静?」

武蔵からさらに距離を取り、名城は刀を鞘に収めると空間に穴を開け其の中へ入っていった。

 

武蔵はそれを追うことはしなかった。

 

其処が危険過ぎるということが武蔵にはわかってしまった。

 

「全く。面白くないわね」

武蔵はその穴が閉まるのを確認しタツキの後を追いかけた。

 

武蔵は心の中では武蔵vs名城の対戦カードを楽しんでいた。

 

それはタツキも同じだっただろう。

 

タツキvs名城

 

タツキはまた戦えるとは思っていなかっただろうし、それを楽しまない訳がないのだ。

 

その答えが最後の蹴りだ。

 

相手に負けを言い渡すのにタツキは殺しはしなかった。

 

「リベンジ達成」

タツキは拳を握り喜んだ。

 

ーーー

 

 

ああクソ!

 

あとちょっとで追いつけるのに何なんだよこいつら!

 

形を持たないサーヴァント。

 

シャドウサーヴァント達がタツキの進行を妨害していた。

 

 

「ああめんどい!」

 

 

《 一刀-流星群 》

 

「ハアアアアアアアアアアアアアアッ!」

 

シャドウサーヴァント達の群れに正面突破で突っ込んだ。

 

「ムゴオオオオオオ」

 

「ハアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

「邪魔ダァ!」

 

 

タツキはそのまま中央突破を決めると藤丸達が戦う元へと向かった。

 

 

「藤丸!戦況はって、ここにもこいつらがいるのかよ」

 

シャドウサーヴァントや、ワイバーン。そしてジャンヌオルタ。

 

「タツキ無事だったか?」

 

藤丸は戦況を見ながら声だけで質問した。

 

「もちろん」

 

「ならタツキ、あの黒いやつらを任せてもいいか?ジャンヌオルタは俺たちが引き受ける」

 

「任せろ」

 

タツキは【 秋 】を抜刀し、シャドウサーヴァントに斬りかかった。

 

こいつら一様サーヴァントなんだよな

面倒な強さを与えられてやがる

 

「タツキさん!任せます」

 

ジャンヌダルクが相手をしていた、シャドウサーヴァントを引き受けると、ジャンヌダルクは藤丸の元へ行った。

 

「ハァッ!」

 

タツキの刀はシャドウサーヴァントを片っ端から斬り落とした。

 

「タツキさん!危ないっ!」

 

ガッ!という炸裂音がしたかと思うとマシュがタツキの後方から迫っていたシャドウサーヴァントの攻撃を弾いていた。

 

「すまん」

 

タツキはすぐに後方へ振り返り、マシュが弾いたシャドウサーヴァントを斬り伏せた。

 

「マシュも行って構わないよ」

 

「わかりました」

 

そういうとマシュも藤丸達の方へ向かった。

 

 

「今度こそ決着の刻です。竜の魔女!」

 

ジャンヌダルクの声が響き渡った。

 

「黙れ!ならば、勝負だ。絶望が勝つか、希望が勝つか!あるいは殺意が勝つか、哀れみが勝つか。この私を超えてみせるがいい!ジャンヌダルク!」

 

そう、ジャンヌオルタが言い放った言葉で彼方で戦いの幕が開けた。

 

「藤丸。任せたぞ」

 

タツキはそう呟くと周りに湧いていいる、ワイバーンの始末に向かった。

 

「このヤロォ!待てコラ!」

 

ワイバーンはジャンヌオルタのサポートをしようとタツキの無視して藤丸達の元へ向かおうとする。

 

「ヤロォ。」

 

タツキは一刀を槍投げの要領で放り投げた。

 

「ギャォ」

 

ワイバーンが突然の攻撃に動きを少し止めた瞬間タツキはそのワイバーンの羽を斬り落とした。

 

「全く。逃げんなよ」

 

タツキは放り投げた【 闇 】をワイバーンから抜くとすぐに近くにいたワイバーンに向かい放り投げた。

 

 

《ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン》

 

《リュミノジテ・エテルネッル! 》

 

「チッ!なら!」

 

ジャンヌオルタの宝具はジャンヌダルクの宝具により完全に封殺されていた。

 

だがジャンヌオルタの視線は不意に近くのワイバーンを始末し続けるタツキに向いた。

 

「前回は始末できなかったけれど、今なら」

 

「ハァ!」

 

漆黒の棘がタツキの背中を目掛け放たれた。

 

突然の出来事にマシュは間に合わないし、ジャンヌも連続で宝具を使えない。

 

「タツキィイイイイ!!!!」

 

藤丸が叫んだことでやっとタツキは後ろを向いた

 

「なっ!?」

 

タツキは瞬間的に握っていた、【 闇 】で受けた

 

バンッという破砕音と共にタツキの刀の一つである【 名 《闇》】が砕けた。

 

タツキはすぐに砕けた刀の鍔をを放り捨て続く棘を体全体で横へ飛び込み回避したが、残りを止めることができないと判断した。

 

棘一本につき刀一本とか。そんな事したら戦えなくなるという思いがあるためタツキは刀を抜けなかった。

 

そしてタツキはまたもや、棘がタツキを襲うのを見ているしかできなかった。

 

「タツキ。武士なら迷わず刀を抜きなさい。刀のことを気にして負けるなんてあるまじきことよ」

 

「見せてあげるわ。タツキ天眼を」

 

 

そう言って武蔵は現れタツキの前に立ち刀を抜いた。

 

 

武蔵は迫り来る棘を目に見えぬ速さの斬撃で斬り裂いた。

 

タツキはそれを見て衝撃を隠せないでいた。

 

無駄が一切なく、時間や空間といった、理すらも凌駕するその太刀筋はタツキの心に一瞬にして染み渡った。

 

 

( すごすぎる )

 

タツキは子供が何か憧れたものを見るようなそんな目をして目の前の宮本武蔵を見ていた。

 

 

 

「ハァ!!!!」

 

タツキの心配は要らないと判断したジャンヌダルクがジャンヌオルタへトドメの一撃を決めた。

 

「そん、な。馬鹿な!有り得ない。嘘だ。私は聖杯を所有している!そんなはずは!」

 

ジャンヌオルタは敗北を認めないといった態度で藤丸達を見ていた

 

「おお、ジャンヌよ!なんという痛ましいお姿に......!」

 

まじか。

 

タツキはその声で誰が来たか分かってしまった。

 

「ジルドレェ。。。」

 

「ジ、ル......」

 

そう言ったジャンヌオルタの言葉には力がこもっていなかった。

 

「このジルドレェが参ったからにはもう安心ですぞ。さあ安心してお眠りなさい」

 

そういってジルドレェは微笑んだ。

 

「でも、私は、まだフランスを、滅ぼせては......」

 

「私に全てお任せを」

 

「眠りなさい。目覚めた時には私が全て終わらせています。」

「そうよ、ね。貴方が戦ってくれるなら安心して」

 

そういうとジャンヌオルタは光の粒子となり消えた。

 

これで、勝ったのか?

 

いや。まだか。

 

「やはりそうだったのですね。」

 

ジャンヌがジルドレェを睨みそう言った。

 

「勘の鋭いお方だ。」

ジルドレェは微笑んで返した。

 

「あ!此処にいた!」

 

「いきなり逃げ出すとは」

 

エリザベートと清姫がジルドレェの後を追って来たのかやっと到着した。

 

「任せたのに......」

 

タツキは聞こえない程度の声でそう呟いた。

 

ジルドレェってめっちゃ面倒そうだし、相手にしたくないんだよなあ

 

「聖杯を持っているのは竜の魔女ではありません。いえ、そもそもあのサーヴァントは英霊の座には決して存在しないサーヴァントです」

 

「私の闇の側面でない以上そう結論せざるを得ません」

 

「その通り!竜の魔女こそが!我が!願望!」

 

「即ち!聖杯そのものです。」

 

「な......!?」

 

「え!?どゆこと!?竜って聖杯なの!?じゃあアタシも!?」

 

ジャンヌダルクが聖杯を手にして悪事を働いていたのではなく」

 

一同がジルドレェの解答に衝撃を受けた。

 

 

「貴方は。ジャンヌダルクを作ったのですね。聖杯の力で」

 

「心の底から貴女を蘇らせようと願ったのです。心の底からですよ。しかしそれは聖杯に拒絶されました。それだけは叶えられないと」

 

 

「だが!私の願望など貴女以外に無い!ならば!新しく創造する!そうやって竜の魔女を作り上げたのです!聖杯そのもので!」

 

そういった、ジルドレェを見てタツキは思った。あの時のジルドレェが危惧していたこととはこういうことか。だから殺せと命じたのか。あの人は気づいていたのだと、タツキは改めてあの人の凄さを感じた。

 

「そう。彼女は最後までそのことを知らなかったのでしょうね」

 

これはジャンヌがフランスを憎んだわけではなく。

 

ジルドレェがフランスを憎んだのだ。

 

だからこそ。暴走した。

 

ジャンヌはそれを許せた。

 

しかしジルドレェにはそれが許せなかったのだ。

 

そして今、間違った道を突き進むジルドレェをジャンヌが止めようとしている。

 

それはジャンヌダルクとしてか、ルーラーとしてかはわからない

 

だが、元々は仲間だったのだ。

 

ジャンヌはそれを全力でやるつもりだ。

 

ならば

 

俺だって元々は仲間だったんだ。そして最後の任務を果たそう

 

 

「決着をつけよう!ジャンヌダルク!」

 

「望むところ!」

 

「マスター聖杯を確認しました。指示をお願いします!」

 

「みんな!これが最後の戦いだ!気合い入れて頑張るぞ!」

 

藤丸が皆を鼓舞した。

 

「マシュキリエライトー行きます!」

 

「タツキ行けるか?」

 

「もちろんさ、指示任せる」

 

「わかった」

 

藤丸、マシュ、ジャンヌ、エリザベート、清姫、タツキ、武蔵

 

各々が各戦い方で藤丸の指示に従い動いた。

 

タツキは俺たちの目である。

 

だからそれ以上は心配いらない

 

後方から触手の攻撃が来たとしてもだ。

 

それは別の誰かが弾く

 

そうこのように

 

「ハッ!」

 

武蔵が斬り落とした。

 

左方からの触手もだ

 

エリザベートが弾いた

 

 

そしてタツキはジルドレェの真正面まで辿り着いた。

 

「久しぶりです。ジルドレェ。貴女からの命令ですよ?覚えてますか」

 

タツキはそう言いながらジルドレェを斬りつけた

 

「ウッ」

 

ジルドレェは後方へ下がるとその手に持つ本を前に出した。

 

身体が再生してやがるのかよ。

 

聖杯の力ズルくねーか?

 

「タツキ!バック!」

 

藤丸の指示が出たのでタツキは後方へ下がった。タツキへの追撃はマシュが弾き、マシュへの攻撃をタツキが斬った。

 

そしてタツキと入れ替わりで武蔵が突っ込み、その入れ替わりでジャンヌや、清姫と交代しながらジルドレェは徐々に押し始めた。

 

 

「なっ......」

 

「終わりです」

 

ジャンヌが最後の一撃を与えた。

 

運命というやつだろうか。

 

「聖杯の力を以ってしても届かなかっただと......そんなはずは。。。そんな理不尽があってたまるか!」

 

そういった、ジルドレェにジャンヌは優しく話しかけた。

 

 

ありがとうと、そして在るべき時代へ戻ろうと

 

 

ジルドレェは笑顔で地獄へ落ちるのは私だけでと答えた。

 

 

《 聖杯の回収を完了した!これより時代の修復が始まるぞ!レイシフトの準備は整っている、直ぐにでも帰還してくれ》

 

「了解しました」

 

そして藤丸達とそのサーヴァント達は別れ話を始めた。

 

タツキにはそういったサーヴァントがいないためタツキはここはと席を外した。

 

「全く。別れってのは。。。」

 

「そうですね、別れと離れないものです」

 

「え?」

 

そこには銀色の鎧を身に着けた。男がいた。

 

「ジルドレェ?」

 

「はい、ありがとうございます。しっかりと任務を果たして頂けたみたいですね」

 

「いんや、果たしてないさ、現に貴方はこうして正常だ」

 

「何を」

 

「貴方は貴方だ。ジルドレェ。俺が部下になったのは貴方ですよ。」

 

「そうですか、では私が思い込みすぎただけという事でしょうか」

 

「俺はそういうことにしておいた方がいいと思うけどね、アレは貴方とは思いたくないよ」

 

「そうですか」といいジルドレェは微笑んだ。

 

「では、ありがとうございました。タツキさん」

 

そういうとジルドレェはジャンヌの元へ向かった。

 

「タツキって意外と味方増えるわよね」

 

ジルドレェと入れ替わりで武蔵が来てタツキの刀を見た。

 

「やっちゃったわね。」

 

タツキは鞘を触りながら

 

「やっちゃったな」

 

「でもね、タツキ。刀はタツキの命より価値は低いから、そこのところは忘れんじゃないわよ」

 

「分かったよ。」

 

 

「タツキー!そろそろレイシフトするぞー」

 

藤丸に呼ばれたのでタツキは武蔵と共に藤丸の元へ向かった。

 

ーーー

 

 

「おかえり」

 

ほんとに帰って来たんだな

 

タツキは改めて帰還したことを実感した。

 

 

「初のグランドオーダーは無事遂行された」

 

「おや、おかえりって、だいぶん疲れているようだね」

 

「ロマンちょっと部屋で休んでいいか?疲れすぎて休みたい」

 

「あ、ああそうだね、藤丸君は平気かな?」

 

「ええ大丈夫です」

 

「じゃ、言いたいことは藤丸君に伝えておくし追々、聞いてくれ」

 

「ありがとうございます」

 

タツキは管制室を出ると、自分の部屋へ向かった。

 

やばいなこれ、視界が暗くなってきてる

 

安心したからか、一気に抜けていく

 

やべぇ身体に力入らない

 

「ほら!タツキしっかりしなさい、部屋まで歩けないなんてどれだけ気を抜いてるのよ」

 

「武蔵?ああ、よかった」

 

タツキはそのまま気を失った。

 

その後、武蔵はタツキを部屋まで運び荒療治で叩き起こし、タツキを風呂へ入れ、服を着替えさせ、カルデアのメディカルルームへ連れて行き、部屋で寝かしてあげてと言われたので、再びタツキを部屋まで運びベッドへ寝かせてあげた。

 

「全く。しっかりしなさいよ、マスターなんだから」

 

 

タツキはそのまま1日中眠りについていた




メルトリリス様欲しいですね
私は50連ですが出ませんでした

↓こちらオリジナルキャラクターのイメージイラストです。
名城になります。少しでもイメージとして持っていただければ幸いです

【挿絵表示】


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