聖杯、それは万能の願望器。
魔術師たちは、願いを叶えるために聖杯を求める。
──だが、しかし。
この平行世界、魔術だの魔法だの、本物のオカルトには全くと言っていいほど関わりのない─ただし一部の者を除く──世界。
その世界に置いて聖杯とは、頂点に立つと言う願いを叶えた末に手に入れる優勝杯だった。
それは、群勢と群勢の戦いであり、小隊と小隊の戦いであり、個と個のバトルロワイヤルであり。
それぞれに対応して計三つの聖杯が存在した。
そしてもう一つ。
本来聖杯戦争で召喚されるサーヴァント、そしていわゆるエネミーなどは
だが、この世界には上記のクラスは存在しない。
存在するクラスはたった三つ。すなわち、
体感時間は一ヶ月以上、カルデアの時間では一週間ほど。
マシュ・キリエライトたち女性英霊──ついでに女主人公──は、シンデレラとなるために己を磨く。
「ちょっと、なんで私がCuなのよ!復讐者たる私はどう考えてもCoでしょう!?なのに、なんで白い方の私がCoなのよ!」
「いやいや邪ンヌ、君はどう考えてもCuでしょ」
「先輩、Paに振り分けられたエリザベートさん三名が自分をCuに入れろと言っているのですが」
「無視しといていいよ、マシュ」
「マ、マスター、私も参加するのでしょうか……?私みたいな大きい女が出てもいいのでしょうか?」
「身長186cmのアイドルもいるから大丈夫!それに、ステンノとエウリュアレからも出ろって言われてるでしょ?」
主人公はプロデューサーとして女性サーヴァントたちを支援し、一流のアイドルへと仕立て上げていく。
新進気鋭、カルデアプロダクションは数多の低ランクアイドルたちを蹴散らし、先へと進む。
立ちはだかるは346プロ。英霊たちに負けず劣らずキャラが強いアイドルたちが立ち塞がる。
「にょわー☆」
「むーりぃー……」
「頑張ります!」
「押忍!」
「ふっふーん!世界一カワイイボクと話せるだなんて、カルデアの皆さんは幸運ですね!」
「えー。杏は働かないよー?」
「フヒ……キノコ、いる……?」
「あ……幽、霊?実体を持ってるのは……初めて、見た……かも……」
「ヘーイ!」
「素敵なステッキ……なんて、どうでしょうか?」
「闇に飲まれよ!(訳:お疲れ様です!)」
「ふわぁ……だれー……?昔の人ー……なのー……?」
全プロダクションの頂点に立つ765プロ。カルデアプロは、765プロを打ち破ることが出来るのか!?
「では、聴いてください。マシュ・キリエライトで……『色彩』です」
ヘーイ!の存在感よ……