FGO小ネタ 嘘予告集   作:零崎妖識

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嘘予告二つ目。今度はノーゲーム・ノーライフ。


もし、ノゲノラ世界にマスターが呼ばれたら

ありえない、なんてことはありえない──

そう誰かが言ったように、人類最後のマスターは本来ありえないはずの強制的レイシフトを受けることがある。ある時(プリヤコラボ)は別世界に渡ってしまった。そして、今回もまた──

 

「先輩、目を覚まされたようで何よりです。ところで、あの巨大なチェスのコマはなんでしょうか」

 

「フォーウ」

 

──地平線の先に巨大なチェスのコマが並び、空には島が浮かび、月は二つ、最強の幻想種()も飛んでいる謎の世界。彼らは一番近くにあった町にて、この世界のことを知る。

 

「ゲームで全てが決まる、盤上の世界(ディスボード)……ですか。興味深いです」

 

「ゲームということなら任せてくれ、マスター」

 

「孔明さん、いつのまに来たんですか!」

 

大軍師、諸葛孔明(ロード・エルメロイⅡ世)を仲間に加え、町を散策する一行はある二人に出会う。

 

「え、ロード・エルメロイⅡ世!?おいなんでリアルに居るんだ?ジブリールが何かしたのか?」

 

「ん……マシュマロおっぱい……」

 

ヘラヘラした笑みの青年『空』と白い少女『白』。この国、人類種最後の国エルキアの王を名乗るこの二人にマスターはゲームを挑み敗北する。

 

「んじゃ、なんでゲームの中の存在がリアルに存在してんのか、説明して貰おうか」

 

「ゲームの中の存在……?どういうことですか?」

 

「にぃ……もし、かして……」

 

「なるほどな……あいつ(テト)のせいってことか」

 

二人の世界では自分たちがゲームやアニメなど、二次元世界の存在であることを知り愕然とするカルデア一行と逆にテンションを上げていく空と白。

 

「抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ───!」

 

「───問おう、君が私のマスターか」

 

「リアル、エミ、ヤ……きた、これ……!」

 

興味本位でジブリールと名乗る翼の生えた少女にエミヤ(アーチャー)を召喚させる王二人。目が死んでいる二人(空白)の側近、ステファニー・ドーラ。目を輝かせる森精種(エルフ)のフィールに人間のクラミー。ただただ首を傾げるケモミミの少女、いずな。

 

「楽しませてよ。そのためにせっかく呼び寄せたんだから」

 

「人間が龍精種(ドラコニア)を倒す世界──すごく気になります!」

 

カルデアがこれまで救ってきた特異点に興味を示すジブリールと、突如現れた黒幕、唯一神(テト)。この世界から帰るにはただ一つ、テトにゲームで勝てばいい──!

 

「さあ、ゲームを始めよう!『 』(くうはく)の二人も一緒にさ!」

 

「ああ、少しフライング気味だが肩慣らしだ」

 

「『 』に、敗北は……ない、のっ!」

 

ゲームが始まる。ここで勝てなければ、このディスボードにいる十六種族(イクシード)全てをひとまとめにしなければならない、ここで帰れるか否かを賭けたゲーム。

 

「これぞ大軍師の究極陣地──『石兵八陣(かえらずのじん)』!破ってみせるがいい!」

 

「戦略ゲーでスタンは厳しいだろうが!」

 

「これ、どうなってん、です?」

 

東部連合のビデオゲームで孔明が挑み、

 

「何度も戦略を練ってきたこのゲームで、負けるわけにはいかないのよ──!」

 

「クラミー、頑張るのですよ〜」

 

クラミーとフィールが魔法のゲーム(オラクル・カード)で勝負を挑む。

 

「でさ?お前──一度このゲーム(チェス)で俺らに負けてんの、忘れてねぇよな?」

 

「わかってるさ。だからこそこれで君たちに挑んだんだよ」

 

『 』はチェスで、テトを負かそうとする。

さあ、唱えるが良い。唯一神が定めし盟約を。ゲーム開始の合図を。

 

「「「「「【盟約に誓って(アッシェンテ)】───!」」」」」

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