ジェイ「今のままだと、いつか負けるぞ」
シン「な、何だと(怒)」
シンがジェイの胸倉を掴む。
シン「お前、ちょっと練習で勝ったからって調子に乗るなよ」
ジェイ「お前、仮にもキラさんの小隊のモビルスーツだろ。まだ、この機体を扱って間もない俺にこの程度で一緒に任務をこなすなんて危なっかしくてしょうがない」
シン「何!」
ルナ「ちょっとやめなよシン」
シンは、正直納得はしなかったが、ルナマリアには彼も反発しない。
シン「ちっ」
キラ「ジェイもだよ。これからお互いチームとしてやっていくんだから」
ジェイ「申し訳ありません。キラ准将」
そんなやりとりを見てカガリは、不安げにラクスに問う。
カガリ「ラクス、あの二人に任せて大丈夫なのか?」
ラクス「構いませんわ。キラが選んだ人選ですから」
するとカガリは、ラクスの指を見て安堵の笑みをこぼした。
カガリ「うまくいってるみたいだな。二人は」
ラクスの指には、高そうなダイヤの指輪がキラキラと輝いていた。カガリの視点に気付いた。
ラクス「カガリさんこそ、アスランからの贈り物をちゃんと身に着けてるではありませんか」
カガリ「その指輪ほどじゃないよ」
ブー、ブー、ブー
シン「何だ!」
研究施設に警報音が鳴り響く、カガリはすぐに情報局と連絡を取り状況確認を行う。
情報管理局には、キラたちのかつての仲間・ミリアリアが情報収集に追われている。偶然、情報局にはディアッカもいたのでオーブのキラとプラントのイザークにそれぞれ連絡を取った。
キラ「どういうことディアッカ?」
ディアッカ「大気圏にて大型の熱量を感知した恐らく戦艦クラスだ」
イザーク「それは、分かってる。詳しく説明しろ」
ディアッカ「ミリアリアの情報だとその戦艦はオーブにもプラントに所属していないものだ」
キラ「つまり、地球にならんかの目的があるってこと?」
ディアッカ「そのようだ」
ミリアリア「ディアッカ、戦艦の座標から予想ルートを計算したら・・・目的地はオーブよ」
ディアッカ「なんだと!」
アスラン「正体不明の戦艦、嫌な予感がするな」
カガリ「いづれにせよ。防衛体制を引いて最悪の状況は回避する」
オーブの部隊は、本当前で迎撃すべく発進した。その中には、アークエンジェルの姿も艦長は、キラたちの上司・ラミアスだ。
ラクス「我々ザフトもオーブの防衛を支援します。エターナルは、発進に備えるようバルトフェルト隊長に通達してください」
船員「了解しました」
キラ「僕も行くよラクス。シン、ジェイ一緒に来てくれ」
シン「はい」
ジェイ「了解」
アスラン「キラ、俺も出る」
キラ「ありがとうアスラン。じゃあ、お願いするよ」
アークエンジェルとエターナル旗艦とする船隊が、オーブ本島沖7マイルの位置に陣を構えた。
【エターナル】
バルト「エターナル陣取り完了。モビルスーツ部隊は直ちに発進せよ」
ジェイ「ジェイド・ワース、テンペスト発進」
シン「シン・アスカ、デスティニー行きます」
アスラン「アスラン・ザラ、ジャスティス出る」
キラ「キラ・ヤマト、フリーダム行きます」
モビルスーツ部隊が出撃する。
【アークエンジェル】
ラミアス「こちらも準備OKよ。暁発進してください」
暁のパイロットもみなには同じみ、ラミアス艦長のフィアンセであるムーことムー・ガ・フラガだ。
ムー「このメンツも久しぶりだな。ムー・ガ・フラガ、暁行くぜ」
モビルスーツは計5機、戦闘部隊においては、何とも豪華な陣容だ。陣頭指揮は、エターナルに乗艦するラクスが取る。
ラクス「ミリアリアさんの情報によると船隊の数はそれほど多くはないそうですが、油断は禁物です。慎重に戦闘を行ってください」
船員「熱量を感知、数2・・・これはモビルスーツ?」