船員「熱量の正体はモビルスーツです」
シン「モビルスーツだって!」
アスラン「どういうことだ?」
キラ「一体誰が?」
ムー「来るぞ」
いきなり、モビルスーツがキラたちに発砲してきた。
シン「不意打ちだと、なめやがって」
シンは、単騎で敵に突っ込んでいく。
アスラン「シン、無闇に深追いをするな」
数では、圧倒しているオーブ・プラント連合軍だが、なかなか二機のモビルスーツを落とせない。スピードはフリーダムやジャスティスに似ているのだ。
ジェイ「キラ隊長、敵の動き何か変じゃないですか?」
キラ「どういうことだい? ジェイ」
ジェイ「俺には、時間稼ぎをしているように思えるんすけど」
アスラン「ま、まさか?」
その嫌な予感は、ラクスのもとに入ってきた。
ミリアリア「ラクス、大変よ。6時の方向から新たな熱反応それもかなりの量よ」
ラクス「どうやら、こちらは劣りだったようですね」
バルト「どうします。艦隊の半数を反転させオーブに」
ジェイ「いや、俺とデスティニー以外は急いでオーブに引き返してください」
ムー「何だと! どういう意味だ小僧」
ジェイ「おそらく、向こうが本隊だ。こっちはあの2機を捕らえればいい。キラ隊長とアスランさんは向こうの敵を迎撃した方が効率的だ」
ラミアス「どうするのラクスさん?」
キラ「ラクス、僕もジェイの言う通りだと思う」
ラクス「分かりました。シン、そしてジェイ二人のこの場を預けます」
ジェイ「いいよなシン?」
シン「勝手に決めやがって、だが面白い」
ラクス「全軍反転し、急ぎオーブへ」
全軍撤退し、シンとジェイがその場に残った。
ジェイ「シン、しばらく敵陣に突っ込んで暴れまわってくれ」
シン「俺に指図するな」
ジェイ「ここに時間をかける訳に行かない。俺のテンペストで一気に片を付ける」
シン「分かったよ。やるからには決めろよな」
シンは、敵モビルスーツに特攻を仕掛ける。常に最高速度の技を仕掛ける。敵は、加速し続けるシンの攻撃の防戦一方になる。
ジェイ「ギャラクシーボルト装着」
複数の銃口を持つ。銃のフル装備をテンペストが装着する。
ジェイ「シン、今だ射線軸を離れろ」
シン「っく、むちゃくちゃだな」
ジェイ「フルバースト」
銃撃が敵モビルスーツ2機に集中砲火する。2機とも損傷し、戦線を離脱する。
シン「あれが、テンペスト必殺技」
ジェイ「シン、急いでオーブに戻るぞ。オーブにはモビルスーツはお前の彼女しかいない」
シン「お前、それでキラさんたちを?」
ジェイ「急ぐぞ」
オーブでは、激しい戦闘が繰り返されていた。残されたモビルスーツはインパルスしか残されていなかったため、ルナマリアが孤軍奮闘していた。
ルナ「数が多すぎる。あっ」
流石に多勢に無勢では、手の施しようがない。
ルナ(ここまでかな)
しかしその瞬間、敵の武装集団が一斉に撃退された。そう、キラたちが救援に駆け付けたのだ。
ルナ「キラ隊長!」
キラ「ルナマリア、よく頑張ったね」
アスラン「俺たちが来たからにはもう大丈夫だ」
敵は、一体また一体と撃墜されていく。暁も参戦し、敵を撃墜していく。
ムー「お嬢ちゃんの彼とあの新入りが頑張ってくれてるよ」
ルナ「シンがジェイと?」
キラ「そうだよ。僕たちは二人の帰る場所を守るよ」
ルナ「はい」
カガリ「キラ、キラ聞こえるか?」
キラ「カガリ、無事だったのか?」
カガリ「ああ、今は国防本部に移っている。こちらからも応援を出す。とっておきをな」
キラ「とっておき」
アスラン「それは、あれのことだな」
キラたちの目の前に見覚えのある機体が2機現れた。
キラ「あれは、デュエルにバスター」
デュエルとバスター、かつてオーブにて奪われた機体だ。ジェネシス攻防戦において破損し、オーブに預けられていた。デュエルとバスターの力はかつての力を遥かに超えていた。
ムー「すごいな」
敵軍は、撤退を開始した。しかし、オーブは想像以上のダメージを被った。しばらくしてシンとジェイもオーブに帰島した。
シン「キラ隊長」
キラ「シン、ジェイ」
ジェイ「任を終え、ただいま戻りました」
キラ「ご苦労様」
ラクス「二人のおかげでオーブの壊滅は、防げましたわ。しかし、安心できることばかりではないようですが」