キラ「ディアッカ一体何があったの?」
ディ「オーブを攻撃した連中の根城が調査中の廃棄コロニーの可能性がある」
キラは急ぎ情報管理局に向かった。そこではミリアと本部から来たシホが対応に負われている。
ミリ「キラ、ディアッカ」
キラ「ミリアリア、敵の根城がセブンティアって?」
ミリ「確証はないけど、奴らの逃走してロストしたのがセブンティアの近くなの」
シホ「それに途中経過でも何やらコロニー事態は死んでおらず、むしろ発展している可能性があるそうです」
キラ「エルブレッド隊に繋いで」
~コロニー・セブンティア(メルビレス陣中)
キラ「エルブレッド艦長、応答願います」
エル「キラ隊長!」
キラ「状況を報告してください」
エル「現在、モビルスーツ3機による調査作業中です。情報は管理局に伝えておりますが?」
キラ「廃棄コロニーに敵が潜伏している可能性があります。3人に注意を呼び掛けてください」
エル「なんですって! 了解しました」
すぐにエルブレッドはジェイ、シン、ルナマリアに通信を行った。
エル「3人とも無事のようだな?」
ジェイ「はい。何かありましたか艦長?」
エル「本部からの連絡で敵の拠点が近くにある可能性が高まった。一度、本陣へ撤退してくれ」
シン「そんな敵をみすみす逃がすんですか?」
ルナ「アンタ、敵の情報もないのに突っ込むのは危険だってことをいい加減学習しなさいよ」
ジェイ「ルナマリアの言う通りだ・・・あれは!」
ルナ「どうかしたのジェイ?」
ジェイ「お前たちは、先に帰投しろ。俺は少し用事が出来た」
シン「おい、お前」
ジェイはテンペストを降下させた。何かに気付いたようだった。彼がモニターを近視モードにすると何者かが倒れている。マントに包まれ姿はよく見えない。彼は、テンペストを降りその者の様子を見に行った。
ジェイ「おい、しっかりしろ」
彼が擦ると、マントの者は仰向けに倒れた。そしてフードが脱げ、素顔が曝け出された。
ジェイ「女!」
彼女はきれいな銀髪をしたジェイと同じくらいの年齢に見えた。しかし、様子がおかしく、ジェイは彼女の頬や額に手を当てる。
ジェイ「凄い熱じゃないか!」
その時、背後の殺気を感じたジェイが彼女ごと横に転がりこむ。その横を千本が通過する。
ジェイ「何者だ」
?「彼女を離せ」
一人の男性が岩陰から姿を現した。
ジェイ「この子の仲間か何かか?」
?「彼女はこの国に必要な存在なんだ」
ジェイ「この国だと? どういう意味か説明してもらわないとこの子を返すことはできない」
?「なんだと・・・あれは! 伏せろ」
ジェイ「!!」
彼は、二人を守るように上に覆い被さった。その時、ジェイは彼の腕の負傷に気付いた。
ジェイ「お前、その傷?」
?「お前、本当に急進派の連中じゃないのか?」
ジェイ「急進派?」
ジェイが上を見上げると戦闘機2機が旋回している。狙いは3人だ。
?「とにかく安全な逃げるぞ・・・ぐっ」
彼は突然足を抑える。
ジェイ「お前、足も負傷しているのか?」
?「大したことはない」
ジェイ「あいつらを倒すしかないようだな」
?「無茶だ。お前みたいなガキが太刀打ち出来る相手じゃ・・・」
ジェイ「あそこにあるのは俺の戦闘機みたいなものだ。奴らをとっ捕まえる」
ジェイは、敵の銃撃を避けながらテンペストに搭乗した。そして、起動したテンペストは敵の攻撃を容易くかわす。
ジェイ「殺さないまでも尋問させてもらう」
ジェイは、2機を狙撃で落とした。しかし、墜落寸前で2機は自爆してしまった。
ジェイ「なんだと!」
彼は、再びと二人のもとに戻った。
ジェイ「話を聞きたいところだが、お前たちの応急処置が先だ」
?「お前は何者だ?」
ジェイ「ジェイド・ワース・クロード。ジェイでいい」
?「ジェイいい名前だね」
?「ユイル、気が付いたか?」
ユイル「ええ。初めましてジェイ、私はユイル・クライニーです。そして、彼は私のお付のシルバです」
シルバ「シルバ・アイゼンだ。助けてくれたことには礼を言う。だがこれ以上、我々に関わるな」
ジェイ「別に関わる気はない。ただ、俺たちもさっきの連中みたいな奴らに故郷を攻撃されている。お互い、関係ないでは済まないと思うが?」
~メルビレス
シン「くそ。ジェイの奴どこで道草喰ってやがる」
ルナ「いくらなんでも遅すぎませんか艦長?」
エル「しかし、連絡がない以上不用意に行動はできない」
シン「艦長。俺に探しに行かせてください。何かあれば、すぐに連絡しますから」
エル「しかし・・・」
シン「お願いします」
エル「分かった。しかし、あくまでもジェイの捜索が優先だからな」
シン「了解」
ルナ「なら、私も」
シン「ルナはここに残ってくれ。最悪の場合は、俺たちを置いて援軍を呼んでほしい」
ルナ「シン」
シン「必ず戻ってくるから」
シンはデスティニーに乗ってジェイを捜索した。
~ジェイ目線
ユイル「あなたは私を助けてくれた。ならば、それに報いる義務があります。ですが、私が話すことは他言無用ということを約束していただけますか?」
ジェイ「分かった。お前らも訳ありみたいだしな。こっちもフェアでないとな」
ユイル「ありがとうジェイ」
シルバ「動けますか?」
ジェイ「お前も怪我しているだろ。俺に任せろ」
ジェイは、シルバに代わってユイルをお姫様抱っこで持ち上げる。その時、無線から通信が入る。
シン「見つけたぞジェイ」
ジェイ「あいつ・・・済まないユイル、シルバ。仲間が来ちまった」
シルバ「お前と同じ機体?」
シン「お前一体・・・そいつらは?」
ジェイ「敵ではない。俺はこいつらに用が出来た。お前はメルビレスに戻れ」
シン「お前が遅いから連れ戻しに来たんだよ。それに調査は慎重にとキラさんに言われたはずだが?」
ユイル「ジェイ。彼は、あなたの友達ですか?」
ジェイ「まあ、仲間ってところです」
ユイル「そうですか。なら、あなたも来るといいですわ」
シルバ「ユイルそれは・・・」
ユイル「私には分かります。あなたたちは穢れなき心の持ち主であると」
ジェイ「いいのか?アンタはそれで」
ユイル「はい。それとジェイ、私のことはユイルと呼んでいただけますか?」
ジェイ「目で訴えてくるな。分かったよユイル」
シルバ「ここから少し歩くがそれはご了承願いたい」
ジェイ「なら、俺たちのこの機体で運んでやる。足でまといになる気はないしな」
2機はユイルの案内のもととある場所に向かった。
ジェイ「ユイル、お前の熱は風邪ではないようだが大丈夫なのか?」
ユイル「大丈夫です。この星に体が慣れていないだけです」
ジェイ「なるほど、なんとなく話は見えた」
ユイル「そうですか。なら、私たちはもう用済みですか?」
ジェイ「誰がそんなこと言ったよ。ただ、嫌な予感がすると思っただけだ」
シン「なあ、ジェイ本当にこいつら信じて大丈夫なのか?」
シルバ「嫌なら帰ればいいだろ。我々もお前たちに助けられる義理もない」
ユイル「シルバ、少し口がすぎますよ」
シルバ「申し訳ない」
ユイル「あれが我々の家です」
ジェイ「家だと?」
シン「あれは・・・街! いや、要塞か?」
今回は、ジェイを中心に描きました。新キャラのユイルとシルバとこの場所の正体が次回あきらかになる。