シン「このコロニーにもモビルスーツが?」
ユイル「あなたたちも同様なものを持っているとは思いもしませんでしたわ」
シルバ「貴様らは、どこから来た?」
シン「俺たちは・・・」
ジェイ「俺たちのことを話す前に一つ聞いておきたい」
ユイル「なんでしょう?」
ジェイ「お前たちの作っているモビルスーツはこれだけなのか?」
シルバ「何が言いたい?」
シン「お前らがオーブを襲撃した犯人なのか?」
ジェイ「シン、唐突に聞いても意味がない」
ユイル「いいでしょう。お話しいたしますわ」
(ブ―・ブー・ブー)
施設内に非常ベルが鳴り響く。
シルバ「何事だ」
幹部「上空に熱源反応。戦艦クラスと思われます」
ジェイ「これは! メルビレスだ」
シルバ「貴様ら、仲間に知らせたのか?」
ユイル「待ちなさいシルバ」
ジェイ「済まないが無線を繋いでも構わないか?」
幹部「ユイル様?」
ユイル「構いませんわ」
ジェイ「暗唱コード2326・特務隊・ジェイド・ワース・クロード。メルビレス応答せよ」
エル「こちらメルビレス艦長・エルブレッド。ジェイ、シンも一緒なのか?」
ジェイ「ええ、デスティニーのコードを追って来たんですね」
エル「お前もシンも無線に応答しない上にお前はコードレーダーを遮断したおかげで探すのに苦労したぞ。覚悟は出来ているなお前ら」
ジェイ「それはまあ・・・ただ、予想以上の収穫を得られました。しかし、私の一存で今の場所にお連れ出来ません」
ユイル「ジェイ、少しよろしいですか?」
ジェイ「艦長・すこし変わります」
ユイル「あなたたちがシンとジェイのお仲間ですか?」
エル「ザフト軍・第6艦隊メルビレス・艦長のエルブレッドだ」
ユイル「あなた方のゼルネイゼの入国を許可します。ステージ4にお入りください」
シルバ「ユイル様お待ちください」
ユイル「シルバ、コーディネーターに執拗に反応するのはおやめなさい」
ユイルの計らいでルナマリアとエルブレッドがゼルネイゼの研究施設に合流した。
ルナ「シン、あんたって男は」
シン「し、仕方無かったんだよ。こいつが」
エル「ジェイ、お前が軍法違反するとは」
ジェイ「不測の事態だったもので」
ユイル「艦長さん、二人をあまり責めないで上げてください。お二人は、私たちとの約束を守っていただいただけです。それに、あなたたちの知りたいことがお分かりいただけると思います」
エル「説明していただけるのですか? このコロニーのことを・・・」
ユイル「ええ、あなたたちの領域に攻め入ったのは間違えなくリグス・クロード率いる急進・改革派の連中が前代表のもと開発されたモビルスーツです」
ジェイ「やはりな。そして、それには黒幕がいるのだろ?」
ルナ「どういうこと?」
ジェイ「かつてこのコロニーが一つの統治国家だったにしてもプラントやオーブにいきなり攻め込もうとは思うまい」
シン「なら、どうしてオーブに?」
ジェイ「シンと俺が対峙したモビルアーマーの戦闘力を見るにナチュラルやコーディネーターの戦いに慣れていた。つまり、裏で手を引いている人間が内部にいるということだ」
ユイル「おしゃっる通りです。モビルスーツの投与の目的は国家守護でした。それが突如として支配・制圧に軍部などの急進派が動き出しました。そして、ここにあるモビルスーツ・ネクシスと同時に開発されたサポート用の運用機3機が強奪され、残るネクシスを守るために私たちは動いているのです」
シルバ「この国は、ユイル様のお父上が前代表と築きあげたものだ。それを・・・」
ジェイ「シルバ、その黒幕がなぜコーディネーターであると?」
シルバ「それは・・・・・」
シン「そう言われたら」
シルバ「かつて・・このコロニーをザフトが支配しようとしたことがあるんだ」
エル「このコロニーを?」
シルバ「お前たちは知らされてないようだな。俺は決して忘れないラウル・クルーゼという男を」