ブレイブソウルプリキュア   作:MIXEVOL

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戦艦型兵器の戦い終結!しかし、代償は重かった。


序章その2 プリキュアとグランガードその10

序章その2 プリキュアとグランガードその10

 

レーヴェの決め技、プリキュア・レーヴェファングによって戦艦型兵器は完全に破壊された。だが、動力炉を摘出した際に、罠を発動するスイッチを入れた事で、爆発が起きてしまい、レーヴェは爆風に巻き込まれたのだ。しかし、その時に備えて用意した携帯型のイレーザーバレットによって爆風は消え、レーヴェは救助された。そして、ブラック達は戦艦型兵器が破壊した事に安堵していた。

 

ブラック「これで終わったねみんな」

 

ホワイト「ええ。私達を手こずらせた戦艦型兵器は完全に破壊されたわ」

 

ルミナス「レーヴェ、最後は決めてくれましたね。爆風によるトラブルがありましたが………」

 

ブラック「そうだね。幸い、プリキュアの身体能力は高いからレーヴェは無事だよ」

 

ルミナス「そうですね」

 

ホワイト「それじゃあ、レーヴェを迎えに行くよ」

 

ホワイトが言うと、全員でレーヴェを迎えに行く。

 

────

 

グランガード 司令室

 

グランガードの司令室にあるモニターでは、戦艦型兵器が完全に破壊された様子が映っていた。

 

時村「戦艦型兵器、完全に破壊されました!」

 

菅沼「最後に爆発が起きると言うアクシデントが起きましたが、ダイヤモンド達が携帯型のイレーザーバレットによって爆風はかき消されました」

 

時村「戦艦型兵器の破壊を確認したプリキュア達は全員でレーヴェの所に向かってます」

 

香川「そうか、これなら安心だな」

 

香川はプリキュアがレーヴェの方に向かっている様子をモニターで見ていた。そんな中、冴島はそのレーヴェの様子を見て何かに気づいた。

 

冴島「香川司令、レーヴェの様子がおかしい!!」

 

香川「冴島補佐官、どうした!?」

 

冴島「そのレーヴェが動いてない!!」

 

香川「何だと!?レーヴェに何が起きた!?」

 

香川はレーヴェに異変が起きたと思い動揺する。

 

────

 

戦闘フィールド

 

ブラック達はそのレーヴェの方に近づく。

 

ブラック「レーヴェ、無事なの!?」

 

レーヴェは何も言わず立っていた。

 

ブルーム「レーヴェ、どうしたの?いつもはボロボロになってもしゃべるくらいの余裕はあるのに」

 

メロディ「単に今回のレーヴェは、一度は勇城市に飛来したミサイルを対処するために、一度離脱したんだから」

 

ドリーム「通信からして、ミサイルはかなり来たんだ。だから、その対処に追われたんだよ」

 

ピーチ「まあ、あたし達もやばかったからね………とりあえず近寄って声をかけようよ。近くで言えばレーヴェだって………」

 

ピーチは、そのレーヴェに話しかけるべく、近寄ろうとするが……

 

ピーチ「ちょっと、レーヴェ!どうして倒れるの!?」

 

ピーチはレーヴェが突如、前のめりに倒れた事に動揺した。それを見たハートは何かに気づいた。

 

ハート「まさか、レーヴェは爆風を食らって大ダメージを受けたの!?」

 

ブロッサム「確かに、爆風のダメージは受けましたが、規模は小さいですよ!」

 

ハート「じゃあ、他に考えられることって………」

 

ハッピー「まさか、爆風自体の威力がでかいせいでは………」

 

ハッピーの疑問にたいしブロッサムは答える。

 

ブロッサム「ハッピー、可能性はありますよ。核弾頭を小型化する技術がありますから」

 

ハート「確かに、この世界の技術なら可能ね」

 

ハートはこの世界の技術レベルを配慮するなら、爆発が小規模でも致命傷を与えかねないと考える。そんな時、ドリームは倒れているレーヴェの体に触れた。すると

 

ドリーム「みんな、レーヴェはまだ生きてるよ!心音もあるよ」

 

ドリームはレーヴェはまだ生きている事を伝える。

 

ブラック「レーヴェはまだ生きてるんだね」

 

ドリーム「うん。幸い、イレーザーバレットの中和が早かったお陰で致命傷にはなってないよ」

 

ラブリー「早い内に、イレーザーバレットを使って正解だね」

 

さっき使われたイレーザーバレットの中和によって、爆風の持続時間が短縮し、その結果レーヴェのダメージはかなり抑えられた。だが、危険に近い状態は変わらなかった。

 

ドリーム「でも、予断は出来ないよ。すぐに連絡をしないと」

 

ブラック「そうだね。今すぐ香川司令に連絡を入れよう」

 

ブラックが言うとすぐさま、グランガードに連絡を入れる。

 

────

 

グランガード 司令室

 

菅沼「香川司令、ブラックから連絡が来てます」

 

香川「すぐに繋げてくれ」

 

菅沼「了解です」

 

菅沼が言うと、ブラックから連絡が来る。

 

香川「ブラック、どうしたんだ?」

 

ブラック(通信)「香川司令、レーヴェは無事だよ。ただ、容態が悪いよ」

 

香川「ブラック、レーヴェに何が起きた!?」

 

ブラック(通信)「レーヴェは、動力炉を摘出し、戦艦型兵器を破壊に成功したけど、その直後に、爆発がおきたの」

 

香川「やはりか、あの真神ならやると思ったな。それからどうした?」

 

ブラック(通信)「冴島さんが用意した携帯型のイレーザーバレットで、爆発を中和して救助したよ」

 

香川「救助に成功したか。救助後のレーヴェは今どういう状態だ?」

 

ブラック(通信)「イレーザーバレットの中和で、爆風を受けた時間は短いよ。ただ」

 

香川「ただ?」

 

ブラック(通信)「衝撃ダメージが大きいせいで、レーヴェの状態は重症に近い状態だよ」

 

香川「重症とはどういう意味だ?」

 

ブラック(通信)「ハートの推測だけど、爆風の規模は小さい。けど、爆風の衝撃の威力が高いよ。下手したら核弾頭に匹敵するほどの威力だよ」

 

冴島「核弾頭だと?」

 

ブラックの話を聞いて冴島は何かに気づく。

 

冴島「香川、確か真神は元軍人だったな」

 

そう、冴島は真神の経歴に気づいたのだ。

 

香川「ああ、元はプリキュアの教官を務め、尚且つ軍に所属した。その時に兵器や武器にも精通している。だが、ある理由で軍を辞めたと聞いてるがどうした?」

 

冴島「なるほど、道理で小規模にも関わらず核弾頭並みの威力を出し、そしてプリキュアに致命傷を与えると言う行為が出来た訳だな………元プリキュアの教官にして、軍人であったからこそできるやり方だな」

 

香川「ああ、だからこそ戦艦型兵器での戦いでも、プリキュアを手こずらせた訳だな」

 

冴島「そうだな」

 

ブラック(通信)「あの、香川司令話聞いてます?」

 

冴島と香川の会話にブラックは通信越しから話を言う。

 

香川「ああ、すまんなブラック」

 

ブラック(通信)「重症になっているレーヴェをなんとかしたいけどどうすればいいの?」

 

ブラックの疑問にたいし、香川と冴島は対処方法を言う。

 

香川「ならブラック、急いでグランガード日本支部へ連れて行け。こちらには治療専門のメンバーがいる」

 

冴島「その医療系メンバーは、大病院で働いた経歴持ちだ。宛になる」

 

ブラック(通信)「医療メンバーも居るの!?」

 

冴島「組織上、怪我人が出る事もあるのでな、その為に医療メンバーも居る。レーヴェにはそのメンバー達が治療をする。安心しろ」

 

冴島は、怪我人が出た時に備えて医療メンバーも居ることをブラックに伝える。

 

ブラック(通信)「わかりました。じゃあ、レーヴェをどうやってグランガードに移動させるのですか?」

 

香川「レーヴェが乗ってきたサブフライトユニットがある。それに乗せて置けば、後は自動操縦で何とかする」

 

ブラック(通信)「サブフライトユニットに乗せれば良いのね」

 

香川「ああ、自動操縦時には、揺らさないよう静かに動かしておく。後、治療用の光を浴びせる機能がある。これだったら、怪我の速度を和らげる事も可能だ」

 

ブラック(通信)「いろいろ便利ですね………」

 

冴島「戦いは何が起きるかわからない。だからこそいろんな対策を立てなければならない」

 

ブラック(通信)「そうですね」

 

香川「さて、ブラック。レーヴェが心配ならすぐにサブフライトユニットの所まで運んでくれ。後はこちらが何とかする」

 

ブラック(通信)「分かりました。レーヴェをサブフライトユニットの所まで運びます」

 

冴島「怪我人なら気をつけて運んでおけ」

 

ブラック(通信)「はい」

 

冴島が言うと、ブラックはレーヴェを運ぶために通信を切った。

 

冴島(敵がいない以上、戦闘フィールドも消失することになる。ブラック達も脱出しろ)

 

────

 

戦闘フィールド

 

香川と冴島の通信を終えたブラックにブルームが話しかける。

 

ブルーム「ブラック、何か指示あった?」

 

ブラック「香川司令の指示でレーヴェをサブフライトユニットの方まで運ぶように言われたよ」

 

ブルーム「サブフライトユニットで何をするの?」

 

ブラック「レーヴェをサブフライトユニットに乗せて、自動操縦でグランガード日本支部へ運ぶよ」

 

ドリーム「サブフライトユニットに自動操縦機能があるの!?」

 

ブラック「あるよ。もしもの為に用意したって言ってたよ」

 

ブロッサム「備えあれば憂いなしと言う言葉がありますが、グランガードは何でもありですね………」

 

ピーチ「出なきゃ、私達が思いっきり戦えないでしょ。支援組織があると無しじゃ、戦いに支障が出るし」

 

ブロッサム「そうですね……」

 

ピーチの話に納得するブロッサム。そして

 

ラブリー「無駄口を言う暇は無いよ。まずはレーヴェをサブフライトユニットの所まで運ばないと」

 

ピーチ「そうだった。けどどうやって運ぶの」

 

ハート「それならちょうどいいのがあるよピーチ」

 

ピーチ「ちょうどいいって?」

 

ハート「あれを使うの」

 

ピーチ「あれって?」

 

ピーチはハートの言う通り、ある物に視線を向けた。それは戦艦型兵器の残骸にある装甲板である。

 

ピーチ「戦艦型兵器の装甲板を使うの!?」

 

ハート「そうだよ。これを担架の代わりにするの」

 

ハートは戦艦型兵器の装甲板を担架の代わりに使うと言うアイデアを出した。

 

メロディ「装甲を担架の代わりにするなんて、普通は考えないでしょうね。幸い私達は疲労状態だけど、装甲板を持ち上げるくらいの体力は残ってる」

 

ハッピー「一人はきついけど、全員でやれば何とかなるよ!」

 

ラブリー「こっちはハニーのハニーテレポートを一回だけ使えるくらいの体力はあるはずよ」

 

ピーチ「パッションのアカルンもあるし、サブフライトユニットがいなくなった後で空母まで移動出来るくらいの余裕だってある」

 

ハート「そうだね。じゃあ、まずはレーヴェを装甲板に乗せるよ」

 

ハートが言うと倒れているレーヴェを装甲板に乗せる。そして、ハート達は装甲板を手で持ち、ゆっくりと上に上げた。

 

ハート「じゃあ、レーヴェを運ぶよ!」

 

ブラック「今のレーヴェは怪我人よ。ゆっくり運ぶよ」

 

ブラックが言うと、装甲板を担架代わりにしてレーヴェを運んだ。そして、サブフライトユニットの所まで移動すると、ホワイト達が待っていた。

 

ホワイト「ブラック、何でレーヴェを装甲板に乗せて運んできたの?」

 

ブラック「レーヴェが爆風を受けて重症を負ったの」

 

ホワイト「レーヴェが負傷するなんて信じられないわ」

 

ブルーム「まあ、無理無いよ。最後に罠を発動したせいで対応に遅れが来たんだから」

 

イーグレット「あのレーヴェが罠に嵌まるなんて信じられません」

 

イーグレットはレーヴェが罠に嵌まる事自体に不信を抱いていた。

 

アクア「敵の方が上手だったかも知れないわ。ましてや、戦艦型兵器にわざわざ自爆用の兵装を積むなど普通はあり得んわ」

 

ベリー「それに今回の騒ぎは間違いなく彼女が関わっている。有利な状況で都合よくミサイルが放たれた状況といい、動力炉を摘出した瞬間に爆発を起こすなど普通の人なら絶対にやらないと思うわ」

 

ダイヤモンド「そうね。私達が交戦した相手にこういう搦め手を使う相手は滅多にいないわ」

 

ビューティ「居るとすれば、私達が交戦したジョーカーやドリーム達が交戦したカワリーノくらいですね」

 

マリン「けど、今回交戦した相手があいつだったら、もっとエグい手を使うよ。いくらなんでもやらんくらいな手で」

 

プリンセス「ああいうエグい手を使うのはレッドだけで勘弁したいよ」

 

ダイヤモンド「そうね。それじゃあレーヴェをサブフライトユニットの上に乗せるよ。ハート、レーヴェを下ろして」

 

ハート「分かった」

 

ダイヤモンドが言うとハート達はレーヴェを乗せた装甲板を降ろした。

 

ホワイト「今度は私達がレーヴェをサブフライトユニットに乗せるわ」

 

ホワイトが言うとレーヴェをゆっくりとサブフライトユニットの上に移送した。

 

ベリー「プリキュアの防御力があるとはいえこれほどのダメージを受けるなんて」

 

アクア「プリキュアの事を知らないと此だけのダメージを与えれないわ」

 

ベリーとアクアはサブフライトユニットの上に移送したレーヴェの様子を見ていた。

 

ビューティ「これだけの大怪我、後の戦いにも影響が出かねませんね」

 

マリン「レーヴェはムーンライトと同等の実力者だよ。都合よくレーヴェの代わりなんて出ないよ」

 

イーグレット「そうね。これからはレーヴェの分まで戦わないといけないわ」

 

リズム「苦しい戦いになるかも知れないわ。運良く新たなプリキュアが出てくれたら良いのに」

 

ビューティ達はレーヴェが一時戦線を離脱すると思っており、当面はレーヴェ不在で何とかするしかないと言う。

 

プリンセス「案外、直ぐに出ると思うよ」

 

ホワイト「直ぐに出るね………その時を待つしか無いようね」

 

ホワイトが言うとサブフライトユニットの上部分が展開し、所謂シェルターが形成する。

 

ダイヤモンド「シェルターまで作るとはなんでもありね」

 

ダイヤモンドが言うとサブフライトユニットはゆっくりと上昇し、戦闘フィールドから離脱した。

 

ダイヤモンド「おまけに自動操縦まであるなんて、ほんといろんな意味で助かるわ」

 

自動操縦で飛び立ったサブフライトユニットを見送ると、ダイヤモンドはハートに視線を送る。

 

ダイヤモンド「ハート、後は私達も戦場フィールドから出るだけね。どうするの?」

 

ハート「手はあるよ」

 

ハートが言うと丁度他のプリキュア達も来る。

 

ルミナス「ブラック、終わりましたか」

 

ブラック「ちょうど終わったよ。今レーヴェをサブフライトユニットに乗せた後、先に帰還させたよ」

 

ルミナス「先に帰還?どういう意味ですか?」

 

ホワイト「レーヴェが重傷を負ったの。それで治療の為に先に帰らせたの」

 

ホワイトはレーヴェが重傷を負った事を説明した。

 

ルミナス「レーヴェが重傷を負うなんて信じられませんね」

 

ブラック「レーヴェは滅多に負傷しないからね」

 

ルミナス「そうですか」

 

ルミナスが納得すると、ムーンライトが言う。

 

ムーンライト「みんな、何時までもここに居ちゃだめよ。そろそろ戦場フィールドが消滅をする頃よ。みんな、空母へ戻るよ」

 

ブロッサム「そう言えば、戦艦型兵器はもういませんね」

 

マリン「となるとこれから起こるのは?」

 

サンシャイン「敵が居なくなったら戦闘フィールドは消滅するよ。ここにいると消滅に巻き込まれるよ」

 

マリン「あ、それはまずい!!」

 

ハニー「そう言う事態だと思って、ハニーテレポートをする準備を済ませたよ」

 

パッション「念のために、アカルンを使う準備をしておいたわ。ピーチ、皆を集めさせて」

 

パイン「テレポートを使えば離脱出来るよ」

 

ピーチ「そうだね。じゃあ、みんな集まるよ」

 

ピーチが言うとプリキュアは一纏めに集まった。

 

フォーチュン「全員集まったね。ハニー、テレポートをお願いね」

 

ハニー「ええ、視線内に空母を捉えておいたよ」

 

パッション「ハニーのテレポート範囲は目視出来る範囲までだからね。もし失敗したら私のアカルンでフォローしておくわ」

 

パイン「だからハニーはきにしないでね」

 

ハニー「うん、みんな私に触れている状態だから、全員テレポートできるわ。行くよ、ハニーテレポート!!」

 

ハニーが言うと全員空母へテレポートした。

 

────

 

グランガード 空母

 

テレポートをしたプリキュア達は全員空母の甲板に移動した。

 

レモネード「全員無事ですね」

 

ローズ「そう言えばパッションは視力が良いのね。お陰でギリギリ視線を捉えてもなんとかなったわ」

 

ミント「全員、無事に甲板にいるようね」

 

ルージュ「まさか、甲板に頭を突っ込むなど無いよね?」

 

ローズ「無いわよルージュ」

 

ルージュ「そうだね………」

 

 

ルージュは甲板の周辺を見回した。

 

ルージュ「全員無事だね………」

 

アクア「当たり前でしょ!」

 

ルージュ「そうだね………」

 

レモネード「さすがに海に落ちるオチはありませんよ」

 

ミント「そうよ。あったら今頃騒ぎ起きてるよ」

 

ローズ「そうね。これで全員帰還したわね」

 

アクア「後は空母がグランガード日本支部に帰れば今回の戦いは終わりよ」

 

ドリーム「そうだね。帰ったらレーヴェの様子を見に行こう」

 

メロディ「そうね。もし入院をしたなら、面会の許可を得てから見に行こうか」

 

リズム「さすがに面会謝絶は無いと思うけどね………ってきゃあ!?」

 

リズムがいい終えたとき、空母に揺れが発生する

 

リズム「何で空母に揺れが起きるの?」

 

ビート「敵はもう居ないでしょ!なのに何で!?」

 

ミューズ「原因は、敵の襲撃じゃないよビート」

 

ビート「あ、ちょうど戦闘フィールドが閉じるのね」

 

メロディ「その様子を見に行ってるの居そうね」

メロディはその戦闘フィールドが閉じる様子を見に空母の甲板の端に向かった。

 

────

 

グランガード空母

 

空母の端に居るハッピー達は戦闘フィールドが閉じる様子を見ていた。

 

サニー「海が割れて出来た戦闘フィールドが閉じとるわ」

 

マーチ「戦闘フィールドがどんどん狭まっていくよ」

サニーとマーチは戦闘フィールドが小さくなって閉じていく様子を見ていた。そして

 

ピース「あっ、戦闘フィールドが完全に消えたよ」

 

その戦闘フィールドは完全に閉じ、戦闘フィールドがあった場所は元の海に戻った。

 

ビューティ「空間湾曲で海を割り、それを持って戦闘フィールドを作る。まさにキュアレーヴェにしか出来ない技ですね」

 

ハッピー「戦闘が終わっても元に戻らなければ、後で禍根を作りかねない事態をレーヴェのディメンションドライバーで解決する。他のプリキュアにも使えないかな」

 

ビューティ「レーヴェの技は私達のとは性質が違いますよ。真似は出来ないかと思いますが………」

ピース「ラブリーなら出来そうじゃない?」

 

サニー「それはないわ。ラブリーの技の傾向を考えると無理やろ………」

 

マーチ「ラブリーは攻撃偏重だから、特殊系の相性は悪いと思うよ………」

 

ピース「そうなんだ………私、こう言う技が使えたら嬉しいのに………」

 

ハッピー「ピースは特撮系のが好きなんだ。ピースと同じ趣味を持った子が居たら良いのに………」

 

ハッピーが呟くとちょうどメロディもやって来る。

 

メロディ「それこそ、都合よく出ると思う?」

 

ハッピー「メロディ、何でここに?」

 

メロディ「戦闘フィールドが閉じる様子を見に来たけど」

 

ビューティ「メロディ、もう終わってますよ」

 

メロディ「えっ、もう終わったの?」

 

ビューティ「戦闘フィールドが閉じる時間が早いので。急いで来ないと見れませんよ」

 

メロディ「そうか、残念だ」

 

ハート「見に来たいのもわかるよ」

 

メロディが残念がるとハート達もやって来る。

 

ダイヤモンド「海が元に戻ると、さっき起きた戦闘が終わったと感じるわ」

ロゼッタ「ですが、今回は怪我人が出てきてしまった。いつもなら全員生きて帰る筈がこうなってしまうなんて」

 

エース「ロゼッタ、戦いは常に完勝するとは限りません。勝っても、怪我人がたくさん出てきてしまうことだってありますよ」

 

ソード「エースの言う通りよ。今回もレーヴェに助けられた。しかし、そのレーヴェの負傷した事で後の戦いに影響するかも知れないわ」

 

ハート「そうだねソード。その時は私達がレーヴェの分まで何とかしないと」

 

メロディ「ハートだけじゃないわ。あたし達だって居る。その時は頼ってね」

 

ハート「メロディ、覚えておくよ」

 

メロディのアドバイスを聞いたハートはそのアドバイスを覚えておいた。そして

 

ラブリー「これで戦艦型兵器はもう現れないね」

 

ハニー「戦艦型兵器は破壊されて、また海の底に沈んだわ」

 

プリンセス「こう言う物は二度と現れないで欲しいよ」

 

フォーチュン「戦争の亡霊は二度と現れないで欲しいわ。関係の無い人まで巻き込んで迷惑をかけるなど、絶対に許さないから」

 

ラブリー「戦争の亡霊か………今回私達が戦艦型兵器を倒した事で関係の無い人まで巻き込まずに済んだ。巻き込れたら、きっと新しい災いが生まれたかも知れないね」

 

ブラック「そうだね。きっとあたし達を恨む輩だって出たかも知れない。けど、仮定の話をしたって仕方ないよ」

 

ホワイト「私達がそれを止めたから良いじゃない」

 

ラブリー「そうだね」

 

ブラック「なら、帰ろうか。今頃レーヴェは治療を受けている筈だよ。時間が空いたら、みんなで見舞いに行くよ」

 

ラブリー「ええ、レーヴェを安心しておかないと」

 

ラブリーが言うと、グランガードの空母は、戦艦型兵器が居た戦闘フィールドがあった海域から離脱する。そして、勇城市へ帰還した。ただ、一つの悪意が残っているのを気づかないまま………

 

────

 

グランガード日本支部

 

グランガード日本支部にある敷地では、職員がレーヴェが来るのを待っていた。その中には、一人の女医が居た。

 

グランガード職員「国枝医療班長、まもなくキュアレーヴェこと天海リオンをのせたサブフライトユニットが到着します」

 

 

国枝「リオンが戻って来るのね」

 

グランガード職員「はい、ただリオンが負傷をしていると言う情報がブラックから聞いています」

 

国枝「なぎさからね」

 

グランガード職員「はい、その様子を見ていました。イレイザーバレットによる中和によって、致命傷には至っていませんが相当のダメージを負っています」

 

国枝「相当ヤバイのね。解ったわ。サブフライトユニットが着いたら、すぐさま医療室に移動しておくわ。早めに迎える準備をお願いね」

 

グランガード職員「了解です」

 

職員が言うと、すぐさまサブフライトユニットへの迎えに行った。さて、今出た人物、国枝律子はグランガードにおける医療班長であり、グランガードに入る前は、有名な大病院に勤務した女医である。そんな国枝の前に松田がやって来る。

 

松田「国枝ちゃん、どうしたんだこの騒ぎは?」

 

国枝「松田さん、今レーヴェことリオンさんが乗せたサブフライトユニットが向かっており、その送迎の準備をしています」

 

松田「その割には騒がしいな。なにかあったか?」

 

松田が言おうとしたその時

 

グランガード職員「国枝医療班長、ただいまサブフライトユニットが到着しました」

 

国枝「もう来たのね。松田さん、リオンに何があったのかを見せるわ。ついてきて」

 

松田「この様子からして、相当まずい事態になってるな………わかった、ついていくぜ」

 

松田が言うと国枝と共にサブフライトユニットが到着した場所へ来た。

 

グランガード職員「こちらです。今サブフライトユニットが来ました。すぐにシェルターを開けます」

 

国枝「解ったわ。すぐに見せて」

 

国枝が言うと、サブフライトユニットのシェルターが開いた。そこには

 

松田「嘘だろ!リオンがここまで重傷を負うなんてよ」

 

核弾頭クラスの爆風を受けて、重傷を負ったレーヴェがサブフライトユニットの上で仰向けに倒れていた。

国枝「ひどいわね」

 

グランガード職員「無理もありません。香川司令からは、核弾頭クラスの爆風を受けたと言う報告がブラックから来てましたから。幸い、携帯用のイレイザーバレットの中和が早いうちに起きたお陰で、即死にならずに済みました」

 

 

国枝「プリキュアのみんな、対処が早くて良かったわ。後はリオンを医務室へ運ばないと」

 

そう言うと、国枝の近くに担架が来ていた。

 

グランガード医療班「こうなると思って、用意しました」

 

松田「準備が早いね」

 

グランガード医療班「すぐに治療をする必要があると思い用意しました」

 

国枝「ありがとう。それじゃあ、リオンを担架に移動して」

 

グランガード医療班「了解です」

 

国枝が言うと、レーヴェは担架に移動し、すぐさま医療室へ移動した。

 

国枝「松田さん、治療の助手をお願いしますか?」

 

松田「もちろんだ。俺も治療関係のバイトをやったんだ。宛になるぜ国枝ちゃん」

 

国枝「では、一緒に来てください」

 

松田「あいよ」

 

松田が了承すると国枝と松田は医療室へ移動した。キュアレーヴェこと天海リオンを治療する為に。

 

────

 

勇城市に襲来しようとした戦艦型兵器はプリキュアオールスターズとグランガードの活躍によって撃破された。だが、その代償としてキュアレーヴェは一時戦線離脱を余儀なくされた。

レーヴェの戦線離脱から5年後、いよいよ新たなプリキュアが姿を現す。




次回 ついにブレイブソウルプリキュアの物語は始まる。
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