ブレイブソウルプリキュア   作:MIXEVOL

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カルージャが語るギルディア軍の脅威。そして最後に現れるのは


第二話 輝きの太陽、キュアフィーニクス その2

初戦を勝ち抜いた玲央は陽奈と共に家に帰路をついた。グランガードは今回の戦いの映像を見て、見たことが無い敵が出てくると感じた。そして新たな敵が動き出す。

 

────

 

玲央の部屋

 

陽奈と別れ、家に帰った玲央は自身の部屋にいた。

 

玲央「もう出ていいよ」

 

玲央はさっきまで抱えていた袋を開けた。すると

 

カルージャ「やっと外に出たよ。中は狭くて辛かったよ」

 

袋の中に居たカルージャが飛び出した。

 

玲央「ごめん。こうでもしないと怪しまれるから」

 

玲央は袋に閉じ込められたカルージャに対し謝った。

 

カルージャ「まあ、普通はこんな所にドラゴンが居るなんてあり得ないからね」

 

玲央「そうだね。それに普通はドラゴンの縫いぐるみを買う女子はあまり居ないしね」

 

カルージャ「そうだね………」

 

カルージャが呆れながら言うと玲央は有ることを訊ねた。

 

玲央「カルージャと言ったね。どうして僕の前にやって来たの?」

 

それは何故カルージャが玲央の前に現れたのか。その事を尋ねた。

 

カルージャ「そうだね。どういう意味で来たのか知りたいようだね。じゃあ教えるよ」

 

カルージャは玲央に何故この世界に来たのか説明する。

 

カルージャ「私はソウルキングダムからやって来たの?」

 

玲央「ソウルキングダム?」

 

カルージャはソウルキングダムと言う国からやって来たと玲央に言う。

 

カルージャ「うん、私が生まれた国で系列的にはメイジャーランドやトランプ共和国やホープキングダムのような国でレディウス・サンダーボルツ・ブレイブイン・ストライク・ソウルハートと言う王様が治める国だよ」

 

玲央「ようするにカルージャはレディウスと言う王様が住む国から来たんだね」

 

カルージャ「そうだよ。ソウルキングダムは妖精や人間が共存する国でレディウス王には優秀な王子が三人居るの」

 

玲央「王子が三人も居る?」

 

カルージャ「うん、いずれも優秀な才能を持ったものばかりだよ。けど、そんなソウルキングダムにある敵が襲来したの」

 

玲央「敵って誰なの?」

 

玲央の質問に対しカルージャは返答する。

 

カルージャ「その敵の名は、ギルディア軍」

 

玲央「ギルディア軍?」

 

カルージャはソウルキングダムを襲撃したのはギルディア軍であることを玲央に言う。

 

カルージャ「そう、一万年前に地球を支配しようとした軍事国家だよ」

 

玲央「一万年前にそんな国があったんだ。その時代にはこれほどの国があるなんて想像できないよ」

 

カルージャ「無理もないよ。当時はマザー・ラパーパと大いなる混沌との戦いによって魔法界とナシマホウ界に別れてしまったからね。そのナシマホウ界に魔法界にあった国の住人が居て、ナシマホウ界に魔法界に住んでいた地域を模した国を建国したのよ」

 

玲央「じゃあ、世界各地にある遺跡も実はギルディア軍が居た頃に存在した国の遺跡って事になるの?」

 

カルージャ「そうね。元は花の海と言う世界だから可能性はあるよ」

 

玲央「そうだね(そう言えば陽奈ちゃんの家には遺跡で見つけたオレンジの宝石が置いてあるけどまさかね)」

 

カルージャは今の世界にある遺跡はギルディア軍が存在していた頃の遺跡である可能性がある事を玲央に言った。そんな中、玲央は陽奈の家にある宝石がある事を思い出した。その宝石が陽奈をプリキュアにするものであることを玲央は知らなかった。

 

カルージャ「話が脱線したので続きを言うよ。そのギルディア軍はこの世界に居るプリキュアと人類によって壊滅した。けど、ギルディア軍は別次元に転移して一度はこの世界から姿を消した」

 

玲央「その世界に居たプリキュアは誰なの?」

 

カルージャ「当時居たのはキュアエンプレスとキュアマジシャンとキュアプリーステス、そしてキュアブレイブと言うプリキュアだよ」

 

カルージャは玲央にキュアエンプレスとキュアマジシャンとキュアプリーステスとキュアブレイブの事を教えた。

 

玲央「キュアエンプレスとキュアマジシャン、キュアプリーステスは確か大いなる混沌との戦いの後で現れたプロトジコチューを封印したプリキュアだったね」

 

カルージャ「うん。そして、キュアブレイブはエンプレス達と共に戦ったプリキュアであり、ソウルキングダムを建国したプリキュアだよ」

 

カルージャはキュアエンプレスとキュアマジシャンとキュアプリーステス、そしてキュアブレイブと言うプリキュアと人類によってギルディア軍を一度は壊滅させたことを言う。

 

玲央「キュアブレイブか………何か気になるね」

 

カルージャ「会いたいと思ってるけど無理だよ」

 

玲央はキュアブレイブと言うプリキュアが気になると言うがカルージャはブレイブには会えないと言う。

 

玲央「どうして?」

 

カルージャ「そのキュアブレイブは既に故人だからよ」

 

カルージャはキュアブレイブは故人だから会えないと玲央に告げた。だがカルージャは

 

カルージャ「けど、ブレイブが残した物はある」

 

玲央「残した物?」

 

ブレイブが残した物の事を言う。

 

カルージャ「それは、ブレイブクリスタルと言う宝石だよ」

 

玲央「ブレイブクリスタル?」

 

カルージャはブレイブクリスタルの事を説明した。

 

カルージャ「そう、キュアブレイブの力が込められた宝石だよ。その力は凄まじく、悪用しないよう10の破片として分割したんだ。そして」

 

玲央「そして?」

 

カルージャ「玲央が持っていたピンクの宝石の装飾がついた腕輪は、そのブレイブクリスタルの破片が組み込んでたんだ。そして、玲央。君が私を守りたいと言う意志が答えたことで、その腕輪はブレイブモバイルに変化したんだ」

 

カルージャは玲央が持っていた宝石付きの腕輪は玲央の意思に答える事でブレイブモバイルへと変化した事を言う。

 

玲央「じゃあ、僕が持っていた腕輪は、そのブレイブクリスタルの破片が入ってたって事なの?」

 

カルージャ「そうだよ。そして、そのブレイブクリスタルの破片の一つはソウルキングダムに安置した」

 

そして、ソウルキングダムにもブレイブクリスタルが安置していた事を玲央に言う。

 

カルージャ「そしてクライアス社との戦いが終結した時にギルディア軍がソウルキングダムに侵攻してきた。そのソウルキングダムもギルディア軍に応戦したけど、ギルディア軍は別次元に転移した後も戦力を鍛え上げていて、ソウルキングダムの軍は壊滅され、ソウルキングダムはギルディア軍に制圧された。そしてレディウス王は、私にブレイブクリスタルの破片を渡した後、ソウルキングダムに伝わるプリキュアを探すように言われ、地球へ向かった」

 

玲央「そして僕に出会ったんだね」

 

カルージャ「そうだよ。そして玲央、貴方に言うよ」

 

カルージャはソウルキングダムにギルディア軍が現れ、ソウルキングダムを制圧したことを説明した。そしてカルージャは玲央にある事を言う。

 

カルージャ「貴方は伝説の戦士、プリキュアとして選ばれた。だからこそ言いたい。私の故郷、ソウルキングダムを取り戻し、ギルディア軍を倒す為、力を貸してほしい」

 

それは玲央にギルディア軍に制圧されたソウルキングダムを取り戻し、ギルディア軍を倒して欲しいと言う嘆願である。すると

 

玲央「分かったカルージャ。僕がプリキュアに選ばれたのにはきっと何か意味がある。それに」

 

カルージャ「それに?」

 

玲央「誰かを助けるのに理由なんて要らない。困っているなら手を差し伸べる。それが僕なりの信念だよ。だから、カルージャ、君の故郷を取り戻し、ギルディア軍を倒す為手を貸すよ」

 

玲央は迷わずカルージャの嘆願を了承した。

 

カルージャ「ありがとう玲央」

 

カルージャは玲央が了承した事に感謝する。そして

 

玲央「ところでカルージャ、そのブレイブクリスタルの破片は他にどこにあるか分かるの?」

 

玲央はブレイブクリスタルの破片の居場所はどこにあるか尋ねた。すると

 

カルージャ「ブレイブクリスタルは元々は一つ、それ故に近くにあれば反応するはずだよ」

 

カルージャは破片が近くにあれば反応すると返答した。

 

玲央「じゃあ、僕がブレイブモバイルを持ち歩けば、何処かで反応するんだね。」

 

カルージャ「そうだね。波長で反応するから」

 

玲央「分かったよカルージャ」

 

玲央はブレイブクリスタルが変化したブレイブモバイルを持ち歩けば何処かで反応すると感じた。そして

 

玲央「それじゃあカルージャ」

 

カルージャ「何?」

 

玲央「明日、陽奈ちゃんにその事を話すよ」

 

カルージャ「玲央、陽奈ちゃんって誰なの?」

 

玲央「僕の幼なじみだよ。明日会わせるよカルージャ」

 

玲央は明日、カルージャの事を陽奈に話すことをカルージャに言う。

 

カルージャ「陽奈か………どんな人だろう………」

 

カルージャは陽奈はどんな人なのか気になった。そして次の日

 

────

 

陽奈の家 玄関前

 

陽奈「玲央ちゃん、昨日はちゃんと寝られたのかな?」

 

陽奈は玲央はちゃんと眠れたのか心配をしていた。すると陽奈の前に玲央が現れた。

 

玲央「陽奈ちゃん」

 

陽奈「玲央ちゃん、昨日はちゃんと眠れた?あんなデカイ騒ぎに巻き込まれたから心配したけど」

 

玲央「大丈夫だよ陽奈ちゃん」

 

玲央は陽奈に大丈夫だと告げる。そして玲央は陽奈にある事を告げる。

 

玲央「陽奈ちゃん、話がある」

 

陽奈「話って何?」

 

玲央「此処で話すのはまずい事だよ。僕の家の裏口に来て」

 

玲央は陽奈に自分の家の裏口に来るよう告げる。

 

陽奈「どうして裏口なの?」

 

玲央「見られるとまずい物があるのよ」

 

陽奈「何か訳ありみたいね。分かった、裏口に行くよ」

 

玲央と陽奈は玲央の家の裏口に移動した。そして

 

玲央「ここなら、人が居ないみたいね。陽奈ちゃん、今から見せるよ」

 

陽奈「玲央ちゃん、何を見せるの?」

 

玲央は陽奈にある物を見せた。それは

 

玲央「僕にプリキュアの力を与えてくれた妖精だよ」

 

ドラゴンに似た妖精である。

 

陽奈「え、ドラゴンなの?」

 

カルージャ「そうだよ。流石にドラゴンに似た妖精は居ないでしょうね」

 

陽奈「しかも喋ってる!?どうなってるの!?」

 

ドラゴンに似た妖精を見た陽奈は動揺した。其をみて玲央はカルージャの事を説明する。

 

玲央「カルージャはソウルキングダムと言う妖精の国からやって来たの」

 

陽奈「ソウルキングダム?」

 

カルージャ「そう。そのソウルキングダムは妖精や人間が共存する国だよ。けど、そのソウルキングダムはギルディア軍と言う軍勢に攻められ、制圧された。そして私は王様から地球へ向かうように言われ、此処へやって来た」

 

陽奈「何だかプリキュアに出てきそうな国だね」

 

カルージャ「その通り。そしてソウルキングダムはキュアブレイブによって建てられた国だよ。そして、ソウルキングダムは何時か悪の軍勢が攻められると考え鍛練した。けど」

 

陽奈「そのギルディア軍は其をも上回る勢力をもっていて、その勢いの前に負けて制圧されたのね

 

カルージャ「うん。そして、ソウルキングダムに安置したブレイブクリスタルの破片を私に託した後、地球の何処かにあるブレイブクリスタルの破片の反応を求めて、此処へやって来た。そして」

 

陽奈「そして?」

 

カルージャ「私はブレイブクリスタルの破片を見つけ、そしてその破片はブレイブモバイルへ変化した」

 

陽奈「ブレイブモバイル?」

 

陽奈はブレイブモバイルとは何かカルージャに質問する。すると

 

玲央「此だよ陽奈ちゃん」

 

玲央は陽奈にブレイブモバイルを見せた。

 

陽奈「一見普通のスマートフォンにしか見えないけど」

 

玲央「普通ならそう見えるよ。けど、一部が違うんだ」

 

すると玲央はブレイブモバイルの背面を見せた。それは

 

陽奈「あっ、背面に宝石みたいな装飾がついてる!!」

 

背面に宝石のような装飾がついていた。

 

玲央「そう、そして僕が持っていた腕輪が変化したんだ」

 

陽奈「じゃあ、玲央ちゃんの腕輪が紛失したのは腕輪がブレイブモバイルに変化したせいね。だから玲央ちゃんの手に持ってなかったのね」

 

玲央「そうだよ。そして陽奈ちゃん」

 

陽奈「何かしら?」

 

玲央は陽奈に対し、ある事を告げる。

 

玲央「プリキュアになって、僕と一緒に戦って欲しい」

 

それはプリキュアになって戦って欲しいと言う事である。それに対し陽奈は

 

陽奈「え、それって玲央ちゃんと同じプリキュアになって欲しいって事なの?」

 

プリキュアになって欲しい事に動揺した。

 

玲央「うん、ギルディア軍に立ち向かうには、戦力が多く必要なんだ。だから一緒に戦って欲しい」

 

陽奈「私がプリキュアか…………」

 

そして陽奈は玲央の話を聞いて悩んだ。そして陽奈は

 

陽奈「玲央ちゃん、ごめん。流石にこの話は直ぐには決められないわ」

 

直ぐには決められないと玲央に言う。

 

玲央「直ぐには決められないんだ」

 

陽奈「うん、いきなり勧誘なんて言われたら戸惑うわ」

 

カルージャ「そうだね。いきなりプリキュアになって欲しいなんて言われたら戸惑うよね」

 

戸惑う様子をみてカルージャは言う。

 

玲央「そうだね。僕だっていきなりプリキュアになったら戸惑うからね」

 

カルージャ(その割には落ち着きすぎだよ………)

 

玲央「分かった。直ぐに決められないなら後でまた聞くよ。今度はゆっくり考えてから言ってね陽奈ちゃん」

 

陽奈が戸惑ってるのを見て玲央はまた後で聞いておくと陽奈に言う。

 

陽奈「分かったわ」

 

陽奈がいい終えると玲央とカルージャは陽奈の前から去る。その際に陽奈はある事を言う。

 

陽奈「玲央ちゃん、此れから何処へ行くの?」

 

陽奈は玲央が何処かへでかけるのかと聞く。

 

玲央「ちょっと出掛けてくる。夕方になったら帰るよ。その時にもう一度陽奈ちゃんの答えを聞くから」

 

陽奈「分かったわ玲央ちゃん。あまり無理はしないでね」

 

玲央「うん。それじゃあ行ってくるよ」

 

玲央が言うとカルージャと一緒に出掛けた。そして残された陽奈はと言うと

 

陽奈「はあ、どうして私は直ぐに決められなかったんだろう。玲央ちゃんが嘘をつくような人じゃないのは分かってるけど………私、幼稚園の頃から成長してないのかな………」

 

すぐに決断できなかった事にため息をついた。そんな時

 

ハルカ「陽奈、此処に居たのね」

 

陽奈「お母さん?どうして此処に」

 

陽奈の母のハルカがやって来た。

 

ハルカ「開店する前にお客さんが来てるの。直ぐに来て」

 

そして陽奈にお客さんが来てる事を言う。

 

陽奈「分かった。直ぐに行くよ」

 

其を聞いた陽奈はハルカと一緒に家に向かった。

 

────

 

レストラン『フレイムバード』正面前

 

陽奈がハルカと一緒に家に行ってる頃、フレイムバードの正面前では

 

???「此処が勇城市で有名なレストラン、フレイムバードか………」

 

???「なぎささん達も一度は行ってみたかったと言うくらいよ咲」

 

咲「そうだね舞。休日なのに一緒に付き合う事になって」

 

舞「ううん、気にしてないよ。今日は夕凪中ソフトボール部の試合があるから付き合って欲しいと咲に言われて一緒に居るし」

 

咲「相手は勇城学園中等部ソフトボール部。其なりの実力があると聞いてるからね。今日はあたしと舞で応援しないと」

 

レストラン『フレイムバード』にやって来た二人の少女、日向咲と美翔舞。彼女達こそダークフォールに立ち向かったプリキュア、ふたりはプリキュアSplash Starのキュアブルームとキュアイーグレットの変身者である。そして、咲と舞の出会いが陽奈に影響を与えることになるとは知るよしもなかった。




咲「次回、あたしたちが重要な鍵を握るみたいだね」
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