ありがとうございます!
今回は長いです。
時はルーラ達の作戦会議から遡り修行から1時間が経過していた時のことであった。
ねむりん「影分身の術!」 ボボボボン‼︎
分身マダラ「ほう....」
ねむりん「やったー!できたよ!!」
ねむりんは5人に分身していた。
分身マダラ「煙しか出さんと思っていたら、お前まさか...」
ねむりん「最初から複数になるのをイメージして、分身していたよ。でも、5人が限界かなぁ...」
分身マダラ「1時間で4人増やしたか...中々やるな。これで、お前の修行は5倍の速度で進む。さて、次にいくか...」
ねむりん「はい!」(夢の世界で分身したことがあったから、イメージしやすかったかも。)
分身マダラは5人のねむりんを連れ、本体のマダラがいるところへ向かうと、情報を伝えるために消えてしまった。
マダラ「なるほど...影分身を会得したか。予想より早いな...。では、5人のねむりんにはそれぞれ分かれて
修行をしてもらう。」
木分身の術‼︎ボボボボン!
マダラは分身を4体作り出すと
①水面歩行、木登りなどの基礎運動を修行する者
②石などの
③性質変化を学び修行する者
④幻術を修行する者
とにそれぞれ分かれさせ、ねむりんの本体にはユナエルと一緒に忍組手による身体、動体視力の強化を行わせることにしたのであった。
マダラは忍組手のルールを2人で協力して戦って良いということにし、相手をすることにした。
引き続き武器、魔法、忍術は使わずに戦って、成長が見られるか瀕死になるまでやめないという過酷なものである。
2時間が経つ頃には、バラバラだったねむりんとユナエルの動きが変化していた。
マダラ「もう疲れたか?」ブン
ねむりん「ぐっ...」(いつまで続くの....)
パシッ
ねむりん(腕を掴まれたッ⁉︎)
「キャアァァァ....!」ヒュ−
投げ飛ばされ木に叩きつけられそうだったねむりんだったが、ユナエルが身を呈して受け止める!
ユナエル「大丈夫ですか?」ガシッ
ねむりん「ありがとう!」
マダラ(身体強化はまだまだだが、連携は取れるようになったみたいだな。さて、どう来る...?)
ユナエルがこちらに走って来る。
マダラ「馬鹿正直に直進か...やられ足りんようだな!
ん...?この翼は...」
ユナエルは片方だけの左の翼を限界まで広げて、殴りかかってきた。
(考えたな...この翼で後ろのねむりんを隠すか....)
マダラはそれを避けると、ユナエルの横腹を蹴飛ばした。
「これで、お前の後ろのねむりんはガラ空きだ...」
ーーねむりんがいない...?
ねむりん「これで......どうだぁぁぁ!!」ネムリンパンチ
ガシッ
マダラは振り向きざまにねむりんの拳を掴みこう言ったのだった。
「なるほど...上出来だ。」
その後、30分の休憩を入れ再び修行が再開したのである。
その頃③の性質変化の修行グループは、五大性質変化についての説明を終え、ねむりんが持つ性質変化の確認を行っていた。
分身マダラ「この木は流されたチャクラの持つ性質によって変化する木でな...さっそくチャクラを流してみろ。」
分身ねむりん「うぬぬぬぬ....」
木を見るとシワシワになった木の葉があった。
分身マダラ「得意属性は雷遁か...」
(サスケを思い出すな...)
分身ねむりん「え、木は出せないのかぁ...」
分身マダラ「木遁は血継限界だ。
血継限界については、これを見ろ。」
分身マダラは紙に図式を書きねむりんに見せると、雷遁の修行を始めたのであった。
時刻は夜9時30分になっていた。
スノーホワイトとラピュセルを見つけたルーラ達は作戦の通りにそれぞれの場所に散っていった。
2人はビルの屋上で呑気に話をしていた。
これこそ、戦闘をしたことがあるものと無いものの差であった。
スノーホワイト「今日もキャンディたくさん集めたね!」
ラピュセル「あぁ♪この後はどうしよう?明日は休みだけど、まだ続ける?」
スノーホワイト「期末テストが近いから、勉強しなくちゃ」
ラピュセル「いきなり現実味のある話をするなよな!
でも、確かにそうだな...。それじゃまた明日会おう。スノーホワイト。」
スノーホワイト「うん!また明日!」
ラピュセルは帰っていった。
スノーホワイト「私も帰ろっと。ん?」
<助けて...>
(え⁉︎...あれは、たまさん?)
見ると少し老朽化した巨大ビルの外壁に捕まり、降りれなくて困っているたまがいた。
もちろん、これは演技である。
スノーホワイトが気づかなければ、助けを求める声を上げれば良かったのだが彼女の能力は敏感に察してしまったようだった。
スノーホワイトの魔法『困っている人の心の声が聞こえるよ』
スノーホワイト「大丈夫だよ!今助けるからね!」
丈夫な紐を持ってそのビルの屋上に飛び移り、紐を垂れ下げて助けようとした時、体を動かせない自分がいた。
待ち構えていたルーラの魔法にかかったのである。
スノーホワイト「ルーラ...さん、どうして...?」
ルーラ「スノーホワイト、悪いけど死んでもらうわ。
出て来て!スイムスイム。」
スイムスイム「はい。」ツカツカ
スノーホワイト(嫌だ...来ないで....!)
少し離れた場所にて
ラピュセル(胸騒ぎがする....マダラって奴に警戒しろって言われてたし、一応スノーホワイトを家まで送り届けよう。)
ラピュセルがスノーホワイトのところへ戻っていくと
スイムスイムの手刀が彼女の心臓に迫っているところであった。
ラピュセル「やめろー!」ズォォォ
ルーラ「剣が大きくなった⁉︎」
(ま、プランBに変更ね。)
ラピュセルの魔法『剣の大きさを自由に変えられるよ』
スイムスイムは透過させ攻撃をすり抜けたが、剣が大きすぎた結果全身透過になり手刀は無効となってしまった。
ラピュセルの攻撃によりビル上部4階相当の範囲が崩壊し瓦礫と共に落ちていく4人。
ルーラとスイムスイムとスノーホワイトは、屋上の床のタイルになっていたミナエルが変身したクッションによって、衝撃を和らげることができた。
一方のラピュセルは、彼女が落ちる場所にだけ瞬時に空けられた大穴に消えていた。
ルーラ「ありがとう、ミナエル。
これで、あの剣士は地上まで落ちたかしら。」
ルーラの作戦とはこうであった。
プランA:(ラピュセルに妨害されなかった場合の作戦)
スノーホワイトを老朽化したビルにおびき寄せて、自身の能力とスイムスイムによって殺す。
プランB:(ラピュセルに妨害された場合の作戦)
老朽化したビルやその一帯に昼のうちから たまの傷をいたるところにつけておき、ラピュセルの落下地点に巨大な落とし穴を作って1階まで落とし弱らせて殺す。
それでも無理ならプランC。
さすがの魔法少女も高いビルの上から地上まで落下するのは、かなりのダメージなのである。
たまの魔法『いろんなものに素早く穴を開けられるよ』
たまが空けた大穴をスイムスイムは覗きこんだ。
見るとラピュセルは大穴の直径の大きさに剣を伸ばし、
その上に立ってこちらに向かおうとしていた。
スイムスイム「ラピュセルはここから7階下に剣を足場にして立っている。こちらに向かってる...」
ラピュセル(危なかった...でも、負けない!
スノウホワイトは私が守る...!)
ルーラ「しぶといわね...ミナエル、お願い!」
ミナエル「任せて!」
そう言うとミナエルはシリコーンオイルになり、ビルの大穴へと飛び込んだのであった。
これはルーラに教えられ、その構造を理解して変身できるようになったものである。
ラピュセル「元が人間なら、斬り裂けるはずだ...!」ズバッ
ラピュセルは手刀で一刀両断にした。
(スノウホワイト、今行く‼︎)
ツルッ...
無情にも、シリコーンオイルはラピュセルの足を滑らせ、
ラピュセルは足場の剣から落下してしまったのであった。
シリコーンオイルのミナエルは、その流動性によって元の塊へ戻ると地上へと落ちて、ガレキの隙間から
逃げ出していた。
ルーラ(これこそがミナエルの能力の真骨頂よ。
液体に変身することによって、あらゆる衝撃を受け流す体を得た。ここだけの話、スイムスイムの上位交換ね...)
スイムスイム(私より強いかも...)
たま「ごめんなさい。遅くなりました!」ヒョコ
ルーラ「たま、遅いわよ!急いでプランC!」
そう言うと、ルーラ達はスノウホワイトを拘束したまま、隣のビルの屋上へ移動すると たちまち老朽化したビルは崩れ始めた。
一帯につけられた たまの傷...
その全てが穴となり、甚大な規模の地割れが発生した。
これがプランCである。
スノーホワイト「そんな...ラピュセルはどうなるの⁉︎」
ルーラ「死ぬ。あの規模じゃ助からないわ。」
たま(これで私も、魔法少女でいられる!)
崩れ落ちる莫大な量の瓦礫や土砂、アスファルト...
ラピュセルの力ではどうすることもできなかった。
ラピュセル「スノウホワイト...ごめんね。君を.....守れなかった...」ポロポロ
ラピュセルは地面に空いた深い闇の中、絶命した。
決してラピュセルが弱かったわけではない、ルーラの作戦が完璧すぎたのだ。
ファヴ(いや〜、面白かったpon!それにしても、ルーラは頭が良すぎるpon!)
ルーラ「さて、生き残ったあなたには奴隷になってもらうわ♪」
スノーホワイト「好きにしてください。」白目
スノーホワイトは、ラピュセルを死なせた無力な自分を呪い、廃人のようになってしまったのだった。
その頃マダラ達は外で火を囲んでいた。
野外泊を教えるのと戦闘における大事なことを説明するためであった。
ねむりん「眠い...」
マダラ「この話が終われば寝ていい。戦闘における大事なことをお前たちに説明しておく。」
ねむりん「うん。聞く!」
ユナエル「教えてください。」
マダラ「どんな状況でも諦めないことだ。」
(うずまきナルト、うちはサスケ、マイト・ガイ...強い忍は皆、最後まで諦めずに戦っていたな。)
ユナエル「なるほど...」
ねむりん「単純だけど、すごく難しいね...」
マダラ「これからの戦いでは、それを忘れないようにな」
ねむりん「うん....zZZ」ムニャムニャ
初の影分身に5倍の疲労...よほど疲れたのか、ねむりんは寝てしまっていた。
マダラ「お前も寝ていいぞ。」
ユナエル「魔法少女は寝なくても平気です。」
マダラ「それは、通常の生活をしていればの話だろう。
無理をするな。」
ユナエル「...!ありがとうございます。」
マダラ(本当はこの後、戦場では交代で眠るってことも教えようと思ったんだがな...)
仕方なく1人、今日の成果をおさらいするのであった。
◯ユナエル
・スピード、動体視力、筋力が上昇した。
◯ねむりん
・影分身を覚えた。
・スピード、動体視力、筋力が少し上昇した。
・静電気を起こせるようになった。
・水に3秒だけ浮かべるようになった。
・簡単な幻術を覚えた。
・石を投げる速度だけは上昇した。(的には当てられない)
ユナエルはまぁ、軒並み程度か...
ねむりんはやはり、想像を司る陰遁が基となる忍術が得意なようだな。だが体術系統は覚えが悪い...
さて、そろそろ培養してた細胞が出来た頃か...
マダラはねむりんの右肩のところに、チャクラを纏った指で傷をつけて柱間細胞を埋め込んだのであった。
痛くしないようにしていたこともあってか、ねむりんは全く気づかずに爆睡していた。
「不用心な奴だな...」
そう言うとマダラは1人、星を見上げるのであった。
続く
性質変化の図表は個人的な解釈を含んでいますが、本編とは関係がないので説明はしませんでした。