うちはマダラ「魔法少女育成計画だと...?」   作:渺人

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話の続きに迷って、時間がかかります。
分岐エンドとか面白そうですね。面倒ですがw


第23話:“モノクロの夢”

ミナエル達は、学校が遠いと文句を言いながらも長い山道を下っていき、ルーラとマダラは端末を操作していた。

 

 

ルーラ[トップスピードとリップル、2人に話があるの。]

 

トップスピード[いいぜ!リップルは学校だから、それでも良ければだけど。

それにしても、ファヴが言ってた通りだよ。本当にマダラと仲間なんだな( ゚д゚)]

 

マダラ[あぁ。]

 

ルーラ[私たちの仲間にならないかしら?]

 

トップスピード[え⁉︎生き残れるのは8人でしょ?私たち2人が加わったら9人になるじゃん!]

 

ルーラ[殺し合わずにこの戦いを終わらせる。リップルと相談して、返事をくれるかしら。]

 

トップスピード[わかった!また夜に返信するよ!]

 

 

 

 

マダラ「今まで殺し合いをせずに、キャンディを集めていたとはな......平和な連中だ。」

 

ルーラ「あの2人、仲間になるかしらね。ラピュセルとマジカロイド44を殺めたことを、これから話すわけだけど...」

 

マダラ「俺がお前達にそうしたように、強さを示せば仲間になる可能性がある。その時は奴らと戦ってもらうぞ?」

 

ルーラ「任せて。能力を使わずに示してみせるわ。」

 

マダラ「そうか。それにしても、お前の魔法もあんなに強くなるとはな...」

 

ルーラ「全て、あなたのおかげよ。」ニコッ

 

 

 

その頃、ねむりんは相変わらず派手に修行をしていた。

 

ドガガガガガガ...‼︎バチバチバチバチ‼︎

 

 

ねむりん「ぐっ...‼︎手が焼けるようだ...」

 

 

修行を始めて2日である。高密度のチャクラによって、手の皮は剥けて炎症していた。

そんな時、誰かの足音が聞こえてきたのである。

 

 

ねむりん「⁉︎」

(クラムベリーか⁉︎運営側のあいつは来週から活動すると思ったが...)

 

スノーホワイト「こんにちは。」

 

ねむりん「こ、こんにちは...?」

(なんだ...お前か。)ホッ

 

スノーホワイト「ラピュセルに会いにきたよ〜♪」

 

ねむりん「ん...?」

 

ファヴ「ファヴが翻訳してあげるpon!スノーホワイトは、ラピュセルの魔法を探しているpon!」

 

ねむりん「私がラピュセルの魔法を持ってないのは、お前も知っているだろうが。」

 

ファヴ「自分で確かめないと気がすまないみたいだpon♪」

 

ねむりん「お前は誰が何を買ったか知ってるだろ?というより、こいつ...ずっと捕まってたやつだろ。何で脱走してるんだよ。能力もショボ...... ⁉︎」

 

 

ねむりんの話を遮ったのは、高速のツララだった。

 

ファヴ「以前は彼女とは違うpon♪」

 

 

なんとかそれを避けたねむりんだったが、今度は風の塊が飛んできたのであった。

 

 

スノーホワイト「...」バッバッバッバッ

 

ねむりん(人工チャクラの実はこいつが手に入れたんだな...)

「もう次の印を結んでるのか...。火遁・豪火球の術‼︎」ブゴォォォ

(火遁は風遁に強い!)

 

スノーホワイト「水遁・水陣壁!!」ブォォォォ

 

ジュワァァァァァァァ..........

 

ファヴ「蒸気で何も見えないpon!」

 

ねむりん「写輪眼の私にそんなの通用するかよ...!」ダッダッ

雷遁・雷龍弾の術‼︎

 

 

スノーホワイト「風遁・翠龍息吹‼︎」

(心を読めば、場所が分かる...)

 

ねむりん「‼︎ 不意打ちを狙ったんだがな...心を読む魔法を応用してきたか。」

 

 

雷の龍と翠の風の龍は激しくぶつかり合い、水蒸気は払い飛ばされていた。

 

 

ねむりん(この枝を使うか...)

「雷遁・閃光矢!」

 

 

ねむりんは落ちていた三本の木の枝に雷を纏わせ、貫通力を極限まで高めて投擲したのだった。

 

 

スノーホワイト「氷遁・氷岩堂無の術‼︎」

(曲射か...凄い投擲術だね。でも無駄だよ。)

 

ねむりん「...全方位を防ぐ氷の壁か。」

 

 

バチチチチチチチチチ.... カラン...コロン

 

 

氷の壁によって木の枝は呆気なく地面に落ちた。

 

 

スノーホワイト「残念だったね。」

 

ねむりん「...お前がな。」

 

スノーホワイト「ぐあああああっ‼︎」

 

 

スノーホワイトは、突如地面から吹き出した高圧の水流に押し流され、氷の壁に叩きつけられたのであった。

 

 

スノーホワイト「ゲホッ...地下水脈を操作していたんだね...」

 

ねむりん「あぁ、水遁の応用は私の方が上みたいだな。」

 

パキパキパキ...

 

スノーホワイト「氷遁・氷牢の術」

 

ねむりん「⁉︎」

 

 

ねむりんが後ろを振り返った時は遅かった。何故なら、そこには氷の鏡に映ったスノーホワイトが術を発動していたのだから。

 

ーー巨大な氷に飲み込まれて、ねむりんは動けなくなった。

 

 

ねむりん「...」

(ここまで強くなってるとはな...)

 

スノーホワイト「不意打ちは私の方が上みたいだね。」

 

氷遁・ラピュセルの剣

 

ねむりん(氷もろとも切断する気か...。よし、印が結べないなら、チャクラを熱に変換!)

 

ジュォォォォ...

 

(よし!手の周りの氷は溶けた!)

 

ねむりん「水遁・水断波‼︎」ビュン

 

スノーホワイト「‼︎」サッ

 

 

高圧の水の刀を避けたスノーホワイトだったが、氷の剣は切られてしまった。

 

 

ねむりん「元は水遁でも、氷になれば脆くなるみたいだな。」

 

スノーホワイト「これでも同じことが言える?氷遁・黒龍暴風雪‼︎」

(そろそろ飽きたよ...もう消えて。)

 

本当は絶対零度を使いたかった彼女だが、それは狭い範囲で使う瞬間凍結技であるため、遠くに離れ且つ高速で動くねむりんに対しては使えないのであった。

しかし、それでも目の前のねむりんを殺すには十分すぎる規模の黒龍だった。

 

 

ねむりん「...大した技だな。火遁・豪火滅却‼︎」

 

 

迫り来る黒龍に対し、ねむりんはかつての師匠の技でそれに応えるのだった。

 

 

氷の黒龍と火炎の波...2人の全力がぶつかり合い、森の破壊は甚大だった。

燃え盛る森の方にはねむりんが、凍てつく氷の方にはスノーホワイトがそれぞれ立っていた。

 

 

スノーホワイト「しぶといね...ラピュセル。」

 

ねむりん「まだ生きているとはな...」ハァ..ハァ....

 

スノーホワイト「待っててね。ラピュセルの力を取り戻してあげるからね♪」バッバッ

 

ファヴ「スノーホワイト!ねむりんの動きを見ても分からないpon?」

 

スノーホワイト「何が?」

 

ファヴ「さっき木の枝を飛ばした時のことだpon。ラピュセルの力があるなら木の枝の大きさを操作出来たはずだpon。本来の役割を忘れちゃダメpon。」

 

スノーホワイト「それもそうだね。」

 

ねむりん「2人で何をコソコソ話してるんだ?...戦いの続きだ!」

 

ファヴ「周りをよく見てみるpon☆」

 

ねむりん「!」

 

 

ねむりんの周りは、瞬時に形成された無数の氷の鏡に囲まれていた。

 

 

ファヴ「この鏡の全てにスノーホワイトの姿を映し、一斉に攻撃することもできるpon。」

 

スノーホワイト「魔鏡氷晶っていうんだよねっ、ラピュセル♪」

 

ねむりん「私の負けだ...殺せ。」

(これではマダラにも勝てん...それなら死んだ方がマシだ。)

 

ファヴ「殺してしまったら、ハードゴア・アリスの幻術が解けないpon♪それに、スノーホワイトの目的はラピュセルの魔法だけじゃなく、ルーラ達を殺すことpon。ねむりんはマダラを殺すことが目的で、ファヴの目的はハードゴア・アリスの解放...つまり3人の目的は一致してるpon♪」

 

スノーホワイト「ルーラ達を殺すにはマダラが邪魔。あなたがマダラを殺すにはルーラ達が邪魔。だからチームを組みましょう。」

 

ねむりん「わかったよ。ファヴ、ハードゴア・アリスはどうするんだ?」

 

ファヴ「ファヴは魔法少女が囚われたままの状況が嫌だpon。ちゃんと行動してくれるなら好きにしていいpon。」

(殺し合わない魔法少女なんて、見ててもつまらないpon)

 

ねむりん「ならば戦力として加える。これで文句ないだろう。スノーホワイト、お前はどうするんだ?」

 

スノーホワイト「あの家に泊めてください。」

 

ねむりん「私よりも強いんだから自分でなんとかしろ。」

 

ファヴ「何言ってるpon。修行で疲れていなければねむりんが勝っていたかもしれないpon。」

 

スノーホワイト「うん。チャクラが弱まっていたのを感知できた。」

 

ねむりん「チャクラが流れたことで、チャクラの感知が出来るようになったとはな...。さて、ハードゴア・アリスを起こしにいくか。」

 

 

…………………………………

 

 

亜子「...‼︎スノーホワイト‼︎」ガバッ

 

スノーホワイト「ラピュセル以外は抱きつかないで。」

 

亜子「! 鍵を失くした私を助けてくれたこと...覚えてる?」

 

スノーホワイト「忘れちゃったよ。」ニコッ

 

亜子「」

 

ファヴ「スノーホワイトの精神は壊れてしまったから、落ち込まなくていいpon。ファヴはハードゴア・アリスが起きたのを見届けたからもう帰るpon♪」

(あのまま ねむりんを殺しても良かったけど、かつての師弟が殺し合うのは楽しみpon♪早くマダラと戦って欲しいpon!)

 

 

ファヴは気味の悪い笑みを浮かべて消えていた。

 

 

ねむりん「...消えたか。」

 

アリス「ねむりん。私を生かして、何が目的なの?」

 

ねむりん「仲間になってもらう。スノー、アリス、私たち3人はチームだ。文句はあるか?」

 

スノーホワイト「文句ないよね。ラピュセル♪」

 

アリス「勝者には従う...文句はない。スノーホワイトと一緒なら尚更。」

 

ねむりん「感謝する。そうだな...私たちのチーム名は“モノクロの夢”とする。」

 

アリス「‼︎...凄く素敵なチーム名です...!」

(白と黒の良さを理解してくれるなんて、この人はよく分かってる人だ!)

 

ねむりん「そ、そんなに喜ぶとはな...!ハハハ...」

 

スノーホワイト「“La Pucelle”の方がいいと思うけどなぁ...まぁ、いいけどね。」

 

ねむりん「チーム名が決まったら、次は今後の目的だ。よし...ラピュセルの魔法を探すのを先にしてやるよ。マダラ達は私と同じでアイテムを買えていないだろうから、狙いは三つに絞られる。クラムベリー、トップスピード達、そしてカラミティ・メアリ......。スノーお前が決めろ。」

 

スノーホワイト「ならカラミティ・メアリにする!」

 

アリス「理由は?」

 

スノーホワイト「なんとなくだよね!ラピュセル♪」

 

ねむりん「そうか。今週はもう戦う意味がないから、日曜の午前0時過ぎに会う約束をする。私1人だけだと伝えれば、奴も食いつくだろう。さて、私はチャクラ回復のために休息をとる。お前らは好きにくつろげ。」

(私の部屋には罠が仕掛けてある...こいつらの忠誠心を試すか...)

 

 

 

それから数時間が経ち、夜の月明かりの下に合流した2人はいた。

 

トップスピード「よっ!メール見たか?」

 

リップル「ああ。」

 

トップスピード「私は仲間になってもいいと思ってる。リップルはどうよ?」

 

リップル「直接会って話して決める。何かあれば逃げ切れるしな。」

 

トップスピード「お?嬉しいなー!私の速さを認めてくれてるんだねぇ〜!」ピッピッ...

 

リップル「べ、別に。」

 

トップスピード「相変わらずのツンデレだねぇ〜。今メールを送ったよ。」

 

 

トップスピード[待たせた!直接会って話したい!△△山の頂上で会おうぜ!(`∇´)]

 

ルーラ[わかったわ^^]

 

マダラ[こちらに戦う意思はない。安心していい。]

 

ミナエル[ほんとだよ(。-∀-)ニヤリ]

 

ユナエル[嘘なんてついてないですよ(*´꒳`*)]

 

たま[信用して(*^▽^*)]

 

スイムスイム[どうすれば信用してくれる?]

 

ルーラ[たまを人質として送ればいいかしら(笑)]

 

たま[ええええぇぇぇ⁉︎]

 

トップスピード[大丈夫大丈夫!(笑) 信用する!今から向かうから待ってろ〜!]

 

 

 

トップスピード「なんかあいつら、性格変わってる気がするんだよな〜」

 

リップル「文面だとそう見えるだけだ。警戒はした方がいい。」

 

トップスピード「そうだな。...よし、行くか!」

 

リップル「あぁ...!」

 

 

夜空を魔女とくノ一は翔けるーー

 

木曜日の午後23時のことであった。

 

 

 

続く

 




スノーホワイトは精神がおかしくなり、死ぬことを恐れていません。無駄な感情が一切なくなったことで戦闘に対する集中力が格段に上昇し強くなりました。
ねむりんには写輪眼で透明外套が通じないことをファヴから聞いていたので、スノーホワイトは透明外套を着ていませんでした。
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