忍世界を探索しているクラムベリーは、端末から送られた映像を見ていた。
クラムベリー「あぁ...!素晴らしい...!!」
ファヴ「この戦いは、今までの戦いの中でもダントツで面白いpon♪」
見ているのはつい先ほど録画した、チーム“モノクロの夢”とカラミティ・メアリの死闘であった。
クラムベリー「そうですね。私も加わりたかったです...」
ファヴ「マスターがいたら、ねむりんも死んでいたpon♪今は残り10人...そのうちの8人が結束しているpon。午前0時からはさっそく
クラムベリー「残り8人になるまでは、キャンディ集めとしてのルールで殺し合いたかったですが....しょうがないですね。私たちの企みに気づいて結束された以上、いつ攻めてくるかも分からないですし。」
ファヴ「マスターでも勝てないpon?」
クラムベリー「ルーラ達やねむりんの動きを見ればわかります。マダラの修行には一切の無駄がなく、効率的に魔法少女の戦闘力を飛躍的に高めてしまう...。神樹を吸収していない今、8人の強化魔法少女は相手にしたくないんですよ。」
ファヴ「マスターは強い者と一対一で戦うのが好きなのに、せこい奴らだpon。だから今度の新イベントは最良の一手だpon♪」
クラムベリー「敵の戦力を減らしながら、弱い者を淘汰できるなんて、夢のようですよね。日付が変わるまで1時間ほどありますが、メールを送りましょうか。」
魔法少女も残り10人!ここで新イベント“デスマッチ”を開催するよ。
・みんなの腕に出現した腕輪は、魔力・チャクラを完全に吸収する力があるよ。腕を切断しても別の部位に再生するから意味がないよ。
・腕輪を取る方法は1つだけ!抽選で選ばれた2人には闘技場で戦ってもらうよ。闘技場内で相手をやっつけたら、腕輪が消滅するよ。
・制限時間の24時間を過ぎれば、魔力・チャクラが0になって2人とも死んじゃうよ。
・選ばれた2人以外が場内で戦闘に加わったり、他の魔法少女を殺したら失格になって死んじゃうよ。
・月曜から金曜の5日間連続で開催して、最終的に5人にするよ。
・アイテム購入、魔法略奪システム、腕輪・闘技場作成でこの街の魔力が足りなくなったからだよ。
・魔法少女達が団結して、戦わなくなったからだよ。
マダラ「クラムベリーも慎重な奴だな。こうして俺たちの戦力を減らそうというわけか。」
ルーラ「あいつら...本当に狂ってる!」
幼女ユナエル「抽選が始まる...」
☆スノーホワイト
☆ハードゴア・アリス
☆カラミティ・メアリ
ねむりんは以下の魔法のどれか1つを獲得できるよ。
・何もないところに壁を作り出せるよ
・持ってる武器をパワーアップできるよ
ミナエル「トップスピードが相手か。ねむりんのことも気になるね...」
マダラ「おそらくねむりんは2人の手下を連れて、カラミティ・メアリと戦ったのだろう。結果、自分だけが生き残ったのだろうな...。あいつのことは心配だが、メールをしても返事が無いから何もわからないな。」
ルーラ「そうね...今は明日の戦いのことを考えましょう。」
幼女スイム「...トップスピードとの戦い。なんとかならないんですか?」
マダラ「方法ならある。口寄せ輪廻眼という技は輪廻眼を持たない者に、その能力を1つだけ与えるというものだ。地獄道の能力で魂を抜き、口寄せした閻魔で蘇生すれば問題ないだろう。」
幼女スイム「...凄すぎる。」
たま「お父さんは何でもできるね!」
幼女ユナエル「さすがパパです。」
ルーラ「...倫理的に問題がある気がするけど、それで助かるならそうしましょう。」
ユナエル「輪廻眼を移植かぁ...怖いなぁ」
マダラ「医療忍術を使って痛くしないから大丈夫だ。さて、トップスピードにメールをするか。」
マダラはメールで、トップスピードに詳細を説明した。
トップスピード[申し訳ないけど無理だ。私はミナエルを倒す!]
ルーラ「え?どういうこと⁉︎」
マダラ「何故拒むのか理解できんが、ミナエルは予定通りに魂を抜いて蘇生させればいい。さっそく移植するぞ。」
ミナエル「...わかった!」
その頃、アリスとスノーの埋葬を終えたねむりんは端末を見ていた。
ねむりん「殺し合いか......ここでマダラ達と和解したら、戦うのが辛くなっちゃうよ......」ポロポロ
(2人ともごめんね。やっぱり私は1人で生きた方がいいんだよ...)ポロポロポロ
ねむりんは泣きながら暗い森に消えていった。
同じ頃、トップスピードこと室田つばめも泣いていた。
つばめ「すまん!マダラ...お腹の子を救うには、勝つしかないんだよ!」ポロポロ
その相方リップルこと細波華乃は、マンションの一室で1人苛立っていた。
華乃「ちっ...共通の敵だったクラムベリーを討てない今、マダラ達は容赦なく私たちを殺すだろう。あいつらに勝つにはどうしたらいいんだよ‼︎」
ピーピーピーyou got mail!
リップル「こんな時間に誰だ...?」
……………………………………………
ピロポロリンリン♪
つばめ(メールか.......ん?)
クラムベリー[こんばんは。今のあなたではミナエルに勝てないと思い、メールを送らせていただきました。]
つばめ「え、クラムベリー⁉︎」
(返信してみよう...)ピッピッ
トップスピード[目的は何?]
クラムベリー[試合を楽しむためです。あまりにも一方的だと面白くないでしょう?だから、役に立つアイテムを与えてあげようという話ですよ。]
トップスピード[代償は?]
クラムベリー[何も要りません。楽しませてくれればいいのです。既にリップルさんも受け取られましたよ?]
トップスピード[分かった。ミナエルに勝てるアイテムを下さい。]
クラムベリー[はい♪]
ファヴ「こんな雑魚2人に力を与えるなんて、マスターは優しいpon!」
クラムベリー「ふふ...ただの余興ですよ。」
ファヴ「どうして入手できたpon?」
クラムベリー「未開の地を探索する英雄の肩書きですよ。本当に便利なんです....忍界での実験に使うと言えば、好きなだけ与えてくれるのですから。」
ファヴ「魔法の国はバカばかりだpon♪」ケラケラ
クラムベリー「本当ですね。では、探索に戻ります。」
ファヴ「頑張るpon!」
クラムベリーは神樹を見つけるために歩き出した。
そして場面は森の中、ねむりんは万華鏡の能力を確認していた。
ねむりん「...素晴らしい力だね。右の瞳力を
(もっと強くなって、みんなを笑顔にするからね...)
続く
活動報告にも書きましたが魔法少女の数を間違えたので、26話をこの内容に書き換えました。多分こっちの方が面白くなると思います。
前回の方はボツということで、一応載せておきます。
もしかしたらifのストーリーとして、あの続きから書くかもしれません。
今回一連の不手際は、シュタゲのように世界線が変わったということで、ご容赦ください。
ねむりんの万華鏡の能力は左右の位置を変えただけで、ほとんど変わらないですが、まぁ先に知ってても特に問題は無いはずです...楽しみは薄れると思いますが。
ボツの方ではねむりんはこの時点でマダラと和解しましたが、この世界線では先に殺し合いの発表を見たため、1人で生きることを決めました。
それにしても、殺し合いも地獄道で乗り切ろうとするマダラ...本当に便利な能力ですね。