「おはよう、サトシ」
『テーナ』
「……!!おはよう、セレナ、ピカチュウ」
『ピカピカ』
『起動、サトシとセレナを起こすロト』
しかし、ロトムがサトシとセレナを起こそうとすると既に起きていた。
『既に起きてるロトォォ!?』
「サトシ、すっごい寝てたね、なんか寝言でZ技とかって」
「そうか、寝言でも……俺さ、またZ技を使えるようになりたいんだ、なっ、ピカチュウ」
『ピカピカ』
『それにはZクリスタルが必要ロト』
「そんなのわかってるぜ」
『ピカピカ!!』
その後、朝ごはんを食べ終えるとサトシはZクリスタルのことをククイ博士に相談していたのだ。
「Zクリスタルをゲットする方法は島めぐりをして島キングか島クイーンの大試練を突破することだ、サトシ」
「どうやったら突破できるんだ?」
『ピカピカ?』
『僕に任せるロト、大試練は島キング、島クイーンとのバトル、勝利すれば突破したと認められるロト』
「バトルかぁ、気合入るぜ」
『ピカピカ』
「島キングってことはこのメレメレ島じゃ、ハラさんってことですよね」
「そうか、セレナは島キングに会ってるんだっけ」
『ピカピカ』
「うん!!」
「何だかジム戦みたいだな」
「私も最初聞いたときそう思ったわ」
「そう!!だからちゃんと修行しないと勝てないぞ」
「博士、そんなのわかってるぜ」
『ピカピカ』
「ともかく、今度、このメレメレ島の島キング、ハラさんに会いに行こう」
「おう!!」
『ピカピカ』
「私も今度お会いしたらトライポカロンのお礼言わなきゃ」
『テーナ』
「そうそう、正式に決定したぜ、セレナ」
「本当ですか!?博士」
「ああ、各3つの島で定期的にルーキークラスが開催、そこで優勝してプリンセスキーを島ごとに手に入れたら4つめの島でマスタークラスを開催して優勝者がトライポカロン、アローラクイーンってことになる」
「頑張れよ、セレナ」
「サトシもね」
「おう!!」
サトシとセレナはハイタッチをしたのだった。
その頃、とある畑ではコラッタたちが作物を食い荒らしていたのである。
その近くを材木を運びながら通っていたケンタロスが行く手を阻まれその材木が道に転がってしまったのだった。
それから少ししてサトシたちがその道へとやってきた。
「ん?どうかしたのか」
「人が集まってるな」
『ピカピカ』
「事故かしら?」
『テーナ』
人が集まっている所にジュンサーがスピーカーを持って立っていたのだ。
『皆さん、この道は材木が撤去されるまで通行は出来ません』
「やぁ、ジュンサーさん」
「ククイ博士、こ無沙汰です」
「何があったんだ?」
「野生のコラッタが畑を荒らしていて逃げる途中で道に飛び出してこの有り様です」
「またコラッタってことかぁ」
「博士、またってそんなに悪さするのか?」
『ピカピカ』
「ん?まぁ、最近は酷いな」
「ん?博士、この子たちは生徒さん」
「おう、最近、来たんだ」
「そうなのね、初めまして、この島のジュンサーです」
「俺はサトシ、で、こっちは相棒のピカチュウ、そして、ロトム」
『ピカピカ』
『よロトしく』
「私はセレナです」
「あー、あなたはこないだのイベントの、すごい綺麗だったわよ」
「そんなぁ……」
「よかった、セレナ」
『ピカカ』
「うん」
「ククイ博士、青春を感じますね」
「ああ、2人の青春はオーバーヒートのような強さを感じる」
「「オーバーヒート?」」
『ピカピカ?』
『テーナ?』
「ククイ博士、その癖変わらずですね、あのね、私もポケモンスクールの卒業生なの、もし、相談があったら遠慮なくね」
「「はい!!」」
『ピカピカ』
『テーナ』
そこへ、島キングのハラとそのポケモンのハリテヤマがやってきて材木を持ち上げて片付けていったのである。
「サトシ、あの方が島キングのハラさんよ」
「あの人が」
『ピカピカ』
「ありがとうございます、島キング」
「なぁに、ジュンサーさん、島キングとして島で起きた問題を解決するのは当たり前のことですから」
そして、カイリキーたちが来て材木は積まれた。
「おや、ククイ君、それにセレナさんも」
「おはようございます、ハラさん」
「ハラさん、トライポカロンの件、ありがとうございます」
「なんのなんの、私だけの力ではありませんからな……おや、君は?」
「俺、サトシです、こっちが相棒のピカチュウ、そして、ロトムです」
『ピカピカ』
「そうか、私はこの島の島キング、ハラです」
そして、ハラはサトシの腕に付いているリングに目をやったのだった。
その後、サトシたちはハラの家までやって来たのだ。
「所でサトシ君」
「はい?」
「サトシ君の腕のZリング、実はそれは私が作ったものでしてな」
「え、でも、これはカプ・コケコにもらったやつで……」
『ピカピカ』
「やはりそうでしたか、先日、ひとつなくなっていて、カプ・コケコの仕業だとピンと来てましたから」
「ハラさん、よくあることなんですか?」
「流石にZリングを持っていったのは初めてですな」
…カプ・コケコは余程君のことが気になるらしい…
「ハラさん、俺、Zクリスタルをゲットしたいんです」
『ピカピカ』
「うむ、なるほど、その前にサトシ君、君に質問があります」
「はい?」
『ピカ?』
「さっきのようにこの島は今、野生のコラッタやラッタのことで皆が困っているのはこ存知ですな?君ならこの問題をどうしますかな?」
「俺ならピカチュウやモクローでバトルをして食い止めます」
『ピカピカ』
「うむ、それも時には正しい方法ですな」
「はい!!」
『ピカピカ』
「ただ、サトシ君、なぜ、アローラの地に島めぐりができたかというとですな、ただ単にバトルが強いというだけではなく、アローラの島、ポケモン、そして、人間たち全てのを愛し守れる若者を育てることが目的だった言われております」
「………」
『ピカピ』
「バトル以外の答えも探して見てください、Zクリスタルの話はその答えを聞いてからにしましょう」
「……はい!!」
『ピカピカ!!』
次の日、ポケモンスクールの教室にて、
「リーリエ、タマゴ係慣れてきたね」
『カジカジ』
「そうでもありません、割れるかと思うとビクビクが止まりませんわ」
「大丈夫大丈夫……ん?」
『カジ?』
「サトシ、まだ悩んでるの?」
「ああ、セレナ、今までバトルばっかだったからなぁ」
『ピカピカ』
そこへ、クラスの皆が集まってきたのである。
そして、サトシはハラからの問題のことを話した。
「ラッタがどんなポケモンか分かれば助けになるかもね」
『テーナ』
「でも、ラッタもアローラのラッタだからよくわからないんだよな」
『ピカピカ』
「そういえば私、昔、資料でラッタたちのことを見たことが……」
「それってどんな資料なんだ、リーリエ」
『ピカピカ』
「えっと、たしか貨物船でヤングースやデカグースを他の地方から連れてきて同じく食料を荒らしていたラッタたちを追い払ったという話だったかと……」
「それだっ!!」
『ピカピカ』
その頃、森の中をロケット団が歩いていたのだ。
「追ってこないようね」
「さらばキテルグマとの共同生活」
『これでお別れだニャ』
その時
『「「!!」」』
コラッタ、ラッタの大群が走ってきてロケット団は吹っ飛ばされたのである。
『「「これはもしやアローラ初の嫌な……」」』
『クゥ!!』
突如、キテルグマが現れロケット団を捕まえて走っていったのだった。
『「「何この感じ~」」』
そして、サトシはハラの家を訪れていた。
「なるほど、ヤングースやデカグースの力を借りればこの問題を解決できると?」
「はい」
「よく考えつきましたな、サトシ君、大正解ですぞ、この問題、実は君に試練を与える資格があるかないか試すためのものだったのです」
「あ、でも、俺、この答え仲間が一緒に考えてくれたんです……」
「……仲間と共に考える……それも大事なことですからな」
サトシとハラはとある洞窟の前に来たのだ。
「この洞窟の中にヤングースやデカグースが棲んでいます、その中の1匹のデカグースはぬしポケモンという強者でしてな」
「ぬしポケモン?」
『ピカピカ』
「そのぬしポケモンにバトルで勝てば彼らの力を借りることができるでしょうな」
そして、サトシとハラは洞窟の中に入ったのである。
「デカグース、島めぐりの挑戦者が来たぞ」
サトシの前にヤングースとデカグースがやって来た。
「あれがぬしポケモン?」
「違いますが戦う必要はありますな」
『『グゥス!!』』
「では、ただいまより試練のポケモンバトルを開始しますぞ!!」
「ピカチュウ、君にきめた、そして、出番だ、モクロー」
『ピカピカ』
サトシはモンスターボールからモクローを出したのだ。
『寝てるロト』
「流石、モクローだな」
『ピカカー』
『ホゥ!!』
『『グゥス!!』』
ヤングースとデカグースが攻撃を仕掛けてきたのである。
「ピカチュウ、10万ボルト、モクロー、このは」
『ピカァァ』
『ホゥ!!』
『『グゥス!!』』
ヤングースとデカグースはダメージを受けるも再び攻撃してきた。
『ピカァァ!?』
『ホゥ!?』
「ピカチュウ、でんこうせっか、モクロー、たいあたり」
『『グゥス!?』』
そして、ヤングースとデカグースを戦闘不能にしたのだった。
「やったぜ!!」
『ピカピカ』
『ホゥ』
そして、
「来ましたな」
『グゥス!!』
他のデカグースよりもひとまわり大きいデカグースが現れたのだ。
『なんと他のデカグースよりも大きいロト!?』
「あれがぬしポケモンか」
『ピカピ!!』
「ああ、ピカチュウ、デカグース、俺はサトシ、こっちは相棒のピカチュウ、そして、モクロー」
『ピカピカ』
『ホゥ』
「バトルしようぜ」
『グゥス!!』
デカグースの体からオーラが放たれたのである。
『なんロト!?』
「これがぬしポケモンの持つオーラですな」
「ピカチュウ、10万ボルト、モクロー、たいあたり」
『ピカァァ』
『ホゥ』
『グゥス!!』
デカグースは10万ボルトを受けるも耐え、すなかけをした。
『ピカァァ!?』
『ホゥ!?』
モクローはたいあたりを押しやられ戦闘不能になったのだ。
「戻れ、モクロー」
サトシはモクローをモンスターボールに戻したのである。
『グゥス!!』
デカグースはかみつくをしようとした。
「ピカチュウ、でんこうせっか」
『ピカァァ』
『グゥス!!』
かみつくをする前にデカグースに攻撃したのだ。
『グゥス!!』
デカグースはすなかけをしピカチュウをふっ飛ばしたのである。
『まずいロト!!』
「ピカチュウ、エレキボール」
『ピカァァ』
ピカチュウのエレキボールが直撃した。
『グゥス!!』
デカグースはすなかけをしたのだ。
「でんこうせっか」
『ピカァァ』
『グゥス!!』
ピカチュウのでんこうせっかがすなかけの砂を蔓延させでんこうせっかがデカグースを攻撃したのである。
「決めるぜ、ピカチュウ、10万ボルト!!」
『ピカァァ!!』
『グゥゥゥス!!』
ピカチュウの10万ボルトが直撃しデカグースは戦闘不能になったのだった。
「やったぜ!!」
『ピカピカ』
「試練そこまで、このバトル、挑戦者サトシの勝利」
『……グゥス』
そして、戦闘不能になっていたデカグースは起き上がった。
「デカグース」
サトシはデカグースに近寄ったのだ。
『サトシ、危ないロト!?』
「平気平気、な、デカグース」
『……グゥス』
デカグースはZクリスタル、ノーマルZをサトシに渡したのである。
「これを俺に?」
『ピカピカ?』
『グゥス』
「よっしゃ、Zクリスタル、ゲットだぜ」
『ピッピカチュー!!』
…ぬしポケモンからZクリスタルを渡すなんてそうあることではない…
「なぁ、デカグース、ラッタたちを追い払うのに手を貸してくれないか?」
『ピカピカ』
『グゥス!!』
ある倉庫の中ではラッタたちが食料を荒らしていた。
『『『『グゥス!!』』』』
倉庫の扉が開きぬしポケモン、デカグースが率いるデカグース、ヤングースたちが現れラッタたちを追い出したであったのだ。
「さて、サトシ君、メレメレ島の島キングとして君の試練突破を承認しますぞ」
「ありがとうございます」
『ピカピカ』
「おめでとう、サトシ」
『テーナ』
「ありがとう、セレナ」
「さて、次は大試練に挑戦ですな、いやぁ、楽しみですぞ、サトシ君のZ技が見れるのが」
「はい、俺も楽しみです」
『ピカピカ』
「頑張ってね、サトシ」
『テーナ』
「ああ!!」
サトシはZリングにノーマルZを嵌め込んだのだった。
TO BE CONTINUED…
久々に投稿しました、コラッタたちでかい害虫にされてますよね笑