ポケットモンスター―アムール―   作:中2病人間M

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サトシ、大試練への挑戦

『ピカピカ』

『ホゥ!!』

『アンアン』

 

 

サトシはポケモンフーズを器に入れピカチュウやモクロー、イワンコはそれを食べていた。

 

 

「はい、これはあなたたちの分よ」

『テーナ』

『ヤンチャ』

『フィア』

 

 

そして、サトシとセレナは朝ごはんを食べていたのだ。

 

 

「お、サトシ、昨日のラッタのこと新聞に載ってるぞ、ついで言うとジュンサーさんから感謝状がサトシに送られるようだぜ」

 

 

ククイ博士がその新聞記事をサトシとセレナに見せたのである。

 

 

「やったね、サトシ」

『テーナ』

「ああ!!」

『ピカピカ』

『すごいロト』

 

 

その時

 

 

家のインターホンが鳴った。

 

 

 

 

そして、サトシが扉を開けるとジュンサーがいたのだ。

 

 

「アローラ、サトシ君」

『グゥス』

 

 

ジュンサーとデカグースがいたのである。

 

 

「アローラ……あ、お前」

『ピカピカ』

『グゥス』

「おやおや、ジュンサーさんいつの間に仲間づくりを?」

「皆さんのおかげで信頼できる相棒ができました、あの後、私がもうアタックして仲間に」

『グゥス』

『デカグースは我慢強いはりこみポケモン、ジュンサーさんとの愛称の良さは99.7%ロト』

「あれ、ロトム、残りの0.3%は?」

『テーナ?』

『100%なんてこの世界にないロト』

「そのことないぜ、ロトム、みんなで力を合わせれば100%もできるぜ」

『ピカピカ』

『理解不能ロト』

「まるで技を放つ前のロックオンだな、サトシ」

「……さて、今日はサトシ君への感謝状を持ってくるために来ました、『サトシ君の行為を讃え感謝の気持ちを込めて進呈します』」

「ありがとう」

『ピカピカ』

「サトシ、すごいね、アローラに来てすぐに感謝状だなんて」

『テーナ』

「そんなことないぜ、これもセレナや他のスクールのみんなの力があったからだぜ」

「サトシ……」

「セレナ、まるでメロメロを食らったみたいだな」

「サトシ君、今日は大試練への挑戦よね、よかったらリリイタウンまで車でお送りしましょうか?」

 

 

 

 

 

そして、サトシはジュンサーの車に乗ってリリイタウンまで向かっていった。

 

 

「博士、大試練はリリイタウンでやるんですか?」

「大試練自体はハラさんが決めた場所だ、だが大試練の前にはこの島の戦の遺跡にある祭壇で祈りを捧げなきゃならないんだ」

 

 

 

 

サトシはハラと共に戦の遺跡の祭壇にいたのだ。

 

 

「戦の守り神、カプ・コケコよ、アローラの島の力をどうぞ我らに……」

 

 

 

 

そして、祈りが終わったのである。

 

 

「ハラさん、今の祈りってカプ・コケコに聞こえてますか?」

「聞こえてるかも知れないし、そうでないかも知れないし、何せカプ・コケコは気まぐれな守り神ですから」

 

 

その時

 

 

『カプコーッコォ!!』

「カプ・コケコ……」

『ピカピカカ……』

「どうやら聞こえていたようですな、さて、大試練の場所へ移動いたしましょう」

「はい!!」

『ピカピカ!!』

 

 

 

 

 

そして、サトシとハラは大試練の会場へと向かった。

 

 

「サトシ、ノーマルのZ技のポーズは覚えてるか?」

「バッチリだぜ」

『ピカピカ』

『サトシ、しっかりと作戦を考えるロト』

「大丈夫、全力で挑むだけだぜ」

『ピカピカ』

『理解不能ロト』

「頑張ってね、サトシ」

『テーナ』

「ああ!!」

「さて、そろそろ始めましょうかな」

「はい!!」

『ピカピカ』

 

 

 

 

サトシとハラはバトル場に並んだ。

 

 

「それではメレメレ島、島キング、ハラさんと島めぐり挑戦者、サトシの大試練バトルを開始します」

「モクロー、君に決めた」

『きっとまた寝てるロト』

 

 

モンスターボールからモクローが出てきたのである。

 

 

『ホゥ』

『起きてるロト!?』

「さて、おいでなさい、マケンカニ」

 

 

ハラはモンスターボールからマケンカニを出した。

 

 

『マケンカニ、けんとうポケモン、かくとうタイプ、ハサミで弱点をガードをしつつ隙を伺いパンチを放つ。負けた方は泡を吹いてダウン……サトシ、ひこうタイプは有利ロト』

「マケンカニ、バブル光線」

『マッケン』

「モクロー、よけてつつくだ」

『ホゥ』

 

 

モクローはバブル光線をよけてつつくで攻撃したのだ。

 

 

『マッケン!?』

「掴め、そのまま、ぶんまわす」

『マッケン』

『ホゥ!?』

 

 

マケンカニはモクローを掴みぶんまわすをしたのである。

 

 

『ホゥゥゥゥ!?』

「グロウパンチです」

『マッケン』

『ホゥ』

 

 

モクローはグロウパンチをよけた。

 

 

「やりますな、マケンカニ、バブル光線」

「モクロー、このは」

『マッケン』

『ホゥ』

 

 

バブル光線とこのはがぶつかり合って爆発したのだ。

 

 

「マケンカニ、グロウパンチ」

「モクロー、もう一度このはだ」

『マッケン』

『ホゥ』

 

 

しかし、マケンカニのグロウパンチはこのはをやぶりモクローにダメージを与えたのである。

 

 

『ホゥ!?』

「私のポケモンたちは並みの鍛え方ではありませんぞ、サトシ君……マケンカニ、もう一度、グロウパンチ」

『マッケン』

『サトシ、次食らったら終わりロト!?』

「モクロー、よけながらこのは」

『ホゥ!!』

 

 

モクローはこのはを放ちながらグロウパンチをよけマケンカニの背後に回った。

 

 

「なんと!?」

「モクロー、つつくだ」

『ホゥ!!』

『マッケン!?』

 

 

モクローのつつくがマケンカニに直撃したのだ。

 

 

『マ、マッケン……』

 

 

マケンカニは戦闘不能になったのだった。

 

 

「マケンカニ、戦闘不能、モクローの勝ち」

「よく頑張りましたな、マケンカニ」

 

 

ハラはマケンカニをモンスターボールに戻したのである。

 

 

「さて、出番ですよ、ハリテヤマ」

 

 

ハラはモンスターボールからハリテヤマを繰り出した。

 

 

『寝てるロト』

「モクロー、出番だぞ……疲れちゃったのか」

 

 

サトシはモクローをモンスターボールに戻したのだ。

 

 

「よし、ピカチュウ、君に決めた」

『ピカピカ』

 

 

ピカチュウはバトル場に出ていったのである。

 

 

『ハリテヤマ、つっぱりポケモン、かくとうタイプ、張り手一発でトラックをぶっ飛ばす程の怪力で力比べが大好き』

「すげぇ、木材たくさん持ってたもんな」

『ピカピカ』

「では、はじめますよ」

「はい、ピカチュウ、アイアンテール」

『ピカァァ』

「ハリテヤマ、ねこだまし」

『ハリィ』

 

 

ハリテヤマのねこだましでアイアンテールを押さえた。

 

 

「はたきおとす」

『ハリィ』

『ピカァァ!?』

 

 

ピカチュウはそのまま転がったのだ。

 

 

「ピカチュウ!!」

『ピカピカ……』

『ねこだましをあんな風に使うなんて予想外ロト』

 

「ねこだましからのはたきおとす、素晴らしいコンビネーションだ」

「ハラさん、強いですね」

『テーナ』

 

「ピカチュウ、エレキボール」

『ピカピカ!!』

「つっぱり」

『ハリィ!!』

 

 

ハリテヤマはつっぱりでエレキボールを受け止めたのである。

 

 

「10万ボルト」

『ピカァァ』

『ハリィ!!』

「ピカチュウ、でんこうせっか」

『ピカピカッ』

 

 

でんこうせっかでハリテヤマに攻撃した。

 

 

「そのままアイアンテール」

『ピカァァ』

「つっぱり」

『ハリィハリィ』

『ピカピカァ!!』

 

 

ピカチュウはハリテヤマのつっぱりを受けたのだ。

 

 

「!!ピカチュウ、でんこうせっかで足を狙えっ」

『ピカァァ』

 

 

でんこうせっかでハリテヤマの足を崩したのである。

 

 

『ハリィ!?』

「なんと!?」

「アイアンテール!!」

『ピカァァ!!』

『ハリィ!?』

「つっぱりです」

『ハリィ』

『ピカァァ!!』

「ピカチュウ!!」

「ハリテヤマ、はらだいこ」

『ハリィハリィ』

『サトシ、チャンスロト、はらだいこでハリテヤマの体力は減ってるロト』

「なら、ここでZ技を……」

「我、メレメレの島、そして、守り神、カプ・コケコと意思を共にする島キングなり、今こそ全ての力をひとつにする時!!」

『ハリィ!!』

「ぜんりょくむそうげきれつけん!!」

 

 

Z技【ぜんりょくむそうげきれつけん】

 

 

「ピカチュウ、でんこうせっかでZ技をよけろっ」

『ピカァァ』

 

 

ピカチュウはでんこうせっかでぜんりょくむそうげきれつけんをよけるも一撃だけ食らった。

 

 

「ピカチュウ!!」

『ピ、ピカピ……』

「ほぅ、耐えきりましたな、流石、カプ・コケコが興味をもっただけはありますな」

「ピカチュウ!!」

『ピカピ』

「でんこうせっか!!」

『ピカァァ』

「つっぱりです」

『ハリィ』

「よけろっ」

『ピカァ』

「アイアンテール!!」

『ピカァァ』

 

 

アイアンテールで再び足を攻撃したのだ。

 

 

『ハリィ……』

 

 

…技の指示だけで狙う場所を共有するとは何と言う信頼関係…

 

 

「ここで決めるぜ」

『ピカピカ』

 

 

サトシはZ技のポーズを決めたのである。

 

 

「これが俺たちの全力だ!!」

『ピカァァ』

「ウルトラダッシュアタック!!」

 

 

Z技【ウルトラダッシュアタック】

 

 

ピカチュウのウルトラダッシュアタックが直撃しハリテヤマは戦闘不能になったのだった。

 

 

「島キング、ハラさんのハリテヤマ、戦闘不能、よって今回の島めぐりの大試練バトルは挑戦者、サトシの勝利と認めます!!」

「やったぜ」

『ピカピカ』

「メレメレ島、島キング、ハラ、ここにサトシ君の大試練突破を宣言します」

「おめでとう、サトシ」

『テーナ』

「こりゃ今夜はお祝いだな」

「サトシ君、これを忘れずに受け取ってください、Zクリスタル、かくとうZです、これでかくとうタイプのZ技が使えるようになります」

「ありがとうございます!!」

『ピカピカ』

 

 

その時

 

 

ハラとサトシの間を何かが通り過ぎた。

 

 

「今のはカプ・コケコですな……」

 

 

そして、ハラの手にあったかくとうZはデンキZに変わっていたのだ。

 

 

「なんと!?」

「ハラさん、これってデンキZ、前にカプ・コケコに貰ったやつと同じだ」

『ピカピカ』

「面白い、カプ・コケコがここまで挑戦者に興味を持ったのは初めてです、さぁ、サトシ君、デンキZを受け取りなさい」

 

 

サトシはデンキZを受け取ったのである。

 

 

「よっしゃ、デンキZ、ゲットだぜ!!」

『ピッピカチュー!!』

「ククイ博士、先ほどの宴、私が開いてもよろしいですかな?」

「もちろんです、感謝します、島キング」

「あの、ハラさん」

「どうしましたかな、サトシ君」

「その宴、ポケモンスクールの友達も呼んでもいいですか?みんながいなかったら突破できなかったと思うし」

「もちろんです、ぜひ、お呼びしましょう」

「ありがとうございます」

『ピカピカ』

 

 

 

 

 

そして、サトシの大試練突破の宴が開かれていた。

 

 

「やったな、サトシ」

『ガメェス』

「でも、本当にすごいよね、カプ・コケコからデンキZまた貰うなんて」

『カジッカジッ』

「うん、すごい」

『アウッアウッ』

「そんな話聞いたことありません、だから本当にすごいと思います」

「みんなありがとう」

『ピカピカ』

「でも、本当にサトシってすごいのよ」

『テーナ』

「セレナからその話をみんなで聞こうじゃないかっ!!」

「……カキ」

『マチュマチュ』

「え、あ、うん、ありすぎてどれから喋ろうかな」

「それじゃあ、サトシとの出会いは?」

『カジカジ』

「うん、気になる」

『アウッアウッ』

「え」

『テーナ』

 

 

セレナは顔を紅してキャンプでの出来事を話したのだ。

 

 

「「「サトシ、すごい」」です」

「それと……」

 

 

セレナはテレビで見ていたミアレタワーから飛び降りた話や伝説のポケモン等の話をしたのである。

 

 

「「「「「……………」」」」」

「サトシの経験はまるでグランドフォースだな」

「ユキナリの言ってた通りじゃな」

「どうしたんですか?校長」

「実はの、ユキナリは子供の頃に今のサトシ君に会ってるそうじゃ」

「それは……」

「サトシ君には秘密じゃぞ」

 

 

オーキド校長はククイ博士に耳打ちした。

 

 

「そんなことが……」

「わしも子供の頃は信じなかっタマゲタケ、ケンタロス、スイクン」

 

 

…カプ・コケコ、大試練見ててくれてサンキューな、次はスパーキングキガボルト見せてやるぜ…

 

 

サトシはデンキZが嵌まったZリングを見たのだった。

 

TO BE CONTINUED… 




いくらなんでもはらだいこで減ってるからってウルトラダッシュアタックでハリテヤマは無理じゃね、と、思っている笑
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