ポケットモンスター―アムール―   作:中2病人間M

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ヒドイデとコジロウ

キテルグマの巣でロケット団たちはキテルグマの持ってきたきのみを食べていた。

 

 

「本当、キテルグマの持ってくるきのみはおいしいわね」

「本当だな」

『ソーナンス』

『うまいのニャ』

 

 

その時

 

 

『「「!?」」』

 

 

ロケット団の通信機に着信が入ったのだ。

 

 

『本部からだニャ!!』

 

 

着信に応答するとモニターに秘書のマトリが映し出されたのである。

 

 

『アローラ地方での活動報告が少ないようですがどうゆうことでしょうか?』

「私たちの現場には現場の判断があるんですー」

「現場作業が多くて本部への通信が遅れてました」

『そして、これから連絡を入れる予定でしたのニャ』

『なるほど、とのことですよ、サカキ様』

『「「!!」」』

 

 

画面がサカキに変わった。

 

 

『それで成果はどうなのだ?』

『「「……………」」』

『どうした?』

「新しいポケモンを手に入れました、ミミッキュというポケモンです」

『ほぅ、それでこれだけか?』

『あと、このキテルグマってポケモンもいますのニャ』

『サカキ様、こちらがミミッキュとキテルグマのデータになります』

 

 

マトリはサカキにタブレットでミミッキュとキテルグマのデータを見せたのだ。

 

 

『……なるほど、2匹とも強いポケモンのようだな……さて、ロケット団の更なる発展のためお前たちの活躍に期待してるぞ』

『「「はっ!!」」』

 

 

そして、

 

 

『以後、定期連絡をお忘れなく』

 

 

通信は途絶えたのだった。

 

 

「あのオカッパ眼鏡ムカつくわ!!」

『でも、どうするのニャ、ニャーたちがゲットしたのは得たいのしれないミミッキュだけニャ』

「こうなったら新しいポケモンゲットするぞ」

「そうね」

『そうするのニャ』

 

 

 

 

 

サトシたちは課外授業で海岸に来ていたのであ

る。

 

 

「ほら、セレナ」

『ピカピカ』

 

 

サトシはセレナに水をかけた。

 

 

「やったわね、サトシ!!」

 

 

セレナもかけ返し、それに対しサトシがさらにかけ返すが海岸にいたテールナーにかかったのだ。

 

 

『テーナ……』

「テールナー、ごめん!!」

『ピカピカ』

『サトシ、テールナーはほのおタイプ、みずかけちゃだめロト』

「ロトムも来いよ」

『ピカピカ』

『ボクに海水は危険ロト』

「そうでもないぞ、ロトム、お前のボディは防水加工がしてある、みずてっぽうぐらいなら平気だぞ」

『万が一水が入ったらどうするロト、データが壊れるロト』

 

 

その時

 

 

『ロトォ!?』

 

 

マーマネが水鉄砲でロトムに海水をかけたのである。

 

 

「本当だ、防水されてる」

『マチュマチュ』

『酷いロトォ』

「リーリエも行こうよ」

「でも、私にはこの子が」

「安心しろ、リーリエ、このタマゴは俺がまもるを使ったみたいに預かっておく」

 

 

そして、リーリエとマオも海で遊んだ。

 

 

 

 

 

その頃、ロケット団は近くの岩場で釣りをしていたのだ。

 

 

「釣れないな」

『そうだニャ』

「本当ね」

 

 

ムサシはマラサダを出して食べ始めたのである。

 

 

「あ、マラサダ」

『ずるいのニャ』

「私が買ったんだもん」

 

 

その時

 

 

「あっ!!」

 

 

キャモメがムサシのマラサダを奪っていった。

 

 

「あのキャモメにするか?」

『たしかに進化したらライドポケモンにできるのニャ』

「私の大事なマラサダ取るキャモメなんていくらぺリッパーでも嫌です!!」

『ニャ?あれはパルシェンニャ』

「強そうね」

「いや、でも、パルシェンは本部でも普通にゲットできるからなボスは納得しないぞ、たぶん」

 

 

 

 

近くの岩場の裏側でサトシとカキがレースをしていたのだ。

 

 

「同着だな、サトシ」

「ああ」

『ピカピカ』

 

 

その岩場の上にはサニーゴがいたのである。

 

 

「サニーゴだ」

『ピカピカ』

『お任せ、ロト……サニーゴ、さんごポケモン、みず・いわタイプ、頭の枝を狙いヒドイデが追いかけてくると自分で枝をポキリと折って逃げ出すよ』

「痛そうだな」

『ピカピカ』

『サニーゴの枝は生え変わるから平気ロト』

「そういえばロトム、こっちに来ていいのか?」

『カキ、僕が防水加工されてることは確認登録済みロト』

 

 

その時

 

 

『サニー!?』

 

 

サニーゴたちが逃げ出した。

 

 

「サニーゴ!?」

『ピカ!?』

『『ヒドイデェ』』

 

 

ヒドイデたちが岩場に上がってきたのだ。

 

 

「サトシ、ヒドイデだ、近寄ったら危ない、ヒドイデには毒がある」

「えっ!?」

『ピカピカ!?』

『サニーゴたちは枝を折らずに逃げたロト?』

「ロトム、そんなこと言ってる場合じゃないぜ!!」

『ピカピカ!!』

『まつロトォ!?』

 

 

 

 

サトシとカキは急いで海岸に戻ったのである。

 

 

「どうしたの!?サトシ、カキ」

「セレナ、ヒドイデが……」

『ピカピカ……』

「ヒドイデ?」

「どくタイプのポケモンだ」

『カキ、待つロト……ヒドイデ、ひとでなしポケモン、どく・みずタイプ、頭にある毒トゲで獲物をズブリ。弱ったところを10本の触手で捕らえとどめを刺す……危険なポケモンロト』

「サトシ、カキ、大丈夫なの!?」

『テーナ』

「ああ、セレナ、カキが教えてくれたから平気だったぜ」

『ピカピカ』

「すごいね、カキ」

「!!……まぁな……」

「カキ……」

『マチュ……』

 

 

 

 

 

その頃、ニャースの目の前にはミミッキュのボロ布が浮いていた。

 

 

『!?ミミッキュの中身はどこ行ったのニャ!?』

 

 

その時

 

 

『!?』

 

 

ミミッキュの影が水中にいたのだった。

 

 

 

 

「ちょっとニャース、何遊んでのよ!!」

「…………!!いや、溺れてるぞ」

 

 

コジロウがニャースを拾い上げたのだ。

 

 

「ニャース、起きろっ!!」

『………ニャっ!?……ミミッキュが、ミミッキュの中身が大変なのニャ!!』

 

 

そこへ、

 

 

『………』

 

 

ミミッキュが戻ってきたのである。

 

 

「大変なのは中身じゃなくて布ね」

『…………』

 

 

 

 

その後、コジロウはポケモンを探しに泳ぎだした。

 

 

「なんかいいのいないかな?」

 

 

そこへ、

 

 

『サニー』

 

 

サニーゴがコジロウの所へやって来たのだ。

 

 

「サニーゴか、戦力にはならないな」

『サニィ!?』

「ん?」

 

 

サニーゴが突然逃げ出したのである。

 

 

「なんだ?」

 

 

その時

 

 

『ヒィデェ』

「ぐはっ……」

 

 

ヒドイデがコジロウの頭にくっついたのだった。

 

 

 

 

「コジロウ、遅いわね」

『そうだニャ』

『……』

「ミミッキュ、何だって?」

『なんか変なのがいるみたいニャ………!!なんニャあれは!?』

「ポケモン!?」

「……俺だ、なんか変なのに襲われた……」

 

 

ヒドイデが頭にくっついたコジロウが戻ってきた。

 

 

そして、ヒドイデはコジロウから離れたのだ。

 

 

「ゴジロウ、酷い顔ね」

『きっとこのポケモンはどくタイプだニャ』

 

 

その時

 

 

『ヒィデェ!!』

 

 

ヒドイデは酷い顔になったコジロウにくっついてきたのである。

 

 

「なんだ……」

『コジロウが初恋のヒドイデに似てるらしいのニャ』

『ヒィデェ』

『とってもイケメンって言ってるのニャ』

「コジロウのどこがイケメンなのかしらね」

「ムサシ、それは心外だぞ」

 

 

その時

 

 

「あっ!!」

『ピカピカ』

 

 

ポケモンの観察をしに移動していたサトシとセレナがいた。

 

 

『ジャリボーイにジャリガール』

「なんでこんなところにいるんだ!?」

『ヒィデェ』

「お前らこそまたなんか悪いことしに来たのか?」

『ピカピカ』

「してないわよ!!野生のポケモン、ゲットしにきただけよ」

「……サトシ、それじゃいいんじゃないの?」

「セレナ……」

「けど、いいタイミングだからピカチュウを頂くわ、ミミッキュ」

『…………!!』

 

 

ミミッキュはシャドーボールを放ったのだ。

 

 

「エレキボール」

『ピッカ』

 

 

シャドーボールとエレキボールがぶつかり合ったのである。

 

 

「ピカチュウ、10万ボルト」

『ピカァァ!!』

 

 

ピカチュウの10万ボルトがミミッキュに直撃しミミッキュのばけのかわが剥がれた。

 

 

「ミミッキュ、シャドークロー」

『…………』

「アイアンテール」

『ピカァァ』

 

 

シャドークローとアイアンテールがぶつかり合ったのだ。

 

 

「テールナー」

 

 

セレナはモンスターボールからテールナーを出したのである。

 

 

「これじゃ不利だ」

『ヒィデェ』

『ニャに!?ゴジロウ、自分もバトルするって言ってるのにニャ』

「えっ」

『ヒドイデェ』

「えっと……」

『ヒィデェ』

『ヒドイデってポケモンらしいのニャ』

「よし、ヒドイデ、攻撃だ」

『ヒドイデェ』

「テールナー、かえんほうしゃ」

『テーナ!!』

 

 

ヒドイデはとげキャノンを放ち、かえんほうしゃを放とうとしていたテールナーに攻撃した。

 

 

『テーナ!?』

「テールナー!!」

「まずい、ピカチュウ、ヒドイデに10万ボルトだ!!」

『ピ……』

『…………!!』

『ピカァァ!?』

 

 

ピカチュウはミミッキュのシャドークローに攻撃されたのだ。

 

 

「次だ、ヒドイデ!!」

『ヒィデェ』

 

 

ヒドイデはヘドロばくだんを放ちテールナーに直撃させたのである。

 

 

『……テーナ』

「テールナー!?」

『どく状態ロト!?』

「よし、チャンスよ、ミミッ……」

 

 

その時

 

 

『クゥ!!』

 

 

ここにキテルグマが現れた。

 

 

「ちょっと今いいところなのよ!!」

『………!!』

『クゥ!!』

 

 

キテルグマはロケット団を捕まえると走っていったのだ。

 

 

『「「何この感じ~」」』

『………』

『ソーナンス』

『ヒィデェ』

 

「大丈夫か、テールナー」

『ピカピカ』

「どうしよう、サトシ」

「みんなの所に戻ろう」

『ピカピカ』

 

 

 

 

サトシとセレナは海岸に戻りテールナーに毒消しを使いテールナーのどくはなくなったのである。

 

 

『テールナー、状態異常回復確認ロト』

『テーナ』

「よかった、テールナー」

『テーナ』

 

 

その後、サトシたちは海岸で遊び続けたのだった。

 

 

 

 

 

その頃、

 

 

「もう少しで勝てたのに!!」

「それにポケモンもゲットできなかったな」

『ヒィデェ』

「あ、そうだ、ヒドイデ、俺のポケモンになるか?」

『ヒィデェ!!』

 

 

ゴジロウはヒドイデにモンスターボールを投げゲットした。

 

 

『そうニャ、キテルグマが食料とかも持ってきてくれるのニャ、ここをロケット団の基地にするのニャ』

「「それ賛成」」

『クゥ!!』

「よし、出てこい、ヒドイデ」

 

 

コジロウはモンスターボールからヒドイデを出したのだ。

 

 

『ヒィデェ』

 

 

こうしてロケット団にヒドイデが加わったのだった。

 

TO BE CONTINUED… 




コジロウって本当にポケモンに懐かれるよね
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