ポケットモンスター―アムール―   作:中2病人間M

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リーリエとシロン

リーリエがお世話していたタマゴから孵ったのは白い毛並みをもつアローラ地方のロコンだった。

 

 

「生まれたぁ!!」

『ピカピカ』

「かわいいわね」

『テーナ』

「シロン、無事に生まれてきてくれて良かった……」

 

 

リーリエは生まれたロコンに触れようとした。

 

 

しかし、

 

 

「…………わたくし、触れません……」

「えっ!?」

『ピカピカ!?』

「……どうして?」

『アウッ』

「タマゴの時は触れられたのに」

『カジカジ』

「う~ん、まぁ、タマゴと生まれてからじゃだいぶ違うけど……」

『テーナ……』

 

 

その時

 

 

「みんなぁ、これを見てクレッフィ」

 

 

オーキド校長がサトシがカントー地方から持ってきたタマゴを抱えて教室へと大慌てでやって来たのだ。

 

 

「あ、タマゴが……」

『ピカピカ』

「こっちも生まれるの?」

『テーナ』

 

 

そして、タマゴは生まれカントー地方のロコンが生まれたのである。

 

 

「ロコンだ」

『ピカピカ』

『どっちもロコンとは驚きロト』

「同じ日に生まれるなんてめでたいな」

「ククイ君、本当にめでたイーブイ」

「こっちのロコンはよく知ってるロコンだな、それでリーリエのお世話してたロコンはアローラのロコンかな」

『ピカピカ』

『その通りロト、白いロコンは……ロコン、アローラの姿、きつねポケモン、こおりタイプ、暑いときには6本の尻尾で氷のつぶてを作り辺りにばらまいて身体を冷やす……一方、こっちはほのおタイプロト……ロコン、きつねポケモン、ほのおタイプ、口から人魂のような炎を吐き出すのでお化けと見間違える人もいる』

「赤いロコンとは珍しいな」

「カキ、俺はこっちのロコンの方がよく知ってるぜ……よろしくな、ロコン」

『ピカピカ』

『『コン!!』』

 

 

サトシはロコンたちからほのおとこおりの攻撃を受けた。

 

 

「何すんだよ、お前ら……」

『……ピカピカ』

「サトシ、大丈夫?」

『テーナ』

「平気平気」

『ピカピカ』

「所でこのロコンたちはどうするんだ?」

『ピカピカ』

「そのままお前らが育てればいいさ」

「それがいいだローブシン、赤いロコンは私が、白いロコンは君たちにお願いしたイシツブテ」

「それはつまり誰かがゲットするってこと?」

『マチュ』

「誰かは決まってる」

『アウッアウッ』

「うん、リーリエしかいないよ」

『カジカジ』

 

 

みんながリーリエを見たのだ。

 

 

「わたくしが?」

「当然だぜ、リーリエ」

『ピカピカ』

「サトシの言う通りよ、タマゴから大事にお世話したんだから」

『テーナ』

「……」

 

 

リーリエはもう一度ロコンに触ろうとしたのである。

 

 

「………ふぅ、わたくし、触れもしないのに……わたくしのパートナーになってくれますか?」

『コン!!』

「よし、リーリエ、これは生まれたばかりのポケモン用のモンスターボールだ」

 

 

ククイ博士はリーリエにモンスターボールを渡した。

 

 

「ありがとうございます……い、いきます、モンスターボール!!」

 

 

リーリエはモンスターボールを投げるもモンスターボールはサトシの方へと向かっていったのだ。

 

 

「おっと」

 

 

サトシは飛んできたモンスターボールをキャッチするとリーリエに返したのである。

 

 

「ほら、リーリエ」

「すいません、サトシ……それでは今度こそ……モンスターボール!!」

 

 

リーリエが投げたモンスターボールはロコンに当たりロコンはモンスターボールに吸い込まれゲットされた。

 

 

「やったな、リーリエ、ロコン、ゲットだぜ」

『ピカピカ』

「リーリエ、この子なんて呼ぶの?」

『テーナ?』

「え?名前ですか……」

「リーリエ、タマゴの時のシロンでいいんじゃないのか?ロコンとシロン、呼び方も似てるしな」

「ククイ博士……そうですね、それじゃ、出てきてシロン」

 

 

モンスターボールからシロンと名付けられたロコンが出てきたのだ。

 

 

『コン!!』

「ロコン、あなたの名前はシロン、そして、わたくしはリーリエ、よろしくね」

『コン!!』

「……シロン……」

 

 

リーリエはシロンに触れようとするが触れられなかったのである。

 

 

「あー、惜しい」

『マチュ』

「もうちょっと」

『アウッアウゥ』

「……わたくし、こんなんで本当にポケモントレーナーになれるのでしょうか」

 

 

リーリエの目には涙が浮かんでいた。

 

 

「どうすれば皆さんみたいにポケモンと付き合えるのでしょうか……」

「……リーリエ」

『……ピカピカ』

「……わたくしに比べサトシはピカチュウと物凄く仲良しですよね、わたくしもシロンとサトシとピカチュウのようなパートナーになりたいです」

「……なぁ、リーリエ」

「……はい?」

「実はさ、俺とピカチュウって出会ったばかりの頃はめちゃくちゃ仲悪かったんだぜ」

「え?」

「こいつ全然言うこと聞いてくれないし、すぐに俺に電撃食らわすしさ」

『……ピカピカ』

「では、どうして仲良く……」

「そりゃもちろん色々あったぜ、でも、俺はこいつを相棒で友達だと思ってる、もちろん、モクローもロトムも俺の友達だぜ」

『ピカピカ』

『ホゥホゥ』

『理解不能、でも、友達なのは理解できるロト』

「……友達」

 

 

リーリエはシロンを見つめたのだ。

 

 

「……ありがとう、サトシ」

「おう!!」

 

「なるほどユキナリの言っておった通りじゃの」

「何がですか?校長」

「サトシ君には人やポケモンを動かす何かがあるそうじゃ、彼に感化されて成長したトレーナーや心を開いたポケモンは多いそうじゃ」

「確かにあのカプ・コケコですら彼に興味を持ちましたからね」

 

 

 

そして、リーリエは再びシロンに触れようとするが触れられなかったのである。

 

 

 

 

 

放課後、リーリエはシロンのことを知るため迎えの車に乗らずに歩いて帰っていった。

 

 

「さ、行くよ、サトシ、セレナ」

『カジカジ』

「マオ、やっぱ気なるもんな、な、セレナ」

『ピカピカ』

「うん!!……でも、リーリエとシロンはどこへ?」

「「あ」」

『ピカピカ……』

『カジカジ……』

 

 

サトシたちはリーリエたちを見失っていたのだった。

 

 

 

 

 

「シロン、今日はちょっと寄り道ね、おいしいマラサダショップがあるの」

『コン!!』

 

 

…シロンのこともっと知らなきゃ、そして、シロンにも私のこと知ってもらわなきゃ…

 

 

「……あのね、シロン」

『コン?』

「わたくし、小さいときからポケモンが好きなのに触ることができなくて、わたくし自身もどうしていいか分からなくて、でもね、このままじゃいけないと思ってるの、でも、わたくしはあなたのこと大好きよ、シロン」

『コン!!』

「わたくしもサトシとピカチュウみたいにシロンと友達になりたいんです」

『コン!!』

 

 

シロンはリーリエに飛び付くがリーリエは避けてしまったのだ。

 

 

『……コン』

「……ごめんね、シロン」

『コン!!』

「……ありがとう、シロン、さ、マラサダショップに行きましょう」

『コン!!』

 

 

 

 

 

その後、リーリエとシロンはマラサダショップへ向かいリーリエとシロンが入り口から入るのと入れ替りでロケット団たちが出てきたのである。

 

 

「あー、やっぱりパンケーキよりマラサダドーナツよね」

「ムサシのやつ、この前、パンケーキ年間パスポートが貰えなかったのが相当悔しいみたいだな」

『マラサダ買うお金でパンケーキ食べればいいのニャ』

「ニャース、そう言う問題じゃないのよ!!」

『ニャ!?』

 

 

ニャースはムサシに怯え後退りした。

 

 

『………?なんニャ、ムサシ、マラサダ持ち帰って秘密基地でまだ食べるのかニャ』

「俺たちもう食えないぜ」

「あんたたちのじゃないわよ……て、そういや私たちと入れ替りで入っていったのジャリボーイのスクールのジャリガールじゃないかしら?」

 

 

ショップの中ではリーリエとシロンがマラサダを選んでいたのだ。

 

 

「ねね、コジロウ、あれってロコンよね、白いわ、色違い?」

 

 

コジロウは本でロコンの情報を探したのである。

 

 

「えぇと……いや、あれは色違いじゃなくてアローラのロコンだな」

『ならカントーでは珍しいのニャ』

「あれならサカキ様もきっと喜んでくれるはずよ」

 

 

 

 

リーリエはマラサダを何種類か買うとテーブルに置いた。

 

 

「シロン、どれがいいかしら?シロンの好みを知りたいの、シロンのためにポケモンフーズも作りたいから」

『コン!!』

 

 

 

 

 

その後、リーリエとシロンは家の方角へと歩いていたのだ。

 

 

「さぁ、シロン、もうすぐわたくしの……いいえ、わたくしとシロンのお家よ」

『コン!!』

 

 

その時

 

 

「ちょっと待ちなさい、シャレオツ帽子のジャリガール」

「!!貴方たちは……」

『コン?』

「!!貴方たちは……コン?と言われたら」

「聞かせてあげよう我らが名」

花顔柳腰羞月閉花(かがんりょうようしゅうげつへいか)(はかな)きこの世に咲く一輪の悪の華、ムサシ!!」

飛竜乗雲英姿颯爽(ひりゅうじょううんえいしさっそう)、せつなきこの世に一矢(いっし)報いる悪の使徒(しと)、 コジロウ!!」

一蓮托生連帯責任(いちれんたくしょうれんたいせきにん)、親しき仲にも小判輝く悪の星、ニャースでニャース!!』

「「ロケット団 参上!!」」

『なのニャ!!』

『ソ〜ナンス!!』

「悪いがそのロコンは俺たちが頂くぜ」

「えっ!?」

『コン!?』

「ミミッキュ、やっちゃって」

『………』

 

 

ミミッキュはそっぽを向いたのである。

 

 

「ちょっとミミッキュ!?」

『ミミッキュはピカチュウじゃないとやる気が出ないのニャ』

「シロン、今のうちに……」

『コンコン!!』

『待つのニャ!!』

 

 

逃げたリーリエをロケット団は追いかけようとした。

 

 

「シロン、こなゆき」

『コン!!』

 

 

シロンのこなゆきが道を凍らせロケット団は滑って転がったのだ。

 

 

 

 

しかし、その後もリーリエとシロンは追いかけられとうとう少し高い場所にある行き止まりに追い詰められてしまったのである。

 

 

「もう逃がさないわよ」

「出てこい、ヒドイデ」

 

 

コジロウはモンスターボールからヒドイデを出すがヒドイデはコジロウの頭にくっついてきた。

 

 

『ヒドイデェ!!』

「俺じゃない、あっち」

「何やってんのよ、ミミッキュ」

『…………』

「ヒドイデ、ヘドロばくだん」

『ヒドイデ』

「シロン、こなゆき」

『コン!!』

 

 

しかし、シロンのこなゆきは打ち破れシロンは宙に舞い、下の方へと落ちていこうとしたのだ。

 

 

「シロン!!」

 

 

リーリエも咄嗟に飛び降り落ちて行くシロンを抱き締めたのである。

 

 

その時

 

 

「リーリエ!!」

 

 

サトシが飛び込み地面に直撃する寸前のリーリエを抱えクッションとなった。

 

 

「!!サトシ……」

「大丈夫か、リーリエ、シロン」

「あ、ありがとう、サトシ」

『コン』

「大丈夫!?リーリエ」

「セレナ……はい、サトシのおかげでわたくしもシロンも無事です」

「危機一髪、サトシ、すごい」

『カジカジ』

「ロケット団、また、お前らか!!」

『ピカピカ』

『!!………』

「ミミッキュ、やっちゃって」

 

 

ミミッキュはピカチュウの姿を見てすぐにでも攻撃しようと構えていたのだ。

 

 

その時

 

 

「シロン、こなゆき」

『コン!!』

 

 

シロンがこなゆきを放ちロケット団たちを凍らせたのである。

 

 

「すごいじゃん、リーリエ、シロン」

『カジカジ』

「もう、立派なポケモントレーナーよ」

「そうだな、セレナ……よし、ピカチュウ、10万ボル……」

 

 

その時

 

 

『クゥ!!』

 

 

凍りついたロケット団の背後にキテルグマが現れそのままロケット団たちを連れ去ったのだった。

 

 

 

 

『コン!!』

「シロン!!」

 

 

リーリエはシロンを抱き締めた。

 

 

「すごい、リーリエ、ポケモンに触れられてる」

『カジカジ』

「あ!!わたくし、いつの間にかシロンに触れてる……」

『コン!!』

「シロン、わたくし、すごく嬉しいです、シロン、これからもよろしくね」

『コン!!』

「よかったわね、サトシ……サトシ?」

「………え、ああ、ごめん、セレナ」

「何を考えてたの?」

「俺の昔の友達のことだぜ、そいつも昔はポケモンに触れられなかったんだ」

「その友達もポケモンに触れるように頑張ったのね」

「違うぜ、セレナ」

「えっ?」

「今のリーリエみたいにポケモンと友達になっただけだぜ、なっ、ピカチュウ」

『ピカピカ!!』

 

 

 

 

 

その頃、

 

 

「お土産、まぁあんたには世話になってるし、たまにはこうゆうのもいいんじゃないかと思って」

 

 

ムサシは持ち帰ってきたマラサダをキテルグマに渡したのだ。

 

 

『…………キィィィィィィ!!』

 

 

キテルグマは今までよりも格段に強くムサシを抱き締めたのである。

 

 

「息がぁぁ!!」

 

 

 

 

 

次の日、スクールでは、

 

 

「リーリエがポケモンに触れたんだよ」

『カジカジ』

「そうなんだ、良かったね、トゲデマル、これでリーリエとも遊べるね」

『マチュ』

「!?」

 

 

トゲデマルはリーリエの足に抱きつくがリーリエは硬直していた。

 

 

「他のポケモンはダメなんだ」

『アウッアウゥ』

「……でも、わたくし、頑張ります!!」

「おう、頑張れよ、リーリエ」

『ピカピカ』

「そうそう、頑張っリーリエ」

『カジカジ』

「マオ、がんばリーリエって何だ?」

『ピカピカ?』

「……サトシ、私はそんなギャグみたいなこと言ってないよ」

「そうなのか?」

「もう、オーキド校長のギャグじゃないんだから」

『カジカジ』

「でも、がんばリーリエってなんかいいよね」

「そうだ!!セレナの言う通り、がんばリーリエ、いいぞ!!」

「……カキ」

『マチュ』

「はい、わたくし、シロンと共にがんばリーリエ、頑張っていきます」

『コン』

 

 

その時

 

 

『ピカピ!!』

「どうした?ピカチュウ……!!セレナ、タマゴが……」

「!!」

 

 

サトシとセレナが見つけた水色のタマゴが激しく動き出したのだ。

 

 

「もしかしてこの子も生まれるの?」

 

 

セレナは動くタマゴを持ったのである。

 

 

そして、タマゴからポケモンが生まれそのポケモンは目を開きセレナを見た。

 

 

『……ピィ……ピィ……』

「ど、どどどどーしたの!?」

『ピィオネェェ!!』

 

 

タマゴから孵ったポケモンはフィオネだった。

 

 

「フィオネだ」

『ピカピカ』

『ピィオネピィオネ』

「ああ、泣かないで、よしよし」

『……ピィオネ……ピィオネ!!』

 

 

セレナがあやすとフィオネは泣き止んで笑ったのだ。

 

 

「フィオネか、珍しいな、アローラ地方でも少しだが目撃例があるポケモンだ」

『ククイ博士、フィオネの説明は僕がするロト……フィオネ、かいゆうポケモン、みずタイプ、暖かい海に住むポケモン、頭の浮き袋を膨らませて波間を漂いエサを探す……アローラ地方では運がいいと集団で浮いている姿が見れる場合があるロト、けど、近年は数が減少していて非常に珍しいポケモンロト』

「ねぇ、この子どうするのさ?」

『マチュ』

「みずポケモンなんだろ?だったらスイレンに任せるといい………!!(しまった、セレナの見つけたタマゴのポケモン、セレナと言わなければ……)」

「どうしたのさ、カキ」

『マチュ』

「いや、まて、やっぱり、セレ……」

「お願いね、スイレン」

「みずポケモン、任せて」

『アウッアウゥ』

「いや、セレ……」

「カキ、もう遅いと思うよ」

『マチュ』

 

 

フィオネはセレナからスイレンに渡されたのである。

 

 

しかし、

 

 

『ピィ、ピィオネェェ!?』

 

 

フィオネはセレナから離れた途端に泣き出した。

 

 

「どうしたの?泣かない泣かない」

『アウッアウゥ』

「(チャンスだ)フィオネをセレ……」

「そうか!!」

『ピカピ?』

「どうしたの?サトシ」

「フィオネはセレナを初めて見たからセレナをママだと思ってるんだ」

「え……」

「わたくし、本で呼んだことあります、ポケモンの中には生まれて初めて見た者を親だと思い込むポケモンがいると……」

『コン』

『サトシの見解は正しいロト、セレナで泣き止む可能性は90%を越えてるロト』

「セレナ、早くこの子を……」

『アウッアウゥ』

「うん、ありがとう、スイレン」

 

 

セレナはスイレンからフィオネを受け取り抱き抱えたのだ。

 

 

「ほら、フィオネ、よしよし」

『ピィ……ピィオネピィオネ』

 

 

フィオネは泣き止み笑ったのである。

 

 

「ほら、そうだろ」

『ピカピカ』

「すごいね、サトシ」

『ピィオネ』

「それじゃ、その子はセレナが育てたらいいよ」

『カジカジ』

「セレナの所ならククイ博士もいるから安心」

『アウッアウゥ』

 

 

その時

 

 

シロンがフィオネへ近寄っていった。

 

 

『コンコン』

『ピィオネピィオネ』

「シロン、また、お友達が出来ましたね」

『コン』

「シロンとフィオネは生まれたばかり、同級生だね、リーリエ」

「はい……わたくしもセレナもがんばリーリエです」

「私はリーリエじゃないよ」

「そうですね……なんだかこれからククイ博士の家にフィオネがいるとまるでセレナはママでサトシがパパのようですね」

「!!私がママでサトシがパパ……!!」

『ピィオネ?』

「おいおい、それじゃ俺がフィオネのおじいちゃんか、リーリエ」

「いえ、そういう意味では……」

「フッ、だましうちの冗談だ、これからハイパーボイスのように騒がしくなりそうだな」

「………………セレナがママでサトシがパパ……」

「カキ、正気を保って」

『マチュ』

 

 

こうしてリーリエはシロン、セレナはフィオネと言う新しい仲間が増えたのだった。

 

TO BE CONTINUED…




アニメだとこのはで落ちるリーリエのクッションしてたけどサトシがクッションした方がめちゃくちゃかっこいいし、サンムーンサトシのイメージを粉砕できる、xyサトシなら絶対そうした、因みにサトシがリーリエとシロン見て思い出したのはれっくうの訪問者に出てきたキャラクターです、名前忘れた、プラスルとマイナンと仲良くなった少年。

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