ここはポケモンスクール、教室に生徒たちがいた。
「アシマリ、バルーン」
『アウッアウッ!!』
アシマリはバルーンを作るも破裂したのだ。
「トゲデマル、チャージプログラム、ラン!!」
『マチュ』
トゲデマルは回し車で回り始めマーマネの電球が光ったのだった。
「マオ、貴方が作ったポケモンフーズにこのきのみを足したらもっと栄養バランスがよいものになると思います」
「ありがとう、リーリエ、さっそく作ってみるね」
「はい!!」
『カジッカジッ』
「ひゃっ!?」
リーリエはマオのアマカジに驚いてしまったのである。
「惜しいな、知識はあるのに触れないなんて」
『カジッカジッ』
「触れます!!結論としてはわたくしがその気にさえなれば!!」
そこへ、
「アローラ」
カキが教室へ入ってきた。
「アローラ、今日も配達の仕事?」
『マチュ』
「ああ、ウラウラ島へ」
「ずいぶん遠いね」
『マチュマチュ』
「俺のリザードンならひとっ飛だ」
そこへ、
「みんなアローラ」
ククイ博士とサトシが教室へ入ってきたのだ。
「アローラ!!」
『ピカピカ!!』
「今日からサトシもこのポケモンスクールの一員だ、わからないことがあったら皆教えてやってくれ」
「俺の夢はポケモンマスター、みんなよろしくな!!」
『ピカピカ!!』
マオはサトシが入ってきたのが嬉しいようだった。
その後、
「……そのZリング、どこで手に入れた、島めぐりで試練を突破した訳じゃないだろ」
「ああ、カプ・コケコに貰ったんだぜ」
「カプ・コケコ……あの後また会ったのか」
「ああ、カプ・コケコの声が聞こえて、行ったらそこにカプ・コケコがいてこのリングを貰ったんだぜ」
「!!……カプ・コケコ……いったい、Zリングをどこから」
「本で読んだことがあります、カプ・コケコは守り神と言っても気まぐれで島の人を助けるばかりではなく、イタズラをしたり罰を与えたり、また、ごく稀に気に入った相手には不思議な贈り物をすることもあると」
「じゃサトシはカプ・コケコに気に入られたってこと!!」
『カジッカジッ』
「カキのそれは島めぐりで手に入れたんだよね」
『マチュ』
「ああ、そうだ」
「なぁ、これで俺もZ技をカキみたいに使えるのかな?」
「Z技を甘く見るな!!」
「え?」
「Z技はトレーナーとポケモンの心がひとつになって初めて使えるようになる」
「……絆ってことだな」
「……そうだ」
「カキ、俺はこのZリングを大事にする、よくわからないけど今はこれでいいか?」
「……フッ、いいだろう」
「……10万ボルトとかえんほうしゃのぶつかり合いか、いいねぇ~」
そして、
「さて、そろそろポケモンサイエンスの時間だ、今日の講師はオーキド校長だ」
その後、オーキド校長により講義が始まったのである。
今回はナッシーを対象としたリージョンフォームに関する講義だった。
「おいでイワンコ」
『アンアン』
サトシはククイ博士と夕食のアローラプレートを食べ、イワンコと遊んでいた。
「ほぅ、イワンコが首の石を擦り付けるのは仲間同士の挨拶なんだ、よっぽどお前たちのことを気に入ったんだな」
「そうなのかイワンコ?」
『アンアン!!』
「みんな、博士からオッケー出たよ」
マオの両親の店、アイナ食堂にてサトシのクラスメートが集まっていたのだ。
「計画通り明日よろしく~!!」
『カジッカジッ』
翌日、サトシが校門を通り抜けたのである。
その時
「アローラサプライズ!!」
『カジッカジッ』
クラッカー音と共にみんながサトシを向かえた。
「今日はね、サトシのサプライズ歓迎会を開こうと思うの」
『カジッカジッ』
「サプライズ?」
「今のはサプライズのひとつだ」
『ガメェス』
「サトシ、僕のトゲデマルと勝負だ!!」
『マチュマチュ』
サトシはサプライズとしてマーマネと風船割り対決をすることになったのだ。
しかし、ピカチュウが10万ボルトを使用するとトゲデマルはひらいしんで10万ボルトを吸収し風船を割ってしまったのである。
「マーマネの勝ち~」
『カジッカジッ』
「やった!!」
『マチュ!!』
「負けたぁ」
次はスイレンとランニングとスイミングを合わせた競技だったが泳ぎに入った途端アシマリに抜かれてしまった。
「スイレンの勝ち~」
「早いなアシマリ」
『ピカァァ』
そして、次はカキとライドポケモンのレースだった。
「賑やかだねぇ」
「サトシのサプライズ歓迎会をやってるんです」
「それはイーブイ、ブイゼル、ゼルネアス」
「友情のクロスチョップは何よりきゅうしょに効きますからね」
「ところでククイ博士は参加しなくていいのかね?」
「しますよ、次は僕のサプライズなんです」
「なるほどねぇ」
ライドポケモン対決は接戦でカキの勝利に終わったのだ。
「サトシ、次は俺のサプライズだ、俺とのポケモンバトルだ!!」
「よっしゃー、やったぜ!!」
『ピカピカ!! 』
「その前にアイナ食堂看板娘、マオが腕に振るった料理でランチタイムだよ~」
『カジッカジッ』
「!!ランチッ、やったぜ」
『ピカピカ!!』
「お待たせ~」
『カジッカジッ』
マオの作った料理がテーブルに並べられたのである。
「うまい!!」
『ピカピカッ!!』
「アイナ食堂はおいしくて大人気なんだよ」
『マチュマチュ』
「へぇ」
『ピカピカ』
その時
『カプコーッコォ!!』
「!!今のって……」
サトシが身を乗り出すとサトシの目の前にカプ・コケコが現れた。
「!!」
「メレメレ島の守り神、カプ・コケコ、私、初めて見ました」
その時
カプ・コケコはサトシの帽子を取って去ってしまったのだ。
「俺の帽子!!」
『ピカピ!!』
カプ・コケコを追いかけ森の中へと入りカプ・コケコに追い付くとカプ・コケコは帽子をサトシに返すと構えたのである。
「バトルしようってのか」
「……5番目のサプライズはカプ・コケコか」
「私、本で読んだことがあります、カプ・コケコはとても好奇心旺盛で古くから島の人にポケモンバトルやアローラ相撲を挑んでいたと」
「わかったぜ、カプ・コケコ、いくぜ、ピカチュウ!!」
『ピッカ!!』
カプ・コケコのエレキメーカーによりエレキフィールドが展開された。
「サトシ、エレキフィールドの中では電気技の威力が上がるはずです」
「本当か、リーリエ……よし、俺たちにしてはラッキーだ、ピカチュウ、10万ボルト」
『ピカァァ!!』
カプ・コケコに10万ボルトが直撃するもカプ・コケコには殆ど効いてなかったのだ。
そして、カプ・コケコの攻撃を何度か受けたのである。
「ピカチュウ!!アイアンテール」
『ピッカ!!』
カプ・コケコはアイアンテールを避けるとサトシに接近した。
「うわっ!?」
カプ・コケコはサトシのデンキZに触れたのだ。
「使えって言うのか……よし、ピカチュウ!!」
『ピカァァ!!』
サトシのZリングのデンキZが輝いたのである。
そして、
「これが俺たちの全力だ!!」
『ピカァァ!!』
「あれはでんきタイプのZ技、スパーキングギガボルト!!」
『ガメェ』
Z技【スパーキングギガボルト】
ピカチュウのZ技がカプ・コケコに直撃しカプ・コケコの周囲の大地が吹き飛んでいた。
そして、カプ・コケコはこの場から去ったのだった。
「……カプ・コケコ」
『ピカピカ』
「サトシ……Zクリスタル、砕け散ったようだな」
『ガメェス』
「あ、そうか」
『ピカァ』
「まだ、Z技を使うにはまだ早いということだ、島めぐりで試練も達成してないしな」
『ガメェス』
「……俺、島めぐりに挑戦する、島めぐりで試練を達成してZクリスタルを手に入れて今度こそちゃんとZ技を出せるようにするぜ!!」
『ピカピカ!!』
「なるほどね」
『カジッカジッ』
「いいですね、サトシ、私、応援します」
「私たちも応援する」
『アウッアウッ』
「でんきタイプには詳しいんだよね、僕とトゲデマル」
『マチュ!!』
「なぁ、カキ」
『ピカ』
「ほらほら」
『カジッカジッ』
「わかった、協力する、Zリングを持ってるのは俺だけだからな」
『ガメェス』
「ありがとう、みんな、俺、頑張るぜ!!」
『ピカピカ』
「サトシ、プレゼントだ」
「これは?」
「ポケモン図鑑さ」
「!!ポケモン図鑑」
その図鑑は変わった形をしていたのだ。
「フィニッシュ!!」
『テーナ』
「……どうですか、エルさん」
「うん、すごいすごい、コンテストの成果が出てるね」
「ありがとうございます……なに読んでるんですか?」
「……観光の本、ホウエンのお土産とか買わなきゃ」
「そっちの本は?」
「次行く地方のやつ、でも、セレナには見せない~」
「どうしてですか!?」
「秘密~、て、セレナさ、ホウエンも次のいく所も暑いし違うもっと軽い洋服にしたら」
「う、う~ん」
「どうした?あー、そのリボン外したくないのね」
「えっ!?」
「ごめん、移動中のセレナの寝言『サトシ、大切にするね』って聞いちゃった」
「ええ!?」
「アクセサリーっぽくすれば平気だよ」
「……そうですね」
「うん、あっ、もう時間だ、行こうか」
「はい!!」
TO BE CONTINUED…
アローラ~、やっぱリーリエはポニテがいいな