ポケットモンスター―アムール―   作:中2病人間M

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ロトム図鑑

「あっついね、セレナ」

「はい、薄着で正解ですね」

「あ、リボン、鞄に結んだんだ、それに可愛い帽子だね」

「はい……………………」

「どうしたの?」

 

 

セレナの先にはカントーから来た飛行機があった。

 

 

「カントー……か」

「彼、カントー出身なんだっけ?」

「はい」

 

 

そこへ、

 

 

「アローラ、ようこそ、アローラ地方メレメレ島へ」

「えっと」

「セレナ、この方はメレメレ島の島キングのハラさんよ」

「島キング?」

「はっはは、他の地方からいらした方には馴染みもありませんな、まぁ、他の地方で言うなればジムリーダーといった所ですかな」

「ジムリーダー!?」

「おお、ジムはご存知ですかな?」

「はい、前に旅してた友達が大好きで」

「で、その友達をセレナが大好きで」

「エルさん!?」

「はっはは、正に青春ですな」

「ハラさん」

「何でしょうかな、エルさん」

「ククイ博士は?」

「家かポケモンスクールですかな、いや、失敬、最近ポケモンスクールに入学した生徒の事で忙しいようで出迎えにはこれず、が、しっかりとイベントの方の準備をしております、ゆくゆくは他の島でもイベントをと掛け合っている所です」

「それはありがとうございます」

「いやいや、お安い御用ですな」

「エルさんはその、ククイ博士とは知り合いで?」

「うん、アローラ地方にトライポカロンを広めるのもククイ博士を通してお願いしたの」

「はっはは、彼は新しいものが好きですからな、ささ、メレメレ島をご案内しますよ」

 

 

セレナはエルはハラと共に空港内へと入っていったのだった。

 

 

そして、

 

 

「ついに来たわね、アローラ地方」

「ああ」

『やっと着いたのニャ』

 

 

セレナが見ていたカントーの飛行機からあの3人組が出てきたのだ。

 

 

 

 

 

数日前、その3人組、ムサシ、コジロウ、ニャースの前ではロケット団のボスであるサカキがいたのである。

 

 

「アローラ地方には珍しいポケモンがたくさん生息している」

 

 

ニャースはサカキの膝にいるペルシアンに敵対心を燃やしていた。

 

 

「今すぐアローラ地方へ飛び、まだ見ぬポケモンをゲットするのだ!!我がロケット団の野望のために」

「「『ラジャー!!』」」

 

 

 

 

 

ロケット団がアローラに到着したその頃、サトシはククイ博士から変わった形のポケモン図鑑を貰ったのだ。

 

 

「さてと、図鑑を起動させるには……」

 

 

ククイ博士とサトシは研究室へと向かったのである。

 

 

ククイ博士がキーボードを操作すると部屋の電気がおかしくなるなどの障害が起こったのである。

 

 

そして、

 

 

『ロットォォ!!』

 

 

コンセントからロトムが飛び出した。

 

 

「ロトムだ」

『ピカピカ』

「あとはロトムが図鑑に入るのを待つだけだ」

『ロトォ!!』

 

 

飛び出して来たロトムは図鑑を視認し図鑑の中へと飛び込んだのだ。

 

 

「図鑑が」

『ピカ』

 

 

そして、図鑑が起動しロトムの顔が図鑑に映し出されたのである。

 

 

「図鑑にロトムが!?」

『ピカピカ!?』

『言語選択、完了』

「喋った!!」

『ピカァ!!』

『ロトム図鑑、起動プログラム中』

 

 

そのロトム図鑑はサトシを認識した。

 

 

『アローラ、ユーザーサトシ、よロトしく』

「よろしくな、ロトム!!」

『ピカピカ!!』

「ロトム、サトシのことをしっかりサポートしてくれよ」

『おまかせロト!!』

 

 

その後、サトシはロトム図鑑にピカチュウの説明を聞かせてもらうことになったのだ。

 

 

『ピカチュウ、ねずみポケモン、でんきタイプ、ピチューの進化系、電気を溜める性質。時々思い切り放電しないとストレスを感じる……ストレス、ためちゃまずいロト、発散するロト』

 

 

ロトムがピカチュウを激しく触るとやはり電撃を食らったのだった。

 

 

『ストレス感じてたロトかぁ!?』

 

 

 

 

 

サトシはその後ロトム図鑑を連れてポケモンスクールへと向かったのである。

 

 

「マオよ、よろしくね、ロトム」

「ねぇねぇ君のプログラム解析させてよ」

『お、おことわりロトォォ!?』

 

 

 

 

その後、授業としてフィールドワークを行うことになった。

 

 

 

 

 

その頃、ロケット団はポケモンをゲットしようと森の中を歩いていたのだ。

 

 

『しかし、ニャーとソーナンスでバトルしないといけないニャんて』

「文句言わないの、パンプジンもマーイーカも本部に預けて来ちゃったんだから」

『ソーナンッス!!』

「ソーナンスは本部がお断りだったな」

『ソーナンス』

『ニャーたちがイッシュ地方に行ってる間にさんざん好き勝手やったみたいだしニャ』

 

 

 

 

 

ロケット団がアローラに来る前、

 

 

「パンプジン、ソーナンス、任務だから本部に残ってね」

『パンプジン!!』

『ソーナンス』

「マーイーカもな」

『マーイーカ……』

「平気だって任務終わったらまた来るからさ、ほら、俺やムサシのポケモンもいるからさ」

『マーイッカ!!』

 

 

そこへ、

 

 

「ムサシ、コジロウ」

 

 

そこへ現れたのはボス、サカキの秘書のマトリだった。

 

 

「そのソーナンスはアローラへの同行を許可します」

「「『え』」」

「そのソーナンスが以前ここにいたとき勝手にボールから出る、食堂の食事を荒らす等の苦情が出ているので本部への預かりは禁止します」

 

 

 

 

 

ということがありソーナンスはアローラまで来ていたのである。

 

 

「ソーナンスだけは本部に預けられないわね」

「そうだな」

『だニャ』

 

 

その時

 

 

近くの草むらが揺れて何かが飛び出した。

 

 

「「『ピカチュウ!?』」」

「………ちょっとまった、あれ、ピカチュウじゃない、布だ、ピカチュウみたいな布を被った何かだ」

『………………』

『『!?!?』』

「どうしたんだ?」

「あいつなんて言ってるの?」

『あいつの言ってることは聞かない方がいいニャ』

『ソソソソーナンス』

「まぁいいわ、アローラ初のゲットはあの子にしましょう!!ニャース、みだれひっかき」

 

 

ムサシがニャースを偽ピカチュウに投げるがみだれひっかきは効かなかったのだ。

 

 

『布でピカチュウの真似して中身を見せるニャ!!』

 

 

ニャースは偽ピカチュウの布を上げて中を見たのである。

 

 

その時

 

 

ニャースは表情がひきつり倒れてしまった。

 

 

 

 

 

その後、

 

 

「「しっかりしろニャース!!」」

 

 

ムサシとコジロウがニャースにバケツの水をかけて何とか目覚めさせたのだ。

 

 

『ニャ!?ムサシ、コジロウ、連れ戻してくれてありがとうニャャャ』

 

 

その時

 

 

「この辺で野生のポケモンに会いそうな気がするな」

『ピカピカ』

 

 

『あれはジャリボーイとピカチュウニャ!?』

「ちょうどいいわ、あのピカチュウゲットしてアローラ初のサカキ様への献上物にするのよ!!」

「しかし、なんでジャリボーイがここに?」

 

 

そして、偽ピカチュウとサトシたちが対面したのである。

 

 

「お、いたいた」

『ピカァ』

「あれはミミッキュです、前に本で読んだことがあります、タイプはたしか……」

『まつロト、ポケモンの説明はボクにおまかせロト……ミミッキュ、ばけのかわポケモン、ゴースト・フェアリータイプ、正体不明。ボロ布の中身を見たとある学者は恐怖のあまりショック死した』

 

 

『!?ショック死しないでよかったニャ……』

 

 

「ボロ布?あのピカチュウみたいなのか?よし、ミミッキュをゲットするぜ、いくぜ、ピカチュウ、アイアンテール!!」

『ピッカ!!』

 

 

ピカチュウはミミッキュにアイアンテールで攻撃したがミミッキュの姿がグニャりと変形しただけでダメージを受けた様子はなかった。

 

 

その後、ミミッキュの反撃を複数回受けたピカチュウは地面に転がったのだ。

 

 

「ピカチュウ、接近戦は危険だ、エレキボール!!」

『ピッカ!!』

 

 

ピカチュウのエレキボールをミミッキュは受けたのである。

 

 

「よし、ピカチュウ……」

 

 

その時

 

 

「「ちょっと待ちな!!」」

「なんだお前らは!!」

「なんだお前らは!!と言われたら」

「聞かせてあげよう我らが名」

花顔柳腰羞月閉花(かがんりょうようしゅうげつへいか)(はかな)きこの世に咲く一輪の悪の華、ムサシ!!」

飛竜乗雲英姿颯爽(ひりゅうじょううんえいしさっそう)、せつなきこの世に一矢(いっし)報いる悪の使徒(しと)、 コジロウ!!」

一蓮托生連帯責任(いちれんたくしょうれんたいせきにん)、親しき仲にも小判輝く悪の星、ニャースでニャース!!』

「「ロケット団 参上!!」」

『なのニャ!!』

『ソ〜ナンス!!』

『人の言葉を話すニャースロト!!』

 

 

ロトム図鑑はニャースを写真におさめまくった。

 

 

『やめるニャ、うっとおしいニャ!!』

「ロケット団!!」

『ピカピカ!!』

「サトシ、知り合いなのですか?」

「ああ、リーリエ、みんな、あいつらは人のポケモンを奪ったりする悪の組織だぜ」

『ピカピカ!!』

「人のポケモンとったら泥棒なんだぞ!!」

『マチュマチュ!!』

「ロケット団、アローラ地方に来てまで何をするつもりだ!!」

『ピカピカ!!』

「ここで会ったが100年目よ!!」

『ピカチュウ、おミャーの強さはよく知ってるが今日は真剣勝負、負けないニャ!!』

「ピカチュウ、エレキボール!!」

『ピッカ!!』

『ニャに!?』

 

 

その時

 

 

ピカチュウのエレキボールがシャドーボールで打ち消されたのだ。

 

 

何故か、ミミッキュがニャースを助けたのだった。

 

 

『ミミッキュ、助かったのニャ……』

『…………』

『ニャに!?ミミッキュがニャーたちに手を貸すって言ってるニャ』

『…………………』

『!!ミミッキュはピカチュウを憎んでるらしいニャ、ミミッキュは好き好んでこの姿ではなくこの姿こそが憎しみの象徴らしいのニャ』

「……と、とにかくミミッキュ、なんでもいいから技を出すのよ」

 

 

その時

 

 

「「え」」

 

 

ロケット団のふたりは突如現れたキテルグマに捕まれて連れていかれたのであった。

 

 

そして、それを追いかけニャースとソーナンスはミミッキュを抱えてこの場を去ったのである。

 

 

「よし、次のポケモン探しに行くぞ!!」

『ピカピカ!!』

『この森でやせいのポケモンにであうカクリツ96.5%ロト!!』

 

 

サトシたちはポケモンを探しに奥へと進むのだった。

 

TO BE CONTINUED…




ようやく、3話までできました、さぁ、セレナもアローラにやって来たのでますます楽しみです。
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