「オーキド校長、トライポカロンのイベントがショッピングモールにて開催されることが正式に決定しましたよ」
「ほぅ~、それは楽しみだネッコアラ」
「アローラには常に新しい物が必要ですから」
「うんうん、その通りだねぇ~、おっと、もうこんな時間だ、後は頼むヨーギラス」
「はい」
オーキド校長が去ると同時にククイ博士のスマホにエルから着信が入った。
「もしもし、ククイです」
『ククイ博士、ご無沙汰しております』
「エルさん、空港に行けなくて申し訳ない」
『いえいえ~、それよりイベントの準備はどうですか?』
「もちろん、予定通りショッピングモールにて開催しますよ」
『それはよかったです』
「このイベントには来賓で各島の島キングや島クイーンの方々も招待します、もちろん都合が合えばの話ですが、けど、このイベントでトライポカロンを広めればエルさんの希望通りアローラでのトライポカロン開催も夢じゃないですよ」
『……ククイ博士に相談してよかったです』
「それはどうも、もし実現すればエルさんとセレナさんにはトライポカロンに出場するパフォーマーたちの目標的存在になっていただこうと思います」
『………私はいいですけど、セレナはきっとアローラのトライポカロンに出たがると思いますよ』
「そう……なのか」
『こんなのどうです、3つのしまでトライポカロンをそれぞれ定期的に開催して最後の島で3つの島で優勝経験のあるパフォーマーによるトライポカロンを行うっていうのは?』
「なるほど、まるで島めぐりのようでいいねぇ……とりあえず、ハラさんに相談しときます、ハラさんはトライポカロンに関して結構ノリノリですから」
『本当ですか!!ありがとうございます』
「はい、では、また後ほど」
そして、ククイ博士はスマホを白衣にしまったのだった。
ここはメレメレ島の市場、そこでひねこポケモンのニャビーは市場のおばあさんからきのみを貰っていたのだ。
その時
「おやおや、ツツケラの群れだ、今年ももうそんな時期が来たんだねぇ」
市場の空に現れたツツケラの群は市場のきのみなどを持っていっておりその様子をニャビーは心配そうに見ていたのである。
「いいんだよ、彼らが来るのはこの時期だけなんだから、ニャビーちゃん、自然の恵みは生きとし生けるものみんなで分かち合う、それがアローラ地方で生きるものの掟さ、だからあんたもお腹が空いた時は遠慮なくここに来るんだよ」
ツツケラたちがきのみを手に入れる中で群に紛れるくさばねポケモン、モクローは風鈴を手に入れていたのであった。
サトシは引き続き森でポケモンを探しアゴジムシをゲットしようとしていた。
『アゴジムシ、ようちゅうポケモン、むしタイプ、丈夫な顎で樹木を削り樹液をすする。普段は地面の中で暮らす」
「ピカチュウ、10万ボルト!!」
『ピカァァ!!』
ピカチュウの10万ボルトがアゴジムシに直撃したのだ。
「よし、モンスターボール!!」
サトシはアゴジムシにモンスターボールを投げるもあともう少しの所でボールから出て来てしまい、アゴジムシは穴に潜ってしまったのである。
「ピカチュウ、穴から出てきた所をでんこうせっかだ」
『ピカァァ!!』
しかし、穴から出てきたアゴジムシにリーリエが驚き、そして、ピカチュウはアゴジムシの糸に足をとられ攻撃されアゴジムシは逃げピカチュウはダメージを受けてしまった。
負傷したピカチュウの治療のためサトシはマオと共にポケモンセンターへ向かうことになったのだ。
キテルグマの巣穴に連れていかれたロケット団はミミッキュをゲットしようとムサシがモンスターボールを投げるも全て弾かれてしまったのである。
「ちょっとミミッキュ、あんたのほうから手を貸すって言ったんだからゲットされなさいよ!!」
『弱らせてないからゲットは難しいニャ』
「あんたたちじゃ、あのキテルグマに対抗できないからあのミミッキュ、ゲットしようとしてるんでしょ!!」
その時
「ん?これは……」
ムサシはコジロウの手からゴージャスボールを奪い取った。
「いいじゃない、これでミミッキュを」
「まってくれ、それはカロスのボール工場からこっそり持ち出したおれのコレクションなんだ!!」
「コレクション?モンスターボールは使ってこそ価値があるのよ!!」
ムサシはミミッキュにゴージャスボールを投げてそのゴージャスボールでミミッキュをゲットすることができたのだ。
しかし、
『キテルグマがご飯のじかんだって言ってるニャ!?』
ロケット団たちはキテルグマに喰われると思ったのである。
その時
「なにこれ!?あまぁい、おいしい!!」
キテルグマはロケット団にミツハニーのハニーミツを食べさせていたのであった。
サトシはマオの案内でポケモンセンターへやって来た。
「メレメレ島、ポケモンセンターへようこそ」
アローラ地方のポケモンセンターではしあわせポケモンのハピナスがジョーイの助手をしていたのだ。
『ポケモンセンターはポケモンの体力や状態異常の回復、治療を行うとこロト』
ロトムはカメラをジョーイに向けたのである。
『ジョーイさん、アップデート』
「なぁロトム、あのポケモンは?」
『お任せロト……キュワワー、はなつみポケモン、フェアリータイプ、栄養満点のツルに花をくっつける。花は活性化し香しいアロマが漂いだす』
キュワワーは持っていた花をサトシの首にかけた。
「本当だ、いい香りだぜ」
『ピカピカ』
「サトシ、ハピナスももってこいだよ」
『正しい見解ロト……ハピナス、しあわせポケモン、ノーマルタイプ、幸せがつまっていると言われるハピナスのタマゴを食べればどんな凶暴なポケモンも穏やかに』
「暴れん坊なポケモンがいても安心だぜ」
『ピカピカ』
その後、ピカチュウの回復をカフェエリアで待っていたのだ。
その時
「ピカチュウはすっかり元気になりましたよ」
『ハピハピ~』
ピカチュウは完全回復し戻ってきたのである。
『ピカピ!!』
「よかったな、ピカチュウ!!」
『テストするロト』
ロトムはピカチュウを激しく触った。
『ピカァァ!!』
『やっぱストレス溜まってるロトかぁ!?』
ロトム及びサトシはピカチュウの電撃を食らってしまったのだった。
その頃、市場できのみを手に入れたツツケラ、ケララッパたちは群の首領であるドデカバシの元へきのみを届けていたのだ。
ドデカバシは満足そうな表情をしていたがモクローの風鈴を見て呆れた表情になっていたのである。
そして、モクローはケララッパにどやされてきのみを探しに再び飛び立つのだった。
そして、次の日。
「今日こそ絶対ポケモンをゲットしてやるぜ!!」
『ピカピカ!!』
『ポケモンスクール裏の森、ただいまポケモン出現率89パーセント』
「いいかも、私がアマカジに会ったのもそこなんだ」
『カジカジ~』
その時
『ホゥゥ!!』
何かのポケモンがアマカジ目掛けて突撃してきた。
『カジ~!!』
しかし、アマカジはそれをガードしそのポケモンをふっ飛ばしたのだ。
「あのポケモンは?」
『モクロー、くさばねポケモン、くさ・ひこうタイプ、一切音を立てず滑走し敵に急接近。気づかぬ間に強烈な蹴りを浴びせる』
『ホゥ!!』
モクローは再びアマカジに突撃するも再びふっ飛ばされたのである。
『敵にしっかり気づかれてるうえに強烈な蹴りを浴びせるどころか逆に強烈な攻撃を浴びてるロト』
「まぁ、アマカジは慣れてるから……」
「え?」
『ピカ?』
「アマカジはね」
『まつロト、アマカジの説明は僕がするロト……アマカジ、フルーツポケモン、くさタイプ、人が食べるには甘すぎるがアマカジの汗を水とワルトほどよい甘さのジュースになる……これなら他にもフルーツと間違える鳥ポケモンも多いロトね』
「あいつ腹へってんのかな?」
そして、モクローは再び突撃しアマカジにふっ飛ばされ力尽きた。
「危ない!!」
落下してくるところをサトシにキャッチされモクローは気を失ったのであった。
「大丈夫か?」
モクローは目が覚めると近くにあったフルーツを食べ始めたのだ。
『食べるスピード、量ともに驚異的レベルロト』
「なぁモクロー、お前の事ゲットしてもいいか?」
しかし、モクローはマオの置いたフルーツを掴むと飛び去ってしまったのである。
『ゲットするロト?』
「ああ!!行くぞ」
サトシたちは飛び去ったモクローを追いかけたのだった。
「よし、大丈夫だ」
ロケット団はキテルグマのいないうちに巣穴から脱出しようとしていた。
「ミミッキュの入ったゴージャスボールはちゃんと持ったし」
『お腹もいっぱいでキテルグマさまさまだニャ』
その時
『なんニャ!?』
ツツケラたちの群れが現れキテルグマの巣穴のきのみをとっていったのだ。
「あいつら!!」
『キテルグマの集めた食料を』
「取り返すわよ!!一宿一飯の恩義、ここで無視したらまっとうな悪の道に反するってぇのよ」
「お、おう……」
『さすがムサシだニャ』
「いた、あそこだ!!」
サトシたちがモクローへ追い付くとそこにはドデカバシを首領とするツツケラの群がいたのである。
『ホゥゥ!!』
モクローはサトシの方へやって来てサトシのリュックに入り込んだ。
『僕の出番ロト……ツツケラ、きつつきポケモン、ノーマル・ひこうタイプ、秒速16連打で木を突き穴をほる。開けた穴は餌を仕う貯蔵庫や巣に使う……ケララッパ、ラッパぐちポケモン、ノーマル・ひこうタイプ、ツツケラの進化形、クチバシに喰ったきのみのタネを溜め込む。敵や獲物に出会うと一気に発車する……ドデカバシ、おおづつポケモン、ノーマル・ひこうタイプ、ケララッパの進化形、クチバシを発熱させ戦う。その温度は100度を優に超え突かれるだけで大火傷』
ロトムはドデカバシのくちばしに触れたのだ。
『あれ?ちっともあつくないロト、説明と違うロト』
ドデカバシのくちばしの温度はどんどん上昇したのである。
『ロトォォ!?』
「お前、こんなにたくさん仲間がいたんだな」
『ホゥ』
その時
網がとんできてツツケラたちが捕まった。
「なんだ!?」
「なんだ!?と言われたら」
「聞かせてあげよう我らが名」
「
「
『
「「ロケット団 参上!!」」
『なのニャ!!』
『ソ〜ナンス!!』
「あんたたちこの前の!!」
「ロケット団、ツツケラたちを離せ!!」
「そうはいかないわ、こいつらはキテルグマの食料、盗ったんだもの、そして、 ピカチュウも一緒にサカキ様へプレゼントするのよ」
ムサシはゴージャスボールを取り出したのだ。
「ミミッキュ、お願い!!」
ムサシはゴージャスボールからミミッキュを出したのである。
「ミミッキュ、なんでもいいからやっつけちゃって!!」
『…………!!』
ミミッキュはシャドーボールを放った。
「ピカチュウ、エレキボール!!」
『ピカァァ!!』
「モクロー、今だ、仲間を助けろ!!」
『ホゥ!!』
モクローはミミッキュとピカチュウが戦ってる隙にツツケラたちの網に蹴りを入れて破ったのだ。
『あの網をひと蹴りで破ったロト!!』
「あいつらいつの間に」
『ツツケラたちが逃げたのニャ』
「ピカチュウ、アイアンテール!!」
『ピカァァ!!』
ピカチュウのアイアンテールはミミッキュに直撃するもミミッキュのとくせい、ばけのかわによりダメージを与えられなかったのである。
「ミミッキュ、もう1度攻撃!!」
『…………!!』
『ミミッキュのじゃれつくニャ!!』
今度はミミッキュはじゃれつくでピカチュウを攻撃した。
「とどめよ!!」
『…………!!』
ミミッキュはシャドークローでピカチュウにとどめをさそうとしたのだ。
その時
『ホゥ!!』
モクローがこのはでミミッキュを錯乱させピカチュウを救出したのである。
「ピカチュウ、大丈夫か?」
『ピカ!!』
「よし、10万ボルトだ!!」
ピカチュウの10万ボルトがミミッキュに直撃した。
『ホゥ!!』
そして、モクローはドデカバシとケララッパの網も破ったのであった。
『……………!!』
ミミッキュはシャドーボールを構えたのだ。
その時
ミミッキュを含め突如現れたキテルグマにロケット団が回収されたのである。
「ねぇちょっと!!私たち一宿一飯の恩義の為に頑張ってるんだから!!」
しかし、そのままロケット団はキテルグマに連れていかれてしまったのであった。
『「「なにこの感じ~」」』
『…………』
モクローはツツケラたちから誉めちぎられていた。
「モクロー!!」
『!!ホゥゥ~』
モクローはサトシの肩にとまったのだ。
「ありがとうな、お前のおかげでみんな助かったよ 」
『ホゥゥ』
サトシはモクローを降ろしたのである。
「じゃあな、帰るぞ」
『モクローをゲットするんじゃなかったロト?』
「いやさ、モクローにはあんなにたくさん仲間がいる、あいつらみんな家族なんだろ……ならいいんだぜ」
『ピカピ』
「本当にいいの、サトシ?」
「……ああ」
『理解不能理解不能』
サトシはモクローの元を去るもドデカバシの後押しを受けたモクローはサトシを追いかけサトシの肩にとまった。
「モクロー?お前、もしかして……」
『ホゥゥ!!』
「サンキューな……モクロー」
『ホゥゥ』
「行くぞ、モクロー、モンスターボールだ!!」
そして、サトシはモクローをゲットしたのだ。
「モクロー、ゲットだぜ!!」
『ピッピカピ!!』
『こ、こんなゲットありロトォォ!?』
「まぁ、サトシらしいね」
「モクロー、出て来い!!」
モンスターボールから出てきたモクローはサトシのリュックに入ったのである。
「お前、俺のリュックが気に入ったのか?」
『ホゥゥ』
『リュックが好きなモクローも存在する、情報アップデートロト』
サトシは仲間のためなら驚異的なパワーを発揮するポケモン、モクローをゲットしたのだった。
TO BE CONTINUED…
さてと、次回は遂に遂に遂にぃぃ!?てか、アニメでセレナ特別編ってやんないのかな?