ポケットモンスター―アムール―   作:中2病人間M

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アシマリとスイレン

「ククイ博士、お先に行ってきます!!」

『ピカピカ』

「おう、気を付けてな」

「はい、行ってくるぜ、イワンコ」

 

 

サトシはイワンコのあごを撫でた。

 

 

『アンアン!!』

『イワンコはアゴを撫でられると快感を覚える、データアップデート完了ロト』

「ロトム、といって間にしんそくの速度でサトシは行っちゃったぞ」

『なんと!?』

 

 

ロトムは走って行くサトシを追いかけたのだった。

 

 

 

 

サトシが暫く歩いていると海辺にスイレンとアシマリがいたのだ。

 

 

「お、スイレン……スイレン、アシマリ、アローラ!!」

『ピカーカ!!』

「あ、サトシ、ピカチュウ、アローラ」

『アウッアウッ』

「先行ってるぜ!!」

『ピカピカ』

「うん、後でね」

『アウッアウッ』

「さぁ、アシマリ、続きしようか」

『アウッアウッ!!』

 

 

 

 

「みんな、アローラ!!」

『ピカーカ!!』

「「「「アローラ」」」」

 

 

 

 

そして、スイレンとアシマリ、その後、ククイ博士が入ってきてホームルームが始まったのである。

 

 

「みんなに知らせておく、明日の課外授業は海のポケモン達との触れ合いがテーマだ、海のポケモンと触れ合う切り札、それは釣り竿だ!!」

 

 

ロケット団は教室の様子を望遠鏡で覗いていた。

 

 

「ジャリボーイがスクールボーイ」

「意外よね、いつもは一ヵ所に留まらないのに」

『それに勉強なんてガラじゃないのニャ』

 

 

その時

 

 

「アローラ、キミたち何だねフシギダネ!!」

『!!どうもどうもニャ』

「俺たち 通りすがりの……」

「かわいい観光客ですぅ」

『ソーナンッス!!』

「いつでも入学歓迎だよ!!」

 

 

 

 

「さて、海といえばスイレンだ、明日はスイレンに特別講師を頼んでいる」

「はい、頑張ります……海のポケモン、好きだし」

「そう言えばスイレン、初めて会ったときも釣りしてたもんな」

『ピカピカ』

「うん」

「サトシ、スイレンは釣りの達人だから」

「釣りだとポケモンに触ることになるけど大丈夫?リーリエ」

「問題ありません、秘密兵器を用意していますから」

「なら安心だね、リーリエ」

『アウッアウッ』

 

 

アシマリはジャンプしリーリエの膝に乗っかったのだ。

 

 

「!?」

「おっと!!気をつけてくれよ、アシマリ」

「あわわ、ごめん、リーリエ!?………ほら、アシマリもごめんなさいだよ」

『アウッ……』

「い、いいんですよ……」

「じゃあみんな、明日は釣り竿を忘れないように」

 

 

そう言いながらククイ博士は教室を出ていったのであった。

 

 

「釣り竿?俺、持ってない!!」

「貸してあげる、うちいっぱいあるから」

「本当か!!サンキューな、スイレン」

『ピカピカ』

「うん」

 

 

そこへ、ククイ博士が教室へ戻ってきたのである。

 

 

「忘れてた、明日の放課後、ショッピングモールでイベントがあるんだ、きっと面白いからみんなきてくれな」

「博士、どんなイベントなんですか」

『ピカピカ』

「それは来てからのお楽しみだぜ」

 

 

 

 

 

放課後、サトシはスイレンに釣り竿を借りるためスイレンの家に向かっていた。

 

 

「あの、ちょっといい?」

「ん?」

 

 

スイレンとサトシは砂浜で寄り道をすることになったのだ。

 

 

『アシマリ、アシカポケモン、みずタイプ、水のバルーンを操る。大きなバルーンを作るためコツコツ練習を繰り返す』

「バルーン?そうか、今朝も練習してたもんな」

『ピカピカ』

「うん、ここ、私とアシマリの場所、会ったの、ここで」

 

 

 

 

…あの時アシマリ、いじめられてた…

 

 

スイレンの回想でアシマリは数名のスカル団に砂をかけられていたのである。

 

 

その様子を見たスイレンはライドポケモンのラプラスにれいとうビームを放たせスカル団を氷付けにした。

 

 

「これに捕まって!!」

 

 

スイレンは釣り竿のルアーを投げてアシマリを救出しポケモンセンターへ連れていったのだ。

 

 

…アシマリ、消耗してた、私、思ったの、人間のこと嫌いにならないでって、だから、私決めたの、この子をパートナーに…

 

 

 

 

「よかったな、スイレンと会えて、バルーンの練習頑張れよ」

『ピカピカ』

『アウッアウッ』

「上手くできるようになったらサトシも入れてあげる、バルーンに、夢があるの、大きなバルーンの中に私が入って海の中どこまでも、どこまでも」

「いいな、それ、俺もやりたいぜ!!」

『でもアシマリは通常小さなバルーンしか作れないロト』

「そんなのやってみなきゃ分かんないだろ、スイレンとアシマリなら出来る!!」

『極めて非論理的な理屈ロト』

「さぁ、アシマリ、バルーンの練習続けよう!!」

『アウッアウッ!!』

 

そして、アシマリは巨大なバルーンを作り出したのである。

 

 

『なんと、膨張率通常のバルーンの150%ロト』

 

 

さらにバルーンは大きくなった。

 

 

『250%ロト』

 

 

しかし、バルーンは破裂しサトシたちは水浸しになったのであった。

 

 

 

 

その後、サトシはスイレンの家の前までやってきたのだ。

 

 

「ここだよ」

「お、ラプラスだ、ライドポケモンかぁ」

「サトシと初めて会ったときも乗ってた子だよ」

「そうか、ラプラス、明日はよろしくな」

 

 

サトシはラプラスに近づきラプラスを撫でたのである。

 

 

『ラプゥ~』

「ラプラス、気持ち良さそう、サトシ、ラプラスに慣れてるみたい」

「ああ、ラプラスは前にゲットしたことがあるんだぜ、それでそのラプラスに乗ってオレンジ諸島を旅したんだ」

「楽しそう」

「ああ」

 

 

「ライドポケモンかぁ」

「あれは欲しいわ」

『海に囲まれたアローラ地方での作戦行動にはラプラスみたいなライドポケモンが必要ニャ!!』

「なるほど、いいわね」

『名付けてライドポケモン部隊だニャ!!』

 

 

「だだいま~」

「お邪魔します」

 

 

そこへ、スイレンそっくりな女の子たちが出てきた。

 

 

「「おかえり~、ぎょぎょぎょ!!」」

「え?」

『ピカピカ?』

「紹介するね、ホウとスイ……」

 

 

ホウとスイはピカチュウを捕まえて奥へと行ってしまったのだ。

 

 

「……双子の妹……」

 

 

奥ではピカチュウがホウとスイに遊ばれていたのである。

 

 

「ホウ、スイ、ピカチュウ、困ってる!!」

「これ、ピカチュウ?」

「本で見たことある」

「本物、すごかわ~」

『ピカチュウはアローラ地方では人気ポケモンロト』

「良かったな、ピカチュウ」

『ピィィカ……』

「「この人、お姉ちゃんのボーイフレンド?」」

「ち、ちがぁぁう!!」

「「ほんとのほんとのほんとにぃぃ?」」

「ほんとのほんとのほんとに!!」

 

 

その時

 

 

『ピィカァチュゥゥ!!』

 

 

ピカチュウは耐え切れず電撃を放ってしまったのだった。

 

 

「やっちゃったな」

『ピィカ……』

 

 

 

 

「好きなの持ってって」

「ああ、サンキューな、マサラタウンから持ってくれば良かったかな、今度は送ってもらうよ」

「なくても貸してあげるよ」

「ありがとう」

 

 

 

 

次の日、

 

 

「これで釣りもライドポケモンも問題なく参加できます」

 

 

リーリエはまるで宇宙服のような格好をしていた。

 

 

「それじゃここからはスイレンが先生だ」

「がんばれ、スイレン!!」

「しっかりな」

 

 

マオとカキの応援でスイレンの緊張は少し収まったのだ。

 

 

「み、みんな、釣り竿は持ってますね?」

 

 

スイレンは全員が釣り竿を持っていることを確認したのである。

 

 

「では、ライドポケモンに乗ってください、今日はラプラスの他にホエルコにも来てもらってます」

 

 

 

 

 

そして、サトシたちはライドポケモンに乗り釣りのポイントまで移動した。

 

 

「海のポケモンには浅いところで暮らすもの、深いところで暮らすもの色々いるの、この場所、両方のポケモンが交わる不思議ポイント、ここならカイオーガだって釣れちゃう」

「カイオーガ!?」

『ピカピカ』

「スイレン、もう男子たち信じちゃってるよ」

「てへっ」

 

 

マオはスイレンのジョークを軽く止めたのだ。

 

 

「カイオーガかぁ、また会いたいな」

「……まて、その言い方だとサトシはカイオーガに会ったことあるのか?」

「ああカキ、あるぜ、何回か」

「なんだと……」

「よし、とにかくすごいの釣るぞ!!」

『ピカピカ』

「釣りのコツは浮きに反応があったらそのタイミングで……!!一気に巻き上げる!!」

 

 

スイレンはママンボウを釣り上げたのである。

 

 

「ママンボウ!!」

『ピカピカ』

「釣れたらポケモンフーズで仲良くなってスキンシップ」

 

 

スイレンは次々とポケモンを釣り上げた。

 

 

「さすが海のスイレン!!」

『ピカピカ』

 

 

そして、サトシの所にもヒットが来るもタイミングが早すぎて逃げられてしまったのだ。

 

 

『タイミングが早すぎロト』

 

 

逆にマオはタイミングが遅すぎて逃げられてしまったのである。

 

 

『タイミングが遅すぎロト』

「「いちいちうるさい!!」」

 

 

 

 

その後、暫く釣りをするもスイレン以外にこれといった反応はなかった。

 

 

「カキ、釣れないね~」

「マオ、勘違いするな、俺はほのおタイプの使い手、みずタイプとは相性がよくないのさ」

「そう言えばさショッピングモールのイベントって何だろうね」

「マーマネ、たしかカロス地方のイベントらしい」

「もしかしてミアレシティのイベントかな?」

「ん?」

「ミアレシティのシトロンって人がすごい発明家なんだよねぇ、その人のイベントだといいのに」

「さぁな」

 

 

途中、何故かピカチュウがコイキングを釣り上げたのだ。

 

 

そして、リーリエにもヒットがきたのである。

 

 

「きました!!」

 

 

リーリエが巻き上げるとなんとミロカロスが釣り上げられた。

 

 

「ミロカロス!!」

『ピカピカ』

「やるね、リーリエ」

「マオ、これはどうしたら?あわわわっ!!」

「リーリエ、落ち着いて」

「待ってろ、今そっちへ行く!!」

『ピカピカ』

 

 

サトシはライドポケモンから飛びリーリエの所へ行こうとするも海から出てきたミロカロスに激突して落ちてしまったのだ。

 

 

そして、リーリエの糸が切れてミロカロスは逃げてしまったのだった。

 

 

 

 

「みんな、休憩にしようぜ!!」

 

 

休憩のためサトシたちは小島へ降りたのである。

 

 

「休憩は15分だ」

 

 

その時

 

 

ライドポケモンたちが網に捕らえられた。

 

 

『「「アローラ、生徒諸君!!」」』

「なんだ!?」

『ピカ!?』

「なんだ!?ピカ!?と言われたら」

「聞かせてあげよう我らが名」

花顔柳腰羞月閉花(かがんりょうようしゅうげつへいか)(はかな)きこの世に咲く一輪の悪の華、ムサシ!!」

飛竜乗雲英姿颯爽(ひりゅうじょううんえいしさっそう)、せつなきこの世に一矢(いっし)報いる悪の使徒(しと)、 コジロウ!!」

一蓮托生連帯責任(いちれんたくしょうれんたいせきにん)、親しき仲にも小判輝く悪の星、ニャースでニャース!!』

「「ロケット団 参上!!」」

『なのニャ!!』

『ソ〜ナンス!!』

「ロケット団!!」

『ピカピカ!!』

『こいつらはロケット団ライドポケモン部隊に任命だニャ!!』

「撤収だ」

 

 

ロケット団はニャース気球でこの場を離れようとしたのだ。

 

 

「ストップ、なんかおまけいない?」

「本当だ、なんかちっちゃいのいるわね」

『ライドポケモン以外のザコはいらないのニャ』

「ザコ………」

「ロトム、動くなよ!!」

『ロト?』

「ピカチュウ、アイアンテール」

『ピッカ』

 

 

ピカチュウはロトムを踏み台にしてアイアンテールで網を破ったのである。

 

 

しかし、下には岩がありこのままではライドポケモンたちが岩にぶつかってしまいそうになった。

 

 

「アシマリ、私たちで!!」

『アウッアウッ!!』

 

 

アシマリは巨大なバルーンを作り出したのだ。

 

 

『驚くべき現象を確認ロト!!』

「バルーン、発射!!」

 

 

アシマリのバルーンがクッションになりライドポケモンたちは岩にぶつからずにすんだのである。

 

 

「なんて事を!!」

「ライドポケモン部隊だったのよ!!」

「許さない……あんた達」

「うるさいわね、いけ、ミミッキュ、シャドーボール!!」

「バルーン!!」

 

 

アシマリのバルーンにシャドーボールが跳ね返されニャース気球が破裂した。

 

 

サトシはリュックからモクローを出したのだ。

 

 

「モクロー、このは!!」

『ホゥ!!』

 

 

そして、モクローのこのはでニャース気球は破壊されたのであった。

 

 

ロケット団が落ちるなかキテルグマが水中を走りロケット団を回収し連れ去ったのである。

 

 

『水上を走るキテルグマ……データ、アップデータロト』

「アシマリ、かっこよかったぞ」

 

 

ククイ博士はアシマリの頭を撫でた。

 

 

「今日のMVPだな」

「ええ、カキの言う通りですね」

『理解不能、理解不能、膨張率昨日のバルーンの1000%ロト』

「スイレンとアシマリならできるって言ったろ?」

『ピカピカ』

「スイレンのポケモンたちを助けたいという思いがアシマリの殻を破ることになったんだ、最高じゃないか!!」

「ククイ先生、ありがとう、良かったね、アシマリ」

『アウッアウッ』

「スイレン、さっきのバルーン、もういっぺんやってみて」

 

 

マオの言葉でアシマリはもう一度バルーンを作りその中にサトシが入るが破裂してしまったのだ。

 

 

「完成にはまだまだ訓練が必要そうだな」

『ピカピカ』

「うん!!」

『アウッアウッ』

 

 

 

 

 

課外授業終了後、サトシたちは一旦ポケモンスクールに戻ってきたのである。

 

 

「みんな、ちゃんと釣り竿洗っておけよ」

「なぁ、スイレン、いつ返しにいけばいいかな?」

「それじゃ、ショッピングモールのイベントが終わってからにしよう」

「わかった」

「そうだ、もう始まるから行くやつは急いでくれ」

「行こう、サトシ」

「あ、俺、荷物教室だった、ごめん、みんな先に行っててくれ」

 

 

そして、サトシは教室に戻っていったのだった。

 

 

 

 

 

「セレナさん、まもなくスタンバイです」

「はい」

 

 

外では、

 

 

「お集まりの皆様、本日はありがとうございます、ここ、アローラ地方にて初となるトライポカロンのイベントです、では、オープニングとしてパフォーマーセレナによるパフォーマンスを行います、楽しんでいってください!!」

 

 

 

 

 

「急げっ、ピカチュウ、ロトム」

『ピカピカ』

『サトシが悪いロト』

「ごめんって」

 

 

 

 

そして、サトシがショッピングモールに着いた。

 

 

「お、来たか、サトシ」

「ククイ博士、すいません、遅くなって……」

『ピカァ』

『マップ案内しても間違えるなんて理解不能ロト』

「サトシ、オープニング終わっちゃったよ~、一足遅かったね」

『カジカジ』

「なんだぁ~」

「でも、まだ、次のがありますから」

「本当か、リーリエ」

「はい!!」

「さっきのすごかったね、カキ」

『マチュ』

「カキ……?」

「………」

「もしかしてさっきの子に惚れたの?」

『マチュ?』

「!!ばっ、バカを言うな」

「所でなんのイベント?」

『ピカピカ?』

「ああ、カロス地方のトライポカロンのイベントだぜ」

「トライポカロン!?」

「知ってるようだな、サトシ」

「はい…‥」

「皆さん!!続いてはカロスクイーンであるエルさんによるトライポカロンの講義の時間です」

 

 

そして、ステージにエルが出てきたのだ。

 

 

「!!エルさん……」

『ピカピカ』

 

 

そして、エルはトライポカロンに関する色々なことを講義していたのである。

 

 

「それでね……あ……」

 

 

しかし、エルは途中でサトシの存在に気がついた。

 

 

…やっと、来たのね…

 

 

「どうかしました、エルさん」

「ええ、知っている方がいらしたので……ちょっといいですか?」

 

 

エルはステージを降りるとサトシに近寄ったのだ。

 

 

「サトシ君だよね」

「え……はい……なんで俺のこと?」

『ピカピカ』

「セレナから聞いてるよ」

「セレナから……」

「今回は来てないけど……連れてくれば良かったなぁ」

「セレナはホウエンで頑張ってますから!!」

「そっか……きて」

「え、ちょっとエルさん」

『ピカピカ』

 

 

エルはサトシをステージまで連れていったのである。

 

 

「ごめんなさい、皆さん、実はこの人、サトシ君っていいます、えっと、このサトシ君はカロス地方のミアレシティで行われたカロスリーグで準優勝したトレーナーです」

『驚きロトォォ!?』

「ほぅ、やるじゃないか」

「すごいね、サトシ」

『カジカジ』

「どうしたのさ、カキ」

『マチュ』

「……なんでもない」

「うん、すごい」

『アウッアウッ』

「それは本当にすごいです、ポケモンリーグといえばその地方で各ジムリーダー8人に勝利しないと出場資格が得られない大会のはずです」

「さてと……セレナ呼んできて」

 

 

エルは近くのスタッフに近より小声でそう言った。

 

 

「サトシ君もさ、たまにはセレナに連絡してあげてね」

「え」

「サトシ君に連絡すると甘えちゃいそうなんだって」

「……そうですね」

「うん………あ、あっちにイベルタル!!」

「イベルタル!?」

『ピカピカ!?』

 

 

サトシはエルの指す方を向いたのだ。

 

 

その時

 

 

「!!………サトシ………」

「え……」

 

 

サトシが振り向くとステージにセレナがいたのである。

 

 

「……セレナ」

「どうして……」

「実は一緒に来てたの…‥セレナ、運命だって言ったでしょ」

「エルさん!?」

「思う存分気持ちをぶつけなさい」

「……セレナ」

「サトシ!?」

「久しぶり、ホウエンはどうだった?」

「うん……すごい勉強になったよ」

「そっか、アローラに来てるなら連絡くれれば良かったのに」

「だって、私だって知らなかったし……知ってたら……知ってたら……サトシ!!」

 

 

セレナは走り出しサトシに飛び付いた。

 

 

「おっ!!」

「会いたかった……サトシ、ずっとずっと」

「それは俺も一緒だぜ」

 

 

「なにぃ!?」

「どうしたのさ、カキ……やっぱり惚れてるでしょ」

『マチュ』

「サトシ………」

「ダメだこりゃ…」

『マチュ……』

 

 

 

 

 

イベント終了後。

 

 

「え、入学ですか?」

「うん、そうだよ」

「でも、トライポカロンのイベントの方は?」

「それは心配ご無用、すでに話が進んでて今回のイベントが評判よかったし正式にアローラでトライポカロンが開催されそうなの」

「……へぇ」

「セレナは出る方、お願いね」

「え」

「その方がセレナのためだし、それにどうせいるんだったら勉強した方がいいよ、だからポケモンスクールに入学して勉強してパフォーマンスの練習してさ」

「でも、私、学校通うお金が」

「それについては心配ない、ポケモンスクールの学費免除申請があってセレナなら免除になると思うぜ」

「ククイ博士……」

「でも、ククイ博士、滞在場所がないですよね」

「ああ、そうだな、泊まる場所がないからセレナには俺の家に来てもらう」

「え、博士の家ですか?」

「ああ、そうだ、ひとりもふたりも変わらないしな」

「ふたり?」

「サトシも一緒だぜ」

「え!?」

「よかったね、セレナ」

「……エルさん」

 

 

こうして、セレナはポケモンスクールに入学しククイ博士の家にサトシとともに住むこととなったのだった。

 

 

 

 

 

「どうしたのさ、カキ」

『マチュ』

「サトシ……何故だぁ!!」

「ダメだこりゃ……」

『マチュ……』

 

TO BE CONTINUED…




サトシって3回カイオーガに会ってるんですよね、アニメとマナフィとフーパですごかないですか?そして、遂にセレナとサトシが再会です、さてさてどうしてやろうかな……ニヒヒヒ
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