ポケットモンスター―アムール―   作:中2病人間M

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リーリエと白いタマゴ

「テールナー、かえんほうしゃ!!」

『テーナ!!』

「ヤンチャム、ニンフィア!!」

『ヤンチャ!!』

『フィア!!』

 

 

スクールの休み時間、セレナはパフォーマンスの練習をしていた。

 

 

「さすがださすがすぎる!!」

「カキ、何をそんなに興奮してるのさ……」

『マチュ』

「いいぞ、セレナ!!」

『ピカッ!!』

『マチュ!!』

「トゲデマル?」

 

 

セレナのパフォーマンスに興奮したのかトゲデマルが転がり始めたのだ。

 

 

「うわぁぁぁ!?」

「リーリエ!!」

『ピカァッ!?』

 

 

トゲデマルがリーリエに直撃しそうになってマオが助けトゲデマルはピカチュウに激突したのである。

 

 

『マチュマチュ!!』

『……ピィカ』

「大丈夫、リーリエ?」

「ありがとう、マオ……」

「そうか、リーリエは……」

『ピカピカ……』

「触れます、論理的結論としてわたくしがその気になれば……」

「……でも、このスクールに来てから一度も触れてない」

『アウッ……』

「あっ……」

「大丈夫よ、リーリエ、ゆっくり慣れていきましょう」

『テーナ』

『ヤンチャ』

『フィア』

「そうだ、その通りだ!!俺はセレナの意見に熱く同意するぜ!!」

「あ、ありがとう、カキ」

「カキ、熱すぎると嫌われると思うんだけどな」

『マチュ』

「なにっ!?」

「ダメだ、こりゃ……」

『マチュ……』

 

 

そこへ、教室からククイ博士が顔を出した。

 

 

「みんな、次はオーキド校長の特別授業だ」

「特別授業?」

『ピカピカ?』

 

 

 

一行は特別授業を受けるため校長室へ向かったのだ。

 

 

「おぉ!!待ってタマンタ、マンタイン!!さて、今日は私の特別授業ダンゴロ」

 

 

机の上にあった2つのカプセルをオーキド校長が開けるとそれぞれ白と赤のタマゴがあったのである。

 

 

「お、タマゴが2つ、こっちは俺がカントーでオーキド博士から預かったタマゴだ」

『ピカピカ』

「その通り、こっち()のタマゴがサトシ君がカントーから持ってきたタマゴ、で、こっち()が先日ララキナマウンテンで見つかったタマゴ」

「何のタマゴか解析は済んでるんですか?」

『マチュ』

「それは生まれるまでのお楽しミニリュウ、さて、1つは私が育てもう1つはキミ達がというのはどうかな?」

「私たちがですか?」

『テーナ』

「これも大切な授業だ、ポケモンをタマゴから育てるのも勉強になるからな」

「タマゴのお世話をすればいいということですね」

「そうだ、タマゴを毎日観察するんだ、簡単だろ?」

「そうそうソーナンス!!愛情も忘れずにね、じゃあ、まずは好きなタマゴを選んでくれ」

「どっちがいいかなぁ?」

『ピカピカ』

「迷うね」

『アウッアウッ』

「本当ね」

『テーナ』

「ね、リーリエはどっちがいいと思う?」

『カジカジ』

「え……えぇと私的にはこっち」

 

 

リーリエは白のタマゴを指差した。

 

 

「リーリエ、どうしてそっちにしたの?」

『テーナ』

「ほら、ここの模様がお花みたいで可愛いから」

「本当だ」

『カジカジ』

「そんな理由?」

『マチュ』

「いいじゃない、マーマネ」

『テーナ』

「そうだけどさ……」

『マチュ』

「じゃあ、この子に決まり!!」

『カジカジ』

「どんなポケモンだろうな」

『ピカピカ』

「さぁな、強いやつだと面白い」

「私はかわいい子だといいなぁ……」

『テーナ』

「やっぱりかわいいやつがいいかもな……」

「……カキ」

『マチュ……』

「タマゴから孵ったら遊ぼうね」

『アウッ!!』

『ピーカ!!』

『カジカジ』

『マチュ!!』

『テーナ』

「では、これにて私の特別授業はおしまい、みんな、よろしくコダック、ゴルダック!!」

「「「「「「「はいっ!!」」」」」」」

 

 

 

その後、教室にて、

 

 

「お、ちょっと温かい!!」

『ピカピカ』

 

 

みんな、サトシに続いてタマゴに触れたのだ。

 

 

「ねぇ、リーリエも触ってみない?」

『カジカジ』

「えっ、私は……」

「そうよ、リーリエ、ポケモンはダメでもタマゴなら動かないし触れるかもよ」

『テーナ』

「……そうですね、わたくし触ってみます」

 

 

リーリエはゆっくりとタマゴに手を伸ばすもタマゴはリーリエが触れる直前に揺れたのである。

 

 

「うわぁぁぁ!!」

「揺れた」

『ピカ』

「元気な証拠」

『アウッアウッ』

「余計なこと言っちゃってごめんなさい、リーリエ」

『テーナ』

「い、いいんですよ」

「所でさどうなってるのかなタマゴの中、ロトム、スキャンしてみてよ」

『マチュ』

『そんな機能はないロト』

「ねぇ、夜どうする?」

『アウッ』

「置いてくわけにはいかないよな」

『ピカ』

「誰かが家に連れて帰るしかないな」

「だったら俺が!!」

『ピカピカ』

「ねぇ、リーリエがいいと思うな!!」

『テーナ』

「わたくし?」

「うん、タマゴの世話をすることでちょっとずつポケモンに慣れていけばいいと思うの」

『テーナ』

「大丈夫かな~」

『マチュ』

「え、えぇと、わたくしは……」

 

 

リーリエは少し悩み、そして、

 

 

「やってみます!!私だってポケモンスクールの生徒です、できます」

 

 

リーリエはタマゴ係りになったのだった。

 

 

そして、その様子を見ているポケモンがいた。

 

 

『ヤーモォ!!』

 

 

 

 

その後、タマゴに触れられないリーリエためマオがリーリエの家まで付き添う予定だったのだがマオがお店を手伝わなければならないためサトシとセレナが代わりに行くことになったのだ。

 

 

「ところでリーリエの家ってどこなんだ?」

「少し遠いのですが迎えが来ますから」

「迎え?」

『テーナ』

 

 

そこへ、1台のリムジンが到着したのである。

 

 

「リーリエお嬢様、お迎えに参りました」

「すっげぇ……」

『ピカァ……』

「リーリエのおうちって……」

『テーナ……』

 

 

 

 

そして、リーリエの家はサトシとセレナの予想を遥かに越える敷地と大きさだった。

 

 

「いらっしゃいませ、当屋敷の執事をしておりますジェイムズと申します」

「ただいま!!こちらはクラスメイトのサトシ君とセレナさん、それにパートナーのピカチュウとテールナー、それにロトム図鑑よ」

「「こんにちわ」」

『ピカッ!!』

『テーナ』

『よロトしく』

「大変申し訳ないのですがポケモンのピカチュウ様とテールナー様は中庭にてお待ち頂けますでしょうか」

「えっ?」

『ピカッ?』

「いいのよジェイムズ、今日は私のために来てくれたのだから」

「さようですこざいますか、では、こちらへどうぞ」

 

 

サトシたちがお屋敷へ入るとリムジンの下にへばりつくポケモンが顔を出した。

 

 

『ヤーモォ……』

 

 

 

 

「うわっ、広っ!!」

『ピカッ!!』

「すごい……」

『テーナ』

「先程は失礼致しました、普段はお屋敷にポケモンを入れていないものですので」

「わたくしが驚いてしまうから……」

「そうゆことか」

『ピカピカ』

「でも、離れた所から観察できるように中庭にポケモンの遊び場を作ってもらったんです」

「少し経てば野生のポケモンたちが集まってくると思いますよ」

「本当ですか!?みたいな、ピカチュウ」

『ピカッ!!』

「では、後程ご案内致します」

「やったぜ!!!」

『ピカピカ!!』

「良かったわね、サトシ」

『テーナ』

「おう!!」

 

 

 

 

「ここが私のお部屋です」

「リーリエ、タマゴはどこに置こうかしら?」

『テーナ』

「……そうですね、でしたらあちらのソファーに……あっ、もっと柔らかい方がいいかしら……たしか、あの本にタマゴに関することが……」

 

 

リーリエは本を読み、そして、ソファーにクッションをたくさん並べたのだ。

 

 

「こんな感じでどうでしょう?」

 

 

サトシはそこにタマゴを置いたのである。

 

 

「どうだ、気持いいか?」

 

 

サトシの声に反応しタマゴは揺れた。

 

 

「リーリエ、気に入ったって」

『テーナ』

「良かったです」

 

 

その時

 

 

「ん?」

「どうしましたか?サトシ」

 

 

サトシはソファーの横に飾ってあった写真に気がついたのだ。

 

 

「このポケモン抱いてる女の子ってもしかしてリーリエ?」

「はい、幼少の頃の私です」

 

 

その写真にはリーリエの他に男の子とリーリエの母親だろうか、女性が一緒に映っていたのである。

 

 

「じゃ、昔はポケモンに触れたんだ?」

『ピカピカ』

「ちょっとサトシ……」

『テーナ』

「あ、ごめん」

「いいんですよ……」

「そうです、リーリエお嬢様は幼い頃からポケモンがお好きでよく一緒に遊んでおられました」

「どういうこと?」

「それが……わからないのです」

「わからないって?」

『ピカピカ』

「何と申しましょうか、ある時奥さまと別のお屋敷に移られたことがありまして、そのお屋敷から帰って来てからです、リーリエお嬢様がポケモンに触れることができなくなったのは」

「じゃ、一緒に写ってるのって」

『ピカピカ』

「奥様とお坊ちゃまです、奥様は今もそちらでお仕事されています」

「そして、わたくしの兄は別の場所に」

 

 

そこへ、

 

 

「失礼致します、ロズレイティーとお菓子をお持ちしました」

「お菓子!!」

『ピカピカ』

「ありがとうございます」

『テーナ』

「好きなだけ食べてください」

「よしっ、いただきます!!」

『ピカァ!!』

 

 

サトシとピカチュウは物凄い勢いでお菓子を食べた。

 

 

「サトシ……」

『テーナ…』

「見事な食べっぷりですな…」

「……そうですね」

「そうだ、リーリエ、ちょっと練習してみない?」

「練習……ですか?」

「ああ!!ポケモン触れるようにさ」

「私にできますかね」

「平気だって、昔さ、リーリエみたいにポケモンに触れない友達がいたんだけど今じゃプラスル、マイナン仲良くやってるからさ」

『ピカピカ!!』

「それに大丈夫、ピカチュウは絶対に動かないから、ピカチュウを信じて思いきって触ってみるんだ」

『ピカッ!!』

「……はい、私やってみます」

 

 

そして、リーリエはピカチュウに触れようと手を伸ばしたのだ。

 

 

『…………ピカッ!!』

 

 

しかし、ピカチュウは伸びてくるリーリエの手に頭を着けたのである。

 

 

「うわぁぁぁ!?」

「ピカチュウ、動いたらダメだって」

「じゃあ、次はテールナーよ」

『テーナ!!』

「はい……」

 

 

今度はテールナーに手を伸ばした。

 

 

しかし、

 

 

『テナッ!?』

 

 

テールナーはくしゃみをし軽く火の粉が出たのだ。

 

 

「うわぁぁぁ!?」

「ごめんなさい、リーリエ!!」

『テーナ……』

「い、いいんですよ」

「こうなったらとっておきだ、ロトム」

『はいロト~』

「いいか?そいつはロトムじゃない、ただのポケモン図鑑だ」

『ロト?』

「こ、これはポケモン図鑑、これはポケモン図鑑……」

『違うロト、ロトム図鑑ロト』

「うわぁぁぁ!?」

「あぁ、ロトムでもダメか、まぁ、リーリエ、諦めずに頑張ろうぜ!!」

「…………はい」

 

 

そこへ、

 

 

『フリィ!!』

 

 

バタフリーがバルコニーまで上がってきたのである。

 

 

「あっ、バタフリーだ」

『ピカッ』

「時々、野生のポケモンがバルコニーにも上がってくるんです」

 

 

リーリエは引き出しから瓶を取り出して器に盛った。

 

 

「もしかしてポケモンごとに違うフーズをあげてるの?」

『ピカ』

「ええ、ポケモンにも好みがありますし1番合うものをあげるようにしています、これはバタフリーのお気に入りなんです」

「リーリエ、すごいわ」

『テーナ』

「ありがとう」

 

 

リーリエはポケモンフーズが盛られた器をバタフリーの近くに置いたのだ。

 

 

『フリィィ!!』

 

 

バタフリーはポケモンフーズを食べ始めたのである。

 

 

「ほんと美味しそうに食べてる、すげぇリーリエ」

『ピカッ!!』

「エヘッ、あ、お庭のほうにもポケモンたちが来てると思いますよ」

「うわぁ!!来てる来てる」

 

 

 

 

その頃、

 

 

「あら、マオちゃん」

「こんにちわ、お邪魔しても良いですか?」

「もちろんですよ、どうぞ」

 

 

 

 

「あれはバトルフィールドだ!!」

「手入れはきちんとしておりますのですぐにお使いになれますよ」

「サトシはバトル好きだもんね」

『テーナ』

「ああ!!そうだ、セレナ、バトルしようぜ」

『ピカピカ』

「え、私じゃ相手になるかな」

『テーナ』

「でしたら良い相手がいますよ」

 

 

リーリエはジェイムズを見た。

 

 

「ジェイムズさん!?」

『ピカッ!?』

「スタッフの中でも1位2位を争う腕前なんです」

「すげぇ、ジェイムズさん、俺とバトルしてください!!」

「では、このジェイムズ、僭越(せんえつ)ながらお相手させていただきます」

 

 

 

 

「手加減なしでお願いします、ジェイムズさん」

「こちらこそお手柔らかに、サトシさん」

『ピカピカ!!』

 

 

ピカチュウはバトルフィールドに出ていこうとしたのだ。

 

 

「あ、ごめん、ピカチュウ、今回はモクローにバトルさせてやりたいんだ」

『ピカピカ?』

「また今度な、頼むぞ、モクロー!!」

『ホゥ!!』

 

 

サトシのリュックからモクローが飛び出したのである。

 

 

「サトシ、モクロー頑張って~」

『テーナ』

「おう!!」

『ホゥ!!』

「そちらはモクローですか、では、私のポケモンはこちらです!!」

 

 

ジェイムズはモンスターボールからオドリドリを出した。

 

 

「あのポケモンは初めて見るポケモンだ」

『ピカピカ』

『お任せロト……オドリドリ、ぱちぱちスタイル、ダンスポケモン、でんき・ひこうタイプ、ゆらゆら揺れてリラックス。こうして高まったサイコパワーを敵に目掛けて放射するぞ……オドリドリはアローラ地方の島々特有の花の蜜によってタイプが変わるロト』

「タイプが?」

「はい、このオドリドリはメレメレ特有のやまぶきのミツででんきタイプになったんですよ」

「そんなポケモンがいるのか、やっぱ面白いなアローラって、モクロー、初めてのバトル頑張ろうな!!」

『ホゥ!!』

「よし、いくぞ、このはだ!!」

『ホゥ!!』

 

 

モクローはこのはでオドリドリを攻撃したのだ。

 

 

「めざめるダンス!!」

『ドリッ!!』

 

 

このははよけられオドリドリは羽を擦り電気を発生させモクローに放ったのである。

 

 

『ホゥ!?』

「モクロー!!」

『ぱちぱちスタイルのめざめるダンスは羽を擦り電気を発生させ攻撃するロト』

「モクロー、まだいけるか?」

『ホゥ!!』

「よし、たいあたりだ!!」

『ホゥ!!』

「オウムがえし」

『ドリッ!!』

 

 

モクローのたいあたりとオウムがえしによるたいあたりがぶつかり合った。

 

 

「さぁ、次はどう来ますかな?」

「もう一度たいあたりだ!!」

『ホゥ!!』

「オウムがえし!!」

『ドリッ』

 

 

再びたいあたりがぶつかり合ったのだ。

 

 

「待ってました、モクロー、オウムがえしがえし!!」

『ホゥ!!』

 

 

「え……」

『テーナ……』

 

 

モクローはオウムがえしをさらにかえしたのである。

 

 

「なんと!?オウムがえしをさらに返すとは……」

 

 

「サトシらしい……」

『テーナ……』

 

「モクローの足はすごく強いんだぜ!!」

『ホゥ!!』

「これはなかなか……では、こちらもいきますよ」

 

 

ジェイムズはステップをふんだ。

 

 

「目覚めるダンス!!」

『ドリッ!!』

「電気を貯めさせるな、つつく!!」

『ホゥ!!』

「右へ!!」

 

 

モクローのつつくをかわすとオドリドリは電気を放ったのだ。

 

 

「後ろだ!!」

『ホゥ!!』

 

 

モクローは放たれた電気をよけたのである。

 

 

「いいぞ、モクロー!!」

『ホゥ!!』

「かわした……いやはや…こんなに楽しいバトルは久し振りですな」

「ありがとうございます!!」

 

 

「あ、タマゴを見なくちゃ……」

 

 

バルコニーから観戦していたリーリエはタマゴを見るため部屋の中へと戻った。

 

 

「では、これはどうですかな?フラフラダンス!!」

『ドリッ!!』

「あれ?何だかフラフラしてきた……」

『ピィーカーチュ……』

『フラフラダンスはフラフラした動きで相手をこんらんさせる技ロト……』

「なに……だめだ、モクロー、見るな」

『………ホゥ』

「もう遅いですぞ、オドリドリ、おうふくビンタ!!」

『ドリッ!!』

 

 

オドリドリのおうふくビンタが炸裂しモクローは吹っ飛んだのだ。

 

 

「あ、モクロー!!」

『ホゥゥゥ……』

 

 

そして、モクローは何かとぶつかったのである。

 

 

「あいたたた……」

「「マオ!!」」

『ピカピカ』

『テーナ』

「マオ様」

「アハハ…見つかっちゃった……」

『カジカジ』

「マオ、店の手伝いは?」

「リーリエが心配で大急ぎで終わらせてきたんだ、そしたらバトルの音が聞こえて……」

『カジカジ』

「そこまでお嬢様のことを……うわぁぁぁ!!」

「そんな大袈裟だよ」

 

 

その時

 

 

「きゃぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

お屋敷の方からリーリエの悲鳴が聞こえてきた。

 

 

 

 

『ヤーモォ』

 

 

リーリエの部屋にヤトウモリが侵入してタマゴを狙っていたのだ。

 

 

「いや……こないで……」

『ヤーモォ』

「ダメ、絶対に渡しません……」

『ヤーモォ』

 

 

ヤトウモリはリーリエに飛びかかったのである。

 

 

「ダメ!!」

 

 

リーリエはタマゴを守るためタマゴを抱き締めた。

 

 

その時

 

 

「お嬢様!!」

「リーリエ!!」

「ジェイムズ、サトシ!!」

『ヤーモォ』

「いゃぁぁぁ!!」

「あいつは?」

『ヤトウモリ、どくとかげポケモン、どく・ほのおタイプ、火山や乾いた岩場に棲む。甘い香りの毒ガスを放ちむしポケモンをおびき寄せ襲う』

「いけません!!」

「リーリエ!!」

『カジカジ!!』

『ヤーモォ!!』

 

 

ヤトウモリは今度はサトシたちに攻撃しようとしたのだ。

 

 

「ピカチュウ、でんこうせっか!!」

「テールナー、ひっかく」

『ピカァッ!!』

『テーナ!!』

『ヤモォ!!』

「オドリドリ、フラフラダンス!!」

『ドリッ!!』

『ヤモォ……』

「モクロー、たいあたりだ!!」

『ホゥ!!』

『ヤモォ!?』

 

 

そして、ヤトウモリはバルコニーから追い出されたのである。

 

 

『ドリッ!!』

『ヤモォ!?』

 

 

オドリドリの威圧に驚きヤトウモリは逃げ出したのだった。

 

 

「大丈夫?リーリエ」

「マオ!?」

「気になって来ちゃった……それよりもリーリエ!!」

「えっ?あ、わたくし、必死で……あ…………あったかい」

「よう御座いましたリーリエお嬢様~」

「やったな、リーリエ!!」

『ピーカ!!』

「うわぁぁぁ!!」

「あぁ……まだ完璧じゃないみたい、ごめんね」

『ピーカ……』

「でもタマゴが触れるようになったんだしすごいよ、リーリエ」

「本当に頑張ったね、リーリエ」

『テーナ!!』

「はい!!私嬉しいです」

「それじゃタマゴのことよろしくね」

『カジカジ』

「はい!!」

 

 

思いがけない騒動で苦手なポケモンに大きな第一歩を踏み出すことができたリーリエ、さてさて、このタマゴからはどんなポケモンが孵るのだろうか?

 

TO BE CONTINUED…




いや、むちゃくちゃ本編に置いてかれちゃいましたね、とにかく大急ぎでアニメを追いかけます、道のりは長いけど…
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