あと、ストックがなくなったので、遅くなります。
感想ください。
キョンシーは痛みを感じないし、首を斬ろうが胴体を真二つにしても生きている。
殺す唯一の方法はキョンシーを生き返らせいる
キョンシーと道士は離れれば、離れるほど、道士に負担がかかり、力が弱まる。さらには強いキョンシーほど道士にも負担がかかる。
だが、肝心の道士の気配が感じられない。
「無駄だよ。ここには道士はいないよ」
「そんなわけないだろ。キョンシーとは一度戦ったことがあるが、こんなに強くなかった。お前ほどの強さになると、必ず道士は近くにいる」
「だからいないって」
すくに返事を返すと、呆れたように光琳が説明してくる。
「あのねー。私って漢国の歴史で最高傑作って呼ばれているのだよねー。でも、そんな死体に道士1人の力じゃどうにもできないよ。だから普段は30人くらいで必死に私を動かしているのだよねー。」
そうなるなら余計近くにいないとおかしくない?
新田は思うが話には続きがあるようだ。
「さらに私が遠くに行くと、私の力が弱まるのよねー。だから遠くに行くときは、んー・・・80人くらいの道士が頑張ってくれているのよねー」
なるほど。普通、キョンシー一体につき1人で精一杯だが、この女の場合は30人必要。かなりの高燃費だが強さは今までのキョンシーとは規格外なのだろう。
そのため漢国上層部はこの強さを外国でも維持するために200人しかいないといわれている道士の約半分をこの女に費やしている。
そんな化物を倒すにはこちらも全力で行くしかない。面倒ながら本気を出すことを決めた新田。
しかし、さっきの一撃でスピード、パワーは完全にあちらが上。なので・・・
「じゃあ、やるぞ」
刀を鞘におさめ、居合の構えをする新田。
「次は本気でやってねー」
構える光琳。
それを見た新田は目をつぶる。
作戦は相手が居合の間合いに入ってきたら全力で斬る。視覚に頼ると遅れるので、感覚を頼りにする。待ちの体制。
こちらから攻める気がないと知った光琳は、今度は真正面からではなく超スピードで左から攻めようとする。
近づく光琳。
新田の間合いに入り、殴ろうとする。
だが新田の抜刀の方がわずかながら早く、リーチもある。
このまま振りぬき胴体を真二つにできる。・・・・はずだった。
「・・・・・・・・え?」
だが無情にも、刀は空を斬っていた。
よけられた?いや、タイミングはばっちりだった。よけられるわけがない。
じゃあ、防御した?できっこない。全力の一撃だ。防御ごと斬れるはずだ。
わからない。彼女は何をした?
刀を振り切った新田にできる大きな隙。そこに叩き込まれるパンチのラッシュ。
顔は左腕でガードしたが、ボディがガラ空きだ。
もろに食らいながら、刀を振り回し距離をとる。
状況は最悪だった。左腕はバキバキおられていて、肋骨も何本か砕かれている。肺に刺さってないのが幸いで、立っているのがやっとである。
「
光琳が質問してきた。どうやら、あまりにも困り顔をしている新田にネタを明かすようだ。
「・・・・・・しらん」
しゃべるのもつらいが答える新田。
「君たち皇国人がやっている剣術に当たる言葉かな。受け流しも武術のひとつの技だよ」
「・・・・・受け流し?」
「要するに君の斬撃を円の動きで上に払ったんだ。どう、すごいでしょ」
なるほど、それでか。
新田は受け流しを理解したが、なぜこのタイミングで言うか理解できない。
「でもね、この技はもう使わない。
そう言い、超スピードで新田に近づく光琳。
あわてて刀を振ったが、刀を掴み折られる。
「かえって報告だ。
彼女の手刀が、鬼の右胸を貫いた。
キョンシー
死体だが、道士の力により蘇ったもの。自分の意思を持っている。生前の強さ=キョンシーの強さであり、本来ならそれ以上の強さは出せない。ただし宋 光琳は別であり、生前の規格外強さ+道士の力+彼女の死体を漢国の国家予算4分の1を使い作った改造=キョンシーである宋 光琳
道士
キョンシーを使役する者たち。使役するとは言ってもキョンシーには意思があるため、操ることができない。道士が離れるとキョンシーも弱くなる。また、どんなに優れた道士でもキョンシーの本来以上の力を出すことはできない。