力の続く限り頑張るのでよろしくおねがいします。
感想待ってます。
新田の右胸から手を取り出し、ふいていると、
「動くな!」
いつの間にか工場は包囲されていた。彼らが戦っている間に桜子様につけていたGPSを頼ってここまできていたのだ。
遊びすぎたなー。光琳は思う。だが同時にがっかりしていたのだ、皇国の鬼の弱さに。
なんせ6割程度の力しか出していないのだ。期待はずれにもほどがある。
だが、収穫はあった。自分の目の前にいるのは、4大妖怪の上司であり責任者の人間。
少佐が目の前にいるのだ。
上条と目が合う光琳。
「どうも」
深々と礼をする上条。そして光琳を警戒しながら新田に駆け寄る。
光琳にとってみれば2、30秒で全員殺せるが、彼の上司の顔が絶望に変わるのをみたいため、少し遊ぶことにした。
「でもこの鬼弱かったよねー。こんなもんなの、四大妖怪って?」
馬鹿にするように言い、上条の反応を見る光琳。
それに対し上条は冷静だった。
「こいつはまだ生きている」
「確かに生きているけど、虫の息でしょ。2,3分で死ぬねー」
「2、3分あれば十分だ」
そう言い、彼はスーツの内ポケットから小さな瓶を取り出し、キャップを開け、鬼の口に突っ込む。
何かを飲ましているようだ。
「何飲ませているの?」
「・・・・・酒だ。さっきスーパーで買ってきた」
「酒?そんなの飲ませたって意味ないよねー」
「こいつにはあるんだよ」
全く意味がわからない。死ぬ寸線の人間に酒を飲ませるなんて、狂っている。
もう、いいや。殺そう!
そう思いわけのわからない行動をとっている上条を殺そうとする光琳。
その時、上条の横にあった
いつの間にか背後にいた新田に驚く光琳。ガードが間に合わず、左のストレートパンチを食らう。
思わず倒れる光琳。
「酒を飲むことによって超回復する。ついでに飲むごとにスピード、パワーも上がっていく能力。それが酒呑童子の子孫の力だ」
死にかけていた新田だったが、上条によって無理やり飲まされたため、バキバキに折れた左腕も肋骨も、右胸にできた穴も全て回復している。
「なるほどねー、変な能力」
嬉しそうに言う光琳。
一度は失望した弱さであった鬼だが、それは相手も本気ではなかったということに他ならない。
つまり、キョンシーになって3年。ついに本気を出せる相手を見つけたのだ。
「むふふふふふ」
笑い声が出てしまう光琳。だが、こんな場所で全力でやり合うのはもったいない。
だから・・・
「じゃあねー!」
帰ることにした。
「・・・・逃げるのか?」
新田が挑発するが、
「当初の目的は達成されているしねー。私の任務は完了しているよ」
ほほ笑む光琳。
「今度はお互い全力を出そうねー」
そう言い残し、逃げていく。
軍が追いかけようとするが、
「追うと全員死ぬぞ」
上条の言葉にやめてしまった。
後日、国際連盟で皇国は漢国を非難。漢国は皇国のでっち上げだと非難。
両国がますます仲が悪くなり海外のニュースでは戦争がはじまるのは時間の問題だと言われ始めた。
鬼の能力
1、人よりもすごい身体能力。
2、酒を飲むごとに身体能力がアップ。超回復ができるようになる。
この2つです。
当初は3つにしようとしましたが、没にしました。