同時に昨日から学校が始まったので少しペースが上が落ちます。
あとお気に入り数30を突破しました!ありがとうございます!
色々ミスがあったので修正しました。
「あー、俺の全財産なくなっちまった…まっ、恨みっこなしなら仕方ないか…じゃっ、そういうことで」
有り金が全部なくなった以上は仕方ない。どっかで稼げないかなぁ。というか衝動で買い取ってしまったが女性用下着を盗んでも困る。念のため言っておくが別に性的に興奮しないからでは断じてない。元の世界の男性9割が所有しているであろう18禁グッズがこの世界では見る影もない。今まで日本に来たやつらは一体何をしてたんだか。
だが、これを所持しているというのは色々困る。
まず何かのトラブルでこれを持っているところを誰かに見られたらアウト。
それを避けようと宿屋に置いておいたとしても宿屋の従業員が掃除などで部屋に入られた際、発見されたらアウト。
もしもそれすら運良く掻い潜ったにせよ、壁が薄い宿屋でする場合不審がられたゆんゆんなどに鍵を開けられたらアウト。
3アウトチェンジ。詰みである。
一応正当な賭けで入手したが、これは所持しているだけで窃盗罪とかで捕まりそう。日本では窃盗罪ではなかったが何かしらの犯罪だったような気がするし。この世界での法律は知らないが…やっぱり世間体とかを考えると保存場所に困る。
「待って!お願い!返してぇぇぇぇぇ!」
俺から全財産を頂いた張本人がそんなことを言い始めた。
「ん?」
「あたしのぱんつ返して!ユウヤくんの財布と中身はちゃんと返す!だからこの賭けはどうか無かったことにして!」
素直に返そうと思ってはいたが、ちょっといじめてみたいという衝動に駆られ始め、どうするか悩んでいると…
「…お願いします。返してください…」
急に近寄られて涙目で懇願された。
「は、はい…調子乗ってすみません…」
<冒険者ギルド>
「で、一体何があったのです?」
めぐみんが説明を求めてきた。俺が上手いこと誤解されないように説明をしようとすると…
「クリスとユウヤはスティールで勝負をしたらクリスはぱんつを毟られて500万渡す羽目になって落ち込んでいるところだ。」
「おい、その説明には色々と齟齬があるぞ。色々と切り抜いて事実捻じ曲げるな。」
「あの、ユウヤ…いつの間に盗賊から犯罪者にジョブチェンジしたのですか?」
「してねぇっつの!カズマにスキルを教える時に起こった不幸な事故だ!俺500万盗られるところだったんだぞ!!」
「なんだか余計に分からなくなってきたような…カズマ、目撃者でしたよね?第三者から見てどうでしたか?」
「ん?あぁ…クリスがこいつから500万を盗って、ぱんつを盗られたのは事実だ。一つ言うことがあるとしたら…」
「てめぇ!被害者ぶってんじゃねぇぞ!!パンツ握りしめておいて何が不幸な事故だ、コラ!!本当はあのまま帰る気だったんだろ!」
カズマは弁護してくれなかった。握りしめたのは故意じゃねぇよとかその他諸々で思い切り逆ギレしたくなったが、感情を抑えた。
「まっ、今度…改めて二人で話そうね。」
クリスが俺以外には聞こえないように耳打ちした。
「はい、こっちも貴方には聞きたいことが色々あるんで。」
それに合わせて俺も小声で返事をした。
「じゃっ、寄り道も程々にね。」
無論、この後弁明を試みたがカズマの試し打ちでまたクリスの下の方の下着が盗られたりしたことも重なり、一部には俺が下着を盾に500万エリスを取ったとか誤った噂が広まったとか。
「どうしましたか?なんだか疲れているように見えますが…」
待ち合わせ時間5分前に来たはずなのに既に来ていたゆんゆんが先ほど事件に巻き込まれてきた俺を心配してくれた。
「あ、いや…ちょっとしたトラブルに巻き込まれてな…」
具体的な事を知らないのなら黙っておこうか。さすがにあれは知られたくない。願わくば一生知られたくない。
「では、馬車も来ますし、行きましょうか。」
馬車が走ってるぞ。ディオがいた時代かよ。異世界ではよくある中世辺りで技術が止まってるってわけか。まぁ、その分科学などの代わりに魔法や対モンスター用のアイテムなどが発展したってことだよな。やはり魔王軍を始め、害をなすモンスターがいっぱいいる世界じゃ人々も娯楽には興じれないようだ。
「さて、ここから結構時間かかーんっ…?」
あのフードを被った女…もしかして…日にちをずらしたはずなのに何故…見間違いだと良いのだが…
「あら?貴方の隣の子…なんだか少し様子が変だけど大丈夫かしら?」
その隣ではなんだか挙動不振になっていたり、口パクをしているゆんゆんがいた。
「ゆんゆん、何やってんだ?」
「え、えーっと…新しい仲間とか見つかったらいいなぁって思って…もし来た場合のシミュレーションを…」
いや、正直無理だと思う。俺とゆんゆんはトランプをしたり、日本のチェスとよく似た遊びをしながら仲間を待ってみた日が何日かあったが仲間が出来たどころか仲間になりたいという人が来たケースすらない。俺達正直仲間は諦めるべきでは?と今では思っている。
「その瞳…紅魔族よね?良かったら私と一緒に来ない?もちろんそこの彼も一緒にどう?」
「えっと…お姉さんの行き先はアルカンレティアですよね?」
アルカンレティアとは平たく言えばアクシズ教の本拠地である。事あるごとにアクシズ教の信者が勧誘してくるあそこに行きたいと思うものだろうか。強いて挙げるなら温泉が観光スポットとなっているので恐らく余程の温泉マニアなのだろう。それか誰かと落ち合う予定があるか…はたまた両方か。
「私、あそこで魔王軍の関係者が起こした事件に巻き込まれてしまい…」
アルカンレティアでか…アクシズ教徒は基本的に何かにかこつけて魔王軍の仕業だと言ったり、魔王はホモだとかせっかちだとかあることないこと吹聴して、貶めている。なので一概に魔王軍の仕業…とは、断定は出来ないが恐らく幹部クラスではないはずなので今は気にする必要はないはず…
「…!そ、そうなの?」
と、一人で色々考察しているとフードの女性が少しだけ動揺していることに気づいた。やはりこいつは魔王軍幹部のウォルバクか…?ここで戦うのはさすがにこちらにとって分が悪すぎるし、ゆんゆんにとっては数少ない仲間に誘ってくれた人。今は戦いはやめようか。どうせ後々戦うことになるんだし。
「せっかく誘ってくれたのに申し訳ありません!」
「いえ、気にする必要はないわよ。じゃあ、そっちの彼と一緒に頑張りなさい。」
「ありがとうございます!それでは…」
この後モンスターが多く、経験値効率が良いと聞いた場所でしばらくの間狩りをすることにした。
数日後
新しい街で仲間を探しながらモンスターを狩るという生活も数日が経つとゆんゆんが一通り上級魔法を習得したのでそろそろアクセルに戻ろうかと検討していると聞き慣れた爆音が轟いた。
「エクスプロージョンか!?」
「それ以外考えられませんね…爆発魔法や炸裂魔法ではこんな大きな音は出せませんし。」
そしてんなもん撃つのはめぐみんぐらいだ。撃った場所は…例の古城か?
「今日は魔力をある程度使っているから明日テレポートしてすぐアクセルに飛ぶぞ。」
「はい!」
後日すぐさまテレポートで街へ飛んだ。
「よし、着いたな…」
「アクセルに着きましたね。めぐみんに何もなければ良ー」
アクセルに着いたが、何故だか騒がしい。何せどっかで見たことあるような方々がみんな外にいる。一番タイミングが悪い瞬間に来てしまった気しかしない。現実逃避したい衝動を抑えながら振り向いてみると。
「…やっぱいるよな!くそっ!!ベルディアァァァァァァ!!」
案の定創作物でよく見る首無し騎士デュラハンのベルディアがそこにいた。
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日にちを開けてしまい、すみません!
ペースを下げすぎないように善処します!