最近は会話文とかじゃなくても区切るためよく改行してるけど読みづらくなってないかな。
~クロア視点~
はあ、ダメだ全く思い出せない。魔法で記憶を弄られた?
いや、そんな簡単にいじれる内容ではないはずだ、そんな気がする、
そもそも、消せたら消してるような内容だったはずだ。
教えてくれるとは思えないが、
(ルー、
<んー?でもそれは別に
その発言は証拠になりえないのだろうか。
ん?他人の記憶ではない?いや、そうだ、私たちは....なんだ?
中途半端に記憶が抜け落ちているせいで違和感がすごい。
(まあいいです、いつか教えてもらいますよ)
<気が変わったらね、少なくとも今は教える気はないよ>
(一つ聞きます、それはもともと私にはなかった記憶ですか?)
<......あったよ、ただ、記憶として、じゃなくて知識としてだけど>
(なら教えてくれてもいいと思いますが?)
<まあ、軽くならいいよ>
思ったより簡単に聞き出せそうだ。
<えっとね、あるところに、お父さんとお母さんがいました。
お母さんは娘を産み落とすと同時に亡くなりました。
お父さんはお母さんがいなくなって頭がおかしくなって娘を虐待しました。
お父さんは娘を殴り続けて8年、ついに自殺しました。
―――めでたしめでたし>
どこがめでたいのだ、まあ言いたいことは分かったが、
(足りませんよね、全然)
そう、足りない、それだけでは全然納得できない。
というか、違和感がある。
例えば、本当に抜けている記憶がそれだけなら、なぜそこにルーがいない。
<軽く、だからね>
軽くどころのレベルじゃない。
(まあ、それが聞けただけでも良しとしましょう)
当面の目標は記憶を完璧に取り戻すことだろうか。
ハーマイオニーにもお礼を言っておかなければならない、いつの間にかあいつは消えていたが、
あれは間違いなくハーマイオニーのおかげだろう。
「ハーマイオニー、助かりましたよ、日記」
「あれ、起きてたの?別にあれぐらい構わないわよ、私がしたのはあれを壊してくれるよう先生に頼んだけだし、そんな事より何があったのか教えてくれる?」
そういえばハーマイオニーは知らないのに手伝ってくれたのか。
「ええと、何から話したら....というか、私もあまり知りませんね。
主にルーのせいで........なら私が話すよ」
まさかの悪びれる様子もなく本人登場だ。
「ルー....?え、か、髪が....」
髪?髪がどうしたのだろうか。
「ん?って、え?し、白髪....」
ルーの絶望したような声が聞こえてくる。まさか、もう白髪が?
なかなか苦労した人生だとは思うが、まさかそんなところに響いてくるとは。
「い、いや。そうじゃなくて、入れ替わった時に髪の一部が、ぶわぁって真っ白に....」
(入れ替わった時だけらしいですよ。ルー、歳ですか?)
「う、うう」
半泣きになった。
「ちょ、ちょっと、何で泣きかけてるのよ、いいじゃない、
黒に白が混じってて、可愛いわよ」
「たぶん、クロアが見た時の私は髪が全部真っ白だったと思うけど、もともとは右半分だけだったんだよ。それがあの日記のせいで....」
「ね、ねえ、本当に何があったの?」
「ああ、ごめんね。えっと、あの日記の中には誰かは分からないけど性格が悪い人の記憶が入ってたの、その記憶の中の精神体が私たちの中に入ってきた。
もともと私たちは
それで、その侵入者は性悪らしく開心術が上手くてね、私の心を見られて、それで私の欠陥がバレて、
ああ、欠陥っていうのは私が極度の男性恐怖症って事ね。
それで、そいつが見た目を15,6ぐらいの少年に姿を変えたせいで私のトラ..男性恐怖症が出てね、
それでも辛うじて耐えてたけど、もうそろそろやばい、ってところでクロアが来て、まあその時にはもう髪は真っ白だと思うけど、
それで、クロアと、まあいろいろあって、クロアは記憶をすべて取り戻して、
その後、私たちは何とか耐えて、その間にハーマイオニーが日記を壊してくれた
って感じかな。何か質問はあるかな」
私の記憶に残っていること以上の事は言わないつもりらしい。
「なんでその日記はクロア達を襲ったの?」
「たぶん、普通は人の精神になんてそう簡単には入れない、でも私たちは隙間があって簡単に入れたから、とかそんな感じだと思うよ。
理由は、まあ、むしゃくしゃしてたとかだと思う、性格悪かったし」
雑だが、本当に分からないのだろう、ルーは言いたくない部分は堂々と濁してるし。
「そう、分かったわ、ありがと。それで、さっきクロアが言ってたルーのせいであまり分からない、ってどういうこと?
クロアも一緒に護ってくれてたんでしょ?」
「それは、私がクロアから、一部の記憶を取り戻したからだよ。あんなもの、クロアには必要ない」
取り戻した....やはり消滅はできないのだろうか。
「どうして?せめてクロアに相談して、クロアの意見を聞いてもいいんじゃないの?」
「私の行動理由はね、クロアを護ることだけ、クロアの意思より護ることを優先するよ」
「そう....やっぱりあなたは姉って言うよりお母さんね」
「ふーん」
ルーはつまらなさそうに答える。
なんだろう、おかあさん?一瞬どこかの風景がフラッシュバックする。
これは....ダメだ、思い出せない。
「まあいいや、説明はこんな感じでいいかな」
「あ、答えたくなかったら答えなくてもいいわ、あなた....達?の両親ってまだいるの?」
「もういないよ、そもそもいない方がよかったのに....」
さっきのルーの話を思い出す。
私はその頃の記憶が無いから、他人ごとのように思えるけど、
ルーの反応を見るにまだ思うところがあるのだろう。
「そう、ごめんなさい」
「........ん、戻りましたよ。私は別に構いませんよ、それに私は過去の記憶のほとんどを持っていません。
大体はルーに持っていかれましたから、両親、と言う存在の事がよく分かりません」
「そう....ねえクロア、それ以外は記憶、戻ったんでしょ、どうだった?」
ああ、そういえば私は誰か、と言うことで悩んでいたな、正直忘れていた。
結論から言えば..
「私は私で、クロアでしたよ」
そもそも私が最初にハーマイオニーに聞いたとき、
彼女は『んー、ちっちゃくて人と話すのが苦手で、寂しがり屋で甘えん坊でかわいい私の親友....あとはよく寝てて、読書が好きで、いろんな秘密を隠してる?とかかなぁ』
と言っていて、私はあまり当てはまらない、と思っていたが、そんなことは無かった。
実際、私は寂しがり屋だ、認めよう。
それから甘えん坊は、まあ否定はできないだろう、なにせ酔った時の私の態度は..やめた。恥ずかしくて思い出したくもない。
ハーマイオニーの親友、まあそうだろう。
良く寝る、これは知らない、そもそも私は記憶を失う前からそんなことは無いはずだ。
読書が好き、これはハーマイオニーは誤解しているところがあるが、記憶喪失前はルーを消すため、記憶喪失後は私自身をこの身体から出すための知識を求めて読んでいた訳で、別に読書は嫌いではないが、一応目的があったのだ。
秘密は....記憶が無いのだ、当たり前だが知ってるわけがないのだ、仕方ない。
うん、やっぱり私はもともとクロアだ。
だが、一度完璧に記憶が戻ったせいで、今の中途半端な記憶に違和感がある。
....私は、知りたい。私とルーに何があったのか。
私は知らないといけない気がする。ルーは私を護ると言うが、あの時の様に、私も護りたい。
そのためには、あの時の様に、もう一度知る必要があるのだろう。
そしてもう一度ルーと対等な関係になりたい。
「どうすれば私の記憶が完璧に戻るのでしょうか」
ボソッと呟く。
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~クロア視点~
二年生最後の日、帰りの列車に一人でコンパートメントに乗っていると、ドアがノックされ、ドアが開く。
「ここ入っていい?他に....」
「あら、クロアじゃない。他に空きが無いから使わせてもうらうわね」
ハリー、ロン、ハーマイオニーだ、ハリーとロンは私を見て固まっているが、
ハーマイオニーはさっさと私の隣に座る。
「別にいいですよ」
その後、反対側にハリーとロンが座ったが、どこかぎこちない感じだった。
....そういえばロンは私にやらかしちゃってるのか。
「ロンも、別にあの時の事はいいですよ、過ぎたことですし」
「あ、ああ、そうだな」
ロンドンに着いても、そのロンの態度が変わることは無かった。
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~クロア視点~
私としては、ハーマイオニーと仲の良い二人との関係がぎこちないと、
いろいろとめんどくさくなりそうなので、何とかしたかったのだが、難しそうだ。
駅で、ハリー、ロン、ハーマイオニーの三人と手を振って別れる。
一応ハリーもロンも手を振り返してくれた。
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~クロア視点~
約一年ぶりの祖父の家。
確か去年は....もうあれから一年も
あの時は私が誰か、で悩んでたっけ。今の私からすれば、去年の私が少しバカバカしく思えてくる。
家の鍵を開け、中に入り、祖父に挨拶すると、ほとんど使われない私の部屋に久しぶりに入る。
そういえば、祖父も私にいろいろしてくれてるなぁ
なにせ初めて会った時は....?
ああ、ここも抜けている記憶か。
すべての記憶....取り戻したいが、そこまで急を要するものではない。
今まで、ルーに怯えていたり、私が誰か、悩んでいたりで、精神的に余裕がなかったが、今はある。
今までは、祖父ともほとんど交流が無かったが、してみたほうがいいのかもしれない。お世話になっているわけだし。
それに、多分私の悩みに一番尽力してくれた人だろう。どこから持ってきたのか、あんなカチューシャ、おそらく二つ目は無いのだろう。
まああったとしても今の私には効果は無いのだろうが。
ドアの前に、食事が置かれる音がする。
祖父が離れる前に、ドアを開け、食事を持って、祖父について行く。
祖父は鳩が豆鉄砲を食ったような顔でこちらを見ていたが、それをジッと見返していると、やがて微笑み、リビングに向かった。
食事中は、どちらも何も話さなかったが、不思議と居心地は悪くなかった。
食べ終わると、ごちそう様、美味しかったです。と小声でいい、食器をキッチンにもっていき、部屋に戻る。
久しぶりに祖父とコミュニケーションを取った気がする、あれをコミュニケーションと呼んでいいかは別として。
ベッドでゴロゴロしていると、ドアがノックされ、風呂が沸いた、と言われる。
私もだが、祖父もそれなりに口下手だ。風呂が沸いたってだけじゃあ入っていいのか分からない。
まあ、祖父の性格からすると入ってもいい、と言うことだろう。
風呂から上がって、風呂に入る前と同じようにベッドでゴロゴロしてると、眠くなる。
そういえば、このベッドで寝るのって初めてじゃないか?
この家にきて一年は....なんだ、どうしてた?二年たってからはずっと書斎で寝てたのは覚えてる。最初の一年間はどこで寝てた?
分からない。祖父に聞いてみるか?でもこんな時間に聞きに行っても迷惑だろう。
明日にでも聞いてみようか。
ため息をつくと、ベッドに身体を埋める。思いのほか沈んだ。
おぼろげな意識の中、ふと思い出す。
そういえば
~ルー視点~
何でだ、あの時しっかり魔法を使ったはずだ、アレに関する記憶はクロアから私に隔離したはずなのに、
なんで彼女にまだ小さく残っている?
私が使ったのは意志の魔法だ、そうそう簡単に解けるモノではない。
.......原因が分からない。
いや、そんなことは無い、分かっている、すべて私が悪い、きっと私がいなければこうはならないのだろう。
それでも、なんとか方法を見つけて償いたかったのだが....
せっかくすべて順調だったのに、日記のせいで振り出し....いや、再起不能になりうる
つくづく油断したあの時の私をぶん殴ってやりたい。
やはり、奥の手の使用も考えておかないとならないか?これだけはやりたくはなかったが....最悪の場合使ったほうがいいだろう。
奥の手すら手遅れになる前に決断しなければならないか?
それに、髪が白くなったのはおそらく私の だろう。
どうやら予定以上に時間はなさそうだ。
クロア 親孝行始めました
ルー シリアスウーマン
ハーマイオニー 有能、というかタイミングいいよね。フィクションだから当たり前だけど。
ハリー 久しぶりの登場にもかかわらず、しゃべったのは一文のみ
ロン まあまあ久しぶりの登場にもか(以下略
祖父 背の高い紳士っていうイメージ
クロアの部屋 ほとんど使われないのは、基本的に書斎で生活してるから。
露骨な虫食い文 ほんとは虫食いにせずに濁そうと思ったけど、できなかったよ。日本語ってむずかちい、まあ