まあいいでしょう。
ドラゴンを逃がすところに関して僕の記憶があいまいなため
詳しくは描写しません(たぶん)
~クロア視点~
「ク....!ク..ア!」
私の名前を呼ぶ懐かしい声がして飛び起きる。
ハーマイオニーだ、確か昨日はハーマイオニーが帰ってくるのが待ち遠しくて
なかなか寝れなかった。
目から涙があふれてくる。
ハリーの件があってから寮の部屋からは一歩も出てない
男子が入れない女子寮はある意味最強のセキュリティーだった。
ハーマイオニーに抱き着くと
「怖かったです....」
と泣きながら言う。
「どうしたの?」と聞いてくる
優しいハーマイオニーに正直に話せば間違いなく
彼女とハリーとの関係がまた悪化するだろう。
理由も話さずハーマイオニーを抱き枕に泣き続ける。
ハーマイオニーは私の態度から何かを察したのか、
何も聞かず頭をなでてくれる。
どれくらいそうしていただろう。
落ち着いてきたので、ハーマイオニーから顔を離す。
「大丈夫?」と聞いてくる、
理由ではなく大丈夫かと聞くあたり
気を遣えるいい子だと思う
頷くと、彼女は部屋を出て談話室に向かう
私もそれについていく。
談話室にはすでにハリーとロンがいた。
ハリーから隠れるようにハーマイオニーの陰に立つ
「ロン、プレゼントをありがとうございます。
すいません、私にもらえると思ってなかったので用意していませんでした」
と言うと彼は微妙な顔でこちらを見ると、
まじめな顔をして、ハーマイオニーに何か耳打ちした。
~ロン視点~
約一週間ぶりにホグワーツに帰ってきた。
ハリーを見つけると彼も僕を見つけたらしく
安心したような表情でこちらに走り寄ってきたが
その表情がどこか追い詰められているのに気づいて
不安になる、何かあったのだろうか
「ロン!聞いてくれ、僕は悪くないんだ‼」
と、僕はまだ何も言っていないのに言い出してくる。
「落ち着け、いったいどうしたんだ」
「違うんだ、僕じゃないんだ、クロアが僕の両親のことを偽物って....」
そう泣きそうな顔で必死に訴えてくる。
「ハリー、いいから、落ち着け。今のお前は何を言っているのか分からないぞ」
まだ何か言いたそうなハリーを無理に落ち着かせると
ハリーは深呼吸して少しずつ、懺悔するようにこぼす。
......これはハリーがやりすぎだろう、
クロアもかなり容赦ないことを言っているが本人にその自覚はないだろう。
ため息が出る。とりあえずハリーをなだめていると
クロアとハーマイオニーが来た。
クロアの目が少し赤い、泣いていたのだろうか。
僕らも彼女達のほうに移動する。
クロアはハリーから隠れるように立ったまま僕にプレゼントを贈ってないことを謝る。
それに笑顔で返そうとして、うまく笑えなかった。
ハーマイオニーに「少し話があるんだ、クロアのことで」
というとまじめな表情を浮かべる僕と、様子のおかしかったクロアを見て頷く。
ハリーに「ハリーとクロアの事でハーマイオニーと話があるから待っててくれ」
といい、ハーマイオニーと離れようとしたのだが
クロアがハーマイオニーから離れようとしない、
当たり前か、あんなことがあったのにハリーと二人きりにはなりたくはないだろう
「何があったのかハリーから聞いたよ、ハーマイオニーは?」
と、たずねると
「すいません、私が言いたくなかったので......」とクロアが小さな声で言う。
「いやあれは仕方ないだろう、思い出したくもないんじゃないか?」
と言うとクロアがこくりと頷く。
「えっとそもそも私は何があったのか、そこから知りたいんだけど....」
蚊帳の外になりかけていたハーマイオニーがおずおずと聞いてくる。
僕はハリーから聞かされたことを話し始める。
~クロア視点~
トラウマとまではいかなくともそれなりにハリーのことが怖い
それをロンの説明を聞きながら再確認した。
説明を聞いている最中、無意識のうちにハーマイオニーの服の裾を強く握っていた
「クロア、さっきの話は本当なの?」
と真っ直ぐにこちらを見ながらハーマイオニーが聞いてくる
さっきは言えなかったからか、なんとなく咎められているような気がして目を逸らしながら
「はい、そうです」
と答える。ハーマイオニーは悲しいとも寂しいともとれる表情をして私に言う
「なんで....あの時あなた、
私にもっと不安をぶつけてって、
私の力になりたいって言ったじゃない‼」
確かハロウィーンパーティーの前だったか、確かにそう言った。
「私だって、私だって同じなのよ..私だってあなたの力になりたい!
あなたの不安を取り除いてあげたい‼
もっと私を頼ってよ‼」
泣きながらそう私に叫ぶ。
「すいません....ですが、私がこのことを正直に言えばまたハーマイオニーとハリーの関係が「知らないわよそんな奴‼私はハリーなんかよりクロアのほうが大事なの!」
と言われ口を閉じる。やはりハーマイオニーは優しいと思う。
涙をこらえながら謝る。
「あー、悪いんだけど、ハリーのことも許してあげてくれないかな
彼も相当悩んでたんだ」
「私は別に構えません、もともとはたぶん私の失言が原因だと思いますし。
それに、私は先ほども言いましたがハリーとの関係は良好のままのほうがいいですし」
「いいの?クロア自身は、私達の関係なんて気にしなくてもいいんだよ」
「はい、私自身がそれを望んでいます。
あと私はいったいどこで失言をしたのか分かりません。
それに心当たりがありましたら教えてくれると助かります」
ハーマイオニーとロンは私を見ると苦笑いした。
私達は談話室に戻るとハリーが立っていた。
ハリーが振り返った時、私と目が合うとサッと目を逸らす。
どうやらロンが言っていた「悩んでいた」というのは本当らしい。
「あの、ハリー、私はもう気にはしていませんよ。
私にも非はありますし....なにより反省、しているのでしょう?」
「そ、それは....反省はしてるけど、
それでも僕がやったことはそんな簡単に許されていいものじゃ....
それに、僕はどの先生にも怒られてない、クロア、君が言わなかったんだろ?
僕はまだ罰を受けてないんだ。釣り合わないんだよ、これじゃあ」
「へ....私、マダム・ポンフリーに言いましたよ?」
ハリーが瞬きをする。
私は先生に言ったにも関わらず、ハリーは誰にも怒られていないらしい
まるで何もなかったかのように
ハーマイオニーのほうを見ると、彼女も同じようなことを考えているようで
あごに手を当て、考え込んでいた。
「ダンブルドアね」
ハーマイオニーが小さな声で漏らす。
「なぜそう思ったのですか?」
素直に聞いてみると
「まずこのことが生徒に漏れればハリーの扱いは最悪殺人未遂者、
良くていじめの対象でしょうね。
そしてスネイプ先生あたりなら喜んで言いふらす。
でもスネイプ先生が何も言っていない、ということはスネイプより上の立場
そんな奴この学校じゃあダンブルドアしかいないでしょ」
なるほど、さすがハーマイオニーだ。
「そうだ!スネイプ先生で思い出したんだけど。
スネイプ先生がこの学校に隠されている
賢者の石を盗もうとしてるんだ!」
ハリーが叫ぶ。
ハーマイオニーが少しムッとしたがなだめる。
「賢者の石、とはなんですか?」
何かの本で読んだような気がするが思い出せない。
「賢者の石っていうのは......えーと..とにかく凄「あらゆる金属を黄金に変える石。不老不死の薬『命の水』の材料よ」
口ごもるハリーにハーマイオニーがかぶせる。
「ちなみにどこからその情報を?」
「ハロウィーンパーティーのとき一人だけ4階にいってたんだ、
その証拠にそのときあいつは三頭犬に足をかまれてた、
だから僕達はスネイプがあの騒動を起こして、
その混乱に乗じて4階の三頭犬が護っている何かを盗もうとしている。
それから、少し前にハグリッドが誰かに三頭犬の弱点を聞かれたらしい。
だからハロウィーンパーティーの時に失敗したスネイプは、
番犬である三頭犬の弱点を魔法生物に詳しいハグリッドから聞き出して
次で確実に盗み出そうとしている。と思ったんだ」
「なるほど、ちゃんと筋は通ってますね。
でもなぜ三頭犬の居場所を知っているのですか?
あとなぜ一般の生徒であるあなたが賢者の石の存在を?」
「ハリー達が夜中に抜け出したときにフィルチ先生に見つかりそうになって逃げ込んだ部屋で三頭犬を見たのよ」
ハリーとロンはごまかすように苦笑いを浮かべる。
「賢者の石はハグリッドが口を滑らせてね」
「ハグリッド......確か禁じられた森の番人?ですよね」
「そうだよ、そういえばクロアを連れてハグリッドの小屋には行ったことがなかったな」
「なら今から行ってみる?ハグリッドはスネイプとは違っていい奴だしね」
「えっと、私は...「そうだな、一度会ってみるといいと思うぞ」
どうやら拒否権はないらしい。
私の意見を無視して話は進んでいき、私は正直本を読んでいたかったのだが....
まあみぞの鏡の件がうやむやになってくれるのならそれでもいいだろう。
ため息をつくと、三人についていく。
「おお、ハリーにロンにハーマイオニーと......だれだ?」
「クロアっていう子よ」
自分から聞いた割にハグリッドは大した関心を持っている様子はない。
そわそわしているハグリッドを訝しげに見ていると
「それよりこれ、みてくれ、ドラゴンの卵だ」
と信じられないような発言をした。
「あの、一つ質問していいですか。
確かドラゴンの卵を所持するのって法律で禁止されてましたよね?」
「それは....そうだけどさ、ドラゴンの卵だぜ。
気になるだろ」
「興味はあります、ですがそれとこれとは別です。
今すぐに専門の人に預けるべきだと思います。
私は犯罪に加担したくありません」
暗にお前たちは犯罪に加担しかけている。と告げる。
「そうよ、ハグリッド、ドラゴンはあきらめなさい」
「だが....「ダンブルドアにも迷惑がかかるのよ」....そうだな。
惜しいがドラゴンはあきらめることにするか」
ハーマイオニーがうまくハグリッドを説得する。
ハリーとロンはまだ少し不満げだったが持ち主であるハグリッドがあきらめたのだから
仕方ないといった感じであきらめていたが。
これならドラゴンに関してはもう大丈夫だろう。
なんて思っていた..........
クロア 普通ならもっとトラウマになるはずだがそうはなりません。一応理由はありますが、まだ出ません。 因みに、クロアがハリーを怖がっていたのは、もう一度同じ事をされないか、というところが大きいです。
ハリー 原作より子供じみている
ロン 原作より大人びている
ハーマイオニー 気を遣える子
抱き枕マイオニー キマせん
ハグリッド あの一話で出てきたなぞの大男です。まさかハグリッドだったなんて
クロアから見たハーマイオニー 一緒にいると安心する 守護神
賢者の石 なんかありきたりな名前だと思う、もっと大賢者の秘宝とか知識欲の石とかさ
僕は悪くない 現実逃避です。
「ク....!ク..ア!」 デジャブ
なんて思っていた 露骨な伏線
正直毎話主要メンバー四人書いてるせいであの人たちの書くことがない