パズル&ドラゴンズ~もうひとつの旅~   作:葉之和 駆刃

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登場人物紹介 ※ネタバレ含みます。
登場人物紹介(その壱)


主人公

 

中谷/喜多村 優奈(なかたに/きたむら ゆうな)

通記:ユウナ、誕生日:1994年8月31日、身長:156cm、体重:44kg、高校でのクラス:3年6組、フィフス・フォリアの称号:レッド・ブレイブ・フレイマー

当作品の主人公(ヒロイン)。負けず嫌いで、芯の強い性格。酒に弱い。また、些細なことで恋に落ちやすく、自分でそれに気がつくのに時間がかかる。昔からゲーム好きで、主にRPGを部屋でプレイしていた。音楽では、「フレグランス」という女性ダンスユニットのファンであり、高校時代は着メロに使用するほどであった。

小学校の時は引っ込み思案で引きこもりだったが、大輝が毎日家に足を運んできてくれたことにより、学校に顔を出せるようになった。しかし、周りの同級生たちのいじめに遭い、「もやし」という渾名をつけられていた。それを同じクラスだった大輝から救われる。

中学からは友達も増え始め、高校では都内で高偏差値の「上禅高校」へと進学する。そこでも友達を作り、リカとはオンラインゲーム「パズドラ」を通じて仲よくなる。また、そこに登場するモンスター、オーディンのことを「神のように強いモンスター」と思っており、ゴッドフェスの度にガチャを回すが、なかなか引けなかった。

大輝に助けられて以降は、昔の自分と同じような悩みを抱えた人間を見ると、どうしても放っておけず、支えになろうとする。そのため、その人を助けようと自分のことのように奔走するが、誰にも構ってほしくないというレイカとは気が合わなかった。レイカが母親の智美とすれ違っていた際にも、必死に二人の溝を埋めようと努力する。

正彦との再会がきっかけで、大学は「龍山大学」を志望し、一般入試の前期日程で無事に合格する。

大学は龍山大学理工学部パラダイス開発研究科(通称・パラ研)に進学。進学してすぐ、正彦にポータルサイトの不具合について聞きに行ったことがきっかけとなり、正彦の研究を手伝うことになる。それに生きがいすら感じており、真宏に止められても、秘かに研究室に足を運んでいた。また、正彦と真宏の関係を修復するため、正彦が開発した仮想世界「セインツ・パラダイス」(通称:SP)を利用した。入学してすぐ、「アニメーション研究会」(通称:アニ研)というサークルに入り、そこで初めて二人の関係性を知る。

アニ研の皆と遊びに行った際、真宏のことでユウナに嫉妬していた恵によって交差点に突き飛ばされるが、SPから現実世界に放たれていたオーディンによって守られる。その後、恵と和解し、真宏とも付き合い始めるが、正彦の研究を手伝っていたユウナには罪悪感があったため、二年足らずで別れる。

また、正彦以上にSPのことを愛しており、開発者の正彦からSPが消滅すると聞かされた時も、頑なに異論を述べた。

大学卒業後はアニメ関係の会社に勤めていたが、結婚を機に「中途半端な気持ちで仕事をするわけにはいかない」として、僅か半年で退社。悠二郎の実家に帰った際、義母の雅美により、半ば監禁状態だった。その時、就職したいという旨を悠二郎に伝える。

その後、正彦から召集がかかったため、悠二郎や義姉の千年の助けもあって悠二郎の実家を抜け出すことに成功するが、大輝が亡くなったことを知り、しばらくサタールとの戦いに対して無気力になっていたが、大輝が助けたという女性から大輝からの伝言を聞かされ、気持ちを改める。その後、悠二郎に敬語を使っていたのは、大輝に対して自分だけ幸せになってもよいのだろうかという気持ちがあったからだと打ち明ける。

ダンジョン攻略が本格的に始まった直後、仲間との間に亀裂が生じるが、妊娠したことによって和解する。大毅を出産後、SPの中で暮らすことを決意。その際、悠二郎も大毅を連れてSPに入った。それからしばらく後、ミカやアカリと相談して極める属性を交換し、称号も取り換える。

敵との対立が本格化してからも、他人には恐れを一切見せず、サタールがいるダークネス・キャッスルへ乗り込んだり、強敵・ヘルヘイムなどと勇敢に戦ったりする。また、真司から一度現実世界に帰るべきだと助言された時も、残って戦うと主張した。

その後、火の宝玉を見つけて火の剣を生成する。神王妃・ヘラによって黄金の剣の在りかがダークネス・キャッスルだと知ると、一人で乗り込んでいってサタールと対峙する。

黄金の剣を手に入れると、その力でオーディンを呼び起こすことに成功した。サタールとの戦いに勝利した後、すぐに皆と一緒にSPから脱出し、モンスターたちとの別れを涙を流して惜しんだ。

事件終息後は東京の実家に戻り、職を探した。正彦が亡くなると、定期的に美千子に顔を見せに行っていた。ずっと気の合わなかったレイカとも、最後の最後に和解。正彦の遺志を継ぎ、「自然をコンピュータで再現する」仕事に就いた。

 

 

 

その他主要人物

 

鶴ケ崎 麗菓(つるがさき れいか)

通記:レイカ、誕生日:1994年4月4日、身長:168cm、体重:61kg、高校でのクラス:3年3組、フィフス・フォリアの称号:ウッド・マスター

当作品、もう一人の主人公(サブ・ヒロイン)。ユウナと同じく負けず嫌いだが、常に階層(ヒエラルキー)の上位にいないと納得がいかない性格。髪型は、赤茶色のロングヘアー。高校時代は、バレー部に所属。幼い頃、母親が単身で家を空けたため、父親に育てられる。そのことがきっかけで、誰も信じようとはせず、何もかも自身で抱えこもうとする性格。アカリ曰く、「ツンデレ」。また、周りに対して強いコンプレックスを持つ。初めのうちは自分以外には興味がなく、底辺の人間を愚弄する。

ユウナに対しても嫌悪感を抱いていたが、ユウナが母親・智美と引き合わせてくれたことにより、人を頼ることへの大切さを学ぶ。

また、大輝に入試直前のユウナを見張るよう助言したり、大輝が亡くなった直後、相場にユウナを励ましてやるように言ったりするなど、良い面も多少見られる。

高校卒業後は、京大に進学。卒業間際、留学していた兄の雅也とも再会を果たす。

大学進学後も度々雅也と行動しているが、本人は嫌な様子。また、智美がイギリスに行く際には、見送りに出向いた。

ユウナたちに対し、SPの存在を知っているような言動を偶にしていたが、本人は正彦の研究には否定的だった。ユウナたちが頼みに行った際も、相手にしなかった。それとは逆に、ユウナがモンスターに襲われた際、SPへ助けに行った。

大学卒業後は大学院に進学。二年目には、社会人になるための予行練習として、大きめの部屋に引っ越した。三十四話にて、兄の雅也とは両親が違うことが判明。本人が、雅也が本当の兄ではないと知ったのは、小学校四年生の時だった。

正彦の研究所に呼ばれてからも、何度も帰ると言いつつ、結局ダンジョン攻略を手伝っていた。本人は「ただの気まぐれでやっている」というようなことをよく口にするが、真剣なユウナたちを見て少しずつSP存続について本気になっていく。

雅也が内戦中の国へ取材に行く際、ユウナに連れられて見送りに行った。兄の遺言が納められたテープを聞いた際、「安心してこの世界を守れない」と口にした。

ユウナがオーディンを呼び出し、ダークネス・キャッスルに行った際は同行した。フギンに監禁されていたのをミカに助けられた時にも、SP存続に対して前向きな姿勢を見せた。その後、木の宝玉のところに行って緑の剣を生成する。

また、真司にプロポーズされるが断り、事件終息後は留学するために外国に行った。

 

 

月見里 美香(やまなし みか)

通記:ミカ、誕生日:1994年7月7日、身長:167cm、体重:63kg、高校のクラス:3年6組、フィフス・フォリアの称号:アクア・マスター

ユウナの高校時代のクラスメイト。活発で明るい性格。よくギャル語を話す。高校では、いつもユウナたちと一緒に行動していた。中学時代はバスケ部だったが、高校では帰宅部。情報収集に優れ、将来はIT業界を目指していた。下の名前は、父親と母親の名前から一文字ずつもらっている。

実家は宝石の代理店で、両親からは高校卒業後は店を継ぐことを望まれていたが、ユウナが説得したことにより、希望通りにすることを認められる。

また、大輝にちょっかいをかけることが多く、色々な話に食いついたりするなど、ムードメーカー的存在。特に恋の話題になると、アドバイスを行ったりする。

卒業後は東京の専門学校に進学するが、ユウナとも継続して交友関係を持つ。

高校卒業後、正彦によってSPの存在を知る。また、SPの中でユウナと再会する。大学の最後辺りになると、自分の将来に対して不安を抱いていた。

大学を出た後は一旦ITの企業に就職したが、僅か三ヶ月で辞めてしまう。その後はユウナと同じように、よく正彦の研究所に足を運ぶ。

正彦からSPへの立ち入りを禁止された際、自分の所持モンスターとなかなか別れる決心がつかなかった。その頃から、敵のフギンに対して好意を寄せ始める。

しばらくして、ユウナたちとともに正彦に再召集され、ダンジョン攻略に参加。それからも、度々フギンのことを気にしているような素振りを見せ、思いきってユウナに告げた。ユウナに反対されたことで、少し反抗的に振る舞ったが、ユウナが妊娠していたとわかると祝福するとともに和解した。

SP内で暮らし始めた直後、ユウナやアカリと属性を交換。また、正彦がSPのダンジョン攻略用に開発した「万能太郎」を上手く乗りこなす。

レイカが洗脳されたフギンに監禁された際、道に落ちていた花弁を頼りに助けに出向いた。そこで我を見失っていたフギンに対して、「自分は何があっても仲間は裏切らない」と宣言する。その後、フギンを元の状態に戻すことに成功した。

サタールによって引き起こされた地震により、一度ユウナたちと離れ離れになってしまうが、フギンによって助けられる。そこでフギンから告白されるが、フギンはSPとともに消去されてしまい、事件終息後もそれを引きずっていたせいか、三十代後半まで誰とも恋愛することはなかった。結局、本来の夢であったIT企業に就職し、ユウナとの交友関係は途絶えなかった。

 

 

夢野 あかり(ゆめの あかり)

通記:アカリ、誕生日:1995年2月8日、身長:149cm、体重:42kg、高校でのクラス:3年6組、フィフス・フォリアの称号:ライト・マスター

ミカと同じく、ユウナの高校時代のクラスメイト。吹奏楽部に所属。愛媛県今治市出身で、愛媛弁を話す。天然っぽい性格。当初はクラリネット奏者を目指し、上京してきていた。文系科目よりも数学や理科が得意だったため、高校では理系に進んだ。名前の由来は、月のように明るく輝いていてほしいという、父親の願いから。また、人間観察に優れており、人の顔色を見ただけでその人の感情まで言い当てられる能力を持つ。そのため、ミカからは少し怖がられている。

実家に帰った際、父が大腸癌で余命宣告を受けていることを知る。父の政介が倒れる前日、自身の名前の由来を政介から聞かされる。そして政介の病気を受け、アーティストになるという夢を断念。地元の国立大学に進学するという進路に変更し、二ヶ月余りで偏差値を三十近くまで上げ、無事に合格を果たした。合格してすぐに、東京から実家に帰省する。

SPでは、フギンから命令され、ユウナとミカを襲ったが、それが二人だとわかると謝罪した。その後、二人とともにダンジョン攻略に参加する。

一度は就職したが、社風が合わずに辞めてしまう。その後は、就職活動をしながら横大路研究所に通っていた。また、SPの中でミーサがユウナを侮辱した際、珍しく怒鳴った。

再召集後、ユウナやミカとともにダンジョン攻略に専念する。その頃から、標準語を話し始める。また、ダンジョン「天上の海原」では防御が高い相手の防御を極限まで下げるという重役を担った。

一度現実世界へ身を引くことを勧められた時、残ると言ったユウナに合わせて自分も残ると公言したが、内心は「怖い」という気持ちがあった。そのことを慎一郎に伝え、それがきっかけで慎一郎のことを好きになる。離れ離れになったユウナたちが戻ってきた際には、涙を流して喜んだ。

事件終息後、慎一郎との交際を始める。その後、結婚したが夫の収入だけでは生活が厳しく、生計を立てるために愛媛の飲食店を転々としていた。

 

 

別役 茜音(わかえ あかね)

通記:アカネ、誕生日:1993年8月9日、身長:158cm、体重:51kg、フィフス・フォリアの称号:ダーク・マスター

パラダイス開発研究科二期生。大阪府吹田市出身。大学に入学した時から、正彦の研究を手伝っている。ユウナたちからは、「アカネさん」と呼ばれる。実家が大阪のため、関西弁を話す。リーダーシップが強く、曲がったことを嫌がる性格。

正彦の研究室へ案内したことがきっかけとなり、ユウナと知り合う。ユウナが正彦の研究を手伝うことになった後も、様々な形で忠告を行った。また、入学当初は目立たなかったが、正彦から声をかけられ、正彦の助手になってからは明るく振る舞うようになった。

また、ユウナにSPにおけるダンジョンの存在を教える役割も担い、ユウナが大輝の訃報を知って部屋に閉じこもった際にも、冷静に皆を鼓舞した。

正彦がSPを創設した際、全データを神王妃・ヘラの脳部分に格納したことを当初は知らされておらず、後々になってから知ったことを剣がすべて集まった後にユウナたちに告げる。SP存続をかけた戦いの時にも、ユウナと同行することが多かった。幾度の危機に陥った際にも、冷静を貫いていた。

事件が終息し、正彦の死後も研究所に残ったのかどうかは不明。

 

 

喜多村 悠二郎(きたむら ゆうじろう)

誕生日:1992年5月2日、身長:175cm、体重:68kg

ユウナの配偶者。信念が強く、約束事は必ず守ろうとする性格。京都出身だが、幼少時代に両親が忙しく、代わりに世話をしてくれた人が関東出身だったため、その影響で標準語を話す。年はユウナと二つ違いだが、大学に入学する前に一年浪人していたため、会社ではユウナの一年先輩だった。

同僚の時からユウナに対して積極的に声をかけ、外出や食事に誘ったりした。一度、急なプロポーズをし、ユウナを混乱させるが、大輝から厳しい一言を浴びせられ、自分を鍛え直すために半年間の猶予をもらう。

結婚後は、「何でも打ち明けられる関係を築きたい」とユウナに打ち明ける。それ故、ユウナから正彦の研究のことを告げられた時は、反対しなかった。

実家に帰ってからは、ユウナに家業を継がせようという母の雅美の傲慢に対し、憤慨する。ユウナを再び正彦の研究室に連れていく際も、両親の気を逸らすための手を打った。

また、少し大輝のことも意識しており、「自分も強くならなければならない」と自負している。ユウナが、結婚後も自分に対して敬語を使っていたことについて、大輝に気を遣っているからではないかと推測する。ユウナと解り合った後、全力でユウナをサポートしようと努める。

子供ができ、ユウナがSPの中に住む決心をした際、反対するどころか自身も子供を連れて入る決意をする。事態が深刻化し、ユウナを残してSPから去る。その後も、現実世界からユウナのことを見守る。また、「隠し事はしない」というユウナとの約束から、正彦が癌で入院した際にも正直に伝えに行く。

自分よりもSPの動向に精通している慎一郎を、事あるごとに責める。しかしそれはユウナのことを心配しているからであり、慎一郎からもそれを理解してもらっている。事件終息後も、ユウナと京都で暮らす。

序盤のキャラで、最も印象深い登場人物は?

  • 中谷優奈
  • 鶴ケ崎麗菓
  • 月見里美香
  • 夢野あかり
  • 池谷大輝
  • 相場善秀
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