横大路家
横大路 正彦(よこおおじ まさひこ)
誕生日:1957年6月30日、身長:170cm、体重:65kg
いつも白衣を身に纏い、少し風変わりの中年男性。龍山大学の教授かつ、パラダイス開発研究科の設立者。
ユウナが小学校の時、商店街で福引券を10枚束にしてユウナに渡す。ユウナの高校を訪れた際、全校生徒の前で皆を犬の「フン」に例えたりするなど、言うことも変わっている。また、極度な研究熱心で、妻の美千子が呼びかけても聞こえないほどである。
ユウナとの再開後も、家を訪ねてくるなど、何かにつけ彼女のことを気にかける。ユウナが高校を卒業後、ユウナにゲーム上の生き物を自身のスマホで預かってほしいと依頼する。ユウナからその理由をきかれると、答える代わりに戦争について説いた。最後に、「答えは自分自身で見つけるように」と諭す。
大学では、ユウナに助手としての研究の手伝いを依頼する。それを美千子に見つかり責められるが、ユウナによって解り合う。
また、悪意なくやった悪戯により、真宏を引きこもりにしてしまう。真宏に関してユウナに質問された時、仲を取り戻したいという意思を見せる。ユウナの働きで真宏と和解するものの、その後しばらくは完全修復とまではいかなかった。
SPにダンジョンを設置するが、設定ミスにより一回クリアしてしまうと、そのダンジョン自体が消えるようにしてしまう。
SPがサタールによって荒らされていると告白した後、ユウナたちにダンジョン攻略を依頼し、早くゲームをクリアしてすべてを終わらせようと目論むが、「このような形で終わらせたくない」と願うユウナを見て、心が揺らぐ。この時から身体に限界が来ており、一度は過労で倒れた。
幼少時代には弟の隆文(サタール)に対し、両親から受ける愛情の違いに劣等感を抱き、崖崩れに巻き込まれた際、助けるふりをしてわざと隆文を谷に落とそうとした過去がある。
サタールの正体を知った時、謝罪して和解しようとするが、サタールによって拒まれる。その後、弟のサタールと闘う覚悟を決め、「助手たちにこれ以上迷惑をかけられない」とし、一度ユウナたちを解散させるが、また召集をかけ、最終決戦に臨む。
また、SP創造時に全データを一つのダンジョンのボスモンスターの脳部分に格納したが、戦いが本格的に始まった後も自身の口からユウナたちに告げることはなかった。剣を五つ集めた時点で、アカネによりユウナたちに伝えられた。しかしすでにこの時、正彦は癌が進行し、病院で治療を受けていた。SP内にいるユウナたちには、真司が病室に持ち込んだタブレットを使って指示を送っていた。それにより、ミーサから教えられた宝玉のありかを伝えた。病院にいる間も、妻の美千子に対して自分の死を予感している発言をよくしていた。
事件が収束した後も、回復することはなく、65歳でこの世を去る。
横大路 美千子(よこおおじ みちこ)
誕生日:1959年8月17日、身長:157cm、体重:54kg
正彦の妻であり、その秘書を務める。大らかな性格で、度々ユウナからの相談に乗る。
当初は、誰の役にも立たない研究に打ち込む正彦に対し、もっと人の役に立つ研究をしてほしいと願っていた。
また、ユウナの下宿先で大家をしていた初子とは仲が良く、よく民宿に足を運ぶ。そこでユウナが入居できるように、初子に対してユウナとともに懇願した。正彦がユウナの研究を手伝っていると知った時は、正彦を責めた。また、真宏の過去をユウナに教えた。
研究熱心な正彦に対して身体のことを気にかけ、何度も休息をとるように勧めるが、なかなか言うことをきいてくれず、それだけが悩みの種だった。
正彦が倒れた際も、誰よりも正彦のことを心配していた。回復した後も正彦の身体を労わり、よく声をかけていた。SPにいるユウナたちにも、よく差し入れを持ってくるなど、誰に対しても優しく接していた。
正彦が余命宣告を受けてからも、ずっと正彦につきっきりだった。正彦が亡くなった後も、京都から出ずにその地で余生を過ごす。
横大路 真司(よこおおじ しんじ)
誕生日:1988年4月14日、身長:178cm、体重:66kg
正彦と美千子との間に生まれた子。しっかりした性格で、両親に対しては敬語を使う。
正彦が前に所属していた学科の卒業生で、正彦のゼミに所属していた。大学院を卒業した後、アメリカに二年間の留学を経て、日本に帰国する。その後は龍山で教諭を務め、正彦の研究がほかの教授たちに知られそうになった時も、慎一郎や雅也に相談して引越しの手伝いを行う。
また、他人と比べられることを嫌い、「人と違って何が悪い」という思想の持ち主。
雅也や慎一郎とは高校時代からの親友であり、雅也の過去も知っている。そのため、レイカの引越しを手伝った際にも、それを匂わせる発言をした。また、レイカと雅也の関係が悪くなりかけた時も、助言などを行う。
高校の時は雅也と慎一郎とともに「友の和同好会」という部活に所属しており、二人との結束は固い。雅也とはよく喧嘩になるが、それでも互いを信じ合っている。
SP存続にも協力し、ユウナたちとともにSPの中に入る。また、レイカのことを気にしており、フィフス・フォリアだけを残してSPを去る時、レイカに口づけをする。
その後、再びSPの中に入った時にレイカにプロポーズした。事件終息後、レイカが外国へ行ってしまったため、結局その恋は実らなかった。
セインツ・パラダイス
横大路 隆文(よこおおじ たかふみ)
誕生日:1959年9月10日、身長:169cm、体重:66kg
正彦の実弟、SPではサタールと名乗る。また、最後のダンジョンのボス。
幼少期は、両親から正彦よりも可愛がってもらっていた。その扱いの差異により、正彦に逆恨みされ、見殺しにされそうになる。その事件以来、兄を恨んでおり、ウイルスを生成してSPを攻撃する。また、自らもSPの中に住み着き、「未知の領域」を創る。ネットの書き込みを悪用し、それらの感情をデータ化してオーディンを生成する。しかしオーディンがユウナの前に現れたことにより、ユウナにも興味を持つようになる。ユウナがフギンによって城へ連れて来られた際、そこでユウナと初めて対面する。ユウナに自分の過去のことを話し、何故SPを侵略しようとしているのかを告げる。そのことをユウナは正彦本人に話し、正彦が手をついて謝り、「SPにはこれ以上手を加えないでほしい」と言うが、簡単に断わってしまう。その後も、正彦が開発したウイルス対策用プログラムの対策として、アマテラスをイワトノ丘に降臨させるなど、様々な手を使ってSP征服を企む。
また、SPの中からは現実世界へも干渉でき、ユウナたちの動向も見ることができる。正彦がユウナたちを解散させた後も、またSPに戻ってくるはずだという確信を持っていた。案の定、正彦によってユウナたちが再び呼び集められると、決戦の準備に入る。
また、研究者たちにSPの中に宝玉を造らせ、その中にそれぞれの属性の力を宿す剣を封印させた。それらをすべて集めると黄金の剣を生成でき、それが手に入ればSPを支配できるということを、メールで正彦にわざと教える。それはユウナたちの力を試すためであり、ユウナが黄金の剣を手に入れるために一人で城へ乗り込んできた際、そのことを告げる。
フギンやミーサの裏切りに気づいた時は怒りを顕わにし、フギンの脳に念波を送って洗脳してしまう。その後、フギンにフィフス・フォリアの一人を捕らえるようにと命令する。
最後は、SP内のあらゆるものをデータごと分解してしまう黒い炎のようなウイルスを開発し、ユウナたちを襲った。それにより、味方の研究者やモンスターたちも犠牲になるが、本人は気にする素振りを一切見せず、笑みだけを浮かべていた。最終戦にはヘビーメタルドラゴンを繰り出すが、五人の団結力やオーディンの力によって負けてしまう。最期は、自らが生成した分解プログラムによって消去される。
横大路 南斗(よこおおじ みなと)
誕生日:1988年11月14日、身長:181cm、体重:69kg
隆文の息子。SPでは、「フギン」と名乗る。隆文の息子や、正彦の甥とは思わせぬ顔の整った好青年。オーディンと同じくつばの広い帽子を被り、西洋風の衣服を身に纏っている。また、「ムニン」と名付けたモンスター・プテラドスをセインツ・パラダイス内での移動手段にしている。
少年時代、時空の歪みに飲み込まれ、一度未来に来たことがあり、SPの中でユウナたちと出会う。また、オーディンを呼び出すための水晶を所持しており、ユウナと初めて対面した際、ユウナを洞窟へ連れ込み、オーディンがSPを救う鍵になるとその水晶を見せながら伝えた。その時に、ユウナがオーディンを上手く扱えるのかを見極めた。また、ユウナや正彦をサタールに引き合わせる役割も担う。また、整ったその顔立ちからミカからは好意を寄せられる。
最初はサタールに服従していたが、正彦への復讐に消極的な面があり、次第に疑問を抱くようになる。その気持ちが募った結果、これは父と正彦だけの戦いであり、ユウナたちは本来何の関係も持たないと感じ始める。そしてユウナたちに助言し、サタールを裏切るに至った。そして話し合いのため、一度城へ戻ることを決意するが、予め裏切りに気づいていたサタールによって洗脳されてしまう。その後、サタールに命じられてレイカを捕らえ、幻を見せる。しかし、それを助けに来たミカによって正気を取り戻す。その後、サタールの城に一人で出向いていたユウナを助けに行く。
ミカがユウナたちと逸れてしまったところを助け、「この戦いが終わったら結婚してほしい」と告げる。ミカからはフラグだと言われるが、「好きだ」「伝えておきたかった」と本気さを示した。
最終戦の時もユウナたちに味方したが、サタールによって動きを封じられてしまう。これにより、SP全体が崩れる時に逃げられなくなってしまい、助けようとするミカを説得して脱出させる。その後、SPとともに散る。
横大路 美長沙(よこおおじ みいさ)
誕生日:1995年3月27日、身長:153cm、体重:43kg
サタールの娘で、フギンの妹。SPでは通称「ミーサ」。
男のような口調で話し、何故かユウナに強い敵意を抱いている。一人称は「俺」。ユウナに初めて会った際も、彼女を勝負を誘ったり、外の世界へ追い出そうとしたりする。
しかし、嫌々ながらもサタールには従順に振る舞い、ユウナを横大路研究所に呼び戻すため、敵ながら協力に走る。また、正彦が本当に自分の父を嫌っていたのか疑問を抱いた。
フギンと同じく、幼少時代にSPに来たことがある。口には出さないものの、フギンのことを本当に慕っているような素振りを稀に見せる。
フギンとともに父のサタールを裏切り、ユウナたちに協力するようになるが、サタールによって洗脳されたフギンにより、SPから追放され、SPに入れなくされてしまう。その後しばらくは放心状態で誰とも口を利きたがらなかったが、美千子に優しく言葉をかけられ、徐々に心を開いていく。そして宝玉のありかを正彦に伝え、サタールが宝玉を破壊しようとしていることを推測する。その後、元に戻ったフギンからの連絡があると安心する。
また、悠二郎から「俺」ではなく「私」と話すように矯正され、「今からでも十分変われる」と諭される。その時に、ユウナに対して敵意を抱いていたのは、自分にないものをユウナが持ち合わせていたからだと告げる。
SPが終焉を迎えると、フギンやサタールがSPに取り残されていると知り、助けにいこうとするがミカによって圧制される。事件終息後の消息は不明。
コサカ
サタールに雇われた、謎の研究者。サタールの命令通りに行動する。また、SPにおいて様々なモンスターを生成する。
ユウナたちがフギンに連れられて宝玉の前まで来た際、手下の研究者たちとともに邪魔をしに来る。その時、「溟界の大悪魔・クラーケン」を召喚してユウナたちを襲うが、レイカのブラキオスによって一撃で倒された。
その後もサタールの命令で何度かユウナと対峙するが、いずれも失敗に終わる。最期は、サタールが開発した分解プログラムによって飲み込まれる。
金色 ルリ(こんじき るり)
コサカの助手。コサカとともに、ユウナたちの動きを監視する。
子供時代のフギンとミーサがSPに迷い込んだ時、二人を襲う。助けに来たユウナたちに、最後のダンジョンは「ダークネス・キャッスル」だと告げる。憎まれ口を叩くのが上手く、それが原因で一度レイカに頬を叩かれた。それを根に持っており、ヘルヘイムが目覚める早朝にダンジョンの外で見張りをしていたレイカたちを襲った。その時は爆炎龍・グランティラノスを召喚した。
自分のモンスターやコサカたちと同じように、分解プログラムに飲み込まれて消去される。
中谷家
中谷百合子(なかたに ゆりこ)
誕生日:1965年1月27日、身長:155cm
ユウナの母。父・惟英の秘書を務める。惟英よりは仕事に余裕を持っており、自宅にいることが多い。惟英と反対に心配性で、ユウナの将来を案じる。ユウナが大学を決めた時にも、学費のことなどを心配して転職を考えていた。
ユウナが大学へ進学した際や、就職した際にも度々電話をかける。ユウナが結婚した後は、その機会も少なくなった。
また、大輝の葬式の時にはユウナに対し、前向きな言葉をかけた。
中谷 惟英(なかたに ただふさ)
誕生日:1964年10月7日、身長:172cm
ユウナの父。国立大学の教授をしていて、帰りの遅い日が多い。物事を楽観的に捉えるが、ユウナを陰ながら応援する。ユウナが独り立ちする際にもサポートし、初子の民宿に挨拶に出向くが、門前払いを食らう。
また、ユウナが大輝の葬式のため帰省していた時、古くなったゲーム機を引っ張り出してきた。
ユウナが三十代後半になった頃には、すでにこの世を去っていた。
中谷 義輝(なかたに よしただ)
誕生日:1996年11月4日、身長:168cm、体重:63kg
ユウナの2学年下の弟。高校では野球部に所属。生意気な面もあるが、人思いの性格。
ミカの妹、千花と同じ高校であり、学年も一緒。不良に絡まれていた美希を助けたことにより、ヤクザに利用されていた。一度は野球部を辞めたが、事件が収束してからもう一度再入部する。
将来はデザイナーになるのが夢であり、大学卒業後は勉強のためにイタリアに留学する。そこで、ユウナの友人であるリンと出会う。
喜多村家
喜多村 慎一郎(きたむら しんいちろう)
誕生日:1989年3月9日、身長:176cm、体重:66kg
悠二郎の兄。悠二郎と同じく、標準語を話す。
理系の仕事に憧れ、東京にある工業系に強い高校に進学。少年期は、両親の手伝いばかりしていたため友達が少なく、高校では「友の和同好会」という部活を設立し、雅也、真司と知り合う。
また、ユウナを実家から横大路研究所に連れてくるという役目も任される。その当時は、ユウナに対してあまり良い印象を抱いていなかったが、ユウナの行動を見て改心する。
高校時代、進学を迷っていたが、真司から誘われて龍山を受験する。卒業後は家業である引越屋を手伝っていた。
ユウナたちがSPに入る際、悠二郎や真司とともに自らも付き添った。事態が深刻化すると、五人だけを残してSPを去ることになる。その前日、一人で泣いていたアカリを慰め、それがきっかけでアカリのことを好きになる。
事件終息後は絵美里と離婚し、アカリとの交際を始め、程なくして再婚した模様。
喜多村 孝太郎(きたむら こうたろう)
悠二郎や慎一郎の父。引越し屋を営んでいて心が広く、笑い方も豪快。
千年の婚儀の際も、笑顔で祝福した。
喜多村 雅美(きたむら まさみ)
悠二郎の母。花道の家元をしており、それを千年に継がせようとしていた。千年が結婚を志願していた時、一度はその矛先がユウナに向けられた。しかし、悠二郎から説得されて諦める。
しかし今度は、ユウナには家業を継いでもらうと言い張り、ユウナが連れ出された時には孝太郎とともに追いかけた。
喜多村 千年(きたむら ちとせ)
誕生日:1987年12月10日、身長:170cm
悠二郎と慎一郎の姉。
雅美から、家元を継ぐようにと望まれていたが、それを頑なに拒んでいた。悠二郎とともに実家に帰ったユウナの働きかけにより、勝と結婚した後は無事に家元を継ぐことを決意。
また、ユウナが家を出ていった後、わざわざ妊娠を報告しに来る。そこで、ユウナに対して改めて礼を言った。
喜多村 絵美里(きたむら えみり)
慎一郎の妻。優しく、おっとりした性格。
喜多村 由希(きたむら ゆき)
慎一郎と絵美里の長女。
喜多村 大雅(きたむら たいが)
慎一郎と絵美里の長男。ユウナによく懐いており、かくれんぼに誘った。
勝
千年の結婚相手。孝太郎の紹介で千年と出会い、交際を始めたが雅美の反対に遭い、一度別れている。しかし、その後も雅美に内緒で度々千年と会っていた。花会の時、悠二郎に促され、雅美に千年との結婚を乞い、許しを得る。
美子(よしこ)
喜多村家に住む仲居。家政婦的な存在。
序盤のキャラで、最も印象深い登場人物は?
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中谷優奈
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鶴ケ崎麗菓
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月見里美香
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夢野あかり
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池谷大輝
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相場善秀