東方日常茶飯事   作:草賀魔裟斗

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やっちゃったぜ★
この小説は新規の小説のことばかり思い浮かぶので
一度、新規を書いてすっきりして
紅屋敷や切望伝を書こうと思って
別に血迷ったわけじゃないんです…本当です
内容も真面目感が薄れていますが
仕様です



小説に作者が出るとメタくなる!

幻想郷

結界が世界を区切り作られた楽園であり

外界から忘れられ居場所をなくした者達の最終地点である

外界からは連絡は勿論、その存在すら確認する方法はなく

存在そのものがその名の通り

幻想なのだ

しかしある日、その幻想が現実となった

とある国の化学者がスキマという時空の歪みの観測に成功…しかしこれだけなら幻想は現実にはならない…その化学者はスキマを人工的に作り出しその奥の幻想の楽園をその目で確認した

皮肉なことに化学者はその楽園をParadise of vision (幻の楽園)と

幻想郷と限りなく近い名を付けた

そして外の人間は幻想郷の存在に魅了された…どうしても欲しくなったのだ

Paradise of vision の発見から二年

外の人間は国家単位の連合軍を作りあげ幻想郷を支配するため進軍した

それも最悪のタイミング…博麗の巫女が亡くなった翌日であった…

 

幻想郷側は数で圧倒的不利であったが

7賢者の助言や外の人間にはない特殊能力、弾幕を使い

戦況はかろうじて平行線を続けた

そして平行線の戦況がガラリと変わる出来事が起こる

幻想郷側の切り札ともいえる

10代前半くらいの人間がとある戦場の最前線に導入された、それも一人で

初め、連合軍はその若者をみて幻想郷側の劣勢を悟り勝利を確信した

…がその戦場における連合軍は3日ともたず全滅した

それを皮切りに四ヶ所同時に同じような出来事が起こる

かろうじて生き残った人間は口々にこう言った

「鬼の子をみた」

「稲妻に撃たれた」

「生き地獄をみた」

「急に基地が爆発を起こした」

そうして平行線を続け、長引くと予測され多くの人や妖怪の血や涙で汚れた戦争は四人の人間の導入により3ヶ月で連合軍は全滅、幻想郷の大勝利で終わった

 

そして終戦以来、外の高い技術が垂れ流しとなった

しかしそれの殆んどは七賢者の一人、八雲紫が管理し幻想郷が外の物で溢れる事を防いでいる

そしてもう一つ、影響が現れた

外から無理矢理、穴を開かれた

博麗大結界は幻想郷の存続の為に

自身を強化した

その結果、幻想郷は外の世界の人間の道を完全に絶ち、人間や妖怪にとって外の世界と孤立した一つの世界となった

技術に関してはゆるゆるなので垂れ流しのままであるが…

そして世界の理に妖怪の存在が刻まれ

実質、妖怪の存在は幻想郷に固定化された

簡単にいうなら忘れられようと何をしようと妖怪は消えなくなった

だが幻想郷の長年続けてきた仕組みが急に変わる訳もない、これから徐々に変わっていくのだろう…

 

そして戦況を一気に変えた四人の人間は終戦から三年経った今も行方をくらましている

 

博麗神社

朝日が上り小鳥が囀ずる

博麗神社の主、霊夢がのそっとその体を持ち上げた

「…朝?」

体をすぅと伸ばし立ち上がる

「朝だわ…」

眩しそうに目を細める

小鳥が飛び去っていった

大あくびをひとつすると霊夢は洗面所にいく

支度を済ませるも玄関に行くと違和感を感じて首を傾げた

「…あ、刀…あと本も」

縁側まで歩いていき、そこに飾ってあった刀を持つと腰につけた

そのあと、本棚から選んだ一冊を手に取るとまた玄関に立った

「よし…んじゃいきますか」

 

妖怪が異変を起こすことはかなり減った

それにより博麗の巫女の仕事がかなり減った

その為か人里で霊夢をみる機会がかなり増えている

他人から見れば読書好きな美人だろうがその本の題名は誰も知らない

「やぁ博麗の姉ちゃん」

八百屋のおっさんに話しかけられた

「ん?なに?」

本を畳み八百屋に近づく

「また、散歩かい?」

「そうだね…最近平和だし…こうも暖かいと家に籠りたくなくてね」

「たしかに平和だね…三年前まであんなに血生臭い戦争だとか言っていたのに…」

霊夢がふと俯く

「もう起こらないから…それが救い救いなんだけどね…」

「…またいい野菜が入ったら取っといてあげるからさ、今後も御贔屓に」

明るくおっさんが霊夢に笑いかけた

霊夢も頬が緩む

「ありがとう…楽しみにしとくね、おっさんとこの野菜美味しいからさ♪」

霊夢が散歩を再開した

(人間は変わらない…何も変わらない…)

霊夢が晴れ渡った空を見上げた

 

人里から少し離れた所は河童が進んで近代化している区画

通称、河童特区になっている

この区画だけ人里とは比べ物にならないほど発展しており

近代的な物が沢山ある

喫茶店やファーストフードを初めとし

コミケやメイド喫茶、バーやなんかもあったりする

そして霊夢がたどり着いたのは書店だった

それも河童特区では珍しい昔ながらの書店というより本屋さんといった風貌の店だ

「…らっしゃい」

寡黙そうな主人が座ったままぼそりといった

「近くまで来たから寄ってみた…ところでさ」

主人の座る椅子の前のカウンターに手を置いて顔を近づける

「例のあれ…入荷した?」

「ああ…ブックカバーは付けるか?」

「お願い」

千円札をカウンターの上に置いた

主人がカウンターの上に置いた本の題名は

絡み合う黒い薔薇という小説だ…その表紙には半裸の美男子(ブロンドと茶髪)が重なりあっている

そう…彼女は俗にいう腐女子

官能小説、それもBL物を好む女子だった

「いやぁ、いつもありがとうね」

「あんたがいなきゃ…こんなもん入荷しないよ」

「それもそうだよねぇ…でもなにかと用意してくれている主人は好い人だね!うん!」

「はいはい」

適当に流されるのも慣れたものだ

「よし、んじゃ、帰るわありがとねー」

 

書店を出るとすぐ霊夢は目を見開いた

「なんかいる…」

そこには不自然な格好で電柱に隠れ

カメラを構える黒い三角帽子を被った金髪少女がいた

カメラの先には幼い女の子が蝶を追いかけて遊んでいた

ぎこちない様子で蝶を追いかける女の子を鼻から血液を垂れながりながらカメラにおさめる姿は少女が女で無ければ事案が発生しかねない姿だ

「魔理沙?あんた何してるの?」

「おお!霊夢じゃねぇか奇遇だな」

「できれば会いたくなかったわよ…鼻血ふきなさい」

「…とちょっと待てあと二枚ほど撮っておきたいんだ」

霊夢の猛烈な蹴りが入り魔理沙は電柱に顔面がめり込んだ

 

近くのファミレス

「はぁ…あんたって奴はね…」

「いやぁ悪かったって…目の前に美少女がいたからつい」

魔理沙は最早、鼻血か怪我による血か分からないほど出血している

その上でヘラヘラと笑っていられるのだから凄まじい

店員がビビりながら近づいてきた

「お、お客様、大丈夫でしょうか?」

「店員さん、こいつの心配なら無用ですよ…体とメンタルだけは無駄に丈夫なんで…あ、コーヒーください」

「えっと…は、はい」

魔理沙が店員の方を向いた

店員がヒッと声を漏らす

「私はチョコパフェ」

「か、畏まりました…少々お待ち下さい」

店員が逃げるように厨房ヘ走って行った

しばらくすると魔理沙が真顔になる

「なぁ、霊夢」

「なに?」

「…あの人の3才位がストレートかもしれな…」

「黙れロリコン」

霊夢が目をそらしながら言った

「そりゃひでぇぜー私はロリコンではなくてだな…ただ小動物とか小さいものが好きなだけなんだぜ?」

「世間をそれをロリコンと呼ぶのよ?知らなかったの?」

「知らなかった…てかそんなの知りたくねぇよ」

霊夢が机に伸びた

「…平和ねー」

「それにこしたことはねぇだろ」

「そうだけどさぁ…」

コーヒーとチョコパフェを店員が持ってきた

「平和だからこそお前の大好きなBLを堪能できるんだぜ?」

「…それもそっか…紅魔館の輩にも感謝しないとね」

 

終戦直後、幻想郷が外の世界の物で溢れるという事態に陥った

その事態は紫の手により終息したが

それ以降、人里でも外の世界の物が溢れている

それにより人間の銃殺事件や妖怪への発砲など

今までの幻想郷ではあり得なかった事件や異変が起こるようになり

博麗の巫女でも対処しきれないことが多くなった

そこで紅魔館が治安の維持に関してのみ人里の人間の逮捕、拘束、罰則が任されるようになった

しかしレミリアの性格上、全ての権限を紅魔館に移行する事は危険と判断し

勿論、私意を入れないように釘を刺すと共に

人間の逮捕時のみ博麗の巫女及び七賢者の半数以上の賛成がなければ拘束できないというルールに落ち着いた

 

余談だが閻魔に関しての罰則権限は

死人のみだが

罰則の一つに閻魔の説教があるとかないとか…

しかも厚生率88%越え…どんな説教でどれくらいの長さなのかは分からない

 

「あのチンピラ警察か?紅魔館が警察庁になったせいで本を盗めないじゃねぇか…ちくせう」

「あんたの手癖の悪さを直すいいきっかけじゃない」

霊夢がコーヒーを口に運ぶ

「冗談じゃないぜ…私の大切な設定だぜ?たとえるならルパ◯三世が盗みを止めるようなもんじゃないか」

「おーメタいメタい、別に良いじゃない?私が帯刀してるし…腐女子だしあんたもロリコンだし、本当に作者の性癖を疑うわ」

(´・ω・`)いやあの…性癖とか関係ないんでやめてください

「お前のほうがメタいだろ、ほら作者召喚してるし」

「和服フェチは帰れ」

(;´Д`)止めて!ありもしないこというの!

「今は帰れよ…一話目からメタは避けようぜ?わかったらナレーションに戻れよ」

(´・ω・`)あ、はい…でももう手遅れかと…

「わかんねぇだろ、まだ19行だし」

…ごほん…魔理沙はパフェを食べてしまった

「まぁ…今日は帰ろうぜ」

「この話なにがしたかったのかしら」

(´・ω・`)大前提の提唱ですが

「帰れ」「帰れ」

(´;ω;`)あーんまりだぁー!

 

博麗神社

(´;ω;`)まだ続くんでナレーションしますよ

「悪かったわよいつまで泣いてんの」

(´;ω;`)うぃ…

霊夢が横になった

「平和か…続いてほしいわね…いつまでも…」

(先生ー!)

霊夢の頭に自分の声が響く

霊夢は苦しそうに目を閉じた

「平和が崩れたら私は…取り戻せるかな…」




この小説ではちょくちょく作者が出てきます
作者が出てきますと題名のとおりメタくなる恐れがあります…

これからもこれはちょくちょく更新していこうかなと思っています
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