東方日常茶飯事   作:草賀魔裟斗

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今回はストーリーとはまったく関係ない
ただ単に紅魔館は警察署のようなものということだけ
理解してもらうために書いたものです
ハイ…特に最後とか全く意味なんてないです(1回目)

微妙に話自体は真面目っぽいけど重ねますが
全く意味なんてないです(2回目)


お巡りさんの事を税金泥棒とは呼ばないで!

紅魔館

ここは戦後、

警察署のようなものになり

人の出入りも少しだけ増えた

その為か門番の仕事が増え、美鈴は大体起きているようになった

しかし仕事が増えた副作用か喫煙を始めるようになってしまっている

 

門番から細い煙が天に昇る

「…ふぅ…」

美鈴は虚空を見上げて煙を吐いた

白い煙が量を増す

「美鈴?どうしたの、ぼーっとして」

「あ、あや?咲夜さん!?いつから…」

咲夜は首を傾げた

「おかしなこと聞くのね…さっきから呼んでたんだけど…」

「アイヤー全然気づかなかったネー」

「そのエセ中国やめなさい…取り調べなんだけど…なかなか厄介なやつでね…少し力を貸してほしいのよ」

今度は美鈴が首を傾げた

「あれ?フラン様は?」

「…」

苦笑いを含めて咲夜が目をそらす

「だから言ったじゃない?少し厄介だって…」

 

取調室

元々、紅魔館にあった拷問部屋

※随分、使われた形跡はなかった

を改造して作られた部屋で

外の世界の刑事ドラマに感化された

レミリアが作った為

地下にあるにも関わらずブラインド窓があったり

空っぽのファイルを詰め込んだ本棚があったりとめちゃくちゃな作りになっている

そしてガラスを隔てた場所に待機場所まで完備

しかもガラスはマジックミラーというこだわりっぷりである

 

「咲夜さん厄介なやつとは?」

「…彼よ…栗林良介、近くのコンビニでアルバイトしてる高校生ね…勤務態度はいたって真面目…肉親は両親を早くに早くに亡くして、兄が一人いるわね…万引きとそれと…麻薬を見つけた」

美鈴はマジックミラーを覗きこんだ

「咲夜さん?」

「なに?」

「仏様が見えます」

マジックミラーの向こう側には

優しそうな微笑みをこちらに向ける青少年がいた

霊夢がいたら発狂しそうなほど美少年でありとても犯罪者には見えない

咲夜はため息をついた

「3日前に万引きの通報で逮捕したのよ…」

「誤認逮捕では…」

「無いわよ…特徴が…栗色の髪の青少年だもの…それに防犯カメラにも映ってたし…」

たしかに栗色の髪の毛ではある

なるほどといわんばかりに美鈴が頷く「でどのあたりが厄介なのですか?…優しく問いかけたらなんでも答えてくれそうなお顔ですけど…」

「うー…ん…まさしく仏様というか…はじめは妖精メイドに任せていたのだけど…そしたら妖精メイドの一部が…その…人生相談をしたいと…彼に…」

「はぁ?人生相談?万引き犯に?」

「その結果…お嬢様と妹様にお任せしたのだけど…泣き崩れて帰っていったわ」

美鈴が顔色を変えて訴える

「吸血鬼に説教で泣かせれるんですか!?そんなの私の手には負えませんよ!閻魔様呼びましょうよ…」

「その…説教といより…いい話だな…と…」

「ふざけているんですか?咲夜さん」

咲夜が美鈴の胸ぐらを掴む

「ふざけてなんかいないわよ!!

こっちだって目が点よ!

お嬢様と妹様よ!?

吸血鬼なのよ!?500歳と495歳よ!?そして彼は17!17よ!?17!私より年下じゃない!?ピッチピチの高校生じゃない!?青春真っ盛りじゃない!?

お嬢様に至っては…ひーふーみー…483歳下なのよ!?それを泣かせるってどういうことなの!?仏様なの!?それとも…仏様なの!?」

「仏様しか言ってないじゃないですか!落ち着いてください!」

咲夜が膝をついて壁を殴り初めた

「こんな状況私一人でどーしろつーのよ!アナダニハワカランデショーネ!!」

「ネタ古い!一昨年位前じゃないですか!てか落ち着いてーー!!」

 

少女乱心中…

 

「ごめんなさいね…私も混乱してて…」

「落ち着きましたか?…はぁ…私が彼と話してみますよ」

「大丈夫よね?感動しないわよね?美鈴大丈夫よね?」

美鈴がふぅとため息をついてドアをあけた

 

「やぁ…紅美鈴です、ここの門番をしてます…えっと…お話宜しいですか?」

「あ、はい、勿論です」

美鈴が椅子に座る

「その…万引きをした…というのは…本当なんですか?」

「…」

「その…黙ってては何も分からないんですけど…」

栗林は顔をしたに向けた

(あれ?これ楽勝じゃね?やっぱりねいくら好青年でも年頃だし出来心とかあるしね…あんまりきつくいっちゃ…可哀想かな…)

「美鈴さんは…人生でやってはいけない失敗ってありますか?」

美鈴は驚いてえ?とすっとんきょうな声が出た

「失敗ですか?」

(急にどうしたんだろう…ま、乗ってあげよう急に真実にはいけないだろうし…)

「そうですね…あんまり覚えてないです」

「というと?」

「私は…過去は振り返らない女ですから」

美鈴はニコッと笑って見せた

「過去は…振り返らない…か…美鈴さんは凄いですね…尊敬します…僕なんてずっと…」

段々弱々しくなっていく栗林の声

「紅魔館の方々なら僕の周辺も分かっているんですよね…家族の事も…」

美鈴が頷いた

咲夜にも聞いたとおり両親を早くに亡くし

唯一の肉親は兄のみ

「はい…調べさせて貰ってます…」

「…母の死に際に立ち会えなかったんです…僕…」

美鈴が目を見開く

体に鼓動と幼い頃の自分の声がこだませる

お母さん!お母さん!と呼んでいる

同じようなことが咲夜にも起こる

咲夜はより鮮明に聞こえた

「…その日…お母さんは…俺のこと…笑って…笑って…!」

栗林の口調がいつも通りと思われる口調になる

「笑って送り出して…」

(りょうちゃんいってらっしゃい)

「今でも覚えてる…あの笑顔…帰ったら…家が燃えてて…兄貴が…泣いてて…消防士さんが…集まってて…外の世界の兵器の誤射だって…」

美鈴と咲夜の目は焦点があわず瞳が振るえていた

()

「…皆さんとお話できて少し肩の荷が下りました…ありがとうございます」

「お母さんのこと…本当なんですか…」

「?はい」

美鈴が立ち上がった

「ど、どうして万引きなんか…」

「え?万引き?」

「はい!どうして!お母さんが悲しみ…」

最後までいう前に栗林が言った

「僕、万引きなんてしてないですよ?」

「…え?じゃ…麻薬は?」

栗林が俯き呟くように言った

「兄の物を没収してまして…その…捕まってほしくなくて…すみません」

美鈴と咲夜がきょとんと栗林を見る

それとほぼ同時に妖精メイドの一人が取調室に入ってきた

「咲夜さん!栗林さんの兄、栗林浩介が素行の悪い不良少年ということがわかりました!しかも危険薬物所持の前科ありです!」

まるでゾンビのように咲夜と美鈴が妖精メイドの方に首を動かした

そのあとすぐ紅魔館に怒号が轟いた

「浩介ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

「どこじゃおら!浩介ぇぇぇ!!」

「あの咲夜さん?美鈴さん?(・・;)」

「更正させてやる!!絶対!!」

「探すわよ!美鈴!あんたも来なさい!」

「もちのろんですよ!」

「え?えぇ!?」

「浩介ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

「うるさぁーい!!」

その後、咲夜と美鈴の懸命の捜査により栗林浩介は逮捕された

取調を担当した咲夜と美鈴は鬼の形相で問いただすような口調だったという…

良介は検査で陽性反応がでなかったので誤認逮捕として釈放された

 

別の日、紅魔館、門

「警察も大変ね」

「ハイソウデスネ」

「だからさ…」

霊夢が捕まっていた

「許してヒヤシンス」

「黙ってください、なんで図書館に居たんですか、そしてなんで鼻血出てたんですか」

「それには海より深い理由があってね…私ね最近、よく読む官能小説の最新刊を買ったのよ…そしたらなんとあの親父!間違えて二巻前のを渡してきたのよ!?で続きが気になってさ…ほら咲夜って同胞じゃない?だから持ってるかなってで忍び込んだら案の定あって…読んでたのよ!そしてらよくってねやっぱり

"Danger"が"dangerous"で"It is too dangerous "なのはそそるわねぇ…あ

、あと…」

 

※連載を続ける上で大変不適切な単語だったため伏せ字にさせていただきました

今後ともこのような事があるかと思いますがご理解のほどをよろしくお願いいたします

 

「誰もそんなに生々しいのは聞いていませんよ…ちょっと気分悪くなってきたじゃないですか」

「お、ニコチンきれ?大変ねぇレミィに聞いたわよ?最近叫んでたらしいじゃない?」

「あれは…まぁ色々ありまして…」

美鈴がタバコに火を付ける

「霊夢!?なにしてんのよ!?」

咲夜が紅魔館から出てきた

「嗚呼、咲夜ー絡み合う薔薇の五巻読んでたら妖精メイドに逮捕されちゃってサー」

「…はぁ…読んでただけなら無害よ…離してあげなさい、美鈴」

霊夢が解放された

「今度から読みたい時は私に直接言いなさい」

「へいへーい…んじゃ」

霊夢がフラリと歩いて帰って行った

「警察も一苦労ね…昼御飯できたから入りなさい」

「はい」

紅魔館の住人は今日も奔走している




どうですか?
たまにはのんびりとこんな話も書いてみたりして
次回からシリアスゾーンの入り口に立ちます
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