亡霊の学園 ~戦死した英雄達~ 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
ヤークトパンツァーE-100型(以後E-100駆逐)の後ろに隠れるようにE-125の2両が登場する。
E-125・・・ドイツのE-25の発展型であり、コストパフォーマンスは戦争後期の戦車の中で最高に良い戦車である。
重量は28トン、前面装甲60mm(120mm)、側面30mm(60mm)、背面20mm(40mm)、最高速度50キロ、超信地旋回装置もついており、滅茶苦茶素早い動きをする。
主砲は安定の155mm、扱いにくく、攻撃には向いていないが、一撃離脱戦法なら使えるため、北邦製の戦車の中では唯一使用する学校がある。
・・・大体の理由が予算に優しくて超火力だからだが。
続いてE-175である。
これもE-75の系統から進化した戦車で、車高を少し低くし、車体が全体的に丸みをおびている。
角が消えたことにより砲弾が弾き、全体が計算上300mmの装甲はドイツと北邦の最高傑作と言われる程の防御力となっていた。
155mm砲、最高時速42キロ、フリーズクラブⅨ型エンジンを搭載していたが、新兵殺しという渾名がつくほど戦後に他国からはこの戦車に乗ろうとしなかった。
勿論戦車道をする女性達もである。
(砲撃すると踏みとどまるか上手く椅子に掴まないとミンチになる。もちろん戦車道用に改造しても良いのだが、それだと88mmにしないといけないし、それでも骨が折れるのは覚悟しないといけないので、大半は普通にドイツのE-75に乗る)
深夜の高速道路を通りながらビルの光を見て、戦車に乗る少女達は改めて時代が違うことを否応なしに気づかされる。
キュラキュラキュラ
「咲さん、お茶が出来ましたよ。」
「ありがとう原村さん。」
「タコスもあるじぇ!!」
運転中のmobにももちろん分けている
「優希ちゃんは相変わらずタコスが好きだね。」
「志願前はタコス専門店のアラスカ支部の幹部だったじぇ。」
「私も行ったことありました。」
「原村さんもですか。私は軍でコッテコテだから・・・。」
「咲ちゃんの階級は少将だったじぇ。」
「そうでしたね。」
「まぁ、戦闘中以外はフランクにが軍のもっとうだからね。お姉ちゃんも仕事中以外のほとんどはお菓子を食べてるかネットでスカイプ通話しながらダベってるだけだから。」
「なにかが違う気がするじぇ。」
「・・・そう言えば、あの空母はなんだったんでしょうかね?」
「地獄だったじぇ。」
「1日あめ玉1個でしたものね。」
「生きた心地がしないよね。死んでるけど。」
「自衛隊から貰った備品で今は戦車内でもこうして軽食くらいなら作って食べられますからね。」
「・・・見えてきたじぇ!!」
普通くらいの大きさの学園艦がそこにはあった。