亡霊の学園 ~戦死した英雄達~ 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
ゲットー大学付属高校・・・その学園艦を一言で現すのなら内戦の一言に尽きる。
派閥が7つあり、それぞれが自治区を持ち、学校を中立区とする徹底ぶりである。
学園艦を事実上運営する生徒会も中立であるが、生徒会選挙によって選ばれるので7つの派閥から1人が選出され牽制しあっているのが現状である。
派閥としては、文化系部活、旧学園派閥(辻の母校意思を継いでいる生き残り)、野球・ソフトボール部、武道系の部活、経理・航海委員、風紀委員、執行部の7つである。
比率は2:1:1:1:1:1:1その他2で、それぞれの派閥で何かしらの武器を保有している。
文化部は情報戦に強く、旧学園派閥は強力な重戦車を数両保有し、野球・ソフトボール部は文化部と同盟をして直接的な暴力機構であり、武道系の部活は比較的広い勢力範囲と食糧生産施設をもち、経理・航海委員は独自の財政的バックをもち、風紀委員はこれらを合法的に取り締まるために強力な非殺傷武器を保有し、執行部は学力が高い者が多く、学校を中立区にしたり等の政治的な発言力が強い。
殴り合いは日常茶飯事であり、ゲリラ、リンチ、襲撃は当たり前とヤバイ学園である。
しかし、全体的に化学や技術力が有るためM3くらいならゴロゴロ転がっている。(普通に製造工場がある。)
「酷いなこれは。」
「照中将どないしますか?」
「舟久保中佐、あなたはそのまま情報収集を続けなさい。私達は安全な土地を確保するまで経理・航海委員と執行部と協力関係を築く。船全体で4万人が生活し、その中で1割りでも4000人がその派閥に属していることになる。厄介だ。しかし、安全を確保するにはどこかと組むしかないからな。」
「じゃあ私がその他の切り崩しをしとけば良いかしら。」
「竹井中佐、頼む。」
「あと、提案だけど、もう軍属じゃないから階級はつけなくていいんじゃない?」
「・・・考えておく。」
「了解。」
「パンッアーフォー!!」
各校の隊長達の話し合いから数日、大洗では優勝によりスポンサーがついたことで資金に困ることはなくなり、生徒会の3年生も引き継ぎを終えてセンター試験に向けて頑張っていた。
「西住ちゃん、精がでるね~。」
「あ、会長さん。」
「元だよ、しっかりしてよね。」
「会長さんは勉強は良いんですか?」
「就職って決まってるからね。・・・フリーズクラブって知ってるかな?」
「今は日本のエンジン会社ですよね?」
「そそ。そこが何でも戦車道のスポンサーを再びやるらしくてね。」
(フリーズクラブは北邦製の戦車が出ないから出さないって話じゃなかったかな?・・・北邦・・・どこにでも出てくるね。)